2018年9月30日日曜日

自立することで境界性の問題はラクになる



境界性はその名の通り、境界線が引かれていないために、

自分と他人を混同しやすいって意味です。


他者の気分に巻き込まれやすいってことは、

他者に迫害を受けやすい感覚が多分にある心とも言えます。


守ってもらいたい一方で、

他人と切り離してリラックスしたい気持ちがある。


沢山一緒に居たいと期待しておきながら、

誰かいれば迫害を受けていると思い込み、

攻撃されているとすぐさま思ってしまう。


分離化に躓いているため、

一心一体感がぬけない境界性は、

自分の基本的不信感が相手に投影されて、

攻撃されている感覚が人一倍誇張されてしまうってことなのよ。


好きだけど恐いが前提にある。


激化した感情で、

衝動的に不利な行動を選択するには、

こんな潜在意識があるからなんです。


ということは、、、、

境界線を引いていけば、

心理的にも、物理的にも、

パーソナルスペースが確保しやすくなるのよ(*^^)v


今までは顕在意識しか拾い上げていないから、

寂しいと思えばすぐ同一化したくてたまらなかったの。

同一化ならきっと安心が与えられるはずだと思ってたはす。


けれど今日のブログを読むと、

他者との間に境界線を引くことに抵抗があった人も、

今度は引いた方がよいのだと思えるはずです(*'ω'*)

実際にそうなんです。


昨日までは「見捨てられ感」が邪魔をしていた。

それで同一をする方がよいと思い込んでいた。

けれど、

それのおかげで、

他者の気分と混同し、

他者からいつも迫害を受けていると思い込み、

さらには不信感や不安感が消えなくて、

ガブッと噛みついて振り回してしまっていたのかと思えるはず。


新しい視点でラクになりませんか(*´з`)


境界性の問題は、

境界線が引けなかったためにややこしい感覚が、

ご本人を苦しめていたのね。


これからは境界線を引けるようになって、

自立性を持ちなおし、

最終的には、

新しい自分で生きるような感覚に成長させていきます。

(反抗期も終息よ)



今日の洞察☆

境界性には新しい視点を取り入れていくことだと思います。

『他者と境界線を引いても大丈夫です』

それは見捨てられることとは違います。

お互いをもっともっと大事にするだけのこと。


貴方の意見を聞いてみたい。

私の意見も聞いて欲しい。

お互いの違いを楽しいと思って、

世界を広げていければ素敵だね。

あなたを侵害しないし、

私(僕)も侵害されない素敵な関係を目指したい♡

と、捉え方を工夫してみたらいかかでしょうか。








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2018年9月29日土曜日

自己と他者の区別がつかないから間違える

境界性パーソナリテイ障害の特徴的行動と、

反抗期の特徴的な行動ってよく似ています。

ピックアップすると、

先入観とすり替えともう一つ、

注目しておいてほしいことがあります。

境界性だから起こしてしまうこと。

同じだと思う勘違いです。


愛着対象者になった人はこの経験が必ずあります。

というか、しょっちゅうされます。

親にはできなかったけど、

愛着対象なら大丈夫だと思っているから。


境界性の問題を持ちこしている人は、

自分の感じ方と同じように、

相手も感じていると誤認識します。


本人がイライラしているとき、

相手もイライラしているように映るのね。

相手はまず濡れ衣を着せられる。

加害者呼ばわれをされます。

迫害者にされるのね。


掘り下げますよ~

難しくありません。


親の顔色を伺い、

親の気分を同一化して感じ取っている経験が、

彼らをずっと救って来たからです。


これは言い方を変えれば、

相手の気分に同一化をしやすいメカニズムでしょ。

相手の気分に巻き込まれやすいってことよね。


こんな経緯がべっとり一体化して身についていますから、

相手の気分と自分の気分を混同させて、

どちらの気分か見境がつかなくなるのよ。


本人が疎外感を持ち出せば、

相手も疎外感を持っていて、

自分を阻害しようとしていると思い込む。


本人が嫌いと思えば、

相手も嫌いと思っていて、

自分を攻撃しようするんだと思い込む。


本人が相手を見下していれば、

相手も見下しを持っていて、

自分を見下していると思い込む。


ひとたび本人が疎外感や劣等感を持ち出せば、

途端に相手から邪魔者扱いを受けていると思い込むのよ。

同一化による勘違いが炸裂してます。


今日のブログを読んで、

「私(僕)もそれやられたわ~」と、

納得している人が結構いると思いますよ。


愛着対象者さんになっていた人からは、

以下のようなコメントが同様に聞かれます。

「今までこんなに混乱したことはなかったです」

「私(僕)はこんなに嫌な人間ではありませんでした」

「何を言っても、相手に誤解されるんです」

過去の交際相手のときとは、

全く違った人格を当てはめられて蔑まれていました。

(サロンに来ると、その問題は割り振りますので解決しますよ~)


人間の心の仕組みを知っておいたほうがいいですね。

投影。

愛着対象者に向かってつけたイメージは、

(ショックだと思いますが・・・・)

境界性の問題を持った人の人格の投影です。


今日の洞察☆

境界性の曖昧さが起こす混乱とは、

①先入観を確信してしまう

②すり替えが起きやすい

③区別がつかないから間違える(投影)。


自分の交際関係史を見直ししてみましょう。

逃がした魚は沢山いる可能性大ですよ。

もうそれをしないために今こそ手掛けましょう。

リスタートのために自分歴史の整理整頓。

サロンならお手伝いできます(*'ω'*)







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2018年9月28日金曜日

境界性の発症は親の成長プランからの脱出劇

 
いちご大福を借りてお話を進めていきます。
 

境界性の問題は、

かりそめの自立心(甘え損ねのメカニズム)からの回復でもあります。

あとは、反抗期の終息。


①お饅頭の皮 = 偽りの自己 = 社用公用よいこ 

親の目を基準にした社会的評価を狙って作った人格

②お饅頭のあんこ = 厳格冷酷な人に甘えさせない大人人格

境界線はなく、他者をねじ伏せ優位に立ちたがる①の正反対の人格

③いちご = 甘えたい子どものままでいたい人格

境界線はなく、分離不安が残る状態で、育て上げてない人格

難しくないでしょ。



境界性の問題がある人は、

親から自分を守るために、

・妙なプライドを作っている(①②)

・妙な愛され方を望む未開発な自分が残る(③)

未成熟な自己愛がたっぷり残っています。


境界性パーソナリテイ障害の発症中は、

この未成熟な自己愛が暴君と化しているのね。


以前境界性パーソナリテイ障害の人の、

飛びつく心の中身を説明したときに、

表は「愛してくれる人と出会う希望と期待」で、

裏は「愛情飢餓から作った恨みの感情を解消すること」を願っていて、

支配欲と優越欲の脚本があると言ったと思います。


愛着対象者に多大な損害と理不尽な行為を繰り返してしまうのは、

ある意味、

親の価値観や他人の既成価値から作られた自分自身①②③から、

脱出するためのもがきと言えなくもありません。


親ではなく、親に似た愛着対象者を借りて、

反抗期をすませようと考えていると視れますでしょ。


本当の意味で飛び立つためには、

上記の状態に安住しているわけにはいかないのよ。

蛹の殻を自分で内側からぶちっと切り口を入れて、

脱出しなければなりません。

親の成長プランに沿った自己防衛手段と不健全な自己愛を、

丸ごと捨てて白紙にして、

リスタートすることを考えなければなりません。


思春期の反抗期のメカニズムと変わらないのです。

親の期待に応えようとする仮面の自分を捨て、(←①よい子)

それを打ち負かすかのごとくに反抗する自分を捨て、(←②悪い子)

自分の意見を主張し実行しようとする。(←③)

自分③を支えながら経験を通して、

幼児性万能感から作られていた妙なプライドを捨て去ります。

失敗の中でくじけそうになって、

自己卑下しようとする自分や罰を与える自分も捨て去り、

等身大の実力を自分だとしっかり受容できるように成長する。

このプロセスは、

上手に甘えを許されて大人になった人のプロセスまんまですわ(*^^)v

しっかり訓練すれば追いつくのね♡



愛着対象者が現在いらっしゃる人は、

是非とも反抗期を終息させてください。

もしこれをしなかったら、

あなたが子どもの頃に心から強く願ったこと、

・親のようにはけしてならない

・愛する人を見つける

・幸せな家庭を作る

これらの希望は叶いません。

親とそっくりで終わります。


そうだ、目線を変えて見てみましょうかね。

なぜ貴方の親は、貴方にそんなプランを押し付けてきたのでしょうかね。

今の貴方ならわかると思います。

心と頭の使い方とほぼ同等だからです。


親も誰かに愛されたくて愛されたくて、

必死に子どもの貴方に、

要望を100%汲んでもらいたくって仕方がない、

愛情飢餓の持ち主だからだったんですね。

愛をよく知らない人だったのよ。


いつかそのことが受容できる日が来るかもしれません。

境界性パーソナリテイ障害の人の親も、

境界性の問題を持っていることは非常に多い。

不幸の連鎖が起きていたんです。(人間ドミノ倒し)


でも、貴方が気づき変容することで、

家系伝播は終焉します。

貴方は見事な風雲児となります。

大変難しい役割を担ってくれた素晴らしい人です。







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2018年9月27日木曜日

境界性パーソナリテイ障害の脱皮は皮剥ぎが鍵

昨日のブログを読んでいただけましたか?

境界性パーソナリテイ障害を発症している場合や、

その傾向がある人は、

萎縮している自己愛や自尊心を回復させて、

本来の純粋な自己を、大切にしてあげることを忘れないでくださいね。


今日はこれまでの境界性の仕組みをちょっとまとめてみます。

まずかりそめの自立心(甘え損ねのメカニズム)を、いちご大福で整理しますね。


①お饅頭の皮 = 偽りの自己 = 社用公用よいこ 

怒られる忌まわしい自分などまるで一つもないかのごとくに、頑張っている人格

②お饅頭のあんこ = 厳格冷酷な人に甘えさせない大人人格

怒られる忌まわしい自分を気づかれまいと、他者をねじ伏せ優位に立とうとする人格

③いちご = 甘えたい子どものままでいたい人格

怒られて悲しい想いを沢山した人格

こんな感じです。


境界性パーソナリテイ障害の発症中は、

『いちご』を守ろうとして起こしているのね。

それから、

『いちご』の存在を誰よりも庇ってくれる人 = 愛着対象者

を、外界に探し求めています。

・愛着対象者が『いちご』の存在をちゃんと守ってくれるのか?

