心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
昨日の続きです。
昨日は「場」についてでしたね。
今日は「人・加害側」についてです。
見えない依りかかりをやっている人、
加害状況のたとえは以下がわかりやすいかと思います。
・上下関係を振りかざす
・人に期待をする
・忖度させる
・相手の抵抗をけして許さない
家族システム論を持ち出して家庭全体を見渡したとき、
個人病理で考えるときと一味違って、
『加害側』または『暴力』という位置づけで取り上げていくことができます。
不健全な状態を暴力とすることで、
家族全体で取り組みやすく、
自制しやすい学習がつくりだせます。
個人攻撃をする仕組みより、
ずっといいと思いますし、
ハッキリとした認識ができるようになります。
気づかなかった暴力を意識化することで、
以下がとても取り組みやすくなります。
・当てにするより自分を加減する
・一人が抱えている責務や事情を組み替える
・四角四面にとらえることをやめる
これらを列挙した理由にブログの前のあなたは気がついたかしら?
これは、健全なアイデンティティー形成に必須な要素を学習できます。
①自主性
②自律性
③自己管理能力のアップ
④勤勉性
なんと日々の暮らしで自立の基盤が作られる仕組みです。
本日のこの内容ではまだまだ概要に過ぎませんが、
誤った家族体系は、
少なくとも今日限りで捨てる勇気や気心に結びつくはずです。
見えない暴力が固定化していると、
暮らしそのものが生産性や合理性にだけ傾いて、
どこか味気ないものになっているものです。
その原因になっていた「加害側」と「暴力」が消えることで、
家族全体がのびのびとしてくるのではないでしょうか。
家族一人一人にスポットライトを当てて、
それぞれが持つ天性の領分や限界を認め合って成り立つ家族のほうが、
ずっとずっと現実的で機能的です。
なによりこの社会から、
生きづらさがひとつでも消えて欲しいですね。
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