2018年10月31日水曜日

親からの自立に後ろめたさを感じている


新しい価値観を選ぼうとしたり、

ルールを作ろうとして奮起しても、

なぜか留まろうとする気持ちが起きる場合があるの。

今日はそのことに触れてみます。




優秀・優等生を選び続けて、

親の期待に応えようと頑張って来た人ほど、

実は親に強い拘りを残し続けています。


①過干渉タイプの親

②育児放棄や無関心の親


養育環境は真逆なのですが、

子どもの心は、

・安心できない

・不承認環境

・愛情で安心する感覚がまだない

が共通しています。


どんなに優秀になっても、

どれかが残っているのね。

規範(言いつけ)が自我と一体化しているから、

心は親とつながろうと必死なんです。(←ポイント)


親が「どう思うか」がまず気になる。

その場にいなくても気になる。

つながりたい強い気持と同時に、

自分の状況を親が褒めてくれるかどうかも、

一体化しています。

アイデンティティーとはちょっと複雑なものですね。



結婚して所帯を持っていてもです。


言いつけをしっかり守ろうとする人のほうが、

知らずにこころは親の面影とつながりたいと強く思っていて、

かつ自分の意思や価値観を見つけようとすると、

不思議と失速します。


心理学用語では「分離の躓き」といいます。


最終的に萎縮した自己愛に結局至り、

なぜだか後ろめたくなってやめちゃうのよね。


これは、

・同一化

・境界性

・反抗期

の問題がある証で、

青春期心性の延長中です。

本来片づけておく必要があった成長が、

そのまま持ち越されて歳を重ねていきます。

身体と心は決して一緒には成長してくれないもの。

ちょっとそのことに興味を持ってください。


明日に続きます。








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2018年10月30日火曜日

閉じた世界から外へ出る

親の求める理想の子は、

偏狭な価値観だったりします。

捨ててはいかがでしょうか。


もう今となってはその既製服(規範)では、

収まりきらないのではないでしょうか(*^^)v


優等生アイデンティティーの下に、

隠れていた境界性の問題を理解し、

根本から育て直しを図ったほうが、

長い目でみると、

こっちのほうが良かったりするのよね。


中身がどんどん詰まった「素敵な人」になるように思えます。


是非思い切って、

自分本来の望みに近づけるように、

新しい自分ルールを掴む経験をしてみましょう。


井の中の蛙大海を知らずのままでは、もったいない!


何度も言っておりますが(しつこいね)、

やりたいことをやってみる経験をしてね。

そこですごく素敵な自分に出会えると思います。

わくわく、きゃっきゃっとしてほしいwww

そこには勝敗や成績優秀を持ち込まないでね。

(監視員はなく、応援団がいると思うこと)


もしやりたいことの前で恐怖になったら、

監視員が自分の後ろに背後霊のようにいると思って振り払うか、

やったことがないんだから当たり前と思うこと。

(はじめてのことには「不安」はつきものですからね)


人の言いつけばかりを守っていると、

自分の五感も鈍っています。

趣味嗜好そのものがわからん状態に陥っていることしばしばです。


昨日、

秀才が天才の前に屈すると言ったでしょ。

あなたが目にした人は、

子どもの頃からやりたいことをやって色々な経験を積んで、

天性をつかみ取った人なのよ。

天性を活かした適職についていて、

社会参加をしている人だと思いますよ。


あなたもその過程を実際に何かでやっていきましょう。

それが自己アイデンティティーになります。

是非やってみてください。


①他人の価値基準を追わない → 依存性を選ばない

②できるできないに拘らない → 強迫性を選ばない

③失敗を恐れない → 回避性を選ばない

忘れないでね。


あとは、

結果が出ないから失敗ではないのよ。

まずは五感が戻るための「参考」が必要なの。


また、

参考や失敗が不幸なのではなくて、

参考や失敗を活かせないことが不幸なことだと、

価値観を改変してみてください(*´з`)

なぜかと言うと、

自己顕示欲と幼児性万能感が沢山残っていると、

ちょっとの参考がすぐさま天性に直結し、

かつそれで大成するって考えちゃうからです。

(青い鳥症候群ね)



親の求める理想の子を手放し、

やりたいことや好きなことの経験をたくさん肯定して、

ゆっくりと自己アイデンティティーを形成していきましょう。

(自律・自立性の訓練です)







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2018年10月29日月曜日

親の求める理想の子を手放そう



早い話がお饅頭の皮に振り回されているのよね。


お饅頭の皮は、

親が求めた理想の子の姿だろうと思います。

境界性パーソナリテイ障害は、

①親と、②親が求めた理想の子から、

脱出することで落ち着きます。

そのことを頭に入れて読んでいってくださいね~


優等生アイデンティティーを持っている人ほど、

他人が優秀・優等生人格に触れることに、

抵抗が見られます。


そんな意識など持っていないと思いたい。

謙遜をしているんですが、

深奥では出来る人と見て欲しい。


隠したい気持ちとは裏腹に、

言いつけが自我と一体化していていると、

その行動は世間体と評価をすごく気にする状態になっていて、

他人のほうは気がついてしまっている始末。



自我には都合の悪さを回避するシステムがあるって知ってますか?



脆い妙なプライドが崩れかけると、

生理的反応が顕著に現れ、

人間の性と習慣は嘘をつけません。

抑うつになるか躁的防衛になるかの二択。

交感神経が過剰反応し、

身体を通して出てしまうために、

ご本人の心理を外部にどーーんと出してしまうのですね。


この心の仕組みにもっと早くに気づいていたなら、

大事に至る前に軌道修正できるものなのです。



無自覚だった場合の代表的なケース。

所属した学校や会社では、

成績優秀者でいつもあろうと目指しています。

脱落することはとても心配だから一生懸命頑張って、

努力もしてきています。

そうしているうちに月日は流れ、

ついに挫折の経験をするかもしれない状況が訪れてます。


秀才が天才の前に屈する。


天性の才能をふんだんに活かして、

一緒に活動している人材に出会ってしまうのですね。


頑張って何とか保っている必死な自分と、

生き生きと勉学や仕事をこなしている相手と比べて、

恐怖感が生まれます。


会社が自分の思い通りの評価をしてくれたなら、、、

仕事の内容が変わってくれたなら、、、なんて、

期待を持ってもそうそう上手く妄想が叶いそうにはない。


自我の崩壊やナルシズムの崩壊を避けるため、

主体の反転を起こします。

外側がおかしいのだとみたくなるのね。(←ポイント①)


努力家の強迫性パーソナリティの場合は、

途端にそんな考えを持ち出したことが受け入れがたく、(←ポイント②)

不愉快がぶわっとあふれ出し気分がグラつきます。

義務責任感が強い人ほどこの経験は多いといいます。


すでに社会的地位や経済力を持っていれば余計に、

自我と一国一城が崩れることを許せずかつ手放せないので、

援助の要請になかなか踏み切れないでいます。(←ポイント③)

この時点でまず優越欲と誇大自己が邪魔をしていることに気づけたら、

軌道修正が可能になります。


そのチャンスを逃して時間が経過すると、

頭が熱い、目の奥が痛い。

寝れない。身体が重い。

これ前頭前野がもう勝手に神経伝達物質を飛ばしまくって、

冷静さを失った休まらない状態です。

不安恐怖症の領域に片足を突っ込んでいます。

脳は強迫思考と強迫行動に入っています。


規範(言いつけ)・優秀アイデンティティー VS 等身大の自分

潜在意識はこんな闘いになっています。

これね別の言葉で表現すると、

アイデンティティーの獲得に失敗した脆弱な自己が、

傷つかないように避けようとしている行動です。


時を追って、

萎縮して引きこもるか、

強がりで反抗や抵抗で応戦するか(イキガリ)、

愛着対象者の前で幼児のように縋る時間を持つか、

三択。

これ青春期心性を引きずった境界性が片付いてない「非自立性」の行動です。


中高年になってもこの仕組みを知らず、

大人になりきれないまま使っているのね。


今日の洞察☆

強迫性パーソナリティがベースにあって、

境界性パーソナリテイ障害を発症したときには、

価値基準を改める必要が出てきます。

①親

②親が求めた理想の子

③優秀アイデンティティー

これらから脱出することを自覚します。

同時に青春期心性の仕組みを理解し、

境界性と自己アイデンティティーの獲得に再度取り組みます。


サロンの卒業生が残してくれた言葉をご紹介。

経験者の言葉は真実を物語っています。

『井の中の蛙大海を知らず』


的を射てますわ。

どんなに社会的に活躍していても、

経済力を持ったとしても、

中身が既成規範で成り立っていて、

個性がどこにもないショック。

よくみれば親もそうで、

そっくりになっているのにショック。

最後にはそれに気づけて良かったといいます。


今までの価値観と世界から脱出して、

自己アイデンティティーの獲得に乗り出しましょう。








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2018年10月28日日曜日

感情豊かな人が境界性パーソナリティ障害を起こしやすい


人が持って生まれた傾向に、

感情型と思考型ってあると思います。


感情豊かな人のほうが、

やっぱり愛情を欲しがります。

人と触れ、一緒に居たいと願い、

それが叶うような生活を希望しています。


ケースとして取り上げられるものに、

キャリア思考があります。

思考型が優勢で結果論で動くタイプ。

殺伐としたなかで実務に長け、

感情をむき出しにしてくる感じではない。

けっこう冷徹な部分を持ち合わせていて、

容赦なく瞬時に行動を選択していきます。

共感力の乏しさがいいほうに使われたりします。


一方、

毎日の平穏を望み、

繰り返される他愛ない実務を熟して、

愛する人との時間を最も大事にする生活を希望する人は、

共感力と感情型が最大に発揮していると言えます。



後者の人が前者のような人たちの中に就職すると、

思考型は感情型を鬱陶しいと回避しますし、

感情型は心が折れる経験をします。

少なからず性質が影響しているんですよね。



そもそも純粋に共感力のない場合、

境界性パーソナリテイ障害を起こすのはまれだから。

最近のブログの対象は、

表向きは前者の思考型なんだけど、

中身は後者の感情型がどっぷりと陣取っている、

とっても複雑な状態の方よ。



いつもクールな側面を見せている思考型でも、

良く観察すれば全然中身が違います。


優等生アイデンティティーで苦悩し、

もう我慢も出来ない状態になって、

境界性パーソナリティ障害を発症する人は、

もともと感情の受容を沢山必要としてた人が、

思考型っぽく見せていた場合が多いのです。


子どもの状態から大人になる発展途上の青春期の延長線上のまま、

なかなかアイデンティティーの獲得が確立されていないことが多いのよ。

既成規範や規則的な枠組み外での自我が見当たらず、

現実の自己と想像の自己の見分けがつかないの。

かつ上手く統合できないため、

情動抑制も不十分になるのね。

自我を防衛機能も、

高次的なものよりはどちらかと言うと低次機能を優勢にして働かせます。


これを俗っぽく言うと、

一見社会性がある大人っぽい人のように映るのですが、

思い通りにならないと駄々っ子のようになります。

大人扱いをすれば子どものようになり、

子ども扱いすれば、途端に妙なプライドを持ちだし、

冷酷で残忍な振る舞いをする。

ああ言えばこう言うなど、

万能や誇大自己を振りかざし、

口は達者ですがそのくせ実行にはなかなか及ばず、

臆病に情報を色々と搾取する手口に出ます。

一瞬のうちに主体の反転や衝動的な行動の選択が多く、

都合の悪いことはスプリッティング。

外側のせいにし、

絶対に自己の責任はないと否認します。

低次機能的な自我防衛手段が沢山出てきます。



現代社会においてけして珍しいケースではないはずです。



強迫性パーソナリティ傾向が作られる環境の例。

優秀な子を育てたいあまり、よくありがちなケース。

テストの点数を視ても、

100点以外は指摘がすぐさま入る。

上位を維持するようにいつも促します。


出来ている点数に着目せず、

出来たない所にばかりやたらと着目する。


他には、

お友達や同級生、兄弟姉妹と比較されて、

速攻成果を出せとばかりに迫られてたり。

(問題集の山、塾通い、習い事などで毎日が忙しい)


