人間が、ハッキリと認識するに至るまでの過程。
肉体に備わる知覚器官を通して、
情報を感受します。
感受した後、
想念をつくっていきます。
まだここでは大まかな想定です。
きっと○○ではなかろうか!?みたいな感じ。
つぎに、
その想定が実在するものだと思うようになり、
『(私を中心に)私は○○だと思っている』
『これは○○だ』
という世界観が出来上がります。
たとえば、
Aさんの行動を見て、
Bさんは明朗活発と表現し、Cさんはうるさいと表現する。
そんなことが起こります。
その人が思うように、そう見えてしまうのですね。
人間って、
とても都合良く目の前の情報を拾い上げ、
しかも正当化しています。
で、
人間は、
このシステムがあることに無頓着なのですね。
ある’メガネ’をかけてみているのだけれど、
’メガネ’のことを忘れてるってわけ。
自分で打ち消さない限り、信じ続けます。
意識は囚われの身をつくり、
いいかえると、
囚われの身をつくっているのは誰かというと、
自分自身です。
自分を救えるのは自分です。
トレーニングでその力は大きくなります。