・愛着対象者が『いちご』の存在を最優先にしてくれるのか?

・愛着対象者が『いちご』の気持ちを誰よりも汲んで代弁や代理をしてくれるのか?

こんな状態。

境界線は引けておらず、

『いちご』と『愛着対象者』は依存と同一化が前提です。

分離化に躓いています。


①人格は色々な仮面があります。

成績優秀者や高学歴、社会的地位を持っていることも。

華美加飾だったり、弱々しかったりかなりのバリエーションがあります。

しかし、親しくなると①人格とは全く違った面が出てきます。


隠している『いちご』のために、

②人格が表立って現われ、

愛着対象者を無限に試していきます。

不愉快だと感じたモノには、

怒りを露わに一触即発になって、

ガブッと噛みついて振り回すアレね。


早い話がこの心のメカニズムを、

大人になった今、使うのやめましょうよってことなのです。


手順はこんな感じ。(再統合プロセス7段階です)

≪スタート≫

・愛着対象者は、代理人ではないと自覚する。

・愛着対象者とは境界線を引いて、親しき中にも礼儀ありを自覚する。

・愛着対象者は、どこかで笑顔で見守って応援してくれていると想像する。


『いちご』の気持ちを汲んで、不安定状態を自覚する。

『いちご』は過去本当に怒られるようなことばかりしていたのか解明する。

『いちご』自身の認知を改善して自尊心自己価値を取り戻す。

『いちご』を気づかれまいと意地を張ってた反抗的な②人格を感謝で手放す。

『いちご』の成長のスピードとタイミングを大切にする④『育ての親ごころ人格』をつくる。

『いちご』の成長を見守り支えながら④人格(自己愛)と一緒に毎日楽しく訓練する。

『いちご』は自分の五感を使って自分を知って自己表現力を高める。

『いちご』の成長を立派だと認めると①人格は役割を終えて思い出と化す(自己責任)。

『いちご』は自分の育った環境や過去の意味づけに成功し、①②③を再統合する

『いちご』は苦悩を超越し、自分を取り巻く人たちの複雑な心情をも受容し、

愛情(④)も知性も理性も持った大きな器の魅力的な人となる(真の自意識)。


どうでしょうか(^^ゞ

かなり簡潔に表現していますが。


再統合プロセス7段階をすませた状態ってどんな感じですか?と、

クライアントさんに質問されることがあります。

そんなとき私は茶筒の例えを持ち出します。

真上から観たら「円」だけど、

真横から観たら「長方形」。

でも統括すると「円柱」って感じ。ってね♪


すると、いい想像をしてくれて意欲的になってくれます。

その人のイメージに従って、

やってみようかなと思っている時点で、

半分良くなっているようなモノ。

行きつ戻りつしながら繋がっていくものだと思ってください。

境界性は回復できるものと思っています(*^^)v









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2018年9月26日水曜日

萎縮した自己愛によって無価値化をしている


境界性パーソナリテイ障害は、

他者と自分との関係において、

どこか優劣で捉える傾向があります。

守りたい。

その思いの強さからなのだろうと思います。


親の姿が異様に誇大化した状態のため、

その姿に畏怖した自分は劣位です。

そんな自分自身を、

①無価値だと思える

②罪悪感がある

③敗北感

そんなところがあります。

自分自身に後ろめたさを深奥で持っています。


知ってか知らずか①②③を刺激で打ち消そうと楽しみを外に求めても、

すぐさま空虚感に見舞われて、

ますますわけのわからない寂しさに、

襲われていく経験を重ねていきます。

思い当たりますか!?


掘り下げます。

これは養育環境において重ねられた経験が影響しています。

誇大化した親の姿の前に、

(理想化された親の姿と言ってもいいかな)

屈した自己アイデンティティーに囚われています。


①について

一生懸命に親の要望に応えようとしたアイデンティティーを、

期待外れだと粉砕されていたり、

頑張ってる自分を認めてもらえず、

もっと頑張れと拍車をかけられたりした経験を持っていませんか。

この場合は、

あなたの存在をしっかり受け止めて貰えた感覚が心に着いていないので、

「自分が存在しないかのごとく=空っぽ」な感覚があるはずです。

あれもだめ、これもだめ、

色々やったけどどれもだめだったか・・・・って感じかな。

この感覚があると、

自分であることが虚しくなるのね。

(自分から)逃げたい。

もしこの感覚があったら、

中立でモノを見てくれる適切な人や、

気持ちを汲んでくれる人に話すこと。


それと自力のリカバリー能力を発動しましょう。

感覚はあくまでもその人の全身にだけ通用するもの。

あなたのまわりの人には、全く無価値だなんて思われてはいないのです。

ここは押さえ所ですよ☆


すっかり萎縮してしまった感覚が強化されていますので、

意識してあなたの自尊心と自己愛(愛し認めて支える力)を持ちましょう。


ここは意を決してトレーニングよ。

丸っと包み込んで大切な存在だよと、

声掛けされる認証システムを、

ガッツリ繰り返して上書きしましょう♪

プラス思考ね。


声掛けを誰かにやってもらおうとすると、

探す手間がかかります。

自分でやるほうが速攻です。

いつもプラス。

愛着対象者に声を掛けて貰ったら、

なんてラッキーなんだぐらいの気持ちでいてください。


②について(ダメ出しも該当します)

罪悪感は相手の希望に沿う行動が出来なかったときや、

そえずに避けたときなどに後ろめたさとして残ります。

その感覚が強化されていると、

罪滅ぼしを人の心は考え出します。

とんでもない補償行為を始めてしまいます。


これはまずマイナスな自分をゼロ地点に戻すために必死になります。

人よりも一生懸命に頑張らなければ認められないと思い込み、

まず用事が増えますね。


さらに、頑張ってやっとゼロ地点です。

そこへもっと人に気遣いをしなければならないと思い込んで行動します。

尽くし屋になってます。

Aさんに会えばAさんの期待に応えようとする。

Bさんに会えばBさんの期待に応えようとする。

人が増える分だけ用事が増えるのね。

相手の問題まで首を突っ込んでいってしまうのよ。

それで疲れ切って、もう一人のほうがいいやと絶望する。

そんな経験を重ねていきます。


萎縮した自己愛を持ちなおすリカバリー能力を発動させましょう。

マイナスなんてないんです。

尽くし屋をやらないでください。


養育環境で親の存在に畏怖した感覚が残っていて、

自分は劣位=マイナスな人って感覚が、

勝手に着いちゃっていたんだなって救ってください。

もったいないッ!やめちゃいましょう☆


今日の洞察☆

人の心は、マイナス感覚なんて持って生まれません!(赤ちゃん見て)




無価値化、空虚感は、

発達段階において、

養育環境や出来事によって、

着いてしまったんです。

不認証環境が大元の原因です。

あくまでも感覚だから脱出可能です。


価値観や基準って、

100人居たら100通りあります。

本当は偏狭で、極一部の環境にしか通用しなかったりします。

正解とは言い難いもの。


自分の人生にも他人の人生にも、

自然と敬意を示せるようになるには、

人間性の中に備わる自己愛を、

いかにして健全に成長させるのかではないでしょうか。


不健全な自己愛は、

他人の自己愛を占領し、

自分よがりに戒めていきますしね。


愛情飢餓であればあるほど、

愛に疑いを持つために、

相手の愛を萎縮させてまでも、

ルールに縛り付けて管理をしたくなるのだろうと思うのです。


それを知ってやらない工夫をする。

そんな智恵も必要なんじゃないかなと思います。






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2018年9月25日火曜日

畏怖が強くて攻撃されていると思い込む


境界性パーソナリテイ障害の人にとって、

親の存在は大きなカギを握っています。


彼らが過敏反応する原因に、

親の姿が誇大化し過ぎて、

いつもそれに屈している感覚を強く残しています。


同一を強く望まれたことによる心の痛手ですよね。

その印象は脅威なはずなんです。

小さな子どもにとっては、

体格的にも親の存在はとてつもなく大きな存在に映っています。


そのしこりが他者と向き合っているとき、

どうしても発動してしまうのだろうと思うのです。

脳内では扁桃体が過剰に働き、

小さなズレに対して攻撃されていると思い込んで、

ビクビクしたり、一気に不機嫌で処理したがるのだろうと思います。

即自動的。


その姿を目にした交流相手は、

なんで!?そんなにひどいことした!?何が気に障ったの!?と、

疑問符を頭に浮かべるのです。


そしてその疑問符の表情を、

境界性の問題を持っている側は、

『ほら、やっぱり嫌いなんでしょッ』と取るのよね"(-""-)"


これでばっちり溝が広がるの。

基本的安心感の欠如と、

先入観の癖によって、

確信を得たと思い込んでしまう。


①うつポジション

こっちが優勢になると何も言わず無念になって、

退陣を考えます。

これで人間関係がThe Endになるのよね。


②妄想分裂ポジション

こっちが優勢になると攻撃的、高圧的な振る舞いになって、

これで人間関係がThe Endになるのよね。


対応の仕方も極端な二極化でいつも終わってます。

脳って怖い。

他には思いつかないと返答があることもしばしばです、、、


目の前のきっかけより、

根深く残っている根本原因(畏怖の投影)を分けていけるようになると、

境界性パーソナリテイ障害の問題は、

ハンドリングしやすくなりますよ。


抑うつポジションにより、

自分の心の中に思いも意見も残してしまう無念は、

自覚している以上にストレスになってます。

健康だった体でさえ、

自己免疫力の低下と長期ストレスで病気をつくります。

本当の守り方(時に正しい戦い方)を、

学んだほうがよいと思っています。



今日の洞察☆

・畏怖しない(親と一緒くたにしない)

・相手に期待しない(察してもらおうとしない)