気持ちを汲むことはいつも親もご本人もおざなりで、

タイムスケジュールが決まっていて、

実務的な処理をすぐ求める傾向が互いにあります。


人の心理的ストレス度は、

全く愛されていない状態よりも、

身近にいながらかち合わない状態のほうが高くなると言われてます。

そのため身内であればあるほど、

愛すれば愛するほど、

不満と憎悪と恨みが増長される特徴があります。

生活全般がこの状態では、

境界性パーソナリティ障害の火種を、

わざわざ作っているようなものです。


ちなみにね、

この強迫性パーソナリティの傾向があり、

かつ境界性パーソナリティ障害の火種を持っていると、

嗜癖は例外なくあります。

例えば収集癖とか。物欲。こだわりは必ずあります。

思考は志向になり嗜好になるから。

秩序指向性に基づいて持ってしまうと言っていいかも。

繰り返すパターン行動があるわ。

これの延長線上に恋愛嗜癖(妄想含む)も絡んでたりします。


境界性があるからどうしたって、

世話を焼いて欲しい人と世話焼きの組み合わせになるのでしょうね。

世話焼きって言葉に沈溺する志向ありよ。

(ラブアディクションの問い合わせが集まってきているので、

そのうちまたやりますね)




今日の洞察☆

強迫性パーソナリティをベースに持ち、

境界性パーソナリティ障害をドッキングした場合。

こうあるべきと思うことよりも、

自分の心の中の感情を、

もっと大事に汲み上げて欲しいと思います。

悲しかったこと、恨みがあったこと。

それぞれに一緒に共感して欲しかったと、

認めることからスタートです。

丸っと♡包み込んで自覚します。


まず最初に自分が自分(インナーチャイルド)の味方になりましょう。

次に誰かに話をして(親ではないほうがいいですよ)共感する場を得てみてください。

これで愛情の輪が広がります。


境界性パーソナリティ障害の場合、

愛着対象の人に多大な愛情をもらうスタンスに拘ります。

是非この機会に、

沢山の人の小さな愛情を集めて安心するスタンスを身につけましょう。


それから生来の感情型に気づくことは、

本来のアイデンティティーに近づくことになり、

再形成が楽しくなりますよ。

自覚して型破りしてみましょう( `ー´)ノ


境界性パーソナリティ障害が起きなければわからなかった自分の側面に、

しっかり光を当てて大事に育て、

再統合してあげてください。

嗜癖を脱出することも可能にしますよ~







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2018年10月27日土曜日

規範と好きなことの両立を身につける



子どもの頃に身につけた親の言いつけは、

親が子を思う気持ちからです。



それから学校教育も、

必要な集団ルールを身につけさせ、

困らないようにする気持ちからです。

(追従&強迫&回避による団結)



①多くの人と一緒に生活を共にする場合に必要な作法と、

②自分が主体性になって好きなことを選択し携わる作法を、

別々に身につけたらいいのです。



どっちかだけだと困ることもあるから。

どちらも自分の人生を活かすために必要な作法です。

どちらかが臨機応変に救ってくれると言っても良いと思います。

(人生色々あるからね)



ずっとブログでお伝えしてきている優等生アイデンティティーのルールは、

前者のみと考えられます。



とくに親が前者のみの作法しか身につけてきていないと、

好きなことをすることに偏った考え方を持ち出すのよね。



好きなことの中で自分を活かすことや、

好きなことの中で加減をすることを学んだ人なら、

止めるわけがない。

むしろ「みつけなさい」「やってみなさい」と応援します。



好きなことの中で道徳や作法が学べないわけではありません。

むしろ学べます。

やり続けたいからルールを創る必要があると気づく。

人様にも喜んでもらいたいから、

あえてルールを創って守ります。



オンリーワンの才を活かすためのルールは、

本人が切磋琢磨の中で身につけてしまう。



そして、

自分を愛するように、他人も愛する。

自分を大事にするように、他人も大事にする必要があるとわかるのよ。



いつしか①と②の両方が自分を救ってくれていることに気づけます。

それぞれに心から感謝が出来る日が来るのよね。



好きなことの中で自分を活かす喜びは、

やった者ならわかります。

だから人にも勧めます。

集団のときの作法と、一緒に併存させるように促せます。



「好きなことなど必要ない」

そう言い放つ人の中には、

好きなことで五感を鍛え続けたことのない人が、

残念だけど含まれていたりもします。


自分の劣等感を刺激しないために、

どこか人にそれをさせない手立てに、

使っているのかもしれません。

(甘え損ねのメカニズム、

虐げられた人ほど虐げるメカニズムが存在します)



耳にする情報は、

ときに人の運を左右することがあるんだろうなと思うのです。

自身の力で振り分けてください。








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2018年10月26日金曜日

「気持ちだけは優等生」では通用しない

今日のお話は、

昨日のちょい続きにもなるかも。


初めての挑戦の時に出てくる問題です。

(就職や再就職に当てはめてもいいかも)


一筋の道を歩んで、

そこで一度華になれた経験があるとします。


次の段階に進もうとしたとき、

いつまでも過去を持ちこすと、

避けて通れたはずの問題を誘発することになります。


優等生気質や成功歴を捨てきって、

ゼロからまた学ぼうと謙虚にならないと、

不愉快を多分に味わうことになります。


それで失敗を招きます。


その失敗の原因は、

外にあるのではなくて自分の内にあります。




新しいステップを学んでみようと行動に移し、

チャレンジしても、

身に合うものがどうしても見つからないと、

ご相談を受けるケースって、

メンタルヘルスの現場では当サロンに限らず、

あちらこちらで起きています。



好きの感性を信頼して、

都度チャレンジをすると、

何をやってもしっくりこないと言います。


このセンサーをよく分析すると、

自分の優秀感を貫き通せない感覚が、

邪魔してたんです。


出会って「良しやるぞっ」とまではいいのです。

しばらくするとすぐ「違うなぁ・・・・」ってなるのね。


それを良く分析すると、

過去ずっと従って来た常識観で、

見立てた計画や、

きっとこんな感じになるだろう予想と、

現状がズレていただけ。


予想し過ぎ、

期待し過ぎ、

それに見合うようだったら大丈夫だとなっているのよね、、、、、

(追従と記憶と模倣が主体だったから)


真っ新な気持ちでスタートをしても、

しばらくすると、

・優等生アイデンティティー

・規範依存性

・秩序指向性

・強迫性

が邪魔をするのよ。


このぐらいの時間をかければ、○○になっているはず。

こうすれば、ああなるはず。

こういうことは、○○のほうが良いはずだ。


物事はこうあるべきだと、

監視・支配しているのよね。


自分の「見立て」が正解であると強く迫っているのよ。

回避性が自我と一体化しているもんだから、

どうしてもすぐ臆病や恐怖が出て、

現状を回避したくなっちゃうのだろうと思います。


想像に創造が屈した状態だわ(>_<)


過去の栄光は、多少懐かしい気持ちで思い出す程度にしてください。

新規フィールドに「気持ちだけは優等生」なんて持ち込まないことですよ。

それを一生懸命に維持しようとぐるぐる考えても、

実力が伴わなければ現場では通用しませんから。


妄想を持っている人ほど、

それにつき合ってくれる優しい嘘と、

虚構が欲しいもんです。


新米であることに楽しさを持てないと、

背伸びの毎日に苦労することになりますよ。

現実を回避して虚構を選択しないでね。

それで失敗や不愉快を招いていることに気がついてくださいませ。


ゼロから新しいことを収集するとするならば、

そこには妙なプライドなど必要のないことです。

ゼロがスタートなら、

毎日が経験でプラスです。

マイナスになることはないって考えられますか?

(気構えから変えてください)


優等生気質が常識的にあって、

どこでも優秀ってみて欲しいと強迫症状をもっている人は、

気づかずに愛情も同時に失っています。

どうか気をつけてください。



今日の洞察☆

好き嫌いセンサーの中に、

優秀って見てもらえるのが好きッ!

見てもらえないのは嫌いッ!

それは、、、、、、抜きにして行動してくださいませ(*'ω'*)







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2018年10月25日木曜日

愛と創造とお金はワンセット♡

今日は満月だから古典ヨガです。



サロンでお話ししていることです。



古き教え(天文・占星)の中で、



「愛と創造とお金」はワンセットだと示されてます。(←牡牛と蠍に縁が深い)




健全な自己による創造を有形にすると、



そこへ財(お金)がギフトで送られてくるってことよ(*^^)v





以前アーユルヴェティックライフブログで、



私たちの肉体は土壌で、



私たちの意思は農夫・農婦ですとお伝えしました。



自分に信頼を寄せて、



コツコツと大事に大事に育てるから、



我が身から天が与えし才能がいつしか開花し実がなるってお話し。



その才とお金を等価交換できるって仕組みです。




動かなければ無形のまま。



宝の持ち腐れだというのよね。




また萎縮した自己愛や、



誇大自己を肥大させた自己愛で手にしたお金は、



すぐその人の手元から、



まるでイキモノのように遠ざかりたがるといいます。




古き賢人の教えは、



とてもユニークですね。



愛と創造とお金はワンセット♡



頭の片隅にいれてちょっと行動してみてください(*´з`)






ちょっとだけ補足してます。



アーユルヴェティックライフブログで♪






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2018年10月24日水曜日

姿が見えない監視を信仰して緊張が持続する


さらに掘り下げます。


・ミスはあってはならない

・きちんとできなければならない

・出来て当然だ

・ミスが見つかったら怖い

・出来ていない自分は情けない

・誰かに見つかったらいけない

・このままじゃダメだ

と、強く迫るに至っていて常に緊張状態。


そもそも、

ミスがない状態を望む「完全主義」や「完璧主義」がなければ、

上記の思考は起きません!


