2025年5月17日土曜日

解体・破壊から自由と再生が生まれます

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 



不健全な家族システムなら、

破壊的現象に見舞われてから再生するよりも、

積極的に自ら解体し自由を得てしまうほうがいいのですね。


依存症を扱う世界では定番中の定番で、

依存回復プロセスに活用されていて、

非常に参考になるものがあります。


対物(酒やドラッグ)での研究結果ですが、

対人でも共通しています。


ボトルネックは、

なんと一番最初の段階です。

最初の受け取り方で、すでに問題が起こっているのですね。


どういうことか説明します。


アルコール依存症で説明すると、

大したことはない、少量だ、お酒がただ好きなだけだとか、

みんなもそうだなどと一般化したり、

寛容な感じで受け取るというのです。


いい印象なのですね。


実際に親密な関係になって、

ひょっとしたら依存症の傾向があるかも?と感じたりもしますが、

美化の印象が強く(余韻に浸りたい)見逃していきます。


泥酔しててもお家に帰ってくるし、

この前はちょっと悪癖がでてしまったけど、

このくらいの酒のみならどこにでもいると問題にはせず、

そのうち改善したり、

何とかなるだろうと考えてしまうのです。


で、どっぷりハマっているとなります。


家族システム論で取り上げた『家族の否認』とほぼ合致します。


なにが言いたいかというと、

最初が肝心だったのね。


家族病理の問題は、

起こるべくして起こったということなのです。


ですので、

皆様の恋愛事情の頃を思い出していただきたい。

どんなかかわり方をしましたか?





☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
・Teams・
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

個人を敬う生き方の知恵 アーユルヴェーダブログは不定期更新中☆

2025年5月16日金曜日

第三者介入で 家族全体に残っていた個人病理が取り上げられます

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 



どんな流れが生じるのかをここで知っておき、

もしも自分がその流れに沿っているかもしれないと思うなら、

積極的に途中で変えようと思えるようになってください。


心の成長、

いわゆる心理発達課題は薬の投与で何とかなる問題ではありません。


日々の暮らしのなか、

慣れ親しんだ生活様式や行動様式を変えてナンボなお話しです。


だから、

『自分の成長を楽しむぐらいな気持ちで』と強調し、

日々の暮らしに取り組むことだとお伝えするようにしています。


公的機関にせよ、第三者の介入が始まったら、

問題者の問題だけとはなりません。


関わった『人』それぞれについてもケアが成されるのが普通です。


そこで個人病理が取り上げられ、

改善策を学習するような流れになります。


全員の成長が促されるチャンスですね。


遅かれ早かれ学習するのなら、早めに取り組んでみたらいかかでしょうか?と、

わたしは思うのです。


家族を構成しているのは『人』です。


『人』のなかの『心』が深く関わって家族は営まれるため、

個人の『心』が、

まず成長・発展を目指すところに意味があると思います。


『心』について学習する場を得ることではないでしょうか。


積極的に『心』を洞察し深く理解していくところに、

問題の解決や明るい未来が待っているように思います。






☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
・Teams・
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

個人を敬う生き方の知恵 アーユルヴェーダブログは不定期更新中☆

2025年5月15日木曜日

家族の第三の否認の先にあるもの

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 



家族システム論の最終をご紹介してしまいましょう。


家族の第三の否認の先にあるもの。


それは既存の家族関係の崩壊です。

それぞれ使っていたパイプラインも改変を迫られます。


今までのやり方が通用しなくなる時が来るんですね。


今までの内容を要約すると、

夫婦という関係が上手くいかなくなると、

子どもを巻き込んだ疑似夫婦関係が普通になり、

子どもが親をお世話する逆転現象が現れます。

(夫が遮断されるってこと)


この出現によって、

なんとか家族は保たれてはいますが問題は山積みです。


問題者(夫)はなんとなく認めてはいるものの、

依存問題や家族病理の問題はなかったことにして進みます。

家族全体の問題としては認めないということです。


依存や家族病理の問題をないように振舞うために、

問題者を一時的に庇うような言動や、

問題者を囲う環境のほうに問題があるように転嫁します。

(例でいうと、姑や夫の仕事場、慣習などに責任転嫁していきます)


