2018年3月31日土曜日

正攻法だと思う手段が勘違い


自分に特別に関心を寄せて欲しいのが目的で、

他人に関心を寄せている振りをしている行為。

特別に扱って欲しくて愛しているのだと魅せていると知ると、

なんか興ざめしますね。。。。



恋愛体質なんてうまい言葉が世に出回っていて、

上手く活用している男女もいます。

それが二人のお近づきのきっかけになって、

うまくいってくれればそれはそれで問題はない。


でもなぜか恋愛依存症は別格で、

上手くいかなくなるのよね。(←これホント)

人って心無いものをちゃんと感知する能力があるのだろうと思うのです。


度を越した境界性と自己愛性を、

キチンと見抜く何かがあるのだろうと思うのです。

報酬を得ようとして人を利用している目的を、感知する能力がある。

「命根」があるからなんだろうなぁ・・・・・と思ってしまう私。


相手をきちんと見ているようで、

実は自分のことしか見ていなかったんだ。

その言葉の通りなのですよね。

クライアントさんがホロリと口から溢す言葉は、

ホントに的を射てると思います。


正攻法だと思って使っている手段が、

自分は間違っていないと思い込んで使っていただけなんだなと、

まず自惚れに気がつく。

それと、

理想のテーマパークを作ろうとし、

自分の考えだけに囚われ、

支配すれば手に入ると思い込んでいた万能感に、

気づく。


おまけに全部相手のせいだと、

文句を毎度着けていたことにも気づくのです。


しばらくすると、

貰うことばかりを考えていた。

貰うために、色々やっていたのか。

と芋づる式にスピードアップするんですよ。


被害者立場を利用してただ陶酔していたこととか。

弱者を救ってくれる王子様やお姫様ストーリーに、

大人になっても憧れて主役を手放せずにいたこととか。

よくそこまで掘り下げたわねと言いたくなるほど、

自力で内省しスピードアップで解決しちゃうんですよ。


このように、

愛情を注いでもらおうと選んだ正攻法が、

実は自分の中にある攻撃性と、

万能感とナルシシズムが手を組んで、

砂上楼閣の崩壊を避ける執着でしかなかったんだと、

理解することが本当の正攻法なんですね(*^^)v


ラブアディクションに限らず、

依存症を理解したクライアントさんは、

物凄く素敵な笑顔を持ちなおし魅力的です。

しこりに縛られた心が解かれた感覚は最高ですと、とても嬉しそう。


回避依存症、

共依存症、

恋愛依存症、

ロマンス依存症、

セックス依存症、

アルコール依存症、

買い物依存症、

薬物依存症、

沢山の依存症に潜伏している共通原因は、

名誉回復のための承認欲求と、

心配と愛情不満をチャラにするだけの優越欲求です。


防衛手段ばかりで相手なんて見てない。

他者を自分のために利用することが目的なだけ。

愛なんてないんです。

衝動に負けた感情優先行動なんですのよ"(-""-)"

正攻法ではないです。


勘違いを改めて新たな思考で、古い価値観を越えていってくださいね。









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2018年3月30日金曜日

特別扱い欲しさに愛しているふり


今日の題目は「試し行為」です。


依存性を広範囲に渡って考えたとき、

これは他者からの愛情を引き出す性質が伴います。


これは人間は一人では生きられない。

一人一人が何かを出し合って、

相互に支え合って生きてくようなシステムが伴っています。


そのため多くの人が依存性を上手く活用して、

この世に存在しています。


ただ不幸なことに依存性が依存症になると、

自分だけに愛情を特別に注いで欲しいと思ったり、

それでいつも安心したいとなります。

一度でも成功すると、人によっては媚薬なんですよね。

麻薬かもしれない。


だから攻撃や支配は、目的が達成されなかったことへの報復措置だったりします。


恋愛だけにとどまらず、

就活や職場で誰かに注目をしてもらえるかどうかは、

愛情不足を味わっている人にとっては死活問題と言えなくもありません。


そのため、

貴方にガッツリ興味関心を寄せていますよ~

私では無理なんです~お願いしま~す

というアクションは、

対人関係で有利に働くことも確かにあります。

ただ、味を占めてしまうと病みつきになり、

場所や人をわきまえずどこでも誰でもやっていくのよね。

とくにプライドが異様に高くなっていると、

弱者に対しては当然とばかりにやっていきます。


自分都合が丸見えになっている状態は、

バランスが崩れて不快にしかならない。

二面性や二枚舌を含めた、

演技性パーソナリティ傾向が隠れている場合がよくあります。

こちらも愛着の問題があります。

愛情飢餓から起こす試し行為。

相手からとことん力を搾取するのが目的なので、

巻き込まれた人は、ドンドン疲れてくるんですよね。


この天邪鬼な行動にも、

拭えない自己否定とそれを覆い隠す歪んだナルシズムによる自己肥大があります。

確信が取れない限り「どうせ愛してくれなくなるでしょ」と、

疑心暗鬼が手を貸していて、

わざわざ相手の望む反対行動をし、

愛情をくれた人にさえ疎んじられる結果を出すのよね。

ご本人だけが「先回りしただけ」「問題を回避しただけ」と認知してますね。

自分は原因ではないんです"(-""-)"

強迫的な再現、

因果律の逆転に気づけない限り、

何度も同じ繰り返しをします。

対人依存症、恋愛依存症にも発展してますね。

回を重ねるごとに、ますます依存性の高い人と一緒になって、

二人だけの異様な世界観を放ってます。


距離を置きたいと考えたとき、

自分に見捨てられ不安や恐れが起きたら、

それは自然な反応と素直に認めて、

その上でどうするか考えることが大事だと思います。

心身両面にて疲労感を感じる人なら、

ターゲット状態を疑ったほうがいいですよ。


力の搾取でたくさん相手に不快な思いをさせていたのだから、

別離と散々たる結果は自業自得と思えたとき、

愛情の問題にキチンと誠実に向き合えるように、

変われる人は、変われるのだろうと思います。

愛着の再形成からスタートする必要があります。







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2018年3月29日木曜日

ゴリ押しの向こう側にある無価値の回避

昨日の続きでもあります。

自慢称賛をしたり、

誇示しても、

それは受け入れがたく思われることのほうが多いと知って欲しいですよね。


無価値化を避けて自慢称賛で他者に誇示したとしても、、

評価して貰えるどころか、

自分で無価値化をしていると思ったほうがいい。

華美加飾は逆に嫌われがちですね。

不愉快を誘発するだけになることが圧倒的に多いとされてます。

恐らくそれは、しつこさも加わっているからだと思います。


また、それに巻き込まれた人は、

凄いですねと一旦受け入れたとしても、

その後はどうなるか、本当にわからない。


相手がずっと付きまとって、

特別扱いをして欲しいのよと、ますます迫ってくるかもしれません。

当然とばかりにゴリ押ししてくるかもしれません。(←境界性の問題に無自覚だから)


鬱陶しいと怪訝そうに出れば、

誹謗中傷は一度はされると覚悟してください。(←自己愛過多に無自覚だから)

かと言って、

ずっと要望を呑むのは無理でしょう。(←幼稚性に無自覚だから半端ない)

だから、

嫌な思いをすることは覚悟のうえです"(-""-)"


運命を呪っても仕方がない。

ここでの学びは、

自分を無価値化する必要はないことだと思います。

どこに価値を置くかだと思います。

そう思えたとき、

毅然とした対応が可能になるはずです。


ならば、

「色々な考え方がありますからね・・・・」と、

こちらも意見をゴリ押しせず、

やんわり回避がいいかもしれません。

相手の内面の弱さを理解したうえで、

被害を最小限に抑える工夫をする。

①スマートなほほえみで深く関与はしない(境界性確保)

②無駄な仲間意識を最初から持ち出さない(自尊心の確保)

③相手の目的を見立てる(双方の価値観の違いを受容)

④独立性を重んじる(自己愛)

⑤物理的に距離を取っていく(自己表現力)

⑥どっちに転がっても何とかなるさ(自己責任)

⑦人生は勉強だ自意識

統合の7段階に当てはめてセッティング。

いかかでしょうか!?

(^^ゞ


自分を守れるのは、

最終的には自分です。

嫌なもんは嫌なんだッ☆

等身大でかかって来いッ☆

て、武勇伝っぽい手段が必要な時もあります。


今年の最初に『自分だけの小さな幸せを見つける』的に取るとしたら、

人生では色んな人間と出会って、人間を知るために生きているんだろうな・・・・って、

自分なりの落としどころを見つけて納得してみましょう。

いかかでしょうか!?







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2018年3月28日水曜日

弱さの反動で価値があるのは自分だけ暗示

プライドの高さが作られた理由を知っておく。


間違いや失敗は、受けれ難いものです。


でも裏を返せば、


それだけ自分には、


「そんなことはありえない」


「そんなことになるはずはない」


と、どこかでずっと思い続けていたってことです。


と同時に、


「ここで見捨てられては困る」とも思っている。


人間の心の深奥は、


本腰で学ぶ気にならないとわからないものですよ。




経験不足や知らないことが、


そんなにいけないことなのかと言うと、


実はそうでもなかったりします。



初めから知っている人間なんていない。


忘れることがない人間なんていない。


弱さを知らない人間なんていない。



ですがプライドが高くなってしまった人は、


それが許せないと思い込んできたか、


危険なことだと刷り込んできたのだと言えます。


弱さを隠すための反動で、


価値があるのは自分だけと思い込まざるを得なかった。


そんな複雑な心理が隠れてます。



こんな心理状態の場合は、


物事を全部知っていて、


失敗なんて一度もなくて、


完璧になんでも熟せる人間なら、


人は愛してくれるはずだなんて、


ただの妄想だよと、


何度も言葉にして受け入れて初めて、


心も頭も救われるんですよね。



他者を卑下して自分をお高く魅せるようなことをしなくても、


人はそんなに貴方のことを卑下したりなんてしていませんとも、


加えたほうがイイかもね。



でも彼らの自意識過剰の癖が、


卑下していると、


見下されていると、


勘違いさせていくから、


ドンドンずれておかしくなっていく。


ご本人が自分の意思で向き合おうとする日を、


見守るしかないです。



心理分析的には、投射です。


自分がそもそも持っている他者への敵意が投射されて、


相手が自分に敵意を持っていると映っているのです。



巻き込まれてしまった人は、


濡れ衣を着せられたり、


いわれのないことを吹聴されたり、


勘違いを解こうと一生懸命なのが痛いほど伝わります。


ただ、勘違いを解こうとした行動を相手が理解するかは、


別問題。ここは本人次第なんです"(-""-)"


改善を求めて伝えたことが逆に嘘や卑下に取られて、


関係がさらに悪化することも視野に入れて行動する必要があります。


自分の意見以外は無価値が基本スタイルなので。



結果は天運に任せるしかありません。


結果に執着はしないでください。


内面をそっと理解してあげられるかどうかは、


自分のためにはどのみちなります。





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2018年3月27日火曜日

プライドの高い人の心境③


『③言葉だけになる理由』




「悪かったな」


「以前は申し訳ないことをした」


と、言葉が口からこぼれる( ゚Д゚)






