2025年3月21日金曜日

母子密着が解放されない理由に 父性性の登場が疎かだった問題がある

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 



夫婦間の意思疎通が葛藤か遮断になっている場合、

その問題に夫が仕事でずっと留守がちという問題が重なっていることがあります。


もともと昭和時代の価値観では、

夫は大黒柱として仕事へ、

家事育児は妻の役目と固定化した役割分担が存在してました。


父親として育児に参加する人が少なかった時代です。

父性性の登場の問題がじつは危ぶまれていました。


父性性は、

母性性の関係に解放を与えてくれる非常に大きな役割を持っているもの。


誕生後も母乳の件で赤ちゃんと母親は一心一体です。

とても強い密着した関係です。

赤ちゃんも個としての認識などありません。

鳴けば必ず誰かが何とかしてくれると思ってます。


幼児期になると脳の発達によって、

それぞれ個体の生き物だと認識が始まっていきます。


さらに行動範囲がどんどん広がっていきます。

危険を感知すれば即強い母性性で密着したつながり戻る関係に対して、

父性性が登場することで社会性の芽を創っていきます。


外部環境はたしかに危険を伴います。

今まで安全だと思っていた範疇を越えて行動しようとしているのですから。


不安を覚える母親を制し、

ここで父親が同伴することでもっと広い環境を学んでいきます。


社会という大きな場所では危険が伴いますが、

ルールを守ることで危険ではなくなり、楽しい場所でもあることを学びます。

冒険をすることを好むようになり、

母親の手をゆっくり離れていけるようになる心理発達課題と学習です。


ところがです。

父親が夫婦間の亀裂から家族にあまり関わらなくなると、

仕事を理由に関わらなくなっていきます。

そこで重要な父性性の登場に失敗が生じることが多いのですね。


母子のあいだでは密着がひたすら強固になり、

母親の言うことのほうが重要になっていき、

子ども自体から父親の存在が薄くなっていきます。


父親も、自分に関心を持たない子どもはあまり好みません。

ゆえに互いの利が合致して疎遠になってしまうのです。


心育に関する重要な情報は昭和時代出回ってません。

疑問に思わなかったのです。


イクメンが当たり前になりつつある今の時代では改善されるでしょうね。

父親も、育児に参加する権利を今一度見直していただきたいです。





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2025年3月20日木曜日

遮断されてしまった人は孤独を抱えていく 

心のメモ帳にようこそ。

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親子であっても意思疎通がなかったり、

薄いと感じる事情は、

とても心淋しいものです。


軽くあしらわれる痛みをわざわざ味わいたくはないので、

人と関わることそのものに不信感を持つ場合が少なくありません。


適当な相槌を打つに留まったり、

意見をあえて言わないスキルを育てたり、

その形は一つに留まりません。


以前愛着障害についてブログで取り上げましたが、

子どもがどの型になるかはなってみて初めてわかります。


・愛着不安定型

・愛着回避型

・愛着両価性/抵抗型

・愛着混乱型


どれも子どもの頃の傷を未解決のまま持ち込んだ形です。

それらに上乗せした形で、

アダルトチルドレンの役割特徴を持ちます。


例えば回避型でロストチャイルド。

部屋にいつも閉じこもってゲームをしているとか。

ゲームに没頭することで内なる不安や不満を打ち消します。

勝ち負けで外部をコントロールする行為でもあるため、

意識出来ない劣等感や虚無感を相手取って勝利しようとしているかもしれません。

これも嗜癖のひとつです。

常習化しているため家族のだれも声を掛けずにそっとして多くケースです。


助け舟のように、

心のよりどころとなってくれる人が他に存在すれば、

嗜癖にだって手を出す必要がありません。


やることがない、暇だからなど言い分はあるかもしれませんが、

回避している人も、

心の奥深くでは他者と親密な関係を望んでいます。

理解者が欲しいのです。


健全な家族システムが存在する関係なら、

家族間で自由に相談が可能になります。


遊具が遊具であるには、

人とのかかわりが希薄で断絶するような関りを、

前もって作っておく必要があります。


子どもの頃であれば秘密にしておくほうが難なので、

ちょっと相談してくるとか、

話を聞いてくるねという感じで関わり、

いずれみんなで共有できるようになれればいいわけです。


反抗期のときにはとくにこの関係性は心強いです。

ママがダメならパパの出番、その逆とか。

親がダメなら兄弟姉妹間で相談し合うとか。


葛藤や遮断が起こったとしても、

いずれ開通すればいいわけです。


人に孤独感をずっと持たせない工夫は、

やはり大人がまず意思疎通が自然と行われているような環境が必要です。


たとえ片親になったとしても、

独りの親が母性性と父性性の役割を行えて携われるなら、

二人いるのに夫婦間が遮断か葛藤より家庭の構成としては健全です。





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2025年3月19日水曜日

抑圧を強いられた子どもの反抗期とDVの関係

 心のメモ帳にようこそ。

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密着型の犠牲者になった子どもによくみられるケース。


怒りやすい性質を持ちます。


不健全な原家族出身の人が、

結婚しても上手くいかない理由に、

DV、モラハラ、パワハラといった内容は代表的です。


密着型は、

親の感情に振り回されて安全感を奪されるだけでなく、

親の都合に合わせることを優先しますから、

子ども本人の要求を抑圧して暮らさざるを得ません。


子どもの成長過程には、

自我の育成に必要不可欠な反抗期が待ってます。

抑圧を強いられた子供は、

反抗期がとても強い傾向です。


大人になると、

過去の抑圧をすべて満たそうとより行動的になります。

人を押しのける心理作用が現れ、

それがモラハラ、パワハラ、DVです。


大人や親の立場になると、

自分のしていることが正当化され、

それほど深刻性を帯びているとは思えなくなってしまいます。


今一度、

反抗期がなぜ起こっているのか?