なんでも出来る自分でありたい願望は、

①自己顕示欲

②幼児性万能感

③支配欲

④優越欲

4つが根深く絡んで創作されます。


ごめん忘れてたもうひとつあった。

⑤強烈な敵意

これらの存在を明かしています。


5つがあるから生まれるの。

根が深い問題なんだよね(>_<)



あなたの緊張感を脱出するには、

非自立性(依存性&強迫性&回避性)と、

5つの火種に気づいて、

自律性&自立性と『自分ルール』を作ってあげることなんじゃないかしら。





今日の洞察☆

内面の問題をスルーしないでください。


あなたの問題は、

・規範依存性

・秩序指向性

に依って立って頭を使い過ぎています。

姿が見えない監視官と毎日生きているような感じよね。

それじゃ緊張感が持続するわよ。


物足りなさや不自由さを感じるならば、

子どもの頃に本来経験する「やりたいこと」「すきなこと」を、

生活に徐々にプラスしてみてください。

それらを経験して、

「自分らしさ」をプラスしていくことだと思います。


好きだと思えることの中で、

規律を創ることは可能です。

そこで「加減」を学んだっていいんですって。

生来の五感をそこで解放をし、

センサーを先鋭化させれば、

自然とルールなんてできるもんです。


やりたいことを続けたいからルールが出来る。

やりたいには学びたいだって含まれるしね(*^^)v♪

これやると、意欲的に良く学ぶわよ。


集団ルールと、

個人ルールの両方を学んで、

抱き合わせて生きることが出来れば人生は楽なんだよ。


柔軟と臨機応変。

これないと大変だと思いますよ。

(強迫性パーソナリティの弊害はここにある)


ルーティンばかりだとか、

半ば人生に嫌気がさしてきている人は、

あなた自身があなた自身の行動によって、

生活の方向性、

幸福の方向性を、

どうしても見つける必要があるのだろうと思います☆









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2018年10月23日火曜日

物足りなさや不自由さは非自立性から起こる

ここで今日は自己チェックしていましょう。

子どもの頃から「やりたいこと」「好きなこと」より、

「やらねばならないこと」が行く手を阻んでませんでしたか。


だけど、、、、

成績がよろしければ自分はいつも嬉しい。

優等生のアイデンティティーを、

今回もちゃんと守れたぞッ!と安心して満足する。

何より嬉しいのは怒られないこと。

それでまた頑張っていく。



けれど、、、

優等生アイデンティティーの中で、

どこか物足りなさや自由度を感じない。

いつかきっと自分らしく自由にやりたいと想う。

こんな生活がいつまでも続くのだろうかと、不満がよぎる。

そんな繰り返しをしてませんか。


もしある方は、、、、

かりそめの自立心に着目しましょう。




どうしてそうなるのでしょうか。

掘り下げます。


まず承認欲求によって支えられている状態なのね。

見えない規範(言いつけ)を守り、

それを守って高評価に値する自分を、

自分と思うことで安定を図ってきているんです。


社会的報酬に知らず依存し、

同様な行動を繰り返すの。

これが自動的にエリート意識に繋げますので、

自立心がないなんて想像もできないのです。


また不安が思い浮かんだら、

すぐさま打ち消す癖がもうついています。

強迫思想と強迫観念が大きく陣取っているため、

努力すればなんとかなるさと、

その他の意見を持つことが許されなくなっています。


繰り返し使い続けた強迫性は強化されていて、

自分のしたいことややりたいことを選べない状態にしていきます。

また、「生来の五感の先鋭化」の妨げにもなります。


何かをやろうとすると最初は、

評価や見栄えのすることに寄る案が浮かびやすい。

一流。

上々。

名前が有名。

華がある。

親が喜び納得しそうなところ。

この辺で選んでいくケースが多いです。

また規範(言いつけ)や情報を念頭に置いてしまうんです"(-""-)"


その本心をまた絶対に明かしたくないのも優等生アイデンティティー。


良くお話を掘り下げると、

この本心を明かしたくないタイプに限って、

・ミスはあってはならない

・きちんとできなければならない

・出来て当然だ

・ミスが見つかったら怖い

・出来ていない自分は情けない

・誰かに見つかったらいけない

・このままじゃダメだ

と、強く迫るに至っていてやっぱり常に緊張状態です。




今日の洞察☆

能力や優秀うんぬんの問題ではなくて、

愛情不足に一旦着目をして考えてみてください。

甘え損ねのメカニズムでもいいですよ。

愛情不足を補うために、

『優秀』を使わないとしたら、

どんなアイデアが浮かんできますか?


周りの言いつけからちょっと距離を置き、

ひとり静かに自立して、

考えられたらいいですね。


人生にはどうしても、

閉じた世界でひとりになることでしか、

見えない自分の言い分があるのだろうと思います。








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2018年10月22日月曜日

華でありたいと願う気持ち(社会的報酬)

優秀。

あの人凄いね。

いいなぁ。


羨望を浴びた経験があるとないの差。


また、羨望を浴びても全く気にもしない人と、

ずっとそれに拘ってしまう人の差は、

どこにあるのでしょうか。


人間性に備わる性で視ていきましょう。

これは能力の二文字に限ることではないようですよ。


まず優劣を気にするのは「自我」です。

「自我」は一番が大好きです。


児童分析の所で説明しましたが、

幼心は①自己顕示欲②幼児性万能感で始まります。


ウギャーっとまず泣いてきっかけを掴みます。

注目をしてもらう必要がありますでしょ。

それで関心を持ってもらえます。

これで欲が満たされます。

(持ってもらえないと赤ちゃんにとっては死活問題です)



愛情を分け与えてもらう仕組みはシンプルです。

不満→きっかけを作る→関心を得る→愛情を与えてもらう→一旦満足

自分を知らせて(定位)→愛情を得る

ほとんどなんでも当てはまります。



注目を浴びれば多くの人の目にふれ、

自分の欲が沢山満たされると想えるんですね。

逆説的に、

関心を寄せてはもらえないと、

生けていけるか不明瞭になり、

恐怖の中に突き落とされると考えられます。


注目を浴びた人の心の中にはどこかで安心があり、

注目を浴びてない人の心の中には不安があると考えられます。


愛情飢餓の人ほど不安をぬぐうために、

華でありたいと望む気持ちが強くなると考えられます。



つぎに、

羨望を浴びても気にも留めない人と、

ずっと拘ってしまう人の差について。


それは感謝がある人とそうでない人の差。


協力を得たモノへ感謝があると、

その喜びはみんなとの共有財産と感じます。

そうでないと独占欲に心が染まります。

万能な自分の力だけで手に入れたのだと高慢になりやすいのかな。



それから、

羨望を浴びた経験をしている人の中には、

妬みの感情をぶつけられた人もいます。

これって独占できないことへの憎悪から生まれるものを、

ぶつけられているんですよね。


拘ってしまう人は、

独占したいあまり正しさの争いを起こしやすいと言えます。

偏狭な考えに留まりやすいのよ。

こうして考えてみると、

愛情飢餓の人ほど華になって注目を浴びたいと願い、

同時に、

それを独占しておきたい考えに陥りやすいってことよね。


内面の認知は、

初歩段階・・・誰かに関心を寄せてもらいたいなぁ

誰かに見ていてもらえたら嬉しいなぁ


強迫段階・・・優秀に見られたい

優秀って見て欲しい


強迫思考・・・見られなければならない

強迫行動・・・やらずにはいられない


繰り返し使っていたから強迫性に進行し、

見て欲しいが見られなければいけないになり、

その緊張感が常にあって興奮気味なわけね。


それで想うようにならないと過敏に反応して、

情動不全の境界性パーソナリティ障害を発症するのよ。


この緊張感が中高年になっても抜けない人って、

現代珍しくないんですのよ。

言いつけを守って、

誰かに関心と愛情を特別に注いでもらい安心していたいって、

少なからずの現われなんですね。



今日の洞察☆

能力に限ったことではない華は、

本来の自己アイデンティティーの成長の果てに、

自然と現われ出でるもの。

それは誰にでも起こりうるもの。

だから、

背伸びすることなく取り組んでください。


人間の低次性を超越した場所で、

その華だけは咲き続けるものなのだろうと思います。









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2018年10月21日日曜日

強迫性があるから優等生を手放せない




強迫があるから脅迫する。

だれを脅迫するのかというと、

自分自身をです、、、、

それはやめよう☆

ストレスになりますよ。



学校成績優秀者とされた人たちを分析すると、

平均値より記憶力が良かった人が該当します。


誰かが作ったプログラムにまず従い、

それをしっかり記憶し、

達成することが義務と責任であり、

それで成績優秀が訪れると常識化しています。


お話を伺っていると、

いつのときも有力候補の情報が身の回りにあり、

その選択の連続で今日まで至っていることが少なくありません。

考案や考察より提案を快く受諾するって感じ。


性格分析をすると、

意識は常に外向型。

追従と記憶と模倣が基本です。

五感がはじめから外を向きやすい依存性質なのよ。


そこに養育環境で親の管理・監視・支配が加わり、

勤勉や努力家に繋がっていきます。


そうそうこの強迫性を分析していると、

いくつか養育背景に共通点がありました。


ひとつは親が過干渉や過保護の場合。

子どものペースなどお構いなしです。

発破をかけられたり、

比較されたりと、

不愉快な思いの中やらざる負えない状態。


もうひとつは逆に、

両親が子どもにまったく無関心な場合。

親の関心を自分に向かせるためだったり、

自分がしっかりしなくちゃと、

一生懸命にルールを自分で作り、

成績優秀であろうとした状態。


このような養育環境で育った人は、

心理的安定を得るために依存と強迫を選んでいます。


優等生である自分から逸脱することは、

身を危険にさらすことと変わりないと、

認識していることが視られました。


優等生でなくなることに異様な恐怖心があります。

『成績優秀ではない自分 = 怒られる』

『成績優秀で親を見返してやりたい』

まるで公式。


公式を何度も使っていると、

強化されちゃうのよ。

脳の仕組みに気づいてますか?

癖になって、

自動思考になっているのね。。。。


自我と一体化してるの。


だから優秀以外の周りの評価には、

すでに妙な不快感が湧くのよ。

(人間の脳って恐ろしいわね)




今日の洞察☆

公式を使い過ぎて、

優秀が人格化しているかもしれません。

その場合は、

優秀の評価以外は、

不安や恐怖をなぜか強く感じてしまいます。



≪対策例≫

暴露療法。

優等生であるための条件を可視化して解放します。

どんな時に不快のスイッチが入るのか、

条件を見つけてあげます。

それに一つずつ新しい改善策を当てはめてあげます。

人目を気にしていることや、

評価が下がると勝手に思いやすいとか、

けっこう偏った考え方があるもんですよ(*´з`)。


あっそうだ。

ずばり荒療法と参りましょうか。

秘密の解読。

(これ結構グサッとくるからね~)

投影の法則を利用するんです(*´з`)


自分が優秀・優等生であることに特権意識を持っていて、

そうでない人を目下にみている癖が普段からありませんか。

「そんなことも出来ないのッ」とかって、

こころでは思っているとか。



だから優秀・優等生でなくなると、

今度は自分がそのように、

他者から目下に視られることになると想うから、

とても恐怖に感じるのよ。

「きっとみんなもそういうふうに見るはず」ってわけね。

それで八方ふさがりに感じて、

躁的防衛に出ちゃっているとかありませんか?

あれってどうなの!?

あの人ってどうなの!?

外側のせいにするそんなセリフ、良く使っていませんか?