・同一化を求めない(情動・認知に置いて違って当たり前)

・先入観をやめる(貴方の世界観の中でしか通用しません)

不安が出てきても(これいつものことだから)、

リカバリー能力を発動して繋げてみましょう(^^♪

try try try☆









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2018年9月24日月曜日

境界性の問題を持っている人は親に拘る


極端な考えを脱出できない状態で大人になると、

感情が冷静な対処の邪魔をしやすくなります。


境界性が未解決のままの場合、

不愉快な感情に瞬時に呑まれてしまいます。

どうしても目先の苦痛を解消することに囚われてしまうために、

問題の矛先をすり替えてしまいやすくなります。

どうしても相手のほうへと目が向けられやすい。

それが問題から目を逸らしてしまう原因に加担しています。


メンタルヘルスがスムーズに行く人と行かない人の差は、

感情に向き合う耐性があるかないかにかかっているなぁと思います。

過敏反応との闘いですね。

それに立ち向かえないと、

どこまでも問題には手がかからないメカニズムだなと思っています。


境界性の問題に無自覚で、

極端な考えを持ったまま育児に携わると、

それが子どもに影響を及ぼすわけです。

人間ドミノ倒しです。

不愉快になりたくないから、

早く理想の子どもになってもらいたくなってしまいます。

自然と子どもと向き合うと期待値が高くなっています。


親側はもちろん気づいていないため、

子どもは気持ちを汲んでもらえず、

甘えることさえ許されず取り上げられてます。

(かりそめの自立心や甘え損ねのメカニズムね)


ここからが本題。

上記のような実態の中で育っていると、

親が子どもに早急さ(よいこ)を求めています。

境界性の問題を持ちこしている人は、

親の姿に畏怖を感じていることが大変多いです。

(理解者ではけしてありません)


親の存在イメージが極端なんです。

・すごく理想的な捉え方をしている

・極端に畏怖している

これが共通しています。

どこをどう見てそうなったのかお訪ねすると、

様々な返答があります。

細かなことはさておき、

すごく良いイメージと、すごく恐いイメージで認識してます。

また、

親の姿に辟易しながらも、

深奥では親の承認を強く欲しているのが共通しています。


境界性パーソナリテイ障害の人は、

親の姿に畏怖し、

自我がその姿の前で萎縮しているパターンが大変多いのです。

自己を尊ぶ心も、愛する力も萎縮したままで、しっかりとは育っていません。

親が求めた理想の子に強いこだわりを持っていて、

本来の自分が姿を消します。


そうありたいが、そうなれない(恐くて)。

そうなろうと努力をしたが、相容れない(何かと文句)。

①親と、②親が求めた理想の子にかなり固執しています。


境界性の問題は、

纏わりつくこの二つを脱出することでもあります。

躓いたままの親子分離化を、正常化することが課題です。


①については、

親のイメージが誇大化、または理想化されていないか考え直しましょう。

親の言葉よりも、行動が真実を物語っています。

親の行動は感情論ではなかったか分析し、意味づけし直しましょう。

親の幼さを理解することも大事です。

(けっこうブログで気がつかれた人が多いようですね)


親の誇大化したイメージに畏怖している状態に気づいてください。

膨らみ過ぎた誇大化が少しずつ減っていくと、

貴方の中の萎縮した自尊心や自己愛が強さを増して、

バランスが取れてきます。


②は反抗期の仕組みと同じです。

親から植え付けられるアイデンティティーは、

もはや必要ではないのです。意味をなさない。

自分本来が求めるアイデンティティーを形成し、

移行していく必要があります。


自我が作られる仕組みは、

他人から求められるものに対して境界線を引き、

罪悪感も持たず意見を出していけること。

意見の違いに落ち込まずに、

自己を肯定的に認められる力を開発することです。

自分が自分であることを許すってことね。


これは実際に、意見交換をする現場で学んでいくしかありません。

経験を重ねていくことなのです。


心の仕組みで説明すると、

この時は一旦親に対して、自己誇大した状態で望むようなものですね。

相手が境界線を破壊してなだれ込んでこないように、

自己を誇大化させて守るようなものです。

罪悪感をもっていれば、

途端に自己誇大は萎縮して屈します。

しかし罪悪感よりも肯定感をもって臨めば萎縮せず、

意見交換に持ち込むことが可能になります。

萎縮しているときは弱気になっていると覚えてください。


親側にとっては反抗されたと思い込むんですね。

なだれ込みたいし、占領したいから。

今までそうしてきたのなら、ますます抗います。

幼い心の状態に留まっている親は、

意見交換の場を、跳ね返されたと思い込んで感情的になります。


いつも萎縮した自己愛になりやすい人は、

こういうときは親はともかく、

自分自身が繰り返すことで、

しっかりとしたアイデンティティーが形成出来れば良いことです。

(親も変わらなければいけないのですがね)


自己確立とは、

親が求めるアイデンティティーを一旦打ち消し、

かつての自我を否定し、

正反対の自分を打ち立てる段階を踏んで、

最終的には、その両者を統合した自分になるってプロセスです。

極端(同一と反抗)に走らない中庸(自立)ね。

ちなみにうつ傾向になりやすい人は、

この意見交換の場を上手くいかせなかった人が多いです。


親との関係において、

親の姿の誇大化に屈し、

自己アイデンティティーがしっかりとつくられないと、

生まれ変われず軋轢が生じるのよね。

②がいつまでも纏わりつきます。

そのため成人して出会った異性に、

その反抗期を持ち込むのよね。

愛着対象に限って酷いことをするのは、

この中途半端な反抗期の再現であることが結構多いです"(-""-)"


どうです!?思い当たりますか!?

大人になっても境界性の問題を未解決に持ちこしている人は、

潜在意識の深奥に幼子のように親をずっと慕い続けて、

かつ『親』からしっかり自立できていない状態だと、

恥ずかしがらずに認知していくのもスキルの一つですよ。

心理学的には「分離化の躓き」といいます。

心育を施せばいいだけ。

(座学して実習みたいよね)



今日の洞察☆

心のしこりを見つけて、

新しく意味づけをしてあげませんか。

親に直接言えなくても(高圧的な親は直接面と向かっては危険です)、

メンタルヘルスで心の中身を軽くしてあげると、

整理整頓がしやすくなります。

超繊細な人はひとまず情報に触れて、

世の中には同じように苦しんだ人が居るんだなと、

まるで同志を得たような気持ちになりましょう。


次なる段階は恥ずかしがらずに、

紙に書いて可視化したり、

事実を明かせるように話せたらなおOK。

かなりな前進です。

(だってオープンマインドだもん。不安と恐怖を越えたんだよ)

まず第三者で慣れてみる。

それからいつか近親者でチャレンジしてみる。

そんな段階を踏んでみたらどうでしょうか(*'ω'*)



(つぶやき)

暑さ寒さも彼岸まで。

寒暖の差や湿気の有無で、

体調不良の方が随分と増えてます。

気温が下がると、夏ほど水分補給をする機会が少なくなります。

菌を流す時間が少なくなり、

風邪等の病気を引き起こしやすくします。

ご自愛ください。


夏の疲れや代謝不良には、

アーユルヴェーダ・スチームバスをご利用ください。

気持ちいいですよ~






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2018年9月23日日曜日

境界性は極端な考え方を脱出すれば落ち着くもの

ダメ出しのメカニズムを昨日説明しました。

幼い意思の件どう思いましたか?

昨日のブログにちょい足しです(*^^)v


人に生まれたら、

社会性も大事だけど、

人間性について学ぶことも大事なのだろうと思うのです。


もし多くの人が人の心の中身について知っていたなら、

随分と違うのではないかと思うのです。

おそらく育児も楽なんじゃないかなと。


人の心って、

一番最初のスタート時を知るとラクなのよ。

①なんでもすぐ出来ると思ってしまう

②なんでもすぐ叶うと思ってしまう

赤ちゃんの行動が参考よね。

ここから加減をしていくことや、

自分でやれることを増やして満足していけるようになることを、

学べばいいのよ。

シンプルでしょ♡

依存よりも自立ってほんとに自由で楽しいもんだよって、

教えてあげればいいだけなのにね。

心と共に生きているんだから、

この課題を頓挫されたら辛いと思うんだけどな・・・・・。


極端に走りやすい最初の幼い心を、

いかにして上手にハンドリングできるようになるのか。

挑んだり調教したりする喜びを、

大人が先導して教えてあげることなのだろうと思います。


まるで自転車を一人で上手に乗りこなし、

どこまでも旅に出かけられるようにしてあげることに似ています。


境界性パーソナリテイ障害の問題は、

行き過ぎや加減の知らない状態で、

いつしか自分の乗り物に振り回されて、

あっちこっちで事故を起こしているような感じですものね。

知らないことで多くのロスを生んだわけです。


諦めないでね、心は可塑性よ。

気づいたときからまたスタートを切ることが出来る。

そこが人間性の良い所よね。

チャンスを活かしていきましょう(^^ゞ


ダメ出しは落ち着かせで乗り切れるものよ。

ダメ出しは意味がないことだよって声掛けしてね。

出てきても、驚かないこと。

その手には乗らないよって大人の意思を持ち出して、

取り乱さないことね。


ちょい足ししたかったことは、

極端なものさしを持っていることに気づき、

それを使わないようにすることと、

小さなことでも褒めてあげることだと思うのよね。


幼い意思は消えないものを消えると思っていることが多い。

一度やった行動は、なかったことにはできないものなのよ。


予想外の失態だって、

貴方自身なんだから消えるわけがないの。

それは貴方なのだから。


幼い意思 → 失態は切り離せると思っている

大人の意思 → 受け取って今後の役に立たせることだと思っている


幼い意思と大人の意思では、

理解度も全然違うのね。


境界性の問題を持っている人は、

どこか幼い意思のほうが優勢になりやすい。

脳が習慣で、そっちを出してくるのだろうと思います。


ここはその脳のメカニズムを自覚して、

嫌がらないこと。

拒否しない。

出てきても優しく受け流して、

リカバリー能力を発動し鎮めてあげる。


大人の意思を創っては出す。

ちょっとでも前進したら褒める。

「あれ前と違ったね」

「少し前進したね」

「上手ね~」と、

身につけ直す楽しさを味わいましょう。


こっちの大人の意思が優勢になるとき、

心は落ち着きを取り戻しますから、

何度も何度も諦めないで繋げてください。


総評。

ダメ出ししている時間があったら、

失敗から学ばせて、成長する楽しみに変えてあげましょう。

これ育児です。


聞いちゃおうかな!?