でも、その言葉の重みは


今わかるモノではありません


なぜなら、


真の反省は気づき続けなければならないもの


一瞬気づいても、


すぐに忘れれば、


けしてわかったことにはなりません




わかったふり


それは妄想の自分


虚栄心が裏で手を貸しているために起きるのよ


憑きものは一瞬のスキをついて飛び出してくる




掘り下げない懺悔の言葉は


おざなりに近いものがあります


人間の脳ってそんなもんです




P.S.  ひとりごとシリーズ


『わかっちゃいるけどやめられない』


その言葉を大人になってまで、使っちゃうのか・・・・。


やめましょうよ"(-""-)"


だって、、、、、わかってないからやめられてないのよ。


わかってたら、やめてますから。


頭の中の憑きものを落としてくださいまし。






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2018年3月26日月曜日

プライドの高い人の心境②






『②声がかかる理由』



「合わす顔がない」と言いながら


なぜか偉そうに!?笑顔で声をかけてくるんですよね



相変わらず


頭と心を繋げてない感じ


人に心情を読んでくれとばかりに


相変わらずの高慢ぶり




素直になるのは


命を落とすことと同じくらい


彼らにとっては難しいものなのでしょうか






仕方がない


人間ってそんなもんです






写真 gatag.net





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2018年3月25日日曜日

プライドの高い人の心境①


『①会わない理由』



合わす顔がないじゃないですか


顔を合わすわけにはいかないですよ


視界に入らなければ


恥をかく程度で


大恥をかかなくて済むのだから





人間ってそんなもんですよ






写真 gatag.net





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2018年3月24日土曜日

執着と自惚れが妥協を許さない

ちと今日は長いです。

3月19日のブログで、

≪非現実な「理想の状態」を、

 頭が「等身大の自分」と認知している。

 200%の凄い自分が自分だと思ってる。≫

 ≪本来の自分は、

 しばらくすると、無理が生じてそれが熟せない自分です。

 仕事も生活も、

 見立てが間違っているのに、

 「理想の自分」になりたい余り、

 行動が躁状態になっているのがわからない。

 「頑張ればできるはず!」と強迫してる。≫

と、取り上げました。


この状況はうっかりしていると、

誰もが至る所で起こしていきます。

肉体の限界はわかりやすいのですが、

思考の限界はわかりずらい。

我執に囚われた場合、上記のようなことが起きやすいのよね。

これ愛着の問題を持ってます。

両価/抵抗型や混乱型がとても多いのよね。

誰にも愛されてない自分を自己否定し、

自己絶対視の驕り高ぶりで埋め合わせて何とか凌いできてます。

妄想分裂ポジションから一気に肥大化した自己で守ることを選んでます。

愛されていることに確信が持てないとどんどんエスカレート。

彼らの優越欲求は、おそらく早い場合は幼児期から癖づいてます。

素直になるチャンスを数多く逃して。

衝動的に天邪鬼、反抗、無関心を選んでいる精神構造を持っています。


・理想化した自我像を修正すること。

・分を知ること。

・身の程を知ること。

これって、こころの痛手を負うことが結構あります。

不快な思いと引き換えだったりするから。

我執を手放すことを、

真のチャンスとして捉えないといけないのよね。


異常にプライドが高く攻撃的・支配的な人って、

イメージでいくと「暴君」って感じがするじゃないですか。

それ違いますよって私なら言います。

物静かな佇まいを醸し出している人の中にも、

かなりこのタイプはいますよ。

(↑対人操作、試し行為の使い手タイプ)


例えば就活や婚活はわかりやすいです。

思うように事が運ばないことが、

実は自分の理想像を修正できてないことが原因で、

起きているって結構あるのですよ。

ナルシシズムへの執着に気づいてないのわよ。

知性が高くとも、感情に囚われると人は衝動的な行動に出ます。

生まれながらの物静かな内向性が強いタイプや、

衝撃的な経験から一時的に極端な内向性に傾いたとき。

以前の性格分析のところでお伝えしましたが、(←1月ブログ参照)

内向性が強い人ほど、

潜在意識に自我を守るための権力意識と支配力を望む欲求が強いのです。

理想のテーマパーク以外は恐怖に感じて、

「自分は正しい」と執着を手放せないでいます。



では仕事を例にしてみましょう。

「好きなことをして稼ぐ」

「やりたいことだけして生きる」

魅力的な言葉が沢山飛び交っている情報社会です。

それで就活するんだけど、

上手くいかない。

なんでこうなるのでしょうか!?

執着と自惚れが妥協を許さないでいるからなの。

理想とかけ離れた企業に従事なんてできない。

恐怖心があるから妥協は許さない。

内なる不満をチャラにするには、

誰よりもいい思いがしたい。

優越意識があることを見逃してます。


さらにもう一つは、

現実原則よりも快楽原則で構成している場合が多い。

凄い自分になっている妄想を信仰し、

目の前の業務に不快感を覚えている。

肥大した自己への執着心が、

現実逃避をさせて停滞を長引かせています。


では、どうしたら好きな仕事を手にすることができるのか!?

ここでいきなり自己チェック!

どっちになりたいですか!?

実際にその状態を得た人って、

実は努力の積み重ねで手に入れた人と、

恵まれた少数人とに分かれるわけですよ。


で、この言葉を聞いて、

恵まれた少数人になりたいっ!て思った人は要注意なんです。

これは、先日の内容で取り上げた「快楽原則」に則って、

「幻想的願望充足」を希望する頭の使い方。

潜在意識に、

幼児期から存在する「万能感」「全能感」を強く残して手放せていないんです。

自己卑下を覆い隠すために、自己肥大を利用しています。

結果、

目の前に置かれた内定や結果に不満を覚えます。

癖がある人は人一倍抵抗します。

「これは違う」「それはイヤ」って、すぐ現実を受け容れがたくなります。

その為いつまでも不快感情を持ち続けています。

それがまた「コンプレックス」になっています。


現実 < 癖(快楽原則、万能感、ナルシシズム、自己肥大が優先)

いつの間にか頭は、癖に囚われて処理をし続けているのよ。


やりたいことと出来ることが一致する人は、

やりながら、事実の中で修正の連続を積み重ねてきているのよ。

現実(等身大) > 癖(快楽原則、万能感、ナルシシズム、自己肥大)

現実原則の意味を、心が知っている人たちなの。

やりたいから、目の前のモノを大事にする。

その中で研磨しながら、否応なく修正を受け容れる。

積み重ねが合って当然で、それも大事。楽しむ工夫をしている。

その時その時、自分の限界を味わって、

それでも気を取り直して、修正して出来るようになっていく。(←打たれ強くなっている)

道すがら「現実原則」の楽しさを、さらに強化していってるの。

壁にぶつかり、痛手を素直に受け容れ、

変えるべき場所は変えて、場合によっては捨てるべき考えは捨てる。


夢と才覚の違いを受け容れて実力をつける。

自分の見立て違いをササッと変えて、

軌道修正がとても上手いのよ。

無駄な自己肥大に悶着しない = 等身大の自分の受容こそ重要

口にせずとも知っています。


ところが異常にプライドが高い人たちは、

この妥協点を受け容れることがまず苦手。

逃避します。

都合勝手な条件への執着や自惚れが、

極度の恐怖を生んで同様の行動を繰り返してます。

それが落ち込みや不安を増やし、

自分の人生に自己憐憫し、

被害者意識で社会を見て、他者を攻撃するようにもなっているんです。

これらの行動は、強情、意地っ張りの表現の一つ。

躁状態は劣等意識の反動なんです。



経験で自己研鑚することは、

生い茂りすぎた枝葉を剪定し、

植物の栄養を分散させず、

使うべき場所のために、

あえて切るのとよく似てます。


広がりすぎた空想の自分(200%)を、

社会や人を通して選定し直すチャンスが与えられるって、

こんな有難いことってないのです(*^^)v


色んな形で他者を巻き込んでいく張本人にならないように、

気をつけていきましょう。


就活や婚活でもまず素直に自分を視るようにしましょう。

冷静に相手の気持ちや状況を推し量れるようになりましょう。

心のスキルアップは良い縁を引き寄せますよ。

目の前の小さなことにコツコツと取り組める自分に、

自惚れしたほうがいいです(*'ω'*)♡


変な欲には、良い欲を持って徐々にクリアリング。

変な頭の中の思考には、良い思考を持って徐々にクリアリング。

ポチっとMYヨガメソッドです。





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2018年3月23日金曜日

相方の自立と成功が許せない

さくら咲いてますよね。今年は早いわ。

先日のお彼岸で訪れた所は、

らっぱすいせん、

こぶしの華、梅、沈丁花、ソメイヨシノ、ハナモモと賑やかだった。

みんな一緒に咲いてるじゃん。(オモシロイ!)

あれ、ツバメも帰ってきてるじゃん。(賑やか!)

で、先日は雪も参戦、、、、。( ゚Д゚)(しっちゃかめっちゃか!)

そんな季節を満喫しませう♡


さぁ、本題。

相方の成功を心から喜べない人は、

たしかに攻撃や支配や操作をします。

これは内心が不安だからですね。

置いていかれる、見捨てられる恐怖って奴です。

依存度高レベルの心理。


不思議と同じパターンになる。


役割分担制の家庭では、

今だ女性の社会進出に待ったを掛ける人がいます。

まだそんな男性がおるのかと、驚きましたが。

しかし、良く掘り下げると、

自分より社会に適応してもらっては、

自分の威厳が守られないことへの恐怖から、

待ったをかけていたケースでした。

これは、本来同等な立場であるはずを、

主従関係に持っていこうとする操作で、

巻き込まれていたケースです。

「昭和モデル」が根深く残っていました。


他には、

旦那さんの悪口しか言わない、、、、、。

「自分がどれだけ我慢しているか」

「自分が外でどれだけ大変な思いをしているか」

「自分が頑張っているか」

自分の正しさを証明したい。

(これでは会話がなくなるだろうと予想がつきますが、、、)

習慣化していると、

相方を無価値化する言葉をたいていは連呼してます。

小言三昧で追い込み、完全に尻に引こうとする操作があります"(-""-)"

相手を自立させないようにコントロールしています。

夫婦間での主導権争うが伺えます。


これは、

弱者が弱者に依存して巻き込んでいる張本人のケースです。

依存度が高い人が依存度の高そうな人を支配して安心しようとするケース。

アカンです。

依存度の高い人にしか通用しません!(←覚えといて)


どちらのケースも、親子疑似体験。

自分に関心を寄せてくれているかが気になるらしく、

忙しい時に限って感情がエスカレートする。

都合良く「親役」「子役」と入れ替わる。

突っかかっていく。

ご飯はどうするの!?

今度の週末はどうするの!?