優秀・優等生アイデンティティーを持ってる人は、

自我防衛に「差別化」を日常的に使っていないか、

気にしてみるといいかもしれませんね。

今のうちに黙って外してしまいましょう☆







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2018年10月20日土曜日

規範に隠れていた集団心理教育



本来は幼少期から、

沢山の自由意思をもとに色々なことを経験し(自立性)、

自分の特性や個性を知る必要があります。

機会を作ってあげること。


そこで幼心でつくった幻は、

幼児性万能感ともども打ち砕かれ、

等身大の自分を観る機会になります。

失望を味わいながらもその中で、

悲しみを汲み上げ抱える力や、

そのコントロール術を身につけ、

実直性と確固たるアイデンティティーを形成していきます。


ところがいつまでも子どもの前に、

外部の価値観を優先させるように強く迫り過干渉すると、

この幼児性万能感を粉砕する経験を逃して、

幼児性万能感のまま『自分は出来る人間』と、

勘違いをして大人になってしまうのです。


これを例えていうならば、

砂利道を歩くのでもなく、

舗装道路を歩くのでもなく、

モノレールに乗っておけば目的地に着くよって感じ。


もう既成のレールが出来上がっているので、

それに乗っかっていればケガもなく苦もないさ。

ラクに目的地に着ける自分はとても賢いんだよ。

その選択をした自分は出来ちゃう人でしょって感じ。


こういった環境にある親子病理とは、

境界性が引かれていない同一化で、

親(社会)の価値や常識を追従させ(依存性)、

その枠から逸脱しないように支配・管理し(強迫性)、

そこから出ることは、

馬鹿にされたり、集団から排除される危険性を匂わせ、

自己意思や自己決定を回避させるように仕向けてます。


追従は良い子の証。親は安心と納得。


社会が求める規範や既成価値をしっかり追いかけ続けて、

かつ枠組みの中で頑張れる人格にはなっています。


しかし時が経つにつれ、

成績優秀を見事に治めた人たちでも良く観察すると、

内面の問題が片付いている人と、

片付いていない人とに分かれています。

これが顕著に現れるのが中年期以降です。



掘り下げると、

集団心理の教育は見事に出来てはいるけれど、

個人的な精神性については、

ものすごく未成熟な状態を持たされています。


なぜ今までデキル人のグループに所属していられたのかというと、

①依存する既成の規範が何か周りにあった(依存性)

②それらをしっかりやり続けてさえいれば、優位であった(強迫性)

③模倣していれば大丈夫だったから意見が必要なかった(回避性)

三つの条件が揃っていたんです。


外部と境界線を引いている形跡はほとんどありません。

規律と同一化していて、

追従と記憶と模倣の成績が大変良ろしく、

それらがご本人をある程度救っていた環境だったのです。


しかし、

ひとたび規則性規範や緻密な秩序的なルールが差し出されない場合、

狂いが生じ始めます。

部署替え、昇進で立場が変わったり、

経営方針の変換、より高度な状態を求められたりすると、

自発性や自立性が脆弱なままの人は、

不安定を長引かせます。


これは条件次第で実力が変わる状態だったわけです。

規範を追従し模倣をしていた状態から放り出されたも同然。


自己意思や価値基準をつくる経験が極小だったため、

結果に一っ跳びになってしまいやすく、

口から零れるのは「そうなるにはどうしたらよいでしょうか」と、

他人に代理を頼むに至っています。


自立して独立した考えを導き出すことを回避し、

外に依存をする繰り返しで耐性が備わっていなかったのよ。


ご本人が打ち立てた仮想や仮説は、

どこか実年齢に見合わず、

快楽原則や幼児性万能感がベースになっていて、

降格や雇用条件外の通達を受ける羽目になってます。


規範を守り続け、

情報収集に頼って自らを作っていたアイデンティティーの陰で、

自己アイデンティティーの獲得が失敗に終わってたのね。



ここで大事なこと。

既成価値や規範は、

大難を避けて小難で過ごすことは出来るかもしれません。

しかし、

受難が訪れない保障をしているわけではありません。


覚えてください。

依存性と強迫性と回避性を外したところにあるのが、

自立性です。

自分の意思と経験を軸に律する力がそこでは問われるのです。

その経験をたくさんしてきていますか?


ではどうするのか?

何か初めてやろうとしたとき、

不安や恐怖は当たり前に起こるモノです。(規範の外だから)

そのとき、

不安・恐怖 < 探求心・好奇心

にします。

自分を信頼して実行する。

チャレンジする中で、

強さをもてるようになります。

場数を踏んで、心臓に毛が生えたようになるもの(笑)

慣れですわ。


人目なんか気にするもんでない。

(※誇大自己ほど優劣意識に超敏感だ!と覚えてください)

人目・評価 < 経験・実感・等身大

経験による実感を活かし続ければ、

自分が何を必要としていて、

何が必要ないか気がつけます。

ずばり野生の勘を取り戻せて、

自分本来の道に戻るってわけよ。



今日の洞察☆

ピンチをチャンスと捉えて、

意欲を取り戻すことがスタート。

規範や規律を守ることしかしなかった人は、

強迫症状や強迫性神経症を持っていることが多いので、

まず恐怖心を拭うことが先決よ。


恐怖が起きないことを探してたら、

やってきたことの中にしか居られないわ。

留まるか発展するかよく考えること。

自分の道は自分で決めることです。(←自立性ね)


次に即決速攻は快楽原則と視ます。

プロセスを自分で創造する時間を持ちます。(←自立性ね)

代理では今までと何も変わりません。


本物のリーダーや優秀とはなんぞや!?

今までの型やぶりで挑んでみましょう。


ちなみに、

もともと義務や責任を重んじる人たちです。

一度心育をやってみようと決意すると勤勉さに火がついて、

真面目が表面化します( `ー´)ノ

(やっぱり努力家♪)

その際は、○○でなければならないと、

強く迫らせないように気をつけてあげてね(*´з`)








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2018年10月19日金曜日

デキルタイプの中に潜む境界性

成績優秀者。

エリート意識を持っている人の中に、

この境界性の問題を持っている人が少なくないです。


8月後半のブログで言いましたが、

境界性と強迫性のタッグ、

境界性と自己愛性のタッグ、

この二つはかなり強敵です。


男性も女性も、

モラハラやDVに移行する可能性が高くなります。

甘え損ねのメカニズムを持っていると、

人には甘えさせない厳格冷酷な人格は、

どんどん義務責任を押し付けて、

他人を責めていってしまうことが考えられます。

女性の場合はDVよりも、

高圧的態度や小言三昧に気をつけましょう。



誇大自己が堂々と表面化している自己愛性パーソナリティと違って、

強迫性パーソナリティがベースにある人は、

境界性を発症するまで周りの方は、

ほとんど気づけないことが多いんです。


なぜかと言うと、

自分自身を守ろうとするため、

普段から失敗を恐れる回避性が一緒にあります。

とても秩序的で、しかも慎重派でもあるのよね。

だから上手くすり抜けてきていることも多いのです。


強迫性パーソナリティは努力の人でもあります。

日本人気質。

あの手この手を使って、

成績優秀者であろうと試み、今日に至っています。


自分以外の人の為に努力や貢献をすることで、

各段の成長がおこることは確かにあります。

ただし、

全てがそれで成り立つということではないのだろうと思うのです。


承認や賞賛が伴わない、

合格と太鼓判を押されないと、

ついダメなんだと落胆し、

自己を犠牲をしてまで規律を守り、

果てしなく努力や貢献をやめようとはしないのは、

自分を見失ったも同然です。


どん底に至って強迫神経症を常日頃起こし、

境界性パーソナリティ障害を発症する前に、

軌道修正を試みる必要があると思います。


このような場合では、

一度依存対象物(規範)との距離を置き、

自分軸での判断で方向転換する訓練をします(*^^)v

合わないこともあると認めたり捨てることで、

自然と柔和な感性が生まれますよ。

努力家の一面に自分軸と柔和が入ってきて、

とても素敵だと思います。



合理化教育システムの中で、

見事成績優秀者になっている人は、

その習慣(強迫性)から、

どの場面でも「デキル人」のグループに所属していたいと、

願いを残してたりします。


そのためなのか、

トップを走れない状態、

自分ルールや秩序的な状態が通用しない、

成績が伸びない、

結果が出せない、

褒められない、

注目されないなどの、

成績優秀者として支配できる環境が得られないと感じたときに、

なぜかめっぽう打たれ弱いのです。


価値基準から脱落する可能性が高くなる気配を感じると、

自己愛が急激に萎縮し、

それを庇うために、

境界性パーソナリテイ障害を引き起こします。


ご本人もまた親御さんも、

境界性パーソナリテイ障害の発症には驚きを隠せません。


成績もしっかりしていて、

キチンとしていて、

ご近所からもとても評判の良い声しか聞かれないのに、

なぜうつの状態や荒れ狂う状態へとなったりするのでしょうかと、

ご相談が入ります。


社会性と精神性の違いや、

心理教育の目線でじっくりみれば、

必ず原因はあります。


おそらく過去、

気持ちを汲む前に、

成果主義に着目していた環境ではなかったでしょうか。


気持ちに真正面から向き合う経験や、

気持ちを抱える経験が少なかったのだろうと思います。

悲しみは悪いことではありません。

悲しみの感情を抱え、大事に処理することをしなかったのが、

境界性パーソナリティ障害の問題に至ったのではないでしょうか。







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2018年10月18日木曜日

質問回答編(パーソナリティの判断について)


質問回答編①

ベースのパーソナリティとは一体どんなものですかの質問に、

お応えします。

(気になっていらっしゃったのね、ゴメンナサイです)


境界性、

自己愛性、

強迫性、

回避性、

依存性、

演技性、

反社会性、

妄想性、

失調型性、

低年齢で分類しづらい型とがあります。


これらのうちのどれかが、

普段は優勢を示していると考えてください。


表面上は上記のどれかが強い傾向を示しているんですが、

何かの均衡が崩された際に、

自分の身を守りたい一心で、

境界性パーソナリテイの特徴行動が、

飛び出してきたと視てください。


否定をしない。

ダメ出ししない。

ピンチはチャンスと思うことが大事(*^^)v


均衡が崩されるようなことが起きてくれたことで、

知らなかった自分自身に出会うような感じです。

これは責めることでもなくて、

もう一度繋げ直すだけのこと。

隅々まで自分を知る貴重な作業です☆


特に境界性は構造物に例えると、

土間打ちや基礎工事です。

自分との強い絆を得るんだと、

意欲的になって欲しいです(*'ω'*)



最近ブログで取り上げていたのは、

誇大自己が肥大している自己愛性パーソナリティです。

明日からは努力家の強迫性パーソナリティに、

注目してみようと思ってます。


この二つ、社会的評価の高いデキル人が結構多いのよ。

リーダー、要、引率者の傾向があります。

だから普段は人の上に立っていることも多いです。


もし当事者であれば、

できれば緒を長引かせたくはないと思います。

人の上に立っている立場上、

認めがたいことでもありますし、

隠したいはずです。


誰かの支えを本当は心底必要としていたのだけれど、

そのことを表向き出すわけにはいかない事情があって、

ずっとなかったことのようにしてきたけれど、

どうやら今回は、

そんな自分と真正面から向き合わなければいけない状態に、

ついに追い込まれたって感じですね。

ブログでこっそりお勉強しちゃってください。


とてもの気難しい人のサポーターや愛着対象者さまは、

グダグダになってしまった気持ちを、

汲んであげてください。

(あなたが倒れてしまってはいけませんよ)