貴方の親御さんは、ダメ出しばかりする人ではなかったですか?

心はそっくりになりますよ~


もしそうなら、

貴方の心に大人の意思を創りましょう。

自分の心で試してやってみてください☆

創れて一体化したときは、

あなたの精神年齢は俄然上がります!

愛着の再形成は成功。

基本的安心感を取り戻します。

苦悩を越えた真に魅力的な人になりますわよ。



『ひとりごとシリーズ』

子を持って、親の心を知る。


→親ほど未熟なものはない。

育児は親側を育てます。








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2018年9月22日土曜日

自分を卑下せず見渡す能力をつくろう

 
訓練の途中にダメ出し・自己卑下をどうしてもやってしまうと、
 
質問が多くなっているので、
 
お久しぶりに古典ヨガ的に行きます。
 
どう説明しようかなと思ってまして・・・・。
 
古典ヨガから拝借しようと思いました。
 
 
心は使う「意思」によって変わっていきます。
 
心は簡単にいってしまうと、
 
誰もが最初は幼い意思しかないと言います。
 
だから大人の意思を創ってあげないといけないと。
 
 
幼い意思。
 
こっちは自分の気分が治まり、
 
すぐに満足することが第一。
 
誰かに代理人になってもらって気分が変わります。
 
その割にはこっちは、何でも出来ていると思いたい願望も強いと。
 
『すぐ』ってところがポイント。極端なのね。
 
こっちの意思を使うと、
 
自分自身も相手も振り回していきます。
 
 
ちょっとあとで苦い思いをします。
 
その時は良かったはずなのにね。
 
なぜかしばらくすると苦い思いをするのです。
 
「ねぇ、まだぁ」「もっとちょうだいよ」ってなる。
 
何度も自分を大事な本題から引きずり下ろします。
 
とってもいやなベクトルです。
 
潜在意識では、
 
苦労しないで早く格好良く成長していたいと思ってます。
 


一方、

もう一つの意思は創っていかないといけないのよ。

こっちの意思は、最初に苦い思いをするの。

無いから創ってあげないといけない。

創るためのエネルギーがいる。

幼い意思は望まなくても勝手に在るのに、

大人の意思は創らないといけないの。


こっちは成長を上手に促す意思。

「進化してみる気ない?」

「頼らなくても意外と大丈夫だよ」

「才能は備わっているモノで、今は眠っているだけだよ」、

「すぐは無理なんだよ、ゆっくり進んでごらん」

「ペースを守ると努力って楽しいもんだよ」っていつも応援してくれる。

何度も本題から引きずり下ろされそうになるときに、

引き上げてくれるほうに使われます。

行き過ぎれば「落ち着いて」と制してくれる。

とてもありがたいベクトルです。

こっちは三日坊主さえも粉砕する強力な意思となるの。

いわばペースペーカーみたいな感じ。


大人の意思のほうは、

幼い意思によって心が染まってしまったときに、

「あれ、そっちを選んじゃったのね」と、

優しく明らかにしてくれるありがたい存在でもあります。


全体をくまなく見渡す能力があり、

怒りもしない、不愉快にもならないで、

冷静に心の行いを分析してくれる有難いお利口さんな意思。

自己卑下やダメ出しなんてしない意思なんです。

そんな暇があったら訓練しましょと、

背中をせっせと押してくれます。

こっちの意思をあなたは創って持っていますか?



≪ダメ出しをするメカニズム≫

生理的反応は不愉快さを伴っています。

ザワザワしたり、ムカッとしたり、ドヨーーンとしたり、

胸がべりっと痛くなったりと、

人それぞれですが不快感覚で教えてくれます。



「なんでこんなことになったんだろう」

「なんでこんな風にしか出来ないのだろう」と、

すぐに落ち込んだり、

すぐにムカッときたり、

都合が悪くて狼狽えます。



(潜在意識)

①幼い意思=何でも出来ていると思いたい願望

②幼い意思=苦労しないで早く格好良く成長していたい願望

周りにはダメな所なんかない自分(成績優秀・万能)を見て欲しい。

格好いいねって良い評価をして欲しい。



(顕在意識)

自分に恥をかかされたと強い恨みの感情が噴出して、

何度もダメ出しをしてそれを消し去ろうとする。

でも消えない。

こんな感じ。



ダメ出しのメカニズムは、

期待をすればするほどズレが大きく感じるのね。

出来る自分を理想に掲げれば、

それが叶えられない時ほど、

現実はショックになるってメカニズムなのよ。


幼い意思にとっては、

成績優秀や格好良さ、出来ている自分像を優先にしたいから、

起きてしまった失態は、

事実として受け容れ難いことになります。

すごく苦痛です。


大人の意思もまだ創っていなかったために、

いつまでもダメ出ししたり、

ロクでもないと責めたりしてしまう時間が長引きます。


消しさりたい一心で無意味な労力を使ってしまうのです。

これが幼い意思の仕組み。

貴方の性格がどうのこうのではなくて、

心の仕組みなのね。


逆説的に言えば、

大人の意思を早めに創っておけば、

ペースメーカーみたいなもんだから、

とっくの昔に、

等身大の自分でコツコツと取り組んで、

成長する楽しみを得てしまっているのです。

落ち込んでいる自分に気がついたら、

すぐにストップがかかるのよ。


わざわざダメ出しして気分を不愉快にしても、

何も変わらない。

大人の意思はそのことを良く知っています。

エネルギーの無駄遣いになることはさらさらやらない。

気分を早めに引き上げて、

さっさと優しく♡背中を押してくれるのです。



子どものうちから、

心の中身を大人が教えてあげれば、

人は混乱なんてしなくなるんだと言います。

歳月の中で、

創った大人の意思が幼い意思を優るときが来るから、

やってみなさいと、

古い書物たちは教えてくれてます。


新奇性探求の気質をもっていた私自身、

三日坊主をこれで超越しました。


無理強いをせず、

ちょこっとずつやっていれば、

少しずつでも成長するもんだぞと、

都度創造しては、おぼつかない大人の意思を発動してきましたよ。


しばらくするとおかげさまなことに、

不愉快にのまれても幼さを隠したって仕方がないと、

ふと思う瞬間が早めに訪れるようになりました。


自分で創った大人の意思と一体化するときが、

いつの間にか訪れていたんでしょうね。

書物の通りだったのかなと思っています。


ダメ出しをやってしまう人は、

まだ開発の途中なんですよ(^^ゞ

板につくまでは時間がかかると心得てください。

すぐ結果が出ると思わない、願わない。(←幼い意思にひっかからないで)

続けてやっていけばいいと楽観で進んでください。

実力をものにするには、

ダメ出しより、肯定感の積み重ねよ~

大人の意思を何度も創造して強化していきましょう。





『ひとりごとシリーズ』

①脳みそのバージョンアップは、パソコンのようにできない。

人間性を嘆いていはいけない。

受け容れることだ。

上手くつきあえばいい(^^♪


もう一つ、

②記憶は薄れるもの、だから記録に残しておく。

沖ヨガの先輩に10年近く前に口頭で、背中を押されたのよね。

学んだことは流しきること。

止めてはいけない。

だから、へたくそな文章だけど、

ブログを使って記録に残すことに決めました。

必要なモノがあったら使ってください。






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2018年9月21日金曜日

付き合う人で別人になるのも境界性の特徴




古き賢人の言葉に、

「良き友を持て」があります。


これホントよ。

境界性パーソナリテイ障害の人は、

周りの影響をものすごく受けやすい人格でもありますので、

おつき合いをする人を変えるのは、

とても良い手でもあります。


愛情不足から『私(僕)に愛情をください』とまで、

なってしまった人たちです。

こうなってしまった原因は、

彼らを快く承認しなかった環境のほうにあるわけじゃないですか。


そんな環境から離れると、

純粋な気持ちがちゃんと顔を出し始めることがあります。

それを使わない手はない!


この世には愛情豊かに過ごして育った人たちもたくさん居ます。

だから、

その人たちとの出会いを最高に活かすことを考えて欲しいのね。


そのためには礼儀が必要。

そのためにブログを活かしてほしいのです。

お饅頭の皮は要らん。

そんなもんを外す覚悟を持とう。

せめて承認をしてくれる人の前に立った時は、

もう馴染んだ行動はやめるッっとなれるぐらいの心がけを、

今のうちから持っておいたら良いのではないでしょうか。

冷静な時ほど心育は実務的に行えます(*´з`)

激しい心の取扱説明書をあらかじめ作っておくみたいな感じかしらね。

変動をリカバリーする能力を作っておきましょう♡


今日の洞察☆

やめたほうが良いことはきっぱりやめる。

貴方の寂しさを知って、

温かい家庭を味合わせてあげたいとまで言ってくれる人だっています。

そのチャンスを有効にするためには、

貴方自身の意思が、

必要でない行動はもう二度とやらないと決心しておくことだと思います。

チャンスを活かすも殺すもあなた次第です(^^ゞ

二度と逃がした魚は大きいなんて辛い思いを味合わないために、

今のうちから自己改造に努めておきましょう!