そして、今日のお題。


それでも問題が片付かないと、

『たった一人』に問題を背負わせていき(夫)、

それを排除しなければいけないと考えるようになります。


問題者はもう治らないと見放されたり、

回復しないものと切り捨てられながらも、

一緒に居なければならないという状態です。


問題者以外はあたかも正常であるかのように捉え、

外部には問題がない家族のように振舞い、

弱みを見せないことが定番になっていきます。


強烈な家族境界の硬さが存在するようになります。

(社会的孤立になります)


このころ社会に対する敵視も存在しています。

その理由は、

秘密にしてきた過程があるにもかかわらず、

家族問題に対し誰も関与してはくれないと、

他に解決を求めてしまう矛盾が生まれているからです。


家族内での葛藤と、社会環境との葛藤の二つが存在します。


自分たちではにっちもさっちもいかない事情にまでなって、

(入院が必要な事態、公的機関を利用しなければどうにもできない事態など)

ようやく重い腰を上げ、

やっと問題が明るみになり、

家族全体が向き合わざるを得なくなるという展開です。

(ここについての補足は明日)


日本社会のなかに今もなお存在するケースです。

事態を悪化させた理由の一つに、

カウンセリングを受けるのは、

恥と思っているような社会慣習が存在するためです。


正しくあろうと、

もしくは模範的であろうとしたところに無理がたたったのではないでしょうか。


たとえ大まかであれ、

概要を知っておくことで、

自分が今現在どんな状態か、どの辺りかを検討つけやすくなるはずです。

活用してみてください。




☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
・Teams・
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

個人を敬う生き方の知恵 アーユルヴェーダブログは不定期更新中☆




 

2025年5月14日水曜日

ジャッジの原因は 自分のなかの恐怖だとわかるとラクになります

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 



日常生活に入り込んでいるけれど、

意外に気づいていないのが『内なる恐怖』です。


これは『内なる敵』といっても過言で張りません。


潜在的なものなので、

これを意識上に引っ張り上げて、

闘って勝利したら何物にも代えがたい体験になります。


その後の生き方がものすごくラクになります。


あるべき・ねばならない論の深層心理には、

○○になってないと安全じゃないという恐怖からなんです。


自分の支配、他の支配、家族の支配、場の支配、なんであれ、

内なる恐怖が根本原因なんです。


幼少期からの裁かれた記憶が、

あなたにそうさせたのだろうと思います。


パートナーや家族との会話ですら、

正しい会話や答えは何かを常に考えて行動していたかもしれませんね。


相当なプレッシャーだっただろうと思います。


感情的に関わる理由は、

日常の雑事の問題というよりは、

恐怖から解放されたいという願望だったかもしれません。


だからこそ、

自覚して自制することで関わり方は変わります。


強く迫れば、理解されるどころか逃げられるッ!と、

想うことが助けになります。


ちょっと使ってみてください。


ぜひ正しさより優しさを。

ブレーキに役立ててみてください。





☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
・Teams・
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

個人を敬う生き方の知恵 アーユルヴェーダブログは不定期更新中☆




 

2025年5月13日火曜日

役柄の問題に 生真面目や四角四面が入り込んでいませんか?

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 




家族のパイプラインが葛藤や遮断に数多く見舞われていると、

ご本人も自覚できないほど生真面目に変貌しているものです。


問題解決したい思いが強まって、

いつのまに厳格な人格になってたりするのですね。


日本人気質は、

そもそも強迫性が強い傾向なのね。

強迫性パーソナリティ傾向です。


あるべき・ねばならない論。


皮肉っぽく聞こえるかもしれませんが、

これは優しさの学習を知らなかったか結果ではないかと思います。


(当サロンで中高年以降の相談者に統計をとってみて、

知ってる人はまずいませんでした。ゆえのメンタル問題だったわけね)