詰め寄るんですよね。


また、社会生活にいい印象を与えようとしない。

出し渋りの意見を連呼する。

仕事に口を挟む。

君にはその役割は無理でしょ。

出来っこないよ。

すぐに疲れてやめるのがオチだよ。

私(僕)は協力しないわよ。

遅くなるようなことはしないでよ。

さらには、

君が○○するなら、こっちが○○しても文句は言えないでしょ。

などの嫌がらせの数々。


こうしたケースの中には、

関心を寄せて庇護してもらえなかったことを棚に上げ、

「君が○○をしたから、こうなったんだ。」

「君に責任があるんだよ。」と、

劣等意識の転嫁が必ずあったりします。

浮気の原因の隠蔽が含まれてたりもします。


色々調べてみると、

相手を無価値化し、

経済力を持たせたがらない。

自立させないための対人操作が常習化。

特に自己愛性、境界性パーソナリティ傾向は、

感情の暴発を優位に事を運ぶための武器として使ってます。

高圧的態度、暴力と怒りを一緒に活用しています。

押したい時は「悪い所は微塵もない親役」で、

マズい時は相手を加害者に見立てて「被害者立場の子役」をします。

日常的な小言の要求の多さを指摘されると、

ヤバイと思ってご本人の脳内だけは「ちょっとだけ」に縮図化されます。

脳みそって勝手よね。

無自覚まで作るんだから。(←自立者は見抜いて喝入れますから)


こうした行為の原因は、

見捨てられることへの勝手な思い込みと、

いつも注目して貰いたい願望が強くあります。

境界性と自己愛性の問題に始まってます。

そのため、

相方にはどうしても自分の思う通りで居て欲しいと、

コントロールしてしまうようですね。


見抜かなきゃアカンですよ。

双方にとって「徳」になるんですから。

本当に満足のいくパートナーシップとは何か、

学習できるんですよ。

巻き込まれた人は落ち着いて、

判断材料を集めていく必要があります。

自立とは一体本当は何なのか、

よく考えるいい機会だと思います。



ひとりごとシリーズ

『愛情は違ってて当たり前、感情は一緒が当たり前』

感情なら平気でモラハラ行為やります。(→予告4/7.8でやります)

心の前提が両者じゃ歴然と違うのよ。

感情的は、自分の感情が治まるように、

相手になんでも治まるように振る舞って欲しいと願う論だからね"(-""-)"

経験で学び、身につけ直していけるといいわよね。



(おまけ)

「昔の男は、外で稼いでくるだけで十分だった。」

「その代わり、家のことは何もしない。」

「それでまかり通る世の中だった。」

「良く視れば、女房を母親代わりにしているだけだ。」

「亭主関白なんて当たり前で、今じゃ訴えられちまうよ(笑)」

「今の若い男性陣は偉いね~。立派だよ。」

「昔とは大違いだ。」

と、お話しする大正と昭和一桁生まれの高齢者の方のお言葉は、

変わりつつある男性の生き方を、

そっと教えてくれているのだろうと思います。


男性も女性も、誰をお手本にするかで、

生き方が随分と違ってくるのだろうと思います。

お勉強になりますね。






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2018年3月22日木曜日

人の意見を絶対認めない行動

あったこともなかったことにする。

白いものを黒いものにする。

けして白と認めるようなことはしない。


今日は、

必ず人の意見を否定する。

相方の意見すら絶対認めないのは、なぜでしょうか!?


答えは、敗北を絶対に味わいたくないからです。


回避している理由は、

実像しない自分像の崩壊を免れるためと、

臆病の露呈をさけるためです。


実像しない自分像とは、

「万能な自分」

「有能な自分」

「間違っていない自分」

「特別扱いされて当然な自分」

です。

・・・・・・・・。


巻き込まれた人は、

相手の問題行動の背景を知って、

恐がらずに対処することです。


ひどい仕打ちを受けた場合は、

相手を「ゆるす」ということが決して簡単ではないから、

少し時間と手間がかかります。


やった側は簡単に忘れる。

大したことでもないと思ってやり続ける。

ただ自分を守るためだけに。

でも、

やられた側は、一生消えないこともある。

ただ、

少しでも忘れるほうへと心を使って欲しいと願ってます。

嫌な人を心と頭の中に置いておくほうが辛いと思うから。


そんな気持ちで読んでください。

過去に遡ってその人の親子関係を、

知る必要が出てきます。


子どものときに、

親の損得勘定や感情的態度を、

嫌というほど味あわされている人に多いです。

また、ちやほやされて育った場合より、

過干渉や期待を掛けられたり、

追いつめられた人のほうが、

やってしまう確率は高くなります。

肯定より否定的な扱いを多分に味わっている人のほうが、

やってます。


その昔、

親から感情論をぶつけられた経験の下で、

事もあろうか幼い子どものほうが、

感情を脇に置いて、

合理的思考判断で対処してきた背景があります。

相手の意見を呑まざる得ない経験を多々しています。


必死に理性的であろうとし、

自分の感情に蓋をしてきた習慣があるんですね。

しかしその内面はとても複雑で、

そこで歪んだ自己愛が生まれ、

他人は支配しておくべきだと、

大人になっていくうちに、感情論に変わっているんですね。


その結果、

大人になったとき、

別意見や、

意見の変更を求めたれたときや、

習慣を覆すようなアドバイスを言われたときは、

過去にフラッシュバックして、恐怖心が急激に襲います。

不安が強烈な爆発力に転換し、

衝動や怒りを抑えられません。

知性が高いながらも、

感情には適わない。

境界性と自己愛性の問題が起こすことです。

今度は自分が、プライドにかけて負けるわけにはいかない。

だから絶対認めようとはしません。

それで白を黒にしていきます。


初対面やしばらくの間は、

頭のいい人という印象が多いです。

しかし、

関わりが進んでいくと、この傾向が顕著に現れます。


理性的であろうとする行動が、

良く視れば、

感情論なんですよ・・・・・。


相手のアイデアをつぶす案、

批判するだけ、

陰湿な隠ぺい行為、

あげ足取り、

問題のすり替え行為、

人の感情をもてあそぶ言動、

振り回しなどを次々とやっていきます。

けして、他人の意見を認めるようなことはしません。


虐げられてきた経験時、、

誰よりも感情的行動を避けて利口に振る舞ってきたのに、

自分が一番感情的に、

物事を運ぶようになってしまったってわけ。

不安と恐怖に心が囚われたとき、

頭は越えてはいけない手段へと繋がり、

踏み込んでしまうのだろうと思います。

被害者が加害者側になっていく。

複雑ですね、人間の心と頭って。


加害者側の言い分でよく耳にするのが『怒りたくないんです』。

口にしたところで自分で責任を取るしかない。

自分の行動なんだから。

自分の頭が判断したんだから。

自分が選択したんだから。

他人に怒らなくて済むように協力してくれと思っているなら、

自分中心で事を解釈している自分勝手な自分に、

早く気づくことをおススメしますね。

幼児期の「怒りの学習」の勉強に再度着手しましょう。

本当のプライドにかけて取り組んでください。


人の意見を絶対認めない行動と直面したときは、

まるで子どものように、

私(僕)を誰よりも尊重してと行動していると冷静に見ること。

ガチにぶつかっていっても、らちが明かない。


存在が揺らぐ可能性があるから、

恐くて他人を認めようとしないのだから、

ここは不安を作らない工夫をします。


で、まだ話し合いの余地がある人の場合、

おすすめな対策。

自分を攻撃してるだけだって思うと、絶対拒否したくなるんですよね。(←命根があるから)

でも彼らの必死な行動をよく観察していると、

過去の忌まわしい記憶と、

現在のやるせない稚拙な依存行動のふたつを、

同時に消し去ろうとしている行動と視てあげるんです。

そっちに切り替えて視てください。(←受け流しの術)


一度、相手の意見を「一理ある」と譲歩する形をとるほうが賢明だったりします。

次に「どこに問題があるのか」と問い返してみる。

当然それは、一旦自分が劣勢の状況のように魅せる覚悟の上です。

これは心理作戦です。

表面上は劣勢に見えますが、

精神性で経緯を観れば、

相手と同じ目線や土俵に乗らずにいる技術です。


たまに、相手目線のありがたいアドバイスや

思い掛けない意見が出てくる時もあるわよ。


それでも、完全に意見交換もできず、

ただ否定をするようなら、

諦めるに限ります。

残念ですが。

支配&主従関係以外は何も望んでいないんだなと、

そこではっきり自覚しましょう。

真面に向き合うことそのものを考えるより、

脱出を考える方がいいです。


義務や罪悪に囚われて冷静さを失うより、

幸せを選択するほうを考えたほうがイイですよ。

人生はテリトリー争いじゃないから。

人の心の複雑さを理解した貴方は、

笑顔で貴方の意見を包んでくれる人に、

未来で出会えます♡

こころの景色そのままの人が、

未来に現れます。

だから心をきれいにしといてください(^^ゞ



(つぶやき)

諦観とは、明らかにした物の見方と言うことですから、

相手との関係を「人間を知る学習だ」と思ってください。










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2018年3月21日水曜日

躁状態における問題行動(信仰主義の落とし穴)

生まれてから持ち歩いている心の癖を見つけるには、

熟練の技術が必要になります。

だから無理だと言って諦めないでください。

人は失敗の中で多くのことを学ぶのが通常ですよ(*^^)v


それから、

他人に言われて気づかされるよりも、

他人との交流で自分で気づくが実力です♡


言われなきゃわからないだろーーーーがとブログの前で思っている方、

その考え方を哲学に出会って個人的にやめました。

頭の回転を鍛えるには、観察力を開発する。

これに尽きる。

と、学ばせていただきましたわ。

良く視ると、

他人様は自分の姿をよく映してくれてます。

自分のアクションにリアクションしてくれてますわよ。


自分の考察案に実直に取り組むことは、

自律訓練法になるんです。

それ以外は他律訓練法なんですよ。

長くなるからこの辺で。


で、本題。

気分がハイになること。

テンションが上がること。

気分高揚は嬉しいギフトでもあります。

それが、日常生活に不平不満があるならなおさらです。

チャラになる感じがするからですね。


しかし、

それが落とし穴になる。

「頑張れば何でもできる」という言葉や、

至るところにあふれている情報は、

よーくみれば「信仰」主義が含まれているんです。


自分を信じ仰ぐことは確かに必要なことでもありますが、

それだけでは現実が伴わないんです。


夢が大きいことは悪くはないです。

『悪くはない』ってだけなんです。

言葉って、

言い回しで、かなり意味が変わってしまうんですよね。

『良い』と言ってしまうと、

人によっては見境つかず、

「幻想的願望充足」や「妄想」に走っていくから、

「夢」って言葉は恐ろしい所があるんです。

解釈の度合いが大きく関係するのよね、、、、


優越心と心配と信仰が手を組んだとき、

迷走する期間や確率が高くなるのよね。


押せ押せモード。

やれやれモード。

茶化されて、上げられてその気になって、

やっちゃったらできるんじゃない!?