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2018年9月20日木曜日

放った言葉に現れている境界性の激しさ

境界性パーソナリテイ障害の人、

境界性パーソナリテイ傾向の人、

彼らの会話にはその激しさが伺えます。


対人関係がとても激しいです。

一方は賞賛。

一方はこき下ろし。


意気投合中は、

「サイコーッ」

「やっと巡り合えた」

「貴方だけはわかってくれる人よ」


ちょっとのズレで、

「なにあれ」「変じゃない」

「信じて損した」「馬鹿じゃない」

「あれ、使えない」「あれ、ダメでしょ」

「時間を返してほしいだけど」

この辺は定番です。


で、次にまた手ごろな感じの意気投合者が現れると、

また「サイコーッ、やっぱりこっちでしょ」。

となって、

しばらくするとまたこき下ろし。

本当に繰り返しています。


友人関係だけでなく、

異性関係にこのパターンを持ち込めば、

どうしたって激しくなります。

不利な行動にブレーキがかからなくなって、

一瞬の激情に振り回されて、

わざわざ不利な行動に衝動的に手を出します。


このパターンで結婚までしてしまって、

さて何回結婚したら気が済むのかと、

今までおつき合いをしていた友人知人関係者にも、

おなじみのことのように認識されます。


通常、境界性と未成熟の自己愛はワンセットで動きます。

こうなっていると実は、

誠実な人の考え方は彼らにとっては不都合に値します。

不健全な自己愛は、

過剰な刺激を求めるので、

同じように尺度の違う人のほうが馬が合うのように出来ています。


境界性は激しくなればなるほど、

激しい刺激しか欲しくならない仕組みです。


『モテる』という言葉でラッピングすれば、

問題は一つもないになります。

歪んだ認知は至る所で大活躍していきます。

その昔ドンファンと言われていた「王様・女王様モテモテ組」に、

この境界性パーソナリテイ障害が多いことを知らない人が多い。


段々と取り巻きに、

耳に痛いことは言わず、

「みんなそうだよ~」

「それ普通でしょ」

「刺激があるほうがいいじゃん」たる言葉を、

連呼する人のほうが居心地が良くなります。

境界性を無理解だと、

誤解が誤解をどんどん生んで、

脱出が出来ない状態に自分で自分を追い込んでいきます。。。


その距離感を利用して、

さらに深みにハマるケースがあります。

揺さぶりをかけ、

境界性パーソナリテイ障害の行動パターンをやり玉にあげるのよ。

境界性パーソナリテイ障害は特徴的な行動を繰り返すために、

やり玉にあげやすいのです。


この世には徹底したペテン師が居ることを忘れてはいけません。

もともと幻想を追い求めやすい脆弱なアイデンティティです。

サイコパス(精神病気質)や、

ソシオパス(反社会性気質)にとっては、

振り回し甲斐のある類になります。

天性のプロファイラーたちは身を明かさず近づき、

ターゲットを絶対に外さないのですよ。


愛情飢餓に晒され、

不承認家庭を忌み嫌い、

居場所を求めて非行に走る例は、

今も昔も変わりません。

境界性パーソナリテイ障害を持っている人が、

寂しさのあまり深みにハマって入院治療に至るまでに破壊されることは、

けして珍しいことではありません。


彼らの脆弱なアイデンティティーは、

飴玉を与えられた子どものように、

人にコントロールされやすい特徴があるからです。


付き合う人を改めたほうが良いのも境界性パーソナリテイ障害。

発症しないためのコツです。

見直しのためにもう一度掘り下げます。


境界性の問題を持っている人の心のあり方は、

①この人は「いい人?悪い人?」「好き?嫌い?」の二極化

②すきだけど、同時に見捨てるんでしょと信じられない両価性(アンビバレント)

ベクトルが簡単に変わってしまうところがあります。


じっくり腰を据えて向き合う耐性がことのほか苦手です。

だから、

勢いに乗ってすぐ接点を作り、

勢いに乗って関係を強め、

自分本位に事を運びたがります。

異性関係なら勢いに乗って結婚という誓約を、

欲しがる人までいます。

結婚離婚を繰り返していればハードルがそのうち低くなります。

同時に、

回数を重ねれば重ねるほど世間体が気になります。


怒られる忌まわしい自分を脱出するには、

勢いに乗って早めに事態をまとめるように頭は算段します。

今度こそはッ!と切羽詰まっているし、

これを逃がしたらもう後がないッ!との崖っぷちが重なって、

異様な勢いを作っていきます。

これが境界性パーソナリテイ障害の発症中の行動でもあります。


両価性がしっかり根付いている場合は、

よいこを振る舞えば振る舞うほど、

どうせ自分を知ったら嫌がるでしょと、

相手に不信感を募らせるような仕組みになってます。

この人を一旦信用したけど、

本当に信用していいのかなと、時機にくすぶりが始まります。

本心の執着や憎悪を隠している自分に後ろめたさを感じ始めると、

自分の問題を外側に投影して、

相手が自分に向かって不信感を募らせているはずと算段するのよね。

二面性が勢いよく出てきます。

結婚しても結局、基本的安心感の欠如で信頼できず、

またケンカが絶えないすったもんだの生活をしていきます。


その繰り返しにもう周りの親しい人たちや取り巻きも、

「またなんだ。大変だね(冷)」と、

まともに取り合わなくなって行くのよね。

離婚協議の場で、

おつき合いのきっかけ等の話には、

代替そのような話が出てきます。

珍しくはないのです。


もし上記のようなケースになっていたとしたなら、

あなたの中に、

①興奮を求めている(不安の打消しのため)

②100%自分の希望通りを望む(不満の打消しのため)

③100%思い通りのパートナーでなければ、

安心できない願望(委ねたい・任せたい)

があるはずです。


浅く考えず、

子どもの頃から引きずった幻想に及んでいないか、

じっくり自問自答してください。


すでに貴方のちょっとは、ちょっとでしょうか。

ちょっとのズレどころの騒ぎでなかったらどうしますか?

根本的な問題に挑むチャンスをどうか逃さないでください。


本気のリセット必要です。

今までのやり方は通用しないと自覚しましょう。

この際だから境界性と、

不健全な自己愛を一緒に片づけちゃいましょう。

一度自分の価値観をご破算にして、

ゼロからスタートすることが、

境界性パーソナリテイ障害から脱出する手立てとなります。


もちろん心育とリカバリー能力の開発にも努めましょう。

自己イメージを刷新しましょう。

古い自分はアルバムの中に片づけるような感じ。


不愉快になるモノの観方を改めて、

自分と相手のイイところを見つけてあげてください。

きっとやれますよ♪


あとは、

いつまでもべたべた新婚カップルのような興奮は、

人間関係で続くことはないとちょっと意識改革してみてください。

ハネムーン期の快感にやたらと拘っていると、

いい関係だって台無しになります。

こだわりを捨ててほどほどに。

恋愛であれ、友好関係であれ、

愛し方は時として変わると思っておいたほうが、

お互いを縛ることなく気持ちのいいもんではないでしょうか。

そのほうが大人らしい♪


今日の洞察☆

変なやり方は、良いやり方で上書きしましょう。

衝動的に不利な行動に出ないように解明しましょう。

ついでに友好関係はちゃんと選びましょう。

ときおり見直して自分を救ってあげられたらいいですね。


昨日のブログの感想で、

どうやったら気づけますか?の質問にお応えして、

アーユルヴェティックライフブログのほうにヒントを載せてます。

よろしかったら覗いてみてください。

↓下のほうをクリックしてね。



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2018年9月19日水曜日

怒られる自分とタッグを組むとロクなことにならない

秋風がとトンボがわんさか。

サロンのまわりを飛んでます。(なんでだ)

以前からサロンをご利用してくださっている方はご存知ですが、

サロンの道路向かいに、

またまた美味しい洋菓子店がやってきまーす☆

茅ケ崎駅前や鎌倉に出店しています(イルドショコラさん)。

(やったね)

窓を開けると、あまーーーい香りが漂うのよね(*^^)v

洋菓子って見ても楽しい、食べても楽しい♡

五感が喜ぶことを生活に上手に取り入れて、

皆様もエネルギーチャージしてみてください(*'ω'*)



で、本題です。

心に自己対象が育てられなかったので、

そとに愛着の対象を求めていくのが境界性の特徴だと、

そろそろ理解して頂けたでしょうか!(^^)!


境界性パーソナリテイ障害の心情を私が表現するとき、

怒られてばかりいる忌まわしい愛情飢餓な自分を何とか避けて、

赤子のままの本当の自分で相手と一つになろうとするので、

凄く過敏になってしまうと伝えてます。


本当は、

怒られてばかりいる忌まわしい自分は記憶の中だけのモノ。

だけどご本人がものすごく信じ切っているのよね。

いつもタッグを組んでいます。

(これが自己卑下ね)


それで、

物事の構成を誤るって損だと思いませんか?