不健全な家族システムを見直すチャンスと思ってみましょう。


今、このブログを読んでいるあなたが大人なら、

攻撃的な行為の奥深くには、

子どものままの自分がまだ居て、

『私に深くどこまでも関わって欲しい』という願望を持っていたと、

意識して抑制する力を持ち直さないといけません。


改善策は、

学習に焦点を当てていきます。

自分を否定的に扱うことなく、

新たに体験を通して成長できたらいいなと思いながら暮らすことです。


実践

①自分で自分に声掛けして一旦停止

・安全感に対して非常に過敏であることを意識する

・心の動揺は、他者の行為に始まっているのではない

・過去の経緯から他者に対し、すぐ疑念を沸かせているだけ

・攻撃は相手を破壊するだけの行為

・関与して欲しいなら攻撃ではない手段を選ぶこと


②応援のコツ

・困難ではあるが不可能ではない

・不便と不自由は違う

すぐ攻撃するのは都合がよく利便だったかもしれません。

すぐ他者をコントロールできたはずですから。


それに比べて怒りを一旦停止をするのは、

きっと難しそうで不便に感じるはずです。

ですがそれは不自由とは違います。


不自由は選択肢がほかにないという意味ですが、

不便は別の選択肢を工夫し新たな自由を手にしてけます。


手慣れた手段が使えないという不便をきっかけに、

新たな手法や対話を開発する余地が生まれるのだからと希望を持ってください。


このコーチングによって、

小さな変化と手ごたえを味わえてるなら、

まずはそれでいいのです。

積み重ねが集まっていずれ大きな力になるのですから。





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2025年3月18日火曜日

密着が起こる一方で 遮断された関係性が存在していきます

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母親と息子の強い密着が存続している夫婦関係では、

夫と妻の関係は最初は葛藤になるものです。

それが長いあいだ解決せずにいると、

ついには遮断が決定的になっていきます。


妻は、

自分の気持ちや立場を理解してくれる人が欲しくてたまりません。

家族と一緒に暮らしていても心理的には孤独ですもの。


話相手の域を超えた疑似パートナーは、

子どもが複数いればその中から一人が選ばれます。


と同時に、

対象からはじき出された子どもたちが存在することになります。


はじき出された子どもは、

いまいち仲良くなれないとか、

付き合いにくいという感覚が起こります。


いずれにしても人間は生存欲を持ってますから、

自分の身を寄せる場所を探さなければ危機です。


遮断された場合は、

不健全なコミットが育ちやすいくなります。


①残っている人(父が無理なら母、母が無理なら父)と繋がる。

祖父母や親せきなどと枠を広げて立場と命を守ろうとする

②一切の愛着を断ってしまい、信じる者は自分だけになる

③他者は利用するだけの存在となる


とくに取り上げたいのは①の場合です。


家族が分断されやすく、

陣取り合戦のような戦いになることがあります。

家族分裂の原因になります。


また、

同意見を求めて家族を操作したがるような不健全な対応が育っていきます。


・硬直化

・秘密

・否認

・孤独


これの要素は、

着実にアイデンティティー形成に暗い影を落とす要因です。

いずれ対人操作、試し行為などの動機になっています。


時が経つと別なる問題が現れます。

今回の例では、

夫がどんどんはじき出されてしまう現象が起こります。


もともと姑と息子が疑似夫婦関係のようになっていたものを、

二人が崩さなかったことが原因ですのでね。


夫が母親依存を心理的に起こしていることが問題に上がらない限り、

妻や子どものもとへと戻ってくることはありません。


現状を変えようとはしない人を排除していき、

その人が居なかったかのように家族が再構成される段階に入ります。


すでにこの時点までに長い時間が経ってます。

子どもは学童期ごろになっていることしばしばです。


子どもの反抗期を嫌がる親、

心配性の親、

過干渉の親の多くは、

似たり寄ったりの背景が存在して、

当人たちは母子密着に気づけずにいるケースをよく見ます。






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2025年3月17日月曜日

不平不満を薄れさせる行為=嗜癖(アディクション)に手を染めていく

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個人差はあれど、

対人関係に不満が募っていくと、

どの立場であれ深刻化していきます。


妻も夫も心の救済を求めていきます。


そこで手を出すのが嗜癖です。


嗜癖とは、