質問回答編②

真面目から徐々に大人になっていく過程で、

ひとつ成功を収めてしまったりすると、

とんでもなく高飛車になり、

周りの人を驚かせるようになりました。



この場合は学生の頃に出会った人は、

その思い出から真面目な強迫性パーソナリティだと想ってたりします。

が、社会人になってから出会った人は、

顕かに自己愛性パーソナリティだと判断すると思います。


人間は誇大自己に縋ることでしか、

乗り越えられないことってあると思います。

誇大自己は一つの妄想です。

自らを尊大視するようになり、

誇大自己を肥大させた自己愛性が荒れ狂っていますが、

妄想でなんとか心の均衡を保っている場合があります。


下手に妄想をぶち破るようなことはせずに、

相手が何かに怯えや反抗心を持っているために、

誇大自己を手放したがらないと視てはいかがでしょうか。

心の奥深くで言葉にできない何かがあるのかもしれません。

奥深くの気がかりに寄り添うように、

対処を心がけてみてはいかがでしょうか。

過去ブログの「反抗期の仕組み」を参考にしてください。



質問回答編③

人当たりは良いですが、

嘘が多くて信用できません。

ご実家との関係も複雑です。

陰口をたたいている人の前に立つと、

異様な好意的振る舞いをします。



愛着障害の懲罰型をもっている場合は、

子どもの頃から嘘を良くつき、

綻びを見せません。

ご実家にいる親御さんの前では、とびっきりのよいこだったりします。

口達者で弁が立つため上手に立ち振る舞います。


愛情飢餓や基本的不信感によって、

妄想性が根づいてしまうんです。


過干渉や虐待にあった人の多くは、

重ねられた愛情飢餓から妄想性が生まれてしまい、

ご本人も人を信用することがとても難しいのです。

そのため自然と利害損得で算段してしまうことがあります。

防衛心の現われなんです。


親から自分を守るために、

嘘で支配する経験を重ねてしまいます。

独善性ですが、

それでもご本人を支えてきた考えではあるはずです。


それが上手く機能していることが少なくありません。

世渡り上手で知能スキルは高く、

集団の場に上手に溶け込んではいますが、

人格が場所によってカメレオンのようにコロコロ変わります。

出会った人によってその印象は大きく変わります。


器用な人ほど難儀です。。。。。


基本の境界性パーソナリテイ障害の発症を鎮めることを、

ただ考えてみるってどうでしょうか。

情動のコントロールに協力する。

認知の改めについては、

ご本人の自覚によって改善される方が自然です。

無理強いは正しさの争いになり、

関係の悪化を招きますのでね。


愛着対象者に選ばれた人は、

相手の激しい行動に共振しないことが大事ですよ。

陰口を貴方の前で明かすだけ、

あなたに安心を寄せています。

また度量がおありなのだろうと思います。


きっと今あなた自身がお疲れが溜まった状態ではないですか。

それで早く直って欲しいと焦ってしまっているのではないでしょうか。

この状態から早く解放されたいとか。

ご自身の気分を転換するように、リラックスやリフレッシュをおススメします。

あなたが本来持っているエネルギーを、

取り戻す時間を作ることをまず意識してみてください。


今日は以上です(*'ω'*)







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2018年10月17日水曜日

既成価値を選択するのは誇大自己です



さてさて昨日の続きです。

昭和モデルの規範が自我と一体化している場合、

・労いのための「物を買う習慣」=ご褒美依存性

・公私をいつもきちんと使い分ける「見栄を張る習慣」=人格の多面性

ならびに、

・社会的評価の高い情報を「追従していく習慣」=取り残されない回避性

とが合わさると、

○○でなければならない強迫思想が容易く生まれます。


身の丈に合わない買い物かもしれないけど、

みんな買っているし・・・。

じゃ私も(僕も)と、次々にしてしまう危険が生まれます。


いつしか自然と「やるしかないッ」になってたりするから怖い。。。。


そこに晩婚化の問題が合わさると、

どうして自己破産が増加したのか、

解読できます。


自主自立性や独立性が曖昧で、

青春期のような感覚が抜けずに持ち合わせていたりすると、

自分軸による堅実な計画に及ばなくなるのです。


全国でも代表的なケースをここでご紹介します。

(知っている人も多いと思いますが)

若いうちにローンを組んだ方が良いと思って購入した住居。

せっかく購入はしたけれど、

次第に家計を圧迫する最大の材料に変わってしまいます。

ローンを払うために、働かなければならないループに入り込みます。

人事異動や転職や給与条件が変わり、

当初の計画から大きく脱線し、

予想外の対応に追われて、

稼ぎ手が心神喪失や心身症を発症してたりします。

家族会議を開き、

悩んだ末に手放すことを決断したけれど、ローンはしっかり残ります。


ここに数字を実際に入れてみましょうかね。(計算簡単編です)

例えば、

40歳で結婚をしたとします。

私たちのスタートはみんなとはちょっと遅れただけ。

これから子どもを授かり親子で楽しい生活が待っている。

と、計画をします。

お家、車の用意をします。

ローンです。

次に41歳でお子様を授かったとします。

お子様が成人する頃、

親は61歳と計算できます。


住宅ローンと大学進学時の教育費が、

60歳前後で重なる予測は誰でも出来ます。

老後の生活を前にした段階です。

貯蓄をしっかり考えておかないと大変なことになりますよね。


次に誤算が起きた例をご紹介します。

それは55歳で退職者ケースになった場合です。

今までとは同じようなお給料は入りません。

就活をしようにも希望する会社に就職するのは困難です。

焦りもさながら、でもプライドが邪魔します。

ローンと学費と老後のすべてが、

稼ぎ手にかかってきます。

心身の負担は家族中に想像を越えて押し寄せます。


協力的な関係が、

それまでに作れている家庭とそうでない家庭とでは、

ご想像すればわかると思いますが雲泥の差。

誇大自己に屈するように営まれた家庭は、

責任のなすりつけで悪化の意図を辿ることが多いのよね。



ファイナンシャルプランナーさんに実情をお聞きすると、

問題を起こしやすいのは中間層、準裕福層。

小金持ちだと言います。

アッパー層の真似をして、

自己破産の道を作ってしまうと言います。

青春期の思い残しをそのままに持ちこしている場合、

良くありがちなのが、、、、、

40歳までの独身中、

貯金をあまりしていなかったりするんですって。

そんな経緯を持ちながら、

中年以降で無計画で突っ走っているケースが非常に多いと言います。





お話をお伺いしたときに、

依存性と強迫性と回避性の問題が背後にあるのが視えました。

個人だけの問題だったら、

似たようなケースが沢山生まれるはずがありません。


昭和時代(親)の中で当然とされてきた常識や価値観が、

自我と一体化していることに気づかずに、

有力情報を追いかけてしまうのでしょうかね。

それが普通とまた感じるのだろうと思うのです。


言いつけを守って、

いつしか無分別になっているとは、

夢にも思わないだろうと思います。


ふと頭をよぎったので、

ブログでお伝えしようと思った次第です。


自立性をつくっていくことを、

皆様にお伝えしておきたいなと思いました。

サロンでは、

ある程度の年齢になって、

結婚をもすごくプレッシャーに感じている人がいた場合、

あえて言いつけから距離を置き(境界性)、

周りに振り回されずに、

独立した人生計画を創造する意志と楽しむ意思を、

しっかり持った方が良いとお伝えしております。




今日の洞察☆

誇大自己に振り回されないようにする。


人の心は心理教育をし徐々に訓練をすれば、

古い価値観を脱出することは可能になります。

・情動のコントロール

・認知の改善

二つを念頭に置いて、

捉え方を変えてみてはいかがでしょうか。

新しい人生計画を選択してみましょう。


きっと予想をはるかに超えた生き方を、

今世経験する計画を立てて、

あなたはこの世に生まれているんだと思います。

是非、自分のために積極的に変化の風を

入れてあげて欲しいかな。

と思っています(*'ω'*)

(オリジナリティー素敵)








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2018年10月16日火曜日

経済成長と合理化から生まれた副作用

先日のブログで、

現代は若年層の自己破産が減少する一方で、

中高年層の自己破産が増加しているとお伝えしました。


平成時代の人よりも昭和時代の人のほうが、

お金の使い方が荒いのでしょうか。

ここには物質至上主義が関係しています。


近代文化とは人のゆとりを生むとされ、

沢山の開発を成されてきています。

しかし、そのゆとりを作ろうとする人たちは、

ゆとりとは程遠く社会に駆り出されっぱなしを、

余儀なくされていました。


その影響は家庭に現れました。

親が居るときと居ないときとでは、

あからさまな違いが生まれていました。


親に干渉をされる面倒な時間と、

親の干渉から免れる甘い時間の差。


親が在宅中は、親の規範を押し付けられます。

親もその方が合理的です。

一方で親が不在であれば自由です。

この極端な緊張と弛緩は、

人間の人格に二つの面を作りやすくしてしまいました。

二面性です。

(人に甘えさせない大人人格と子どものままでいたい人格よ)


背伸びをする大人の時間(かりそめの自立心)と、

何もしなくてよい甘えられる時間(幼児退行)。

これが習慣化します。

器用に使い分けると統合が難しくなるのよね。

分裂気質。

一度覚えた蜜の味は、脳に記憶されそれを欲しがります。

すると使いたくなって、生涯付きまといます。


さらに、

親もさながら子も、

合理化の陰で自分の不満を物で埋め合わせることに、

慣れ親しんでいきます。


ご褒美。

知ってますか!?

これでなんとか心の不満を埋め合わせているのです。

それが習慣化されると、

脳は勝手に刺激を求めて探し始めます。

買い物への依存です。

物を得る興奮と快感を欲していきます。

ないとつまらなく感じます。


そこに暗躍するのが人の「見栄」ですよ。

誇大自己は見栄とも言い換えられますのでね。


如何ほどにして他者と差をつけるか。

その算段に使われるのが大きな買い物なのです。

人生の中で一番大きな買い物だろうとされている「家」。

昭和時代の頃は、

収入も上り調子が当たり前で、

永年就職で安定を持てると考えられてました。

(定年退職後は退職金と共に海外暮らし案なんてブームってたわ)


昭和モデルが一体化している場合、

物を買う習慣と体裁を気にしたり見栄を張る習慣、

ならびに社会的評価の情報を追従していく習慣とが合わさると、

身の丈に合わない買い物を、

次々にしてしまう危険が生まれます。


そこに近代の中年層の問題を合わせると、

自己破産が増加する原因がわかります。


それは晩婚化のことです。





ブログを読んでて「結構リアルだね」と、

最近ご感想を頂きます。

境界性は誰にでも関わるデリケートな問題ですし、

私たちが受けている教育システム上、

とても身近なことだと思います。


サロンで沢山の方々とお会いしますが、

その年齢層は10代から80代までとかなりの年齢幅があります。

でも、

心の問題として考えた場合は、

実年齢は関係ないんです。


だから親と子が一緒に同じ問題に取り組むことも、

けして珍しくはないんですね。


リアルだと思う方は、

ひとつづつ丁寧に紐解いていかれるとよろしいかと思います。

今までの過去の経験を結び直すチャンスと捉えてくださいね(*'ω'*)


常々サロンでもお伝えしておりますが、

メンタルヘルスは、個人のパーソナリティの善悪を問うものではありません。

パーソナリティに関わる心の仕組みを理解して、

新たに楽しんで形成するきっかけを得るに過ぎません。


植物を育てることによく似ています。

伸びすぎたモノや生い茂りすぎたモノは思い切って剪定をする。

必要な部分を捉えて可能性に掛けてみる。

どんな形になるのか、ちょっとした楽しみと希望にして、

ずっと大事に共に過ごすような感じです。


心は可塑性。

生涯育て上げる気持ちで取り組んでいただけると、

私としても幸いです。




明日へ続きます。








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2018年10月15日月曜日

虐げられた人ほど虐げる(人間の仕組み)