境界性パーソナリテイ障害の特徴的な行動に、

先入観に並んで、

「すり替え」が大変多いのです。

相手と自分を同一化する癖から、

相手の問題にすり替えて、

自分自身の問題に据え置くことがかなり苦手です。

回避します。

そして、

自分の価値基準の中からしか、問題を見ようとしません。

すり替えてスポットライトを浴びないようにします。


代表ケースのご紹介。

「ほらまた私(僕)を嫌ったでしょッ」っと、

心の中に被害者意識がいつもある感じ。

実際に口にしている人もいますけどね。


①些細なしぐさや態度、

相手の行動を勝手に推し量って先入観で決めつけて

ガブッと噛みついて振り回す。


②嫌ーーーッ行かないで~と、

その場から相手が離席しないように、

急にご機嫌取りを始めたり。

かと思うと、

話を引きのばしてしがみついて苛立たせたり。

相手のスケジュールや時間に関係なく、自分本位に進めようとする。

これがきっかけで

相手が困ったり、本気で不愉快なしぐさと態度をすると、

ガブッと噛みついて振り回す。


①と②は、

境界性を持っている彼らの心の中に、

「見捨てられ不安感」が浮上したことがきっかけです。

にもかかわらず裏切り行為と名付けて、相手を攻撃をしてます。


③些細なしぐさと態度を元手に、

きっとそのうちに裏切られるに決まっていると裏付けし、

試し行為を繰り返す。

わざわざ不愉快な行動を愛着対象者にしていく

ほら、嫌な顔するでしょ。

と、思った通りだとホッとしている。


④不愉快さに堪り兼ねて、

ホントに愛着対象が別れを考えるようになると、

自分の行為はすべて棚上げして、

それは相手の裏切り行為だと裏付けし、

だったらこっちから裏切ってやると罵声や誹謗中傷や攻撃をする。


③と④は、

ご本人の検討違いが根っこにあります。

事の発端は自分自身の臆測なのに、

ほら思った通りだと、

相手の人格をを非難する意味づけに至ってます。


歪んだ認知が根本原因ときっかけをすり替えてます。

気づいてやめないといけません。


被害者と思っていたけど、、、、

実は加害者になっていることがあります。

どこから見るかで逆転します。


今日の洞察☆

どんどん解明していきましょう。

怒られてばかりいた忌まわしい自分とタッグを組んで頭を使うと、

ロクなことにならないです。

すり替えに気づき、

物事の構成力を鍛え直したら、

人間関係は俄然よろしい状態に変わりますよ。

貴方は過去において、

知らずに多くの人たちを傷つけてもいます。

これ以上大切な人を失わないでください。


事実を嫌がらずに受け取って、

早めに改善策に利用しましょう。

今までの自分はアルバムの中に飾るように片づけよう。

ジャンプの前には一度かがむアレよ☆

真の理解は、貴方を魅力的な人にどーーーんと変容させますよ。







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2018年9月18日火曜日

怒られる自分を信じ切って揺れている

さぁさぁまだまだ出てきますよ~

境界性の問題はとてもデリケートな問題なので、

色々な角度からブログを書いています。

当てはまるモノや当てはまらないモノがあると思いますが、

理解するためにも知っておいてください。

それでもし思い当たる現場になったら、

ぜひトライですよ~


グラッと来ても落ち着いて、

深呼吸して過敏反応に動じない。

おっとっとこの辺で一旦停止が出来れば上出来☆

不安や不愉快を持っててもいいから、

そこから今までとは違った認知を加えましょう。

先入観で決めつけないで、

相手に興味を持つ時間を持って繋いでいきましょうね!


本題です。

過敏反応をする基準に着目しているとこれが良く出てきます。

できる ⇔ できない

境界性の問題を持っている人って、

なぜかこれに固執してます。

で、異様に感情がぶれています。


できない

その理由を聞くと、

なんでも出来ていたい不安から、

感情がものすごい勢いで揺れ動いていました。


なんでも出来ていたい不安って、

なんか変じゃありませんかい!?


一体何が、

彼らの『出来ている範疇なのか』興味を持って聞くと、

他人の価値基準なんです。


境界性パーソナリテイ障害の人は、

幼少期に他人の価値観に同一化していた期間が長いために、

その枠組みから外れることに、

強烈な恐怖感を伴っていることが多いです。


言い換えると、

彼らの激しい感情は、

親の価値観や他人の既成価値から、

必死に脱出しようとするもがきから起きていると見れます。


境界性パーソナリテイ障害の人の親の価値観を聞きだすと、

大抵「えっ・・・?」となります。

とても偏狭で相容れない。

愛情豊かな家庭では、とても考えつかないルールが存在します。

中には常識では考えられないものも結構出てきます。


境界性の問題を持っている人は、

親の言葉の呪縛にかかっていることがとても多いんです。

親の姿が見当たらないのに、

親の言葉の呪縛をまるで今この場にあるかのごとくに、

頭を使って苦しんでいます。


今もなお出来ない自分のラベリング。

それで怒られる自分を信じ切っていました。


これやめましょう。

怒られないために、感情が激しく揺れてるのよ。

ついでに激しい落ち込みや、

激しい怒りがセットで飛び出してます。



どこをどう見て反応したのか、激化ぶりに周りもびっくり。

発露した言葉を聞いて、

周りの人はその原因が、

まったく気になるモノではないものに反応していることを知ります。


このような行動をしていたら、

過去の投影による反射的行動を自分はしているんだと気づきましょう。

過去の出来事を被せて、感情的になっていることを知らないとね(^^♪

その姿を見て諭しましょう。


間違ってもダメ出し、自己卑下しないでください。

ダメ出しをしても何の意味もありません。

ダメなんだと責めたところで、何も変わりませんから!

そんな時間があったら、

怒られる忌まわしい自分を信じ切ってたら、

親の思う壺だと思うぐらいなほうがいい。

親の姿を想像し、

今もなお畏怖している方がおかしいんだと想って欲しいわね。



今日の洞察☆

リカバリー力を発令しましょう。

怒られる自分を信じ切って、

どうせ私(僕)はダメな子なんでしょと、

激しく怒りだしても意味はないよ~

と、声掛けして落ち着かせましょう。

胸騒ぎや、

身体のザワザワする違和感を、

深呼吸しながら丸っと包み込んで、

怒られていないよと諭しましょう。


紙にメモ書きして見えるところに置いておくのいいですよ。

携帯のメモ機能に打ち込んですぐ見るとか、

工夫してやってみましょう。


そうそうサロンの卒業生が、

実際にやって良かったよって教えてもらったのをご紹介。

それみんなに紹介するから頂戴って言ったら、

喜んでどうぞって言ってくれたのよ。


毎日出来ている小さなことを書きだして、

偉かったねと褒める。

それから小さめの可愛いマスコットやぬいぐるみを見つけて、

可愛いお気に入りのリボンに、

大丈夫だよってコメント書いて、

結んであげて持ち歩くんだって♡

不安になった時にそのリボンを整えるふりして、

リラックスするんだって。上手ですよね(^^♪


彼女のひたむきさに天運は味方をしました。

いつの間にか彼女の周りは、

彼女らしい生活に変わっていました。

素直になるって大事ですねって笑った彼女の顔は、

自信に満ちてとても魅力的でしたよ。







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2018年9月17日月曜日

あなたの成長はあなたにかかっている



考察タイム。いかがでしたか?

精神年齢に関与していますと、

数日のブログ文面の最後を飾ってみました。


精神年齢っていわば「知性と理性」の処理段階が参考になります。

自分の中に湧き起こる感情論を越えて、

自分だったらホントはどんな風に物事を捉え、

また処理しようとするのだろうかとやってみる。

意味づけのレベルによってその人の精神性の段階が変わるのね。


ジックリ考えてみて、

出てきたその答えが本人の精神年齢の参考になります。


物事をどのように普段意味づけしてますか?

気をつけて欲しい所は、

他人に答えを求めているうちは、

精神年齢がとても幼い段階にとどまってしまうものって知っていましたか?


だれか教えて~

みんなはどうしているの~

だれか何とかして~

手にした知識を記憶して、

それでうっかり肥大化した自己を持つ羽目になっていくのね。

ちょっと驚きですよね。

もらったほうが早いじゃないと思うでしょ。


落とし穴があるんです。

記憶力がたいへんよろしい物知りと精神年齢は別物。


精神年齢の発達は外に求めるものではなくて、

自分に挑んで創るものなのね。

自分の中から生まれるものです。


あなたの成長のために、

貴方自身と向き合って答えを見つける機会を持ってください。

深く考えるほどきっと出番を待ってた貴方らしさが発揮され、

自立性と共に精神年齢が上がっていきますよ(^^ゞ








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2018年9月16日日曜日

男女関係に何を求めるのか③(それぞれの生き方編)

今日も簡潔に行こう。考察タイム。


人には生き方の違いがあります。

どうしても合わないことがある。


人生の伴侶として、

もう一緒に居られないと、

決断を下すときが訪れてしまう人もいます。


それは旅立ちです。

それは新しい関係性の始まりの意味。


それぞれの生き方を遠くで尊重する関係性。

出会えたことにはきっと何か意味があったはず。


生き方の違いとは責め立て合うためにあるのでしょうか。

ジックリ考えてみてください。

それが貴方の精神年齢に関与しています。






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2018年9月15日土曜日

男女関係に何を求めるのか②(関わり方編)

今日も簡潔に行こう。考察タイム。



どっちが優先だ?

私か、それともあなたか。

私の意見か、それともあなたの意見か。



これを馬鹿馬鹿しいと思えますか?



興味から生まれるのが愛。

知っていましたか?



関わり方とは何か。

ジックリ考えてみてください。

それが貴方の精神年齢に関与しています。





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2018年9月14日金曜日

男女関係に何を求めるのか①(役に立つ編)

今日は簡潔に行こう。考察タイム。


共依存症。

別名尽くし屋。



むやみに尽くして都合のいい女になることと、

人生の伴侶に相応しい役立つ女になるのはまったく別物です。


役に立つとは一体何をさすのだろうか。

ジックリ考えてみてください。

それが貴方の精神年齢に関与してます。







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2018年9月13日木曜日

自己対象と同一したい幼児期の再現

心理学者コフートによって意味づけられた自己対象とは、

「その人の自己愛を慰め、支えてくれる存在」です。

自分を安心させてくれる人のことよね。

多くは温かく抱きしめ、優しく愛撫しながら、

世話を焼いてくれる母親のイメージだと言います。


これを心の中に根付かせていると、

何か困った時にも、

それがあるので「ちょっとまって」と、ひとりで落ち着かせが可能になります。

これが健康的な愛着スタイルです。


ところが自己対象が心に育っていないと、

自分で自分を支えきれないんです。

これが境界性の問題の根底にある仕組み。


ブログで私が何度も伝えているのは、これです。

これを再形成しようねって言っているんです(*'ω'*)

(人に肩代わりをしてもらうのではありません)