不安や不満を薄れさせるために手を伸ばしていく行為のこと。

すり替えることによって心を満たし、

心の安定を図ろうとします。


嗜癖は3種。


・物質嗜癖

・行動嗜癖

・対人嗜癖


酒やたばこ、甘いものや暴食、ギャンブルや買い物、

趣味への没頭や仕事三昧、浮気や不倫等もすべて嗜癖です。


軽い気持ちで手を出したものが徐々に慢性化したり、

複数を併用するようになっていき、

いずれ依存症となります。


嗜癖は、問題と関わる時間を欠く意味も持つため、

それに費やす時間がどんどん増えていく場合がほとんどです。


ハマってしまうという感じ。

やらずにはいられない事情になります。


もしも今、

甘い食べ物も含め、

やらずにはいられないというほど強く傾倒しているものがある場合は、

自分が嗜癖か依存症に向かっていると自覚を持ってください。


利便と合理性のなかで心が荒み、

心の安定が図れず、

不平や不満を薄れさせるために手を出している現代病の一つです。


自己充足ということばの本当の意味を、

今一度考えて暮らしていく必要があります。






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2025年3月16日日曜日

嫁が煮え切らない夫に我慢ができなくなる日が来る

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姑と夫のなかが非常に強いパイプラインで結ばれていると、

夫と妻の結びつきは『葛藤』『遮断』です。


嫁ははじき出された形になります。


姑が嫁をいびったりいじめることも、

皮肉を言ったりするのは立場の誇示のため。

縦社会を意識させるため。


こんな事態に対し、

聞く耳を持たず関与しない夫であれば『遮断』。

相談をするも返答がないとか回答がない夫であれば『葛藤』。


どちらにしても意思疎通は難しい事情。


それもそのはず。

そもそも精神的発達を遂げておらず、

共依存の立ち位置を続けてしまってますので、

コミュニケーション能力が育っていません。

知らない、わからないんですね。


そのため詰責や攻撃になったり、

逃避もしくは聞かなかった事にする(忘却)等が起こりやすく、

煮え切らない事態が続きます。


その結果、

嫁の相談役は子どもになり、

だんだん子どもに関心が強く向いていってしまうという経緯です。


話を戻して姑は相変わらずなのですが、

夫と妻は、

次なる段階にそれぞれ進んでいきます。


自分の身に置いていることを『否認』してしまいます。

耐えられないからです。

自我防衛にどんどん手を出して次なる段階へと進んでしまいます。


不平不満を別の手立てで薄れさせるように、

『嗜癖』に関心が向いてしまい、

家族関係が以前よりも希薄になります。

家族崩壊へと向かっているにもかかわらずお互いに無関心になってしまいます。





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2025年3月15日土曜日

ダメンズと言われた人たちに影響を及ぼしている原家族の実態

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以前、恋愛依存を中心にしたブログの内容で、

巷で話題になっていた’ダメンズ’についてご紹介したことがあります。


その原因になっているのが不健全な原家族の存在です。


・役割

・パイプラインが密着、葛藤、遮断いずれの経験者

・硬直化した関係

・秘密

・否認

・孤独


上記が慢性的でそのまま定着しているものです。


その代表的なスタンスが以下です。


・ヒーロー願望が強く支配権を持ちたがって攻撃的になるタイプ

・ピエロのようにおどけて人当たりが非常に良いタイプ

・他人の経済や力に寄り掛かるヒモタイプ

・責任を問われると思うと逃げだず逃避タイプ

・他人と深く交流せずに回避するタイプ


恋愛や結婚において、

相談内容にかならず上がってくる男性のタイプです。

お相手の素性をお聞きすると、

そこには原家族での過酷な成育歴があります。


ダメンズと限定したように書いてしまいましたが、

女性でも同様です。


心理発達課題の問題(個人心理)は、

家族システム病理のなかで、

変化することが難しかったパイプラインのなかで培ってしまったものです。


カウンセリングでお話を伺うと、

難しい家族関係のなかで必死に生き伸びようとした結果論です。


生きづらさは、

必死に生きようとした証です。


だから、

大人になった今でも、

まだその苦しみから解放されてないなら、

不健全な家族に固執するのではなく、

親も知らなかった新たな関係性を、

第三者とともに体験を重ねていくことではないかと思います。






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