って信仰しちゃって、

気分高揚感の時に計画したことって、

あとで後悔する種になる確率も高いのよ。


頑張って計画し、

実行していく過程で「200%の自分になれて嬉しい」、

「以前と違う自分になれた」となっても、

その先が重要なんです。

一時でそれが持続しない状態や、

その先が思った通りにならなかった状態や、

加減が出来ない状態は、

必ず問題になっているんです。


プライドが高く特権意識を持っている人が、

一時の賞賛や、

評価を真に受けてしまうと、

事業計画の過ちや、

損害を作ることがよくあります。


これに巻き込まれた人からアドバイスはありますか!?と、

ご相談受けますが、

実は、大きな損害を被らない限り、

変わるか死ぬかの選択が突きつけられない限り、

ご本人は気づかない。

もしくは、それでも気づかない場合だってあります。


それぐらい、

特別扱いされて当たり前、

自分は他の連中と違って特別なんだ、

やればなんだってできるんだと、

プライドが高くなっている状態は、

精神構造としてはかなり深刻なんです。


この情報は来月に入って相対する巻き込まれる人の特徴の中で、

一緒に取り上げていきますね。

子どもの頃から、成績を気にして頑張ってきた人に潜む心配性が、

いい成績→学歴→有名企業→羨ましがられる生活を目指し、

優越心を外せず支配されたケース。

精神活動の楽しさより、だれよりも優越心に浸るほうが安全となったケース。

心配からプライドを気にして結果を求め、

知人友人に注目を浴びるような生き方を選ばなきゃならないとなっているケース。

これらは自分を信じているのではなくて、心配を信じているケース。

不安と心配を覆い隠すための優越心は、

その人の人生を大きく左右してしまいます。


彼らとグループの一員として携わらなければならない場合、

相手のハイテンション状態に水を差すような言動をするのではなく、

受け止めるように魅せて、

内容を引き出すことがまず必要ですね。

計画可能な範疇なのか、

それとも無謀なのか。

計画を聞きだしたら、

マイナス要因を事例で提案し、

プライドの高さを利用して、

相手に選択させることです。

プライドが傷つくようなことはしたくないってところを、

利用する。

上手くいくと、

事前に防ぐ手段にはなります。

マネージャー的に世話をするってことなんです。

これは、妄想性、自己愛性パーソナリティ傾向の人と、

少しずつわかり合うために使うスキルだとお伝えしてきましたね。

使ってみてください。


どうしてもその場を立ち去れない。

物理的な距離を置くのが難しい関係だったとしたら、

「心を観る、心で観る」

って感じです。(私語ですみません)

相手の恐怖心に気づいて、

相手の立場に立って、

自分だったらどうしてもらったら、

解りやすくなるのかなって考えてみてください。

躁的防衛(マニック・ディフェンス)かもしれません。

何かを証明したいのかもしれません。

認めてもらいたいって強い願望があるだけなのかもしれません。

子どもっぽいところを子どもっぽいまま受け容れて、

まず言動の動機と感情を汲むように心がけるといいかもしれません。

(まさに親心)

根気が要りますが。


あっそうだ。

厄介な性格の人に巻き込まれたとき、

まず脱出を考えましょうって、

このシリーズが始まったときに、私は言いましたね。

具合が悪くなるほど、

相手に尽くして、

いつかきっと私の存在を認めてもらえるはずだわと、

変わってくれるはずだわと思い込み、

身を投じた自己犠牲を長期間しないでくださいね~

尽くし屋の共依存症の傾向の人は、

特に要注意ですよ。




写真 C-osett





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2018年3月20日火曜日

夢想に終わりはあっても現実に終わりはない(恋愛編)




人の思考で創られる仮想の世界は、

テレビの最終回や漫画の最終話のように、

自分で好きなようにストーリーの最後を決められます。

The End.

その後は知らなくても問題はない。


しかし、日常生活はそうはいきません。

その先は死を迎えるまで、時間と共にエンドレスです。


異常にプライドが高く攻撃的・支配的に振る舞い、

人を巻き込んでいく人の中に潜む「幻想的願望充足」。

良く観察すれば、

幼児性万能感とナルシシズムの残骸に突き動かされて、

その人を狂わせていることを、ブログで紹介してきました。


仮想の世界では、

簡単に人を「ハイ(躁)」にすることは、可能だと言うことです。

人間の脳の仕組み忘れないでくださいね。

思考は、上手に使いこなさないといけないですね。



で、昨日の予告にお応えします。

躁状態とは知らず、

ウキウキ、ハイテンションでモテ期到来と、

勘違いするのはなぜでしょうか!?


ひとつは、

幼児性万能感からの「何でもできる」の現われ。

そしてもうひとつは、

幼児期のナルシシズムの投影で自惚れが原因よ。

「なんでもあり、許される」の現われ。


高揚期とは快楽を求めた状態です。

欲求不満の解消を狙って現実原則よりも、

快楽原則に沿って成り立たせている行動よ。


快楽に溺れている最中は、

中毒に陥っているようなものなので、

分別が効きません。


で、同じように自分とハイな人を好むのよね。

似たモノ同士の凹凸。ガチッっとハマる。


これを見抜くための技術お教えします。

自分の心が落ち着いている状態だと、

相手の揺れが、物凄ーーくわかる。

なぜか理解できなくても、

「この人なんか変。興奮してる!?」って感覚が教える。

だから、早めの切り上げ&退散が選択できます。


しかし、

自分の心が揺れ揺れで落ち着いていないと、

相手の幻想状態がわからない。

歪んだ鏡では相手の実態が良くわからないのと同じで、

自分が清んだ鏡にならないと、見抜けないのよ。

だから、ずっと交際関係をつづける羽目になります。

時間はダラダラと流れてしまう。

似た者同士が結婚してしまって、

あとで後悔するなんて事が起きます。


もうひとつ長引かせる要因があります。

それは、

幻想的願望では、ラブストーリーは最終回で終わるけど、

現実の結婚生活はエンドレスです。

夢見がちな仮想の読みが、大ハズレを起こすってことなのよ。

現実に対処できない空想好きで、

脆弱な思考のままの二人が一緒になった場合、

どうなるか想像つくと思います。


こうなると、水掛け論や泥沼です。

夫婦喧嘩は犬も食わぬとばかりに、

周りは無関心になる。

こうならないために、幻想を捨てとくこと。


と言うことで、

ひとつは、形だけに囚われて中身を見ないでいる幼さを自覚して捨てる。

もうひとつは、自分で自分の心を安定させる力を持っていれば、

相手の興奮状態を見抜きやすくなるので、

一定期間考慮したら判断が可能になります。


この二つを持っていれば、

フェアでイイ関係が二人で作っていけます。

健全な境界性と自己愛性で繋がることが可能になれば、

相互に補完し合い、高め合うことが可能です。


以前どこかで見た言葉が思い出されました。

「人間は、盲目で結婚し、開眼で離婚する」

だったような気がする。

(なまじ当たっているから恐ろしい。。。。)


精神構造を自分の心と頭を元手に理解し、

向上させておくことです。

いいチャンスに恵まれますよ♡♡♡


変だなっと思ったらササッと別れて、

これは精神性を向上させるために起きたことだと、

自覚して活用しましょう(*'ω'*)

学ばせてもらってありがとう(感謝)。

そして、

貴方のプライドを傷つけることのないように、

黙って終焉でゴメンナサイ(お詫び)。

で、ミッションは終了です。




写真 gatag.net






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2018年3月19日月曜日

プライドの高い人に潜む双極性Ⅱ型うつ病の兆候


特権意識を持ち誰よりも誇示をし、

プライドが高く日々を揚々と過ごしているような人たちの中に、

しっかり「双極性Ⅱ型うつ病」の兆候を見ることがあります。

かなりの人が見落としてます。


ここでメンタルヘルスの実情を報告。

自際の現代社会において、

精神科に「人格障害の問題」をもって来院するのは、そう多くはない。

付随して出る症状をきっかけに、

「心療内科」や「精神科」に足が向かうのが一般です。


そこで症状の背景に、

人格の問題があることに気づいていくのです。


つまり、症状が出る以前にすでに問題は発症している。

ってことなのよ。

日常の生活で慢性的に使っている思考パターンが、

行動に影響していて、

板について人格になっている。


ってことは、根源は未熟な自意識なのです。

病気は、未熟な自意識が作っていると言えなくもない。

人は、至る所で勘違いをしているの。

ぜーんぶ思考の癖から起こること。


だから行動の向こう側にある見えない動機を、

とことん深奥まで掘り下げて、

原因を見つけ出すことが大事なんです。

入れ替えていきましょうよ(*^^)v


話を戻しますね。

ここでいう双極性Ⅱ型うつ病の前座は、

「気分循環」です。

ハイとロウが定期的に訪れます。


おおよその人が質問に、

「季節の変わり目が苦手ですね~」と、

「自覚症状あります」と、打ち合あけてくれますが、

実は、そんな安易なもんじゃない。


もっとその中身を掘り下げると、

意気揚々とバイタリティーあふれる高揚期と、

その反動でエネルギーが枯渇し、

何もしたくなる怠惰の状態を繰り返してます。

高揚期は躁状態。

怠惰期はうつ状態。


高揚期は、新しい企画やアイデアがバンバン出て来て、

事業を拡大したくなったり、

力みなぎるリーダーシップを掲げて行動してます。

プライベートではモテ期到来とばかりに、

恋愛、同棲、結婚とかしちゃう。(←これは、明日ね)

しかし、続かない。

数か月先には、

どーーーーんとその反動で、

身体が動かなくなる。

(後悔しても遅い)

そこで自分のエネルギー不足を補うべく、

周囲への攻撃が始まるってわけ。

いわゆる責任転嫁ってわけよ。



どうしてこうなるのでしょうか!?

まず躁状態に向かう原因があります。

それは「自分の理想像」です。

非現実な「理想の状態」を、

頭が「等身大の自分」と認知しているからなのよ。

200%の凄い自分が自分だと思ってる。


本来の自分は、

しばらくすると、無理が生じてそれが熟せない自分です。

仕事も生活も、

見立てが間違っているのに、

「理想の自分」になりたい余り、

行動が躁状態になっているのがわからない。

「頑張ればできるはず!」と強迫している。


で、その反動でどーーーーんと落ちてしまう。

落ち込んで穴から出て来れない。出たくない。

でも、

頭は「違う!これは本当の私(僕)じゃない!」となって、

またしばらくすると躁状態に向かうの。

歪んだ自意識がそれをさせる。


200%の幻想像を自分と思い込んでいる。

これが原因です。

非現実と現実を、

ひっくり返して認知している脳。

悪魔と天使のささやきを、

取り違えて使っている脳。

「○○になってないッ」と、

他人を攻撃していますが良く視れば、

「○○になっているはずなのに(幻想)」の、

現実逃避の裏工作になっています。


結果、双極性Ⅱ型うつ病になっていく。

薬物療法が必要なほどに、

自分で追い込んでいっているんですよ。


しかし周囲は、

本人のハイ状態が通常だろうと認知しているために、

発見が遅れてしまうんですね。


本人も、

また、精神医学を知らない周囲の人も、

その問題に気づけないで放置しているのですよ。


そんな事情ですので、

精神科に直接本人が足を運ぶなんてことは、

遠のきます。

これが実情なのです。


このブログを読んで思い当たる人は、

メンタルヘルスに行きましょう!