自己対象が育っていない人は、

実際に自己対象を外に求めていきます。

それで依存と同一化をいつまでもしたくなるんです。

幼児期の再現を望んで大人になっているのね。


どこから見ても大人のあなたが、

子どものようになりたいと言っても、

不可思議に思えてしまうために、

双方の意思疎通が合わなくなって、

大バトルになっているわけです。


相手の受容力が問題なのではなくて、

境界性の問題が未解決のまま持ち越されたことが問題だと、

改めで認識してください。

境界性パーソナリテイ障害は、

れっきとした病と視たほうが良いとも言います。


自己対象の肩代わりを求めた行動で、

危険度がもっとも高くなっているのが薬物使用です。

これは手を伸ばせば誰を介さずとも、

即効性があるために止まらなくなります。

愛情飢餓が膨大にある人にとっては、

深く沈溺しやすいものです。


境界性の問題を持っている人が、

各依存症を一緒に併発している理由は、

自己対象になるモノをたくさん探し求めているからなんですね。


これを脳科学の分野から見ると、

とても恐ろしい。


手にすればすぐに快感が訪れる。

不安や苦しみはすぐさま消える。

ひとたび覚えた快感は記憶され二度と消えない。

それで刺激物を五感が探しに行く。

何度も報酬回路を使えば、

それがどんどん強化されていく。


薬物は努力や貢献をすることなく、

一気に神経伝達物質を放出して、

快感に浸らせてくれます。


そして刺激物がなくなると離脱症状が起きて、

イライラや不安がどんどん出てきます。

あの快感を求めて、

手を伸ばさずにはいられなくなるといいます。


薬物の次にあげられるのが、

脳内麻薬の優先順位で行くと、

セックスのオーガズムが最も高い。

セックスに麻薬的な呪縛力があるのはそのため。


サロンで取り扱っているラブアディクション(恋愛嗜癖)が、

いかに危険区域に入り込んでいるか掴めると思います。

自己対象の肩代わりをしてもらっているパートナー、

つまり愛着対象に異様に執着し、

多大な損害と苦痛と問題行動をおっかぶせてしまうのは、

脳の仕組みに振り回されている状態だからなのですね。

安易に考えていてはいけないものなのです。


顕かな依存状態は、愛着対象と距離を置く必要があります。

女性は男性と、男性は女性との接点を控える必要が出てきます。

薬物に二度と手に伸ばさないようにするのと同じぐらい覚悟が要ります。

フラッシュバックによる苦痛と、

引き裂かれるような胸の痛みを越えていくしかない。

自分であって自分とは認めがたい幼いインナーチャイルドを、

自己受容し諭しながら進むしかないのです。


愛着対象にすがるようにな気持ちに襲われることが、

この期間中に訪れます。

その間は新しいグループワークに入ったり、

友達に気持ちを伝えて、会わないようにブロックをかけて貰ったり、

趣味や仕事に打ち込んだりしながら過ごします。

それと同時にメンタスへルスを利用して心理教育をしていきます。

時間がかかっても、

認知療法と行動療法で改善することをおススメします(^^ゞ

幸せのために取り組んでみてください。



今日の洞察☆

人間関係においてよく胸の痛みを訴える人や、

喉の痛みや詰まった感覚を訴える人は、

幼少期の愛着剥離の経験が関わっていることが多いです。

目の前の現実に過去の忌まわしい経験を無意識に被せています。

こういった症状が良く出る人は、

過去のしこりをうやむやにしたことが原因です。

勇気を持って感情のふたをゆっくり開けて、

過去の意味づけをしっかり行い、

誤解を解いて再統合を目指しましょう。


深淵なる過去への旅は、

貴方を苦しめるためではなく、

貴方の人生をすべて繋げ直すための旅です。

貴方がより魅力的な人生を歩んできた人として肯定するための旅です。

どうかそれを忘れないでください。


明日から3日間は考察タイム。

自己対象との対話になります。







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2018年9月12日水曜日

愛着の剥離が積み重なって人間不信



境界性パーソナリテイ障害を持っている人が、

感情の激流に呑みこまれていない時、

お話を伺っていると、

とても辛い過去のしこりから、

言えなかった思いを語ってくれます。


せめてパートナーには、

自然なままの気持ちを出したらどうですか?とお聞きすると、

・だって言えない

・きっと言ったら嫌われる

・どうして言えるんですか?

大体そうなるんです。


幼少期から、

一番身近な人が彼らを苦しめていた背景が、

その言葉ににじみ出ています。



子育て中の方は興味を持って読んでください。

小さな子どもは思考が発達していません。

そのため親の表情や態度を、

快不快の判断材料にして、

沢山のことを集めては処理していきます。


側にいる親御さんの表情が笑っていたら、

大丈夫なモノ。

険しい怪訝そうな表情なら、

イケないモノ。

そんな判断から始まっています。


ここで的外れなことをやってしまうと、

それが子どもの判断材料にもなるわけです。

情緒不安定な養育者と一緒に居た場合は、

その表情にいつも振り回され、掻き乱されます。

このような状態だと、

子どもは大きくなっていくうちに、

大きなずれを持つことになります。


それから、

親を庇護するようにもなる子もいます。

味方になってあげようとするのね。

親を保護する立場になろうと頑張ります。

それにこともあろうか、

親がありがたや~とガンガン相談する人は、

やめましょうね。

これ機能不全家族です。

重たい親。

子どもにぶる下がる親。

毒親にまっしぐらです。


そんな子どもの優しい思いが、

あだになる日が突然来る。

嫌な大人の世界を視る羽目になります。

その代表が、

親の裏切りです。


子どもは常日頃、

親の顔色を視ていますので、

親の「好きな人、嫌いな人」をよく知っています。

親の顔色が好きな人と嫌いな人では、

まったく行動が違うことをも熟知しています。


そこへ嫌いな人が現れる。

子どもは親を庇護しようと嫌いな人をけん制します。


ありがちケース。

・亭主

・亭主の両親

・親族の一員

・ご近所さん

・ママ友とか

だったりする。

すると、

気まずくなった親は、子どもをひどく叱るのね。

これは代表的な裏切りケースです。


パートナーとの不仲やいざこざ、

自分の親や姉妹や兄弟間の確執、

ご近所さんとのやりとりやら、

比較競争からくるコンプレックスの解消に、

子どもが巻き込まれていることが、

少なくありません。

貴方はどっちの味方なのとばかりに、

小さな年齢から子ども戦士にされている場合が、

結構あります。


親の心情は勝手なものです"(-""-)"

子どもに大恥をかかされたとか、

しつけがなっていない親と悪評がついたと思い込み、

劣等感から子どもがどうしても気に入らない。

自分の心配ばかりを気にして、

子どもの気持ちを汲もうとしません。


怒って責め立てるだけ。

強烈なショックを子どもの心は受けています。

愛着の剥離がこれで起こります。

信じていたものから裏切られる感覚。

胸の辺りをベリッと、ビリッと破られるような痛み。

愛される価値がないと思えてしまう仕打ち。

痛々しい経験が記憶されます。


こういう状況が繰り返されると、

自家中毒、夜尿症、チック、喘息、お腹の痛みなどを患って、

必死に訴えている子もいます。

心の叫びを体を通して出しているんですね。


この愛着の剥離を過ぎると、

子どもの行動パターンに変化が起き始めます。

異様に誰でも馴れ馴れしくついていくタイプや、

回避して自己意思を開示しなくなるタイプなどに変わっていきます。

前者は大人になると、

演技性なども身につけて人当たりを大変良くした人格をつくります。

演技性は厳格な家庭で育った子のほうが多い研究結果もあります。

本音と建て前の使い分けの向こう側に、

人格障害の問題が構えているわけです。


このような背景が重なり、

境界性の問題が持ち越された不健全な自己愛過多社会になるのは、

無理もないのだろうと思います。

どうか子どもの気持ちに気づいてください。


大人の都合に振り回された子どもの気持ちは、

どれほど傷ついているか考えてみてください。

的が外れた親ほど、

親のほうが、子どもにいつも困らされていると嘆きます。

困ったもんです。

各家族化している現代。

誤った育児に対して、

救いの手が差し伸べにくくなっています。


話したくても話せない。

その理由は多くに、

追い出されたら困るから、口にするのが怖かった。

でした。


だから絶対にもう傷つきたくない。

人は傷つけるイキモノであるはずだ。

基本的不信感。

基本的安心感の欠如


その前提があるために、

周りの人の一問一句に、

過敏に反応して感情の激流が起きてしまっていました。



今日の洞察☆

境界性の問題を抱えている状態をまずきちんと受容しましょう。

過去を受け止めて、

境界性の問題への理解と、同時にリカバリー能力の開発へ向かいましょう。

対人関係に関しては、

先入観を一旦やめてみる。

相手の行動に新しい興味を持って向き合ってみましょう。

不安が出てもいい。(それいつものことだから)

でも不安を一緒に抱えて勇気で不信を越えてみましょう。


もし膨らみ過ぎた想いがあって暴流しかねないなら、

先にメンタルヘルスで話して、軽くなることを考えませんか。

その中に、貴方の感情パターンが見つかることが結構ありますよ。



(つぶやき)

平成っ子たちが昭和モデルの古臭い価値観を看破して、

新しい働き方や新しい将来設計を作っていることを大変微笑ましく思っています。

社会人になっている平成っ子たちが、

沢山の気づきを与えてくれています。

①見本にならない上司と、見本になる上司を見分ける眼が高い

②その差は人格(精神年齢)の違い(承認の欲求の強さに呆れている)

③自己保身ばかりの自己愛性を感じ取って近づかない(地位や面目に執着する人)

④自分の将来設計は自分で決めたほうが良いことを知っている

⑤パートナーシップに高低差をあまり作らず、組み合わせる能力が高い


平成っ子の性格を視ると、育てた昭和の親のタイプの察しがつきます。

心が折れて迷子になってしまうタイプの子の親を視ると、

昭和の価値観をゴリ押ししていた・・・・・・。(なぜか共通しているんだよね)

親 = 年長者

・劣等感がとても強い

・社会評価や世間体をやたらと気にする

・家では疲れた、会社の文句や愚痴しか言わない

・年長者には黙って従うが当然

・役割分担がはっきりとしていて、有無を言わさない

この関係が社会性の場で大きく影響しているからです。

家族伝搬とは末恐ろしい力をもっているなぁと思いました。







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2018年9月11日火曜日

先入観と同一化で事実がごちゃごちゃになる


境界性は他者の気持ちと、

自分の気持ちを同一化してみてしまうために、

事実の改ざんが起きやすいです。


どっちが原因だかわからなくなってしまうのよね。


これは観察し甲斐があります。

彼らの行動と言い分を黙って聞いていると、

自分の取った行動をもみ消していくことが大変多いのです。

意識的ではなく、無意識的です。


事実は、

「私(僕)が『相手はきっと○○をして欲しいのだろう』と、推測して行動した」

なのですが、

その光景は「貴方が○○を希望したから。私(僕)は○○をした」

に、お見事に変わるんです。

事のスタートが必ず相手になります"(-""-)"