誇大自己による躁的防衛。

繰り返し使うと強化されて、

もうその人が止めようもなくなります。


潜在意識に自分を守りたいと強く強く思うほど、

この躁的防衛は起きてしまいます。


過去に強く傷ついた痕跡がある人のほうが、

人を傷つける側にいつしか回ってしまうのは、

とても皮肉なものです。


虐げられた人ほど、人を虐げる確率が高いのね。


虐待を受けた子どもが、

大人になって虐待をする側になることは、

世に知られています。


眠っていた記憶が、

衝動的に人を突き動かす原料になっているのですね。


甘え損ねのメカニズムでもお話をしましたが、

甘えられなかったら、人を自分と同じように甘えさせない。

それも同様なことが起きているのです。


親や大人の誇大した姿の前で、

萎縮した経験を沢山持っている人ほど、

守り続けるために、

誇大自己を持ち出していきます。

それが一番良いのだろうとと思ってしまうのです。


人が本心からそうしたいと思っているようには思えません。

そうせざるを得ないんだと思っているように映ります。


だから、

このブログをお読みになったら、

『心の仕組み』を知らないで、

うっかり心を汚してしまう使い方をしていたんだなと、

丸っと♡包み込んで洗ってあげてください。


身につけた常識は、

あくまでも自分だけに通用する常識(規範)だったりします。

それに拘るあまりに、

いつの間にか正しさの争いの中に身をいつも置いているかもしれません。


心の脳の仕組みを知って、

早めに心の淀みから救ってあげて欲しいと思います。

それが平穏が訪れる最短だったりします(*'ω'*)








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2018年10月14日日曜日

誇大自己で幸せが遠のいていく

求めても求めてもなぜか手に入らない。

どこまでいっても辿り着かない。

計り知れない労力を使っているにもかかわらず、

望んでいるモノがなぜか手に入らない。


人一倍努力をしているのに、

おかしな話だと思いませんか?

これは優等生のタイプに陥りがちなケースです。


自分像に執拗に拘るため、

何かあるごとにディフェンダーが作用します。

するといつもあなたの行動は、

何かを欲しがる行動、

いわゆる支配をする行動に出てしまいます。


これは周りの人や愛する人の力を少なからず阻害しています。

巻き込んでいきます。

気づいていますか?


○○になっていたい。

幸せな夢を叶えようと求めれば、

人はそうなろうとするための条件を見出します。

そして支配をし始めます。


これで人もチャンスも遠のいていくの。


直接的な暴力とまでいかなくとも、

モラハラの心理には、

この特権意識や優越感をどうしても崩したくない苛立ちを、

パートナーや家族にぶつけているケースが大変多いと言います。

支配力が糸を引いているんですね。


外部には裕福で恵まれた家庭に映っていたのに、

実はローンまみれだったり、

家庭内別居や不倫や冷戦状態だったり、

ケンカばっかりだったり、

子育てを疎ましく思っていたり、

それで浮気や家出を選択していたりします。


離婚協議の末に出てきたパートナーの心情は、

家庭がすべて自己愛性の強い側(特権意識側)に沿って、

営まれることへの不満だと言います。

ずばり支配されることへの不満と言えます。


このようなケースの場合、

別離を申し出たパートナーの口から出る本心の言葉は、

『あの人と一緒に居るだけでストレスになる』が、

共通しています。


お互いが幸せな家庭を築こうと願ってのスタートだったはずです。

どこかで営む人の目的が、誤っていたのだろうと思うのです。


規範の実現を目的にした営為では、

牢獄の名にふさわしい状態に、

なってもおかしくないのだろうと思います。

気づいていますか?


未成熟な自己愛性パーソナリティ → 誇大自己、優越心

他人を魅了するための演技性パーソナリティ → 本音と建て前、嘘

規範の通りに営みたい強迫性パーソナリティ → 強迫神経症、不安神経症

そこに甘え損ねによる誰かに側にいて欲しい依存性と、

いつも一緒の意見でいて欲しくて、

すぐに情動不全を起こす境界性パーソナリティがあったら、

そりゃ大変ですわ。。。。


パートナーにとって、

目まぐるしく変わる相手の姿に、不信と疲れを持つのは無理もない。

結婚生活は、

相手の自己愛性にただ仕えるために、

一緒になったわけではありませんのでね。


ちなみに、

このタイプにドッキングするタイプは、

依存性パーソナリティ障害のもち主ですね。

ラブアディクションの典型的なケースです。


自己愛性の強い誇大自己の前で、

すぐに萎縮する自己愛が出てきて屈します。

また、

萎縮しやすい自分が本来なりたい強いタイプの人と一緒になれば、

完全性が手に入った感覚になりやすい「置き換え」の癖があります。


依存性パーソナリティ障害は一見献身的に映ります。

でも、このタイプも自己アイデンティティーの欠如型です。




自己実現のための行動もどこかこれに似ています。

『出来上がり』にあまりにも細かく拘っていると、

大事なことを取りこぼします。

そんな不幸を繰り返し招きたくはないはずです。


繰り返す人の心理分析をすると、

どこまでも手が届かない感覚が、残っていることが視られます。


自己実現による居場所づくりには、

自分はどんな場所に居たいのか、

そこで何がしたいのか、

そこに喜びを感じられるのか、

あくまでも自分自身の軸を元手に創っていく必要が出てきます。


それは無作為なところから立ち上げるようなモノで、

既製品ではけして手に入らないものです。

(自主自立性と独立性ね)


ひょっとするとどこまでも手が届かない感覚は、

自己アイデンティティーの欠如によるものかもしれません。


「あなた自身」を知らないで、動いている感覚のことかもしれません。

もしそうだとしたら、

足元を見直すことです。

小さなことに萎縮する自己もあなた、

誇大自己にまみれてしまうのもあなた、

人の言いつけについ従ってしまうのも、

反抗してしまうのもあなた、

幼児のように退行してしまうのもあなた。


「言いつけを守って生きてきているに過ぎないあなた」は、

自分の好きな道を歩んできてないことを、感じ取っているのよね。

本来の自分を見失っていることが、

ずっと手が届かないでいる感覚の最もな答えだったりします。


自分を手に入れる

素足のあなたになる

それが自己実現にもっとも近い歩みのスタートだったりします。







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2018年10月13日土曜日

青春期症候群を持ちこした結婚生活で破たんする

人格形成において、

青春期はとても難関なんですよ。

児童期からだんだんと歩を進め、

男性や女性としてのアイデンティティー、

恋愛・性関係でのアイデンティティー、

学業的アイデンティティー、

職業的アイデンティティーを、

次から次へと獲得していく時期に値します。

(忙しいですわね)


そのためこの時期は、

青春期特有の境界性の問題や、

心身症や症候群が発症しやすいとされてます。

萎縮した自己愛が克服できなかったり、

誇大自己の調整がうまくいかなかったりが続くと、

手厚く守られている若者ほど、

精神的な耐力が育ちにくく、

神経症に傾きやすいのね。


なんとか優等生をやり続けていられるうちは良かったのですが、

その分そうでなくなると、

劣等意識がズズンッと積もっていきます。


取り残された気分や、

後れを取っている気分を強く感じやすいのね。

すると人はどこかで、

自分のアイデンティティーを格段に引き上げてくれる場を求めます。

それが結婚です。


そして結婚して躓く人が出てきます。

結婚生活の破たんに加担しているのが、

青春期に片づけられなかったアイデンティティーの問題に、

社会的評価が上乗せされることです。


社会的賞賛と地位。

経済力。

結構昇進してたりすると、一見盤石のように映るのです。


がしかし、、、、、蓋を開くと、

強迫神経症が入り込んでいる結婚生活は、

パートナーにとっては牢獄です。


毎日の生活が、

針の穴に糸を通すような生活になります。


結婚生活は、

『自分規範』最優先で営むことに固執します。


二人の価値観を作るのではなくて、

自分の価値観に従って欲しくてたまらない。


結婚生活は内なる支配欲とナルシズムが、

実現する場を得たのと変わりません。

優等生である以上、結婚生活の場は主導権を持つのは自分。

誇大自己がどこまでも肥大していきます。


○○でしょ。

違うでしょ。

どうしてわからないの。

正しさの争いが絶えることはありません。


自己アイデンティティーの欠如があった場合、

その結婚生活は、

どこかの本やテレビで流している情報が主体です。

誰もが羨むお家に住んで、

パートナーには○○してもらって、

子どもには○○してもらって、

延々とこんな感じが出てきます。


慣れ親しんだ習慣は、

ズレを嫌がる強迫神経症に至っているのよ。


どんなことをしてでも外では活躍の場を求め、

注目をされることを望み、

どこから見ても、

優等生の夫・妻、

優等生の父・母、

優等生の私(僕)をやっぱり維持しようとしていきます。


甘え損ねのメカニズムによって、

自分が甘える領域を確保するために、

交際中よりもっともっとルールが増えます。

その通りでないと不満になります。


パートナーがひとつ何かを言おうものなら、

倍以上の小言が返ってくる始末とかもあります。


その状況を作っているのは、

ご自身のパーソナリティの問題であることに、

成績優秀者であるほど着目はしません。

自然と目を逸らしています。


誇大自己が目を瞑られていくと、

躁的防衛が主になります。

攻撃は繰り返され、これも強迫行動の仲間入りをします。

するといつも怒る。

すぐ怒るになります。

強迫性はご本人の意思を乗り越え、

やらずにはいられなくなります。


この状態を繰り返すと、

パートナーが取り合わなくなるか、

離婚に至るケースが多いです。



今日の洞察☆

自律訓練法が必要です。

神経質の度を越していると考えましょう。


自分自身の問題として自覚することから始めます。

相手の行動に対して、

優等生の自分は被害を被っていると思う考え方を捨てる必要があります。


境界線を引いておらず(境界性)、

パートナーに合わせてもらってご機嫌になる状態に目を向けます(依存性)。

愛着対象者に依存をし、

何事も自分ルールに従うように、

強く迫っている自分にも気づきましょう(強迫性)。

また、

情動の不安定さをコントロールすることを避けないでください(回避性)。

穏やかになれないことや、

スムーズにできないことに、

不快症状が現れても抱える訓練をします(怒りの学習)。

慣れていないだけですので、

訓練で慣れていきます。

(幼児性万能感を看破します)


もうひとつこれは大事なことです。

周りの目を気にしている人は、

自分が周りから見られていると思い込んでいます。

(投影)

私(僕)に注目をしているはずだと潜在意識で想っています。

(自己顕示欲)


実は周りはそんなに関心を寄せてはおらず、

誰もがスルーしていたりします。

一般からは『抜きんでた自分』でいたいと思う人は(ナルシシズム)、

自意識過剰を捨てるとラクになります。









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2018年10月12日金曜日

背景には自己アイデンティティーの欠如がある



お問い合わせありがとうございます。

『規範』の意味をもうちょっと分かりやすくとのことで、

スミマセンでした!


この規範は『言いつけ』と当てはめ直して読んでみてください(*'ω'*)

親の言いつけ、

先生の言いつけ、

学校の言いつけ、

先輩の言いつけなど、

年長者の言いつけをいっぱい繰り返し聞いて、

いつの間にかそれが習慣化して自我と一体化。

と、考えていただけたらと思います。

どうぞよろしくお願い致します!