巻き込まれている貴方が、

この八つ当たりは定期的に訪れているなぁと感じたら、

ちょっと経過観察をしてみてください。

いつも穏やかで優しく物静かな人への羨望が嫉妬に変わって、

貴方に八つ当たりをしているのかもしれません。

波型変動の心の持ち主にとって、

平穏安定型の心の持ち主は羨ましい限りですから。


もう耐えられないと思ってしまったとき、

不機嫌中のアクションは気をつけてください。

ハイテンションな高揚期に、

相手を持ち上げてスッと静かに離れていくほうが良かったりします。

被害がゼロになることはありませんが、

少なくて済む可能性はこちらのほうが高くなります。





写真 Stu Seeger




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2018年3月18日日曜日

憑きものには中身を変えるのが一番

習得シリーズ④



人にはそれぞれ与えられた役割があります。


子、親、夫、妻、父、母、社会人、学生、男性、女性等、


色々あります。


でもその前に誰もが「人間」です。


「人間」は自らの意志で、


生き方を修正するチャンスを、


作ることが可能です。


役割の前に人であるはず。


「思考」という名の最も恐ろしい憑きものを、


そぎ落とすことが可能になるのも、


また「思考」があるおかげです。


中身を変えれば生き返れる。


正気に戻るチャンスは、


人間だから無限にあると、


言えるのだろうと思うのです。





MYヨガメソッドです。






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2018年3月17日土曜日

言葉は考え深い




習得シリーズ③




生きているうちに知る喜び。



この世を見渡せば、難しい言葉もあります。



子どもの頃は、深い意味も解らずに覚えていたもんだと思います。



例えば、人を蔑む言葉に「馬鹿」が使われことがあります。



人間に生まれたのにもかかわらず、



人間の脳が、



何をするのかわからずに使っていたなら、



馬や鹿と一緒だろうよと。



「死ななきゃ治らない」あの言葉は、



命を落とさなければ治らないことじゃない。



囚われ意識の消滅を指すことだったのか。。。。



憑きものの正体を知って、



思考を入れ替えて生き返ればいい。



それが解脱。



哲学の調べが私に教えてくれたこと。



言葉はとても考え深い。



命がある限り、



憑きものの正体を知れば、



人は何度でも自由になる可能性があるんだと思います。







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2018年3月16日金曜日

どこを浄化しているんだろう!?



習得シリーズ②




滝に打たれても、



けして頭の中が、



洗われているわけじゃない。



本物の憑きものを見つけない限り、



人は迷い続けます。






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2018年3月15日木曜日

憑きものは内にある



習得シリーズ①



憑きものは、外にはない。



最も恐ろしい憑きものは、



意外なところにある。



それは、



頭の中。



思考です。







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2018年3月14日水曜日

早くゴールに辿り着きたい過剰な恐怖心

昨日のブログで、

『恐くて現実に基づいては、

とてもじゃないけど生きてられないとまで思い込んでいると、

言い換えても過言ではありません』

とコメントしました。

なぜそうなるのでしょうか!?

今日は自己チェックdayにしましょう(*'ω'*)


こうなるタイプには、

①なんでも出来る人じゃないと嫌

②一番でなければ身の危険にさらされる可能性があるから嫌

があると思います。

①タイプは、肥大化した虚像が崩れるのが不快だから典型的な万能感からです。

②タイプは、強迫観念と補償行為のセットからです。


今日の着目は②タイプの人。

その原因は養育環境と成育歴にあります。

②タイプは学習や生活態度に対して、

親御さんから過剰な過干渉や期待を掛けられている節がありました。


親御さんから求められた期待の呪縛から、

いち早く解放されるには、

期待に早く応えるしかない。

その当時の我慢と苦痛を二度と味わいたくないと思って、

親の管理下を抜けた年齢域になると、

現実原則よりも快楽原則を選択し、

他人を巻き込んでいくようになっていました。


即ゴールに辿り着く手段しか、

思い浮かばなくなるんですね。

これが癖になって定着して人格になってます。


まず安全な状態にするには、

相手を自分の支配下に置くしかない。

生活も仕事もすべて把握しておいて、

コントロールできれば安心できると思い込んでいっちゃうんですね。

思いのままにするには、

支配・管理・監視をするしかなくなってしまうのよね。(←強迫性)

それが叶わなくなるかもしれない不安と恐怖心が、

他者への攻撃に繋がるのよ。


前兆行動としては、とても努力家です。

他人に対して攻撃はしていませんが、

早く安心したいがために、

燃え尽き症候群ぎみな行動パターンにもなってます。


いつもゴールだけを考えて今を生きる。

というよりは、

恐くて足元が空回り。って感じです。


朝起きたら、今日はあれして・・・・と考えて足元なんて見てない。

朝ご飯食べながら、情報を取らなくちゃ・・・・・いつの間にか食べ終わってた。

お化粧しながら、仕事のこと考えて・・・・・。

駅に向かって歩きながら、「今日終わったら買い物行こうかな・・・・」。

電車に乗りながら、携帯で情報探し・・・・。

会社のデスクに着くなり、猛烈な仕事の山にてんてこ舞い。

早く終わらせようっと思いながら、別のことを考えてる。

効率を上げるために、甘い物やカフェインを欲しがる。

いつになったら落ち着いた生活が出来るんだろうか・・・・・・。

管理して、監視して、強迫して達成しようとする。


こんな風にいつも急き立てられるようになっていて、

今ここに心あらずなんですよ。

神経は興奮状態から鎮静することはない。

躁状態。


一時、

条件が揃ってゴールに到達しても、

時間と共に状況は変化する。

また、コントロールしなければならない現実に落胆していく。

懲りずにまた、

ゴールを探して猛烈になっていく。

こんな感じでウン十年。


答えを探して迷い続けていく。


限界を越えそうになって、

他人のせいにする方が簡単だと、

快楽原則へと方向転換が起きていく。

こんな感じですかね。



これは、外部環境の問題ではありません。

自分の心が「落ち着かない心」なだけ。(←愛着の不安定型)

落ち着きのない心を持ち歩いて、

生きているだけなんです。

外部の環境が自分の心を不快にしているのではなくて、

貴方が持ち歩いている「貴方の心の仕組み」が問題なんです。


ところが、

そのことに②タイプの人はなかなか気づけない。

自負がプラスされて、より一層プライドの高い人は気づかない。

自分の精神構造には目が向かないんですね。

実を言うと、

自分は特別に優れていると思う特権意識を維持しようとすればするほど、

身の回りの環境は絶対条件になります。

それを整えるために、

他者への支配欲と攻撃欲がどんどん増えてしまうんです。


自己チャックしてみましょう。

期待を掛けられ、

急かされて、

成績優秀を求められていませんでしたか!?

そんな成育歴を持っている人は要注意よ。



早くゴールに辿り着きたい過剰な恐怖心はありませんか!?

現実は苦しいものだと思い込んでいたら、

「ちょっと自分の脳みそが、変な思い込みに囚われていたのかな」

って呟いてみてください。

ホッとした気分に変わってくれたらラッキーです。


脳みそってホントに変なことするんですよ。

一旦この手段で、

不安定な心が落ち着きをとり戻してくれることを願います。






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2018年3月13日火曜日

現実に基づかず幻想に基づく選択でおかしくなる


「一番じゃないと不機嫌」のつづき。


異常にプライドが高く、

他人を巻き込んでまで証明しようとする特権意識。

これは現実に基づくものではなくて、

幻想に基づいて頭を使っているのです。


現実と快楽で説明します。

この脳処理の仕組みは、

発達段階で学んで身につけるものです。

例えば、

テストで100点とれるようになりたい。

選手として代表になりたい。

と、目標を立てるとします。

これは「想像」です。

その目標を叶えるために、

具体的に必要な手段を考案します。

現実に基づいて必要なことを考察し、

積み重ねていけば実現する可能性が出てきます。

迂回案も例外ではない。

地道な努力と忍耐を要して取り組んで実現する。

こちらは現実原則と言います。


しかし、

考案したものがうまく進まなかったり、

もっと地味で努力を問われる手段が必要とされたとき、

現実に基づいても無理だと思うと、

人は失望を味わいます。

すると、

もっと心地良い快楽的なやり方はないのかなぁと、

人間の頭は探すのです。

そこで「空想」「幻想」を選択していくんです。

現実に起きている不満を解消するために、

快楽と快感で満足しようとする。

本当は、現実に基づいて改善や変革をしなければならないのに。

こっちを選択しちゃうんですよ(>_<)


発達段階での学習は、

目標設定した想像や空想が仮にあったとしても、

快楽と快感に惑わされず、

現実に基づいて行動の改変を繰り返し、

その積み重ねで、

想像や空想を理想に変えて、

それに近づいて達成する喜びを味わうことが必須。

これって頭の使い方を習得することですよね。


そこでは考察する楽しさ、

ちょっと先までお預けされていた目標を手にする手応え、

達成感、満足感、開放感など、

現実で生きる喜びと充実を味わえます。

努力をすると自分ってこんなに成長するんだねって、

自分と言う人間の尊さを実感できます。

また、分を知る楽しさもありますね。

宝物がいっぱい。


しかし、この学習が頓挫していると、

目標設定した想像に近づく手段が、

苦痛なだけになる。

まず苦手意識が強く残る。

不安と心配の横やりがしょっちゅう起こる。

地味な積み重ねと努力が苦痛。

ハードルを下げるということよりも、

代わりに快楽でなんとかならないかと空想にふける。

これが快感になる。

それが出来ないとなると、現実のほうが悪いと転嫁し、

この世が問題となる。

ついで関わる周りの人たちが問題だとなる。

ハードルを下げて等身大を知ることを逃避し、

責任転嫁や他責で自己満足を得ようとする方を、

脳が選択するしかなくなるのよね。

恐くて現実に基づいては、

とてもじゃないけど生きてられないとまで思い込んでいると、

言い換えても過言ではありません。


前者は理性的。

後者は感情的。

真逆です。

前者は高次的処理。

後者は低次的処理。

やっぱり真逆です。


こんな例があります。

人の不幸は蜜の味。

会社で見受けた事情。

『相手の失脚を望む』スタンス。

それと引き換えのエスカレーター式昇進や地位の確保を狙っていく。

一番じゃないと不機嫌な人たちが、

現実に基づいた実績の積み上げ手段を択ばず、

攻撃・支配欲で手っ取り早く快感を手に入れる。

こちらは快楽原則に則って、

手に入れようと企む頭の使い方です。


こうやって分析してみると、

発達段階での学習って、本当に価値あるものなのです。

それに無自覚だと、

至る所で人に迷惑をかける大人になります。

幼児性万能感やナルシシズムを無理解で引きずることが、

どれほど毒か、気づいて欲しいです。



内向性が高くなると「○○だったらいいのになぁ」という幻想的願望に、

充足を求めるしかなくなって、

他人を攻撃したり、支配したくなってしまうってわけ。

周りのせいにする癖がある人は、

自分の頭の中の幻想を最優先にすることでしか、

自分を守れないと考えているのよ。

要チェックです。



巻き込まれた人は、

必ず相手の精神構造を見抜くこと。

ターゲット脱出を最優先に考えて、

冷静に対処するようにしましょう。

地道な努力をしてきた貴方の力を削ぐような人たちとは、

距離を置くように心がけておきましょう。






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2018年3月12日月曜日

私が私を愛する難しさ

問題行動の数々と、

原因になる「境界性」と「自己愛性」の問題を見て来ました。

今日は「自己愛性」にだけ焦点を当ててみますね。

クライアントさんから「自分を愛するってわかりません」って言葉が、

数多く寄せられます。

確かに「私が私を愛する」って難しく感じる人もいるんです。


過剰なプライドを持った場合とは、

7段階に当てはめると、

①心理的孤立感と恐怖心が沢山ある

②幼児的な万能感に依って成り立たせる(歪んだ自尊心)