どちらかというと、

優しさよりも正しさを何よりも強く求めた結果だったのだろうと思います。


誰かが誰かのお世話をするのが正解という原理や、

やって当たり前の精神が影響してます。


これを基準にしてたら、まず人を正しさですぐ裁くでしょうね。


これは依存・共依存関係を強いた姿ですから、

もう正当化しないことです。


完全な人間などどこにもおらず、

間違いは不意に入り込むもの。

でも、

そこからヒントを得て柔軟に対処していくものだという流れを意識しましょう。


命令で操作をするのではなく、

体験を信頼し、

体験から学び取る『体験型』に頭を切り替えていくことをお勧めします。


期待を捨てたら、

四角四面も少なくなります。


あなた自身の心が軟化し、

関わり方も軟化するのが自然です。


物事の展開は、

四角四面で決めてかからないほうが得るものが多いと知ってください。


自分育て、人育て、家族に必要なのは、

まさにコレですよ。


(こういうことを、子どもの頃に教えてもらいたかったですよね、個人的つぶやき)





☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
・Teams・
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

個人を敬う生き方の知恵 アーユルヴェーダブログは不定期更新中☆




 

2025年5月12日月曜日

昔と今とでは 家族の役柄も違っています

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 



振り返るために、

長らく心理学の世界で活用されている『家族システム論』をご紹介してます。


従来の古いやり方だという人もいますが、

わたしは逆に『、

古い』理論のなかにその時代背景をはっきりと視ることができます。


家族も縦社会として捉えていて、

上に立つ者があたかも正解であり、

それに従っていない者がまる問題者であるかのように、

片付けていた時代がそもそもあったのです。


そこから少しずつ違った視点が入り込み、

精神医学の世界でも、

「関わり方そのもの」が適していないという見方に変わっていきます。


同感・同調・同一を他に求めるとき、

そこには個人の統率欲が関係しています。

しかし、表立って自覚しにくいものです。


それらの欲から苦しみが生まれていると知ったら、

あなたならその後どうしますか?


おそらく加減を試みるだろうと思います。


問題になる行為を控え、

『個』を疎かにしない関係へと改変できるようになるだろうと思います。


今まで味わった苦痛という体験は、

今後あなたの自制行動にとても役立つだろうと思います。


最も大事なことは、

問題者を責め立てることではなく、

まず自分の課題に取り組むという姿勢ではないでしょうか。


外に向いていた目を自分自身に一旦向けてみると、

自分自身が毎日担っていた役柄や責務から解放されやすくなりますよ。


昨日までの自分とはちょっと違う自分が、

今ここにあることに気がついて力にしてください。






☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
・Teams・
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

個人を敬う生き方の知恵 アーユルヴェーダブログは不定期更新中☆




 

2025年5月11日日曜日

家族システム論は『振り返る力』を育てて 未来に役立てるためにある

  心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 



毎日の暮らしのなかで、

するりと入り込んでくる癖。


決まりきった行動(葛藤や遮断)に対して、

あなた自身が気づきさえすれば、

自分の力で手を加えていけます。


家族システム論は、

『振り返る力』の大切さを思い出させてくれます。


癖によって家族を見続けるのではなく、

癖から解いて家族を見ること。


癖によって決まりきった行動をするのではなく、

癖から解いて新しい行動様式を試みてみること。


そこに価値を見出してほしいと思います。


人の嫌な部分については、

すぐ忘れてしまいたいと願ったり、

逆に忘れられずにずっと囚われてしまったりするものです。


どちらにしても、

振り返らないかぎり、

心の奥深くからの縛りは取れません。


家族という関係を見直すことは、

記憶から起こる苦しみを引きずらなくて済みのに役立ちます。


まず記憶から解放されることに意味があります。


一緒に暮らしていると、

現代と過去を分けることがとても難しいものですが、

そこをあえて分けるようなアプローチを試みてみるところに価値があります。


暮らしながらでも過去の清算は出来ます。





☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
・Teams・
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

個人を敬う生き方の知恵 アーユルヴェーダブログは不定期更新中☆