優等生の状態が剥がされそうになって、

境界性パーソナリテイ障害が発症するに至る場合は、

背景にアイデンティティーの欠如の可能性大です。


本来アイデンティティーとは、

優劣の問題で成立するモノではありません。

むしろ優等生と言われる背後に、

自分は一体どんな存在であるかを、

先に獲得されていなければなりません。


掘り下げます。

親や周りが提示する規範の中で、

他者の望む優秀な人物像が自分だと、

落とし込んでいる可能性があります。


依存性と強迫性と回避性に自覚がありませんのでね。

『きっと○○だと、みんなが喜んでくれるから、○○でいいはず。』

こんな状態が続いて来ていると思います。


主体性を奪われる操られが環境に多くあったはずです。

懐柔が上手い親だと、その押しにも気づかずに、

相手の操られに身を任せてしまっています。


例えば、

迅速に結論を出すように促される経験。

考える時間をあまり与えられずに、すぐ結論を迫られる。

白黒思考が重宝され、規範の中では有効化します。

繰り返すとそれが強迫性に至り、

やらずにいられません。


またちょっとでも親が不安の感覚に襲われれば、

子どもの主体性の前に意見が置かれる。

そしてそれを選択するように促されているとか。


これが生活全体に行き渡っている場合は、

強迫症状や強迫神経症を伴っている可能性大。

(強迫性パーソナリティ傾向)


その人の意志や意思、

並びにペースや努力課程が無視されて、

いつも誰かの追従を余儀なくされてる環境ですね。


高度経済成長期の昭和モデル家庭では、

これがもっとももてはやされています。


主体性が十分確立されていない人は、

状況や相手にあやつられて、

自己を見失なってしまいやすいのね。

(依存性パーソナリティ傾向、共依存性)


もっと高い視点から見れば、

この人格は高度経済成長期の大人たちが、

最も欲しがった人格でもあります。

一つの方向性に固まって大きな力で動かす。

団塊。

目的や思惑はお見事に当たっていると言えます。


現代の団塊ジュニア世代において、

このパーソナリティの弊害は顕著です。


社会性はしっかりありますが、

どこかで精神性の成長は留まっていることが多く、

耐性が乏しいのです。


心身症や精神疾患が増えていく背景に、

パーソナリティの問題はいつもついて回っています。

これは逆説的に、

病気になりやすい性格があると言えます。


規範を重視し過ぎると、

ちょっとのズレを難儀に感じ心配や不安になるので、

いつも外に目を向けておかざるを得ません。

これでは精神的に耐える力が育たず、

自分本来に立ち返った適切な判断が弱くなっていきます。


依存する対象物を求めるか、

攻撃する対象物を求めるか、

もしくは幼児退行の選択肢になります。


心神喪失や心身症はこうして生まれるんですね。


自主自立性、並びに独立性を持つことの大切さを感じます。

でもこれは古く数千年も前から、

伝えられてきていることでもあります。



今日の洞察☆

幼心を丸っと包み込みます。

在ることをまず大事にします。

まだまだ開発しどころが沢山ある発展途上中♡と、

自分を尊ぶ心を持ち直します。


再起を図ってチャレンジをした際に、

誇大自己を見つけてください。

そこで下積みを楽しむ心を持つのですね。

真価を問われる事態の中で、

本当の自分に出会えます。

それが健全な心理成長課程で培われる、

自己アイデンティティーです。

自分の特性を知る機会をもって、

自分を深く愛してください。




(つぶやき)

ちょっと横道それますよ。

恐ろしい情報。

『荒れ狂う中高年層』

いつまでも青春期のような関係を望み続ける人たち。

若年層の自己破産は減少しているのに、

中高年層の自己破産が増加している近年。

背後にあるのは未熟な自己愛性による買い物です。


沢山飛び交う商業戦に参戦して止まらなくなる。

高度経済成長期の規範(物質至上主義)に飲み込まれたままか、

流されっぱなしで自力で修正ができないのか。

行動の動機はすべての脳の中で執り行われていますので、

他人のせいにはできません。


・情報の追従→依存性

・買わずにいられない→強迫性

・一緒でないと恐い→回避性

と、分析できます。






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2018年10月11日木曜日

優等生の人ほど葛藤を回避する



幼少期から手厚い保護を受け、

親からも周りからも「優秀な子」ともてはやされた人に限って、

どこか勉学以外の芽を摘み取られていることがあります。


おそらくそこには指導する側に高学歴即出世の意味合いが、

隠れていたのかもしれません。


とくに過保護や過干渉をする親御さんには、

親子病理があります。

自分自身の劣等感の解消を望んで、

子ども戦士に仕立てている節がみられました。

子を思う心が、どこかで脱線していたのかもしれません。


学歴偏重社会の流れから、

ますます近代になって価値観の多様化が進んでいます。

道の選択が難しくなっているのかもしれません。



掘り下げます。

各家族化が進み、

自然と親子カプセルが通常化し、

いつしか境界性の意味が失われ、

濃厚な依存性が親子間で生まれてしまったのだろうと思います。


期待をかけられた子どもは、

その重荷を背負って生き続けます。

内面は自己顕示欲と幼児性万能感を持ち続け、

不器用さをどこかで残しながら大人になります。

内的な成長は阻まれたままのため、

自己決定が上手くいかず、

いつしか青い鳥症候群へと向かいます。


規範をずっと守ってきた人にとって、

頼みの綱は常識という言葉です。


しかしそれは、一部の状況や家庭でのみ通用するもの。

本来その枠組はとても曖昧なものです。

状況や地域が異なれば全く違っているモノ。


それに気づかず、

子どもの頃より親しんだその規範は、

いつの間にか一体化していて、

「自我」の一部に成り代わっているのです。


一体化した規範は至る所で発揮し、

その人を支配していきます。


規範に依存し、

規範を追従し、

規範の中に収まろうと強く迫り、

その規範以外を回避したがる。

そんなパーソナリティが形成されているのです。


規範を探したがるパーソナリティと言い換えられます。


身につけた規範から少しでもずれれば、

違和感を感じます。

会社に従事していても内面には、

何処かこことは違う別の場所に、

もっと自分に相応しい場が必ずあるはずと、

密かに想いを募らせていたりします。

青い鳥症候群です。


実際に転職を試みても、

就活が上手くいかなくなるんですね。


あれをやってみたいと思う。

と、方針転換は打ち出せますが、

実行する前に「やらずに済む理由」を探していたり、

先方の規範がなっていないと講釈を並べ倒します。


良く聞けばそれも巷の情報で、

有力候補ともてはやされているモノだったり、

近場の誰かが先にやっていて、

それを追従するに至る程度だったりします。


せっかく就職した先でもしばらくすると、

研修中の下積みを嫌がり、

自分にはこういった仕事は向かないと撤退しやすいです。


これは自我が傷つくことを恐れて、

葛藤の場を回避する手段です。

誇大自己を守るために使われてます。


未成熟のままだった自己愛性がこの辺りから表面化します。

気分が沈み、引きこもりがちになります。


膨大に鬱積した不快感をどこかで発散するとしたら、

世間体を気にする優等生にとっては、

愛着対象者がもっとも相応しいとなります。


躁的防衛へと移行すると考えられます。

内なる葛藤のエネルギーが、

激しい情動と幼い白黒思考へと転換されます。

極端なモノの観方が炸裂し、

憎悪のはけ口を愛着対象者に向けていきます。


でも本当はそんなことは嫌なはずです。




ここで改めて誇大自己とは何かを考えましょう。

自分を実際より大きな存在とみなしていたり、

能力のある存在とみなしていたり、

丁重に扱われて当然との見方をしていきます。


誇大自己は、

勝敗にことのほか敏感で、

優越感が傷つくことを避けたがります。


また対人関係上は潜在意識に、

ナルシシズムが自然発生していることを忘れてはいけません。



今日の洞察☆

一旦、水に流す勇気も必要なときがあります。


親や周りの期待に応えるために、

どこかで無理をしてでも、

早くこの難を乗り越えたいと願って作ったアイデンティティーかもしれません。

また、

子どものままで居たい気持ちを脇に置き、

早く大人と肩を並べられるような人材になることが、

唯一の救済の道に思えたかもしれません。


大人と同等の力を備えれば大丈夫だろうと思う背伸びは、

けして実力が備わったわけではありません。

それは砂上の楼閣に過ぎませんし、

また崩れてしまうものでもあります。


いつの日か人生の中で、

その幼心や自己中心的な考えを、

ストレートに見抜く人に出会うものです。


背伸びに基づく衝動的な誇大自己より、

その中にひっそりと佇んでいる本当のあなたに、

会いたい人がこの世に必ず居るはずです(*^^)v


等身大の自分を大事にすることが、

本来の自己成長ってものです。

本当に尊ぶべきものは何か。

勉学に勤しめるほどのあなたなら、

きっとわかるはずです。

あなたの心の奥深くから、

その問題に手をかけたくなる力が、

ふと湧いてくるはずです。







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2018年10月10日水曜日

規範の解体が自己喪失や誇大自己になる





かりそめの自立心とは、

一人で分別することや、

立て直しが難しい状態のことを指します。


お互いに支え合うという甘い言葉でも、

集団を支えている一人一人の中身が問われています。


学則や教育課程は、

誰かに決められた規範です。

その規範をあたかも自分であるかのごとくに一体化させた状態では、

それを失ったときに自己を失ったも同然なのです。


狭量な枠組みに慣れ親しんでいるため、

社会に出てから勝手が違って躓きます。

思うように事が運ばないときが来てしまう。

会社に入れば学校のような規範依存性が通用しなくなります。

もっと過酷な条件を提示されるか、

もしくは自分で自主的につくる必要があることも。

非自立性の優等生にここで危険が迫ります。


想像していたのと違うッ!?