③過大評価をする

④歪んだ自己愛(偏愛)、未熟な自己愛(溺愛を望む)

⑤誇示表現、問題行動で人を巻き込む

⑥他責で自分に問題はないとする

⑦高い評価に値する特別な存在だ(自意識過剰)


まず知って欲しいのは、

自己愛が上手くいっていないと、

意識の使い方が、

自己誇大化か自己卑下のどちらかになっていきます。

対極を行ったり来たりしているような感じですね。

定まらないの。

言い換えると、

「自信のなさ」と「誇大化」の両極で、

右往左往してしている混乱状態です。

統合がなされてない分裂気質の状態なのね。


人格統合の7段階の中で、

自己愛は④番目に位置づけしてます。

なるべく①から③までを必ず入れた上で、

考慮して欲しいと思っています。

(改善のステップ)

①孤立していると思い込まないこと

②不完全な自分も丸ごと自分で受容

③やれていることもやれないことも沢山ある自分を認める

④自分らしい成長を楽しみに見守っていく思いやり

⑤誇示表現や虚偽など必要としない

⑥今ここの訓練に責任を持ってチャレンジしていく

⑦いつでもどこでも自分らしい自分でいる手応えを得る(これでイイと肯定できる)

Gool→自分らしさのままで人と関係していける。

(境界性)他者にむやみやたらと癒着せず、対等に向き合え適切な関係が作れる

(自己愛性)過剰な承認欲求も、特別扱いも他者に求める必要がなく、

自分で自分を支えてあげられるようになっていく


自分で自分を愛する感覚って、

言葉で簡単に説明するのが難しい。

こんな感じになってしまった(すみません)。


子どものケースは、

このステップの誘導を近親者が担ってくれるのが望ましいのよ。

だんだんと親の手を離れて、

自分で出来るようになっていく訓練が始まります。

例えば学校や塾などの場で、

自分で自分を支える訓練を必要とする場が沢山与えられます。

試験なんてのはわかりやすいですね。

日常生活だとお手伝いとか。


自分で自分を支えて、

愛する力を手にすることになります。

上手に出来る出来ないよりも、

ぶきっちょでもやれてるとか、

挑戦している自分の姿に、

ずっと目を注いで大切に援助していくって感じかしらね。



親が良いお手本だといいのですが、、、、。

心配と言う名の監視・支配でがんじがらめ(←過干渉)も問題。

ネグレクト、虐待では愛し方なんて見当もつかない。

また甘やかしも問題(←これは溺愛)。

過保護で物質的には満足かもしれないですけど、

親の価値観を押し売りされても、

やはり健全な自己愛は育ちません。


本来自分が持っている「愛らしい自己イメージ」と、

相手を鏡にして認識する「愛らしい自己」のイメージが、

上手く合致していると健全になりやすい。

調整が効くような関係だと手堅いですね。

ドジってもドンマイ。これ大事。

それもまた一つの自己イメージとして受容できれば、

むしろ分を知るいい機会になります。

サポートが機能している家庭では不満が少ないから、

罪悪感に呑みこまれることが一時的にはあっても、

回復が早い人になります。(←愛着の安定型そのもの)


しかし、

これが双方ともに偏っていると問題が起きます。

「イメージ」が独り歩きしてしまう。

親なり子なりのイメージが独り歩きしていて、

どっちにしても欲求不満が起こってます。

それがきっかけになって、

意識の使い方を間違えていくのだと思います。


完全・完璧主義の強要なんてのは毒の代表ですね。

ゆえに偏愛なんてのに、

自然と向かってしまうのだろうと思います。


自分を大切にしたい思いは誰だってあります。

その思い(心)が偏っているために、

頭の使い方までが偏って、

一人で解決できずに、

他者を巻き込まなければ解消できない行動になるのだろうと思います。



大人のケースになると、

自分で自分を調整しながら自己イメージを作る必要があります。

私が私を愛するとき、

加減をするためには、

結局、自分の能力に頼るほかないんですよね。


サロンで長期に渡ってクライアントさんと関係を持っていると、

色んな事が題材になって、愛着の再形成が可能になってます。

他愛ない話の中で加減を知っていくのだろうと思います。

と言うか、調整する楽しさを持ってくれています。


相談をしてくださるクライアントさんは、

人を傷つけてまで、

自分だけ良ければいいなんてことには、

心の深奥で不快感を感じています。


だから生来持っている純真無垢な「優しさ」を、

気づいてガツッと汲み上げることなんじゃないかしら。


「一緒に居たい」とか、

「上手く仲良く出来たらいいのになぁ」とか、

「ヘンテコしても許してくれるかなぁ」とか、

そんな生来持つ人間の優しさや温かさを、

素直に認めてガツッと自覚して、

過剰な不安をつくらないようにすることなんじゃないかと思うのです。


私が私を愛するとき、

「一人ぽっちはイヤなんだよね」とか、

「ぶきっちょでもいいもんね」とか、

「へたっぴでもいいもんね」とか、

「ここまでやれてれば、今は上等上等!」とか、

完全完璧主義ではない、不完全な自分を大事にしていいことを、

毎度許可するような気持ちで、

思いやりを自分に注いであげたら、

イイのかなぁと思います。

優しい親心がいつも一緒に在るような、

感覚と習慣を植えつけていくのがいいんじゃないかと思うのです。

(愛着再形成のレッスンです)


一旦言葉とともに優しい親心を感じて、

不完全を丸ごと受容したら、

「ここから、さてどうする!?」って、

自分の向上を楽しめるプロジェクトを立ち上げて、

伸びしろを楽しんだらいいんじゃないかと思うのです。

いかかでしょうか(*'ω'*)








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2018年3月11日日曜日

一番じゃないと我慢が出来ない

自分より目上の人から巻き込まれるパターンと、

同等な立場や目下の人から巻き込まれるパターンの中に、

巻き込む人が「一番でなければ不機嫌だっ」て事が発端になっているのって、

結構あるんですよね。


別に巻き込まれた人は、

「自分こそ一番に相応しいっ」なんて、

アピったことないのにターゲットにされてるのよ。


これは覚えておいて損はない。

実は心配性な人のほうが、

潜在意識に人一倍『優越欲求』を持っているんです。

特別に扱ってもらって不安や心配を穴埋めしようとするのよね。

また、面白い資料を発見しましたよ。

肯定感&安定力を持っている人よりも、

自己否定感が多かったり、心配性の人のほうが、

恥ずかしがり屋で周りを過剰に気にして失敗を嫌がり、

自分の存在を周りに強く認めて欲しい欲求行動をすることが、

上回る調査結果が出ているんですよ。


不満や不安が多い人のほうが強欲になるってこと。


負けず嫌いって言葉ありますでしょ。

これは掘り下げると、

負けることへの恐怖と心配から攻撃的になる仕組み。

いい意味で使えば「情熱的」ってだけ。



「一番でなければ不機嫌」って心理は、

身の危険や侵害を恐れる心配から起こす明らかな恐怖。

自分の境界性が侵害されたとの思い込みが発端。

同時に劣等意識よって「自己愛性」が侵害されたと思い込んでる。

それらで嫉妬が生まれてしまったわけね。

これが問題行動に発展していく。


このタイプはパワーゲームをよく利用しますね。

いくつかご紹介。

①上手くおべっか遣いをして、

仕事を分担し共生しているかのごとくに見せる。

手柄の横取りで自分を守ろうとする。


②求めることはするが、助けることはしない。

だけど最後に「良かったね♡」ってアピる。

「私(僕)のおかげ」を売り込んで自分を守ろうとする。


③相手のつまずきを誘発する如くに干渉する。

あれの方がイイ。

これの方がイイ。

と、かき回して相手のリズムを狂わせ自分を守ろうとする。


④アイデアの模倣。

自分が先だと、陰口で吹聴する。

お得意先などの目が届きにくい社外で自分を守ろうとする。


⑤「自分ではなく、○○さんがやったものだと聞きましたが」

と、嘘をぶっこく。

噂を利用して事実をよじ曲げ自分を守ろうとする。


⑥部下のアイデアを、必ず否定する。

否定しないと、自分の身が危ういから。

威厳がないと思われたくなくて、かならず否定して自分を守ろうとする。

しばらくすると「あれをやろう」と、

なぜか自分のアイデアになっている!?

信じられないことを平気でやって自分を守ろうとする。


⑦絶対褒めない

それぐらい出来て当たり前とか言っちゃう。

今までなんでやらなかったのよと、目下に置いて自分を守ろうとする。


⑧褒められている人がいると、

ジッとにらんでいる。

本当は自分のほうが上なのにって感じ。

調子に乗らない方がいいわよと、どこかでくぎを刺してくる。

けして他人の手柄を喜べない。喜ばないで自分を守ろうとする。


⑨自分が主役が当然。

話の中で自分が輪の中心になっていないと、途端に不機嫌。

話を途中で切る。話題を逸らして自分を守ろうとする。


⑩誰かをまず加害者に仕立てて、

自分をあたかも被害者にし、他人の力を引きだそうと操作する。

幼児のような振る舞いで相手の力を搾取し、

自分は支配していると思い込んで自分を守ろうとする。


こんなパターンが多いですかね。

どうにかこうにかして「一番凄い自分」を作ろうとする。

パワーゲームの三役(加害者・被害者・救済者)を上手く使い分けてます。


状況や会話を分析すると、

「我慢と報酬」の公式にハマった人たちが、

良くやってます。


幼少期から親の期待に応える如く、

頑張ってきた子ども時代がある人に多い傾向が視られました。

「あれだけ我慢したんだから、特別な報酬があって当たり前」

「あれだけ我慢して結果を出したんだから、特別な贔屓を受けて当たり前」

ってなってます。

それが報われていない人ほど、

他人を支配・攻撃を繰り返してます。


こうした行動に巻き込まれた人は、受け流す術を覚えてください。

自分の境界性を確立し、心理的自立の確保をしましょう。

職場の関係だけと、ハッキリ割り切るとか。

・相手の心の中身を見抜くこと。

・利用されないようにすること。

・傾聴だけに留めること。

・ターゲットを脱出することをまず考えること。


辛い時はひとり悶々としているより、

危険じゃない場所で、

第三者に打ち明けることって大事です。

そこでは目には見えないですが、

似たような境遇を味わった同志がいます。

味方であり仲間なんですよ。

心をラクにしてください。


それから意を決して、

新しい行動をやっていこうと決断したとき、

ひとつ覚えておいてほしいことがあります。

貴方の変化を食い止めようとする人もいるはずです。

その人が慣例に従っている方が安全と思っている人生ならなおさら。


そんなときは、

古い賢人の言葉から学ぼう♡

『人間は、何をしても賛否両論』

人間の仕組み。

覚悟をして行動することをしましょう!


豊かな回復を狙うなら、

過去と同じことをしていたらダメなんです。

巻き込まれてしまったら、

リハビリが何より重要なんだと知ってください。

場で何かを変えてみる。

その繰り返しをしても改善が見込まれないなら、

場そのものを変えることを考えてチャレンジする。


こうした繰り返しの中で磨かれ、

人は成長していくものだと覚えておいてください。

社会慣例はあくまでも慣例であって、

時代と共に変わっていってしまうものです。

人の生き方は本人が納得するかしないかが、

ポイントになるのだろうと知ることになります。






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2018年3月10日土曜日

哀しいピエロ(躁的防衛)




それはクジャクの雄のように、立派に魅せる技術。

しかし、

そんな野心の傍らで、彼らはコンプレックスを持っています。


だから思い通りにいかない現実を突きつけられたとき、

人一倍不安になってガタガタになってます。


なぜって!?

傷つかなくて済むように、

打たれ弱さがばれないように、

ずっと続けてきた虚言の世界。

それが実像ではない「誇示賞賛」の世界だと、

かすかに認知していたからです。



ガタガタになる事態を避けるために、

クジャクの雄のように演じて来たのにもかかわらず、

局面に出くわす。

すると特徴的な行動をする人がいます。



精神医学の中に「躁的防衛(マニック・ディフェンス)」って言葉があります。

わざとはしゃいだり、

楽しいと興奮してみせたり、

自分はそれがなくったって幸せだーーーー、

成功しているんだぞーーーーー、

て、

むしろ派手に楽しい振りをして守ることを指すんです。


「楽しけりゃいい」

その言葉は、

「現実が楽しくないから、楽しくしなければやってられない」

ってこと。

「こっちは楽しいよ!一緒にやろうよ!」と、

仲間意識を持ち出して振り回す。

これも手口です。

人の不幸は、自分のコンプレックスを宥めてくれますからね。



不安と恐怖心を隠さず、

誇示する癖をやめられたなら、

楽になると思うのですが。


もっと早くに自分の行為を反省し、

改善出来ていたら良かったのに。

でも、

頭はなかなか癖の改善に手を付けることを許可してくれないんですよね。

一度覚えたモノを優先させる仕組みがあるから。

そこで美味しい思いが経験出来ていたらなおさらです。

低次な脳は、簡単で快感度が高いものを選びます。






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2018年3月9日金曜日

誇示・自慢賞賛を隠すための他責と転嫁




どこで覚えたのだろうか誇示賞賛。

誇示賞賛の姿。

「クジャクの雄」ってイメージに良く例えられてます。


しかし、

普段から誇示・自慢賞賛をしていれば、

自分が窮地に立った時ほど、

バツが悪いものはない。

と、気づかないものだろうか。


他人を平気で普段からこき下ろし、

馬鹿にしている姿を見ると、

そう思ってしまう。


案の定それが起きる。

当然助けの手は差し伸べられない。

本人もバツが悪くて言えない。

だから隠すしかなくなっている。

場を変え、人を変えて難を凌ぐ姿があります。





掘り下げます。

子どもが良くやる責任転嫁。

それとそっくりなことを大人になってもしているだけなんです。


子「ウエェェェ---ン大泣」

大人「どうしたの!?」

子「○○ちゃんがぶったッ!」

大人が現状把握のために調べると・・・・・、

その子がぶたれるようなことを、

明らかにその子にやっていた。。。。


しかし、その問題をもう一度取り上げると、

拗ねる。

認めない。

とぼける。

白を切る。

記憶の改ざんが瞬時に働いていく。


一度でもそれが成功すると、

脳はそれをしっかり覚えていて選択していくようになります。

子どもの当時の通り、

大人になっても自分を守れると思って、

その手段をやってしまうのです。。。。


しかし良く視れば、

大人になるともっとたちが悪い。

大人になると「しっかり者」「強者」であろうと、

他者の評価を気にして「私(僕)は凄いんだよ」と、

魅せる知恵が子どもの頃より巧妙に働きます。

結果、

強くあろうと魅せる野心と、

弱みを見せられない恐怖心とが合わさって、

数えきれない誇示・自慢賞賛に手を出してしまったから、

子どもの時以上にはるかに窮地に立たされています。



一見はきらびやかな「クジャクの雄」なんだけど、

不思議と根を下ろすことが出来ずにいます。

相方が入れ替わっては去っていく。

中身が知れたとたんに相方が去ってしまうのです。


「クジャクの雄」の姿は微塵もない姿が、

そこでは露わに出てきてしまうからなのです。


誇示して魅せた分だけ、等身大の自分は憐れに感じます。

自己憐憫を避けるために、

場を変え、人を変えて、

相方を支配・管理・監視をしておけば大丈夫となっていきます。


如何に自分は凄いかを吹聴し、

無価値化する言動で相手の自信を削ぎ落し、

罪悪感を巧妙に掻き立て補償行為をさせていく。

まるで呪文ですね。

それで支配主従関係のカプセルに相方を取り込んでおこうとします"(-""-)"

他責や責任転嫁を場を変え、

人を変えて繰り返し、

それでも去られる窮地に立たされるのだから、

隠さずには居られない気分でしょう。

これが発見が遅れる理由です。



どう考えても、守り方がおかしいのですが。。。。

誇示・自慢賞賛をやめることが、

心の負担をなくし幸せになる近道だと気づけたらいいですよね。

日本人のあまり主張したがらない性質が災いして、

黙って立ち去る人が多いので、

余計に「はだかの王様」や「クジャクの雄」に気づくのが、

遅くなってしまうのだろうと思います。



(星詠み)

今年に入ってガンガン物事が進んでいたモノが、

今日あたりからゆっくり熟成モードに入っていきます。

水筒からおいしい飲み物でも出して、よっこらしょ。

切り株に腰を下ろして、地図を広げて現地点を確認しているような感じ(笑)

長旅には休憩は必須やね。

今年最初の内省、戦略の考察期間の到来です。

自分の心の奥深くに眠っていた欲望を、

昨年秋あたりから気づいて行動してきた方、

今年初めに強制的にドカンと変革せざるをえなかった方、

時は、あるべきところに治めるようにと促しているだけです。

夏の楽しいバカンスのころまでには、

これで良かったんだと思えるような小さな幸せが、

貴方の心の中にポコンと訪れるだろうと思います。

とっくの昔2011年ごろからの大きな変革に不思議と追い風を受けて、

自分の進むべきレールに乗っかっていた人は、

自分本来の立ち方に自信を持って、

この時期をじわーーーと楽しんでください。

貴方の今までの経験が、誰かの心を温めてあげられるだろうと思います。

(^^ゞ





写真 王明源





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2018年3月8日木曜日

誇示は打たれ弱さを隠すため




過剰なプライドを持った場合とは、

7段階に当てはめると、

①心理的孤立感と恐怖心が沢山あるのに向き合わない

②幼児的な万能感に依って成り立たせている(肥大した歪んだ自尊心)

③過大評価をする

④歪んだ自己愛(偏愛)、未熟な自己愛(溺愛を望む)

⑤誇示表現、問題行動で人を巻き込む

⑥他責して自分に問題はないと暗示

⑦高い評価に値する特別な存在だ(自意識過剰)

覚えてくれましたか!?


これは、現実から逃げている行為です。

等身大の自分を捉えてはいません。脇に置いてます。

誇示表現は、打たれ弱さを隠すための鎧なのです"(-""-)"


だから、巻き込まれた人は、

冷静に相手の精神構造を視る意味があるのですね。

落ち着いて対処しましょう。

慌てないでくださいね♡


例えばこんなケースがあります。

勤務先でのケース。

本当はもっと華々しく活躍していることを、過去望んでいたかもしれない。

しかしお勤め状況は、

それとは言い難い。程遠かったりする。

多才な人を前にして、自分の打たれ弱さを出すわけにはいかない。

実績や本当の才覚を見透かされては困ります。

するとどうするのか!?

ありがちな行動は虚勢を張り、

事あるごとに誰かを誹謗中傷しはじめる。

上目線を必死に作っているその姿は、

まさに変なのです。

でもそれで何とか本人だけはバランスを取っています。

周りの事実は目に入っていません。(←だからできるんです)


それから優等生タイプのケース。

成績や業績から作った自負心が大きすぎる。

それが邪魔をして、

別分野の開発には気持ちが向かない。

ゼロからのスタートに強い恐怖を抱きます。

別分野や部署替えを嫌います。

分野そのものをこき下ろしたり、難癖をつけて逃げようとします。

躊躇が丸見えで変なんです。

「○○さんなら平気ですよね~」なんて言われようモノなら、(←優等生だから)

目がテン。。。。

複雑な心境が丸見えだったりします。


それから恋愛でのケース。

最初のイメージを投影して、ご本人を見てない。

自分の理想像を中心にして、

悶着つけていくあれです。

理想の自分像に見合う人を探して、

必死に自分をアピるんですが、

どうも上手くいかない。すぐに破談になる。

出てくるのはいつも相手が問題だで終止する。

本人以外は問題の所在に気づいているだけに、

方便にどう応えたらよいやら・・・・・。


どれも軋轢の原因が、

自分の頭の中にあるなんて本人だけは思っていません。

他者を巻き込んでいく人の頭の中は、

「○○だったら安心出来るのに」って幻想的願望充足が、

常日頃からあるから話が合わないんですよね。


空想の中の自分を中心に考えている表現ですから。

打たれ弱さの証なんです。

どうにもしようがないんです。


それでもって、

眼前で起きている現実を、

予想から外れているぞ(怒)と、

始終反応して不快になって当たり散らしたりするんですよね。

「そういうことされると、私(僕)傷つくんですよッ!」とか、

思いっきり被害者面をやってのけちゃうから。。。。





巻き込んでいた人もメンタルヘルスで分析し理解すると、

ビックリ仰天状態になってます。


これが人間の低次な脳処理能力なんです。

自我を守りたい一心でやってしまう防衛機制。

人間の脳みそって面白いシステム持っているんです。

それに引っかかってただけですよって説明します。

認知し直し行動を改善してもらっています。


メンタルヘルスを受けるまでは、

その自覚が出来ないほど、

自分をちゃんと出来た人にしておきたいと思うものなのよね。

ずっと成績優秀、業績優秀だったりすると、、、、

恥をかきたくない→恥をかくわけにはいかない

に処理が変わって、

自分で自分を強迫しているんですよ。

弱さとまともに向き合うなんて考えられないっ!て避けちゃうのよね。

そんな人が、

打たれ弱さを隠すために誇示していく選択をしちゃうのよ。


内面が心配性、不安性な人ほど、

優越欲求と承認欲求を満たそうと行動してしまいます。


誹謗中傷や嫌み、

無価値化する言葉や、

陰口などは人への暴力だと認知しているから、

別のやり方を選んだら誇示になってしまったって感じです。


真に受けないで、受け流すことを知ってください。

つき合い続けるのも、辛いと思います。

とりあえず、

相手の打たれ弱さを見抜くことです。



(予告)