いままでは規範が提示されていたから、それでよかった。

基準もあったし、基準に合格さえすればゴールもある。

プロセスの説明も指導も細かくやってもらってたから困らない。

記憶力でカバーが出来ます。


でも会社ではそうはいかない。

問われるのは考察と考案と実行力と実技。

会社は即戦力が欲しいモノ。

ノルマ性に弱い人が出てくるのは当然なのです。


無作為から何かを立ち上げる訓練が、

彼らは頓挫していたのです。

人が作った既製品たちを「自我の実力」とみなし、

勘違いしていたのですね。


競争心がモノを言ううちはまだいいほうで、

意見や対応策がだんだん出てこなくなるんです。

対応策が見当たらない(追従先がない)。

そこで誇大自己が萎縮し始める感覚に身体は襲われます。


そうすると頭をよぎるのは、、、、

『怒られないようにするにはどうしたらいいのか!?』となるのね。

成績の二文字が頭をよぎり心配性が発動していきます。

それでだんだん消極的な考え方にベクトルが向きます。


外面では優等生のままを望む一方で、

内面では強烈な支配と憎悪と執着に及んでいきます。

情動不全が起こります。

そこで境界性パーソナリテイ障害が発症するのね。


学校の成績優秀と、

自立性はまったくの別物なんです"(-""-)"



今日の洞察☆

心理的自立や精神的自立は、

社会の中で既成規範の基準を満たせば、

きちんと出来上がるモノではありません。

それは誤解です。


気がついたときは、心育をすればいいだけです。

ピンチではなくてチャンスね(*^^)v









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2018年10月9日火曜日

優等生だからが気がつかない非自立性




実は、境界性パーソナリテイ障害を起こす人たちの中に、

社会的評価はあくまでも高い方々が結構いらっしゃるんです。

成績優秀のラベルを過去に沢山もらっている人たち。

一度は羨望の対象に選ばれた人や、

一定レベル以上の成績を収め、

高学歴の持ち主さんたちがいます。


彼らの成長課程で身につけたモノは、

一体なんだったのでしょうか。

掘り下げます。


多くの人に該当した成長課程は、

塾通いをしたりして進学校に進み、

そこでは成績は大抵上位に位置づけてます。

アルバイト経験もあまりせず、

校則を守って難なく過ごす。

予備校に行ったり、

家庭教師をつけたりして一流の大学に進学して、

合格をした時は親も喜んでくれています。

楽しい学校生活が待っていると想っていた。

その後は、

就活はそれなりに安定している情報がある就職先を見つけて、

親も納得してくれていました。

なんです。。。。



この背景にあった心理教育はというと、

①他者の意見や情報に従う → 依存性

②一定基準に達しなければならない → 強迫性

③遅れや失敗は不幸なこと → 回避性


この3点セットの併存は、

境界性の問題を長引かせる要因になっています。


解説しますね。

親子カプセルの長期化によって、

同一化の状態に知らず浸かります(依存性)。

子どもの前にいつまでも親の価値観や規則が立ちはだかって、

親の価値基準や情報からの脱出に、

どこか不安や後ろめたさを持っています(強迫性)。

親も子も反抗期をなんとなく忌み嫌い、

自己意思を持つことに疑問があったり自信がもてなかったりで、

自由意思や行動を回避します(回避性)。


これらの習慣は、

社会で現状最有力候補の情報を追従するに至り、

それで自己価値を図り、

見栄えや人目を生涯気にするようになります。


成熟した自己愛によるものではありません。

未成熟の自己愛のまま。

青年期の延長です。

自立しているようで非自立性です。


安住や安定とは一体何を意味しているのでしょうか。

不安定の中でも難なく自力で、

いつでも立て直しが出来る人と、

不安定になると難の前に屈し、

立ち往生が長引く人の違いはここにあります。


親の価値基準を満たすことや社会的評価さえ良ければ、

社会や会社では十分通用し、

幸せな生活がずっと続いて可能になるはずと信仰してました。

親からもずっとそう思い込まされてきています。

習慣化した依存性と強迫性と回避性によって、

他の価値基準をつくることが大変難しくなっていたのです。


境界性パーソナリティ障害を発症するに至る起因として、

まず同一化対象物を常に求めている状態であること。

この場合は、親、先達、情報などがそれに値します。


次に、基準を達成しているか否かが問われ続けています。

本人軸ではなくて他人軸です。

他人の判断でベクトルが変わりやすい脆弱性が残っています。


ズレに過敏に反応し、情動が不安定になります。

境界性パーソナリティの特徴的な行動である下記が、

・先入観

・すり替え

・投影同一視

ご本人を振り回していきます。

またその情動を鎮めるために外部の力を借りざる得ません。


愛着対象者や他者を巻き込み、

元の鞘に収まる状況に異常に固執するか、

改善案を他者から提供してもらうかの選択に、

自然と向かいやすいのです。

依存性と強迫性と回避性によって、

割り切りが出来ずに尾を引きやすくなってます。



今日はここまでね。








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2018年10月8日月曜日

誇大化自己がエリート意識と特権意識に結びつく


自己愛性パーソナリティになる因子に、

誇大自己があります。


誇大自己は、

自分を神様やなんでも出来てしまう人に見立て、

物凄い影響力も持った人物と自分を錯覚する要素を持ちます。

①自己顕示欲

②幼児性万能感

この二つの要素から成り立っています。


人が劣等感に浸かりきってしまったとき、

人の脳は誇大自己を持ち出して、

下がりきってしまったベクトルを、

引き上げてくれた感覚を、

誰でも一度は持ったことがあるのではないでしょうか。


人間性に備わる心の仕組み。

もし誇大自己がなかったら、

私たちは自己意思を持つことを、

許されなかったかもしれません。


不意に何気なくつくる理想だって、

良く分析すればつくる時点では幻。

誇大自己のイメージを未知なる未来に持ち出して、

あんな自分になれたらいいなぁと夢を描き、

それに向かって努力をしているわけです。


幻を悪いことだと決めつけるのではなくて、

使い方を学ぶことだと思うのです。


境界性も自己愛性も、

私たちの心に備わっているモノ。

それをよく理解して、

自己の成長の為に上手に役立てることだと思います。


膨らみ過ぎた誇大自己は、

失敗がとても嫌いです。

なぜでしょうか!?


それは万能ではない自分を知ることが恐怖だからです。


あなたの心の中身に、

①自己顕示欲が沢山満たされたい

②なんでも出来ちゃう万能な自分のままでいたい

ありますか?

二つの前提が強くあると、

至る所で小さなズレに不快感が現れ、

不安&不満材料が増長され続けます。

改善すら手がかかりません。

反省からも逃避します。

それが幼心というもの。


誇大自己が妙なプライドをつくり、

それで特権意識まで創り上げてしまうのです。


訓練が始まると「良くやってしまう」と問い合わせが多かったダメ出しも、

極端な劣等感と優越感の狭間を、

右往左往しているために起きています。


(メカニズム)

「自動思考」
きっと私(僕)なら、○○ぐらいで出来ちゃうだろう(予測)

「気づき」
上手くいかない、なぜだ。不愉快(現実)

「顕在意識」
なんでこんなもんが出来ないんだよ(ダメ出し)
もっとできるはずでしょ自分なら。
出来ない自分なんて許せない。考えたくない。

「潜在意識」
そんな自分はすぐさま居なくなってくれ(排除)


上手く結果が出せなかったことは今すぐ無かったことにして、

恐怖感覚を味合わなくて済むようにするために、

ダメ出しを手段として使っているだけなんですね。


これは本題に入り込むのが嫌な現われなんですね。

①自己顕示欲と②万能感が満たされず、

崩されることがなんだか嫌なんです。。。。

出来たら優越感だけに浸っておきたいなぁ願望なのね。


逆説的に、

自己顕示欲や幼児性万能感が強く残っている自分のほうが、

よっぽど幼くて嫌だと思えれば、

恐怖感覚をもろともせず、

えいやーーーーッと心の扉を開けちゃって、

光を当てて分析しちゃえるので、

簡単に成長するんですって(笑)

これホントです☆


誇大自己がでっかく陣取っていると、

物事を深部から編成し直すことは叶いません。


強がり。

これは残念ですが躁的防衛です。


実は、境界性パーソナリテイ障害を起こす人たちの中に、

社会的評価はあくまでも高い方々が結構いらっしゃるんです。

成績優秀のラベルを過去に沢山もらっている人たち。

一度は羨望の対象に選ばれた人や、

一定レベル以上の成績を収め、

高学歴の持ち主さんたちがいます。


どうしてそうなるのでしょうか!?

そこには誇大自己に寄りかからなければ、

危険が迫っていると思い込む、

不思議な心のからくりがあります。


合理化教育システム、

詰め込み教育。


親子が主従関係によっていつの間にか営まれ、

その環境によってどっぷり身についてしまった要因が重なって、

境界性パーソナリテイ障害のベースを持ってしまっていたのです。

明日に続きます。








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2018年10月7日日曜日

両極端を抜けた第三の道(再統合プロセス7段階)



あんこの例えでいつもすみません。。。。謝。

サロンでは、

ひとたび話をして流したら、

なるったけ悲観の渦から脱出することを考えてます。

悲観だけで観ていたら、悲観でしかない。

心理教育は真で向き合わないと困るけど、

その受け応えに加勢してくれるのは楽観だと思います。

だから笑いを盛り込むことを考えます。

それがサロン流。


それからメンタルヘルスをやろうとする人は、

真珠をつくろうとしている人のように映ります。

阿古屋貝。

核を飲み込み吐きださず、

育て上げようとする母貝に思えるのよね。

貝の中で才能を育てようとしているみたいに、

私には映るのよ。

そしていつしかこの世に一つしかない、

個性と言う名の『財』を生み出すように想うのよね。


心育をしているうちに、

その人も知らなかった素敵な自分に、

誰もが出会っていきます。

再統合がもたらす素晴らしい所じゃないかなぁ。



今日は古典ヨガ的に見てみましょう。

このブログでご紹介した再統合プロセスの7段階は、

私が親しんでいるヨガの行法と、

色んな心理の書籍と、

自験とを合わせてアレンジしたものです。

今日は境界性と自己愛性と反抗期を、

7段階に当てはめてみますね。


第一ステップは、

・自分の問題として見るのか見ないのか。

暗闇の中から一筋の光を見つけるには、

まず自覚をすること。


第二ステップは、

・意見の樹立を今まで避けていなかったか。

人に代理を望んで同一&追従か、

それとも意見をすれば嫌われ孤独になると考えていなかったか。

立ち上げれるだけの自尊心を取り戻します。


第三ステップは、

・自分の存在を過小評価や過大評価で見ていなかった。

価値はあるないではなく育てることにある。

自己価値をもう一度見出します。


第四ステップは、

・利己主義(他者犠牲)か利他主義(自己犠牲)ではなかったか。

萎縮した自己も、誇大化自己の肥大も、

実は「人間の心の仕組み」で、

恥ずかしいことなんかじゃない。

自分を活かすためには両方ともに必要な経験である。

懺悔と感謝の中から、

成熟した自己愛を持とうと意欲的になればいい。


第五ステップは、

・抑うつポジションでだんまりか、妄想分裂ポジションで暴言に至っていなかったか。

何も話さず無念になるのも、

大言壮語や罵詈雑言になるのもおかしいもの。

自己表現力を着けていく訓練をすればいい。


第六ステップは、

・現実原則を嫌い、快楽原則に則っていつも立ち往生していなかったか。

経験せず頭の仮想では実態は掴めないもの。

失敗が悪いことなのではなくて、

失敗を活かせないことが問題であると視れるようになりましょう。

幼児性万能感に振り回されず場数を踏み、

等身大の自分を知る覚悟を持ちましょう。

そこから自己責任を学ぶ。


第7ステップは、

・既成価値や他人の価値基準に囚われていなかったか。

人の意見に追従ばかりしていることや、

人の意見に反抗ばかりでは意見の樹立に至っていません。

境界線を引き意見をもつことは、嫌われることでも、

失敗することでもありません。

独自の自意識は個性であり、自立性です。




両極端な考えは、

依存かそれとも孤立に至るかに立って、

考えています。

特に境界性の問題を持ちこした人にとっては、

同一か、見捨てられ一人ぽっちの狭間で、

極端な揺れになっています。

これからは家庭で身につけた局所的や偏狭な考え方ではなくて、

もっと全体を見渡したモノの観方に変えて見たら、

今までとは違う第三の意見が出てくるんじゃないかなぁと思います。


目指すは自立や独創的♪

お互いに見守り、支え合う関係♪

寄りかかりではない愛し合い方目指しましょ♪


暗闇で心配ばかりだった心に、

光をガンガン当ててよく視てしまえば、

綺麗にファイリングされて、

きっと貴方の心は立派な書庫に変わりますわよ~

真珠の輝きに似た心になっていると想像してみてくだされ☆



MYヨガメソッドでした。






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