4月に入ってからですが、

この繋がりで、

巻き込まれやすい人の特徴を取り上げていきますね。

心配性の人の精神構造について、

題材にしてみようかなと思っています(*^^)v




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2018年3月7日水曜日

プライドは上手に作るしかない

プライドってないと困るモノでもあります。

健全な自尊心として身につける分には、

何も害になることはありません。


仕事のスキルや業績を上げていこう思うときや、

向上心溢れるときって、

プライドが結構役に立ってくれます。


経験で作り上げたプライドで、

スマートに仕事をしている人もいます。


また、前人未踏の功績のため、

プライドがあることで苦境を突破し、

開けていく道だってある。

大成した人には、そんなプロセスがあったりします。

新規開発や、

限界の突破は、

自尊心なくして支えきれないものでもあります。

自己を愛する力を健全に使えば、

害ではない。むしろありがたい。


統合の7段階プロセスでも使いましたが、

健全な自尊心の上に、

健全に自己を愛する意味を持ち、

健全に自意識を使えば、

問題はない。

行動は自然と健全になります。


しかし、

過剰なプライドを持った場合とは、

7段階に当てはめると、

①心理的孤立感と恐怖心が沢山あるのに向き合わない

②幼児的な万能感に依って成り立たせている(肥大した歪んだ自尊心)

③過大評価をする

④歪んだ自己愛(偏愛)、未熟な自己愛(溺愛を望む)

⑤誇示表現、問題行動で人を巻き込む

⑥他責で自分に問題はないと暗示

⑦高い評価に値する特別な存在だ(自意識過剰)

となります。


何度も申し上げてますが問題行動の原因は、

①の部分=「境界性」による分離恐怖感が過剰にあって不安定

が、最も影響しています。

だから④の部分=「自己愛性」が未発達で偏りが生じてしまっってます

そのことに無自覚で、

⑤以降の他人を巻き込まずには到底解消できない行動へと発展してます。

①~④までは内向性の問題で、

⑤~⑦までは外向性の問題です。

内外が繋がってます。


だからプライドは上手に作るしかない。

というか、

育てることですよね。


また、

プライドは、ストレートに綺麗に育つなんてことはない。

広がってしまう肥大化を、

なんども経験の摩擦で調整し、

工夫しながら育てていくものであることを、

認知しておいてください(*^^)v♡




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2018年3月6日火曜日

幕引きは訪れる

巻き込まれて辛い思いをした人に、

終わりは来るのでしょうか!?

質問が多かったので、先に公開しちゃいます。

明日からまた、問題行動の件に戻りますね~

(順序バラバラですね・・・・すみません)


幕引きは可能です。

不可能ではない。


その為にお勉強するんですからね(*^^)v

相手の問題ではなくて、

自分の人格問題を解決することに集中することで、

幕引きは可能になります。


引き際を自分で決めるとお話をしましたよね。

相手の変化を待ち望んでいると、

時間がかかるだけですから。


現状を冷静に把握し、

パワーゲームを脱出し、

潔く「勇気ある撤退」をした人たちにお訪れた、

共通する幕引きを例にあげますね。


メンタルヘルスをしながら正気を戻し、

新規一転相手の関心を削いで免れたり、

モラハラや問題行動から意を決して脱出したり、

土俵を変えて返り咲きしてたりしてますよ。

しばらくしたら、

以前の環境の相手や仲間と、

接点を持つ機会が訪れてたりする。(←不思議ですね)


丁重にご挨拶をすると、

相手はまるで貴婦人&紳士的振る舞いで返してくる。

特権意識があるために、

自分のプライドをかけて、

そのような振る舞いをするのよね。

虚栄心を見抜いてしまっているから、

もうハッキリ言ってイタイ人でしかない。


素晴らしい貴婦人&紳士的行為とは裏腹に、

やはり予想通り。

相手はやっぱりターゲットを変えて、

凝りもせず同じことを、繰り返していることを、

どこからともなく情報を得て知ってしまう。


一連の物語はここまで。

望んだ結末にならなくとも、

まず事実を知ることが重要なのです。

こうなると、貴方はこのミッションの勝者です。

脱出と理解をしたら、

貴方はステージクリアした勝者です。パチパチ♡


実はね、

顕現されている行動の向こう側にある、

非顕現たる「心の動機や欲情」を把握することが、

課題だったのよ~


不徳な行為を見抜き、

そのような人とは直接の関わりを絶つこと。

人の心の中身をよく理解して、

不徳な行為を自分がしないように向上することが課題だったのよ。

精神性開花のお勉強だったのね。

古き良き教え。

賢者の教えは「不徳ものには無関心」。

心を無駄に関わり合わせないこと。

何も与えないことを与えること。

感情にモノを言わせずってこと。



人は顕現しているモノに、

身心を奪われます。

傲慢な相手の敗北や醜態、惨めな姿を希望するかもしれない。

それで自己満足や高揚感を得て、納得するかもしれない。

しかし、

それよりもはるかに貴重なのが、

経験をする中でしか身に着かない「徳」。

心の揺さぶりを受けて、そのコントロール力の必要性を知ること。

また、

他人の支配より、自分の心のコントロール力を実感することなんです。


巻き込まれた人が経験で手に入れるものとは、

①低次な人間の本質に振り回されて、

自分は「生きないぞ」と選択が可能になる。

②低次な心の仕組みから、貴方自身が自由になる。

③たとえ不徳な人とどこかでまた出会ったとしても、

悠然としていられる強さを持って生きられる。

こんな感じです。

ずばり心が低次から高次になっていて、

「高徳な人」「幸福な人」になる切符を手にしてます。パチパチ♡


どうぞその素晴らしい精神性を持って、

新しい物語に入ってください。

不徳な人と縁を切って、

繋がるべき人と幸せを掴んでください。

素敵な新しいミッションをスタートさせて楽しんでくださいね♪


ちなみに、

・職場関係

・夫婦関係

・家族関係

・恋愛関係

・友人関係

どれでも共通してますよ~






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2018年3月5日月曜日

虚栄心が不安を募らせ暗示をかける



ここのところカウンセリングではブログの影響もあって、

巻き込まれた人って知らないだけで、多いんですねって話題になってます。

これは同時に「巻き込む人」が多いってことよね。

ってお話しすると、

「・・・・・・・・。」ってお互いに顔を見合わせて、しばし無言になってます。

怖ろしいよね・・・・。って感じ。

でも巻き込んでいる張本人であることに気づくって、

本当に難しいんです。


「自分はちゃんと出来る」

「ちゃんとやってる」

「人とは違う才能がある」

「一緒にしないで」

「普通ってなんか変」

「願いは絶対叶う」


この辺を良く使う人は要注意。

「自己愛性」の問題を幼少期から引きずっているなんて、

普通は思わないのよね。


赤子から大人になる過程で、

『経験を活かすこと』をよく学んでいないのが原因。

掘り下げ方が浅いままなのがほとんどなのよね。


自分の頭で考えて、答えを導き出して実行するとか、

それを元手に試行錯誤して加減や修正をするとか、

その辺りをキチンとサポートして教えられた経験が少ないのよ。


では、何を学んできているのでしょうか!?

・言われたとおりにすることこそ優秀。

・規制ルールや慣習、エスカレーター教育方法から逸脱することは危険極まる行為。

・とにかく我慢をする。

・人には悪い所や弱みを見せてはいけない。

・人前ではしっかりすること。

学んでしまったのは、

不安から作った追従や模倣です。


これだと、

自分像が一気に誇大化するか、

一旦自己卑下し、

その後反動で肥大化にベクトルが一気に向くかのどちらかになりやすいのよね。


例えば我慢には使い方があります。

我慢は、抑圧と抑制の違いを覚える貴重な経験です。

我慢は、

一度は自分が正しいと思った誤認識を、

改めて正認識にし直すことに使うと有効です。

なぜそのような行動を正しいと思っていたのか、

よく分析し動機を捉えます。

理解が出来れば我慢の意味すらなくなりますし、

一歩前進した考え方に沿って実行した達成感も得られます。



ところが、ただの抑圧では、

欲求意識は頭から抜けてないんですよ。

これは一旦、

「○○って覚えとけばきっと大丈夫なはずだ」になりやすい。

虚栄心が手助けしてくれる方を選択する羽目になってますでしょ。

結果は、

「知っただけなのに、やってもいないのにわかった気になる」ってこと。

模倣で虚像を作っただけで終わっているんです。

そのため、欲求が溜まってくると飛び出してきてしまうんですよね。

怒られては自己卑下し、同じように抑圧してまた飛び出すの繰り返しになります。

で不安と不満が募っていくばかりになる。


それから、

本人の頭でアイデアを出させる経験が少なく、

答えを先に周りが与えてしまって、その通りに行動させているだけとか。

外野が過干渉で注文が多い環境だと、

沢山の人の意見を取り込もうと自我が拡散して、

自分という人間が、良くわからないほどになってたりします。

そのため、実力が伴ってない。

これも模倣で虚像を作っただけになりやすい。

他人の意見ばかりを頼って、加減が出来ない。

決まり切った規範ルールや情報を模倣するだけで大丈夫だと思い込み、

他者評価で判断する羽目になります。

なぜそのルールや情報が必要なのかを、

選別もできないから、外部に振り回される傾向になりやすい。

結果、

予想外な出来事を突きつけられると、

途端に過敏反応し、不安と心配に呑みこまれて、

にっちもさっちもいかない状態になってます。


おおよそ、

「自分は言われている通りにちゃんとやってるのに」

「人とは違う才能があるのに」

「もっと特別扱いして貰いたいのに」

「普通って嫌いなのに」

「願いは絶対叶うはずなのに」と、

虚栄心と手を組んだ虚像を中心に考えていて、

現実と等身大の自分を見失い、

他責をくりかえして立ち往生してます。



もうひとつは、

褒めることしかしない教育。

分を知る経験をさせていない教育です。

こちらは、

「無限の可能性が人にはある」

「やればできる」の誤った活用版です。

幼児性万能感が増長する危険性を、

全く知らない安易な教育法です。

これだけでは、

肥大化していく虚栄心を野放しにしてしまいます。


「自分は出来る」→出来るはずだ

「人とは違う」→万能に出来る力が備わっているはずだ

「一緒にしないで」→特別に扱われて当然だ

「普通って嫌い」→特別な人たちにしかわからない

経験と実績に基づいた「本物の自尊心」が見当たらない。

こちらは典型的な万能感とナルシシズムに引っかかって、

やっぱり物事を捉えて、

他者を巻き込んでます。



(心と頭の連携)

①虚栄心と虚像が膨大になっていることを見過ごす、欺く(頭)                                 

②現実との差異に過敏に反応する(心)

③他者を巻き込んで、攻撃&支配で現実を虚像中心に修正しようとする(頭)

④「それが間違いでない」とずっと暗示をかけて免れる(マインドコントロール)

⑤対人癒着、優越欲求、承認欲求が一度でも成功していまうと快感(心)

⑥自分は素晴らしいと思い込む執着が生まれる(頭)

②に戻る(①は見過ごされる)

失態や失敗、恥をかく経験から起こる摩擦を避けたことがイタイ人になる。

また、経験を受容できないこともイタイ人になる。

等身大を離れた過剰なプライドと、

特権意識はこうして頭で出来上がります"(-""-)"


現実否認と他責の習慣で、

自分を救っていける癖がプラスされ人格化します。

低次な脳と心はタッグを組んで、

他人を責めていれば、

「自分は他人を責められるだけの、有能な人材である」と認識できるよと、

ますます暗示をかけていきます。

周りを攻撃してでも支配し、

人生をコントロールすることこそ正しい方法だとなっていきます。


これが問題行動をしている張本人であることに、

本人がまったく気づかない仕組みです。

ずばり、

自分の頭にマインドコントロールされているだけです。

怖ろしや~







写真Rya Pie




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