身についた習慣は大人になっても癖でやります。

自分の身を親や家族から守るために、

覚えてしまうんですよね。

これが顕著に現れてくるのは、

だいたい児童期半ば。

小学校3年生ぐらいになると、

やめさせたくてもやめないと、

親も手こずり始めます。

脳が自動的にやるようになってしまうのですね。


ラブアディクションの男女は、どちらか必ずやってます。

それで責任転嫁の応酬になる。

どっちが発端かわからなくなってますね。

お互いに自分の非を認めたがりません。


これは、

「きっと相手はそう思っているはずだ」という先入観を、

相手の事実と見てしまうからです。


あくまでも自分が想起しているにもかかわらず、

相手が発端だと思い込んで、ひとり不愉快になっています。


そのまま話が一人暴走して、

ひとりドラマティックに、

ストーリーを展開している場合が多々あります。

もちろん押さえ所は、

被害者立場としてストーリーは必ず展開しています。

「私(僕)は悪くない」なのよね。


もしこれに巻き込まれた人は、

必ず冷静になって突っ込みを入れてください。

貴方のためでもありますが、

相手のためでもあります。


「ちょっと待って、貴方が○○だって思ったんでしょ~」

「私(僕)は、一言を言ってないわよ」

と、経緯を確認します。


このセリフにこう返してくることがほとんど。

「だって、そう思っているでしょ」と、

先入観が絶対当たっているとばかりにゴリ押し。


「だって、この前は○○って言ったじゃない」と、

まったく頓珍漢な過去の話を勝手に関連づけして、

自己防衛。

こんな感じになります。


児童期の子どもとまったく同じ会話になります。

境界性の問題を持ちこしている人は、

過去に起こっていた出来事を、統合することがとても苦手です。

極一部を除いて前後の経緯を切り離し、

自分にとって印象的な部分だけを残していることが多いです。

高齢化しても必ず口癖でやってます。


愛着対象者はよく観察し、

冷静に突っ込み返してくださいね~


彼らには、事実を直視させる必要があります。

思考のかく乱をさせない。

どんなにバツが悪くても、本人に責任を取らせます。

脇道に逃げないように、

キチンと筋だって話を突き返すスキルを、

愛着対象に選ばれた人は鍛えて持ってください。

境界性の問題を抱えた人を、

幻想から救ってあげる手立てと思ってくださいね(*^^)v


愛着対象者さんは、カウンセラーや精神科の先生方と、

とてもよく似たポジションだろうと思います。

傾聴のスタイルを保ちながらも、

ただ彼らの気分が良くなることだけを、

言っているわけにはいきません。

彼らにとっては耳に痛いことでも、

成長の妨げになる思考癖にはハッキリと物申すことがあります。

境界性並びに自我脆弱性を持ちこしているならなおのことです。

先入観と事実をしっかり区別をすることが可能になるように、

問題が起きたときは、その場で対処をしてください(*'ω'*)


愛着対象に選ばれた人は、

境界性パーソナリテイ障害が落ち着くまで、

彼らに人生を振り回されていく時間を持つ羽目になります。

愛着対象者をサポートする第三者を探し、

支える体制を整えていくことも考えましょう。


愛着対象者の気持ちを汲む場所を作るってことですね(*^^)v

誰だって、愚痴をこぼしたくなる時がある。

たとえ愛している人でも、

なんでこんなに大変なんだろうと、

弱音を吐きたくなってしまうときだってあります。

それは普通なことです。

そんな思いを遠慮なく話せる場を、

作ってあげましょうね。



ここからは愛着対象者様向け。

もし貴方が彼らの振り回しに疲れ切って別離を考えているなら、

彼らの「そう思っているでしょ」に対して、

「そうかもしれない」と返答し、

相手の優位性を保持しながら幕引きに出てください。


彼らは感知が早いので、

どうせ捨てるんだったらこっちから捨ててやるとばかりに、

強気な罵詈雑言で応戦に出てきます。

愛着対象者の努力も労力も自尊心も、

ズタズタにするのはお構いなしです。

そっちが先だの先入観を鵜呑みにした悲しい結果になってはいますが、

彼らが境界性パーソナリテイ障害特有の行動を自覚しない限りやめないのが事実。

そのままを受け取って別れてください。


人格障害にまで進行している場合は、

チームを汲んで取り組むことをおススメします。

とくに自己愛性パーソナリティ傾向と境界性がドッキングしている場合は、

必ず自分を勝者にするように、事を運ぼうとします。

社用公用の場の人柄とは全く違い、

そちらが良い子であればあるほど、

誇大化した自己で愛着対象者を責め立てていきます。

愛着対象者がうつ病に追い込まれることは、珍しいことではありません。

こちらは相当な覚悟とスキルを持つ必要があります。


人と人が関わるとき、

どちらが勝ちか負けかではないはずなのです。

ですが愛情飢餓にさらされ基本的安心感の欠如があると、

人との関係性がどうしても主従関係に安住を得てしまうことを、

誰もが知っておく必要があるのだろうと思います。








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2018年9月10日月曜日

ケンカの火種はほとんどがご本人発である

境界性パーソナリティ傾向

愛着の障害

神経質

心配性

感情(気分)障害

自己愛性パーソナリティ傾向



共通点は、○○になっていないと落ち着かないって状態。


自分の心がつねに、

「不快」にベクトルが向いている状態なんです"(-""-)"

周りが気分を悪くさせるのではなく、

心のあり方が常時不安定であるのが問題。

不安定が定着してご本人と一体化しているのよね。

知覚器官を通して情報が入ってくる前に、

すでに不快状態と認知しているってこと。

(基本的安心感の欠如)

その土台をずっと使い続けて、

強化されてしまってるってわけ。


だから、、、、

辛口で行きますよ~(覚悟して!)

冒頭で記したものたちは、

すべて『欲深さ」の代名詞なのよ。


≪解説≫

○○になっていないと落ち着かない状態

あれも、これも、

全部望んだ○○の状態になっていないと、

絶対嫌だ、安心できない、許せないッ!

って心だもの。

強烈な欲深さと執着の心と知っていましたか?


哲学的や道徳的だけど、この際真実をみてしまおう。

心の状態をシビアに見るとやめたくなる欲が、

生まれるかもしれませんね♪♪♪


≪今の自分をイメージトレーニングしてみよう☆≫

サングラスをイメージしましょうかね。

心が不快なベクトルにあるときは、黒いサングラス。

うつ状態。

心が快なベクトルにあるときは、真っ赤なサングラス。

興奮・軽度躁状態。

こっちの感覚が薄れると、

すぐ黒いサングラスに戻る。

これぐらい変動が大きい認知を、

境界性の問題を持っている人はしています。


これだと、白を白と視ることは不可能ですね。

これでズレまくってケンカばかりしていたら、もったいない。

さぁ救い主は自分です。

クリアに視れるようにクリアリングしましょう♪





ケンカの火種は心の状態が発端。

ずばり、ご本人発。

これは知っておいたほうがいいですよ。

これを知らないで高齢者になっている人が沢山いる社会です。

自分でご機嫌を取る訓練をしましょう( `ー´)ノ


心が常に不快のベクトルに強く向いているために、

なんでも不愉快に感じていく。

情報が知覚器官に触れなくても不快。

情報が知覚器官に触れて脳に送り込まれれば、なお不快。

物凄い欲望の荒野でモノを解釈しているのですから、

尺度はズレてて当然です。


他人から見ると、

膨大な欲求をしているのに、

ご本人は『ちょっとだけだ』と思っているのよ。

これが他者との摩擦になっていて、

いい人間関係が作れないでいるの知っていましたか?

相手方には、

なんでも不愉快なことが起きているように認知されて、

一緒に居ずらいわと思われてます。

根本の認知のズレを修正しないといけませんよね。


心の問題に無頓着で、

必死に頑張っても結果は出せないもの。

必死に人を支配しようとしても、

周りの状態を支配しようとしても、

それは失敗するってことよね。


境界性の問題がある人は、

小さな○○して欲しいの積み重ねが、

膨大になっていることに気づいてストップすること。

そして周りを追いかけない、期待しない。

人に思い通りに動いてもらおうする欲そのものを、

問題にしてやめることを決意しましょう。


ズバリ欲しがらないミッション☆(今日から君は武者修行♪)


心理教育を念頭に置いて、

毎日をプレゼンし直しましょう。

(武者修行のコツを伝授)

・治そうと思うよりも、日々を隅々まで丁寧に整えること。

・「○○しかない」ではなくて、「○○もあるじゃないか」と視ること。

・上記の視察によって、必要なモノと欲しい領分のモノを分けること。

識別する眼を培っていきましょうね。


実験の連続ですよ。

その積み重ねで一体自分が何を欲しがっていたのかわかります。

(たぶん多くの人が、なんでもやってくれる完璧な親を探していますよ)

これからは代理人を探すのではなく、

成長したい欲をしっかり持って、

楽しく毎日を整え直していくことよ。

そっちの思考回路を使うパイプが強化されて、

古臭い幼い思考回路が薄れていくのを目指しましょう(*^^)v

上書き。

good job♪


今日の洞察☆

要は時間をかけて、リカバリー能力の開発だわ。

是非トライしてください。



(その実力をつけない限り、

場当たり的に人を利用するわ、

毎度周りと悶着を起こすわ、

さらに最悪は、

薬物を利用する羽目になります。

脳の暴走を食い止められなくなったとき、

薬物療法や

入院治療にお世話になるしかありません。

これ事実です)


(番外編)

さて今日は乙女座新月。

12星座中一番の浄化力の持ち主なんです。

武力行使を一切使わず、

意志と精神力で、

細かいところまで詳細に抑制する神様です。

リセット力がハンパありません。

まず自分自身を浄化し、

それで世に出て自らを役立てるが基本スタイルの星座。

だからブログの題目に合わせて、

今日は謝罪について触れてみます。


境界性パーソナリテイ障害の発症中、

多大に愛着対象者に無礼な行為をしてしまった人っていると思います。

相手の愛情を、後になって気づくわけですよ。

それがまたショックなわけですよね。

「逃がした魚は大きい」って奴ですわ。


そこでね出てくるんです。

『謝ったら、許してもらえますかね』ってのが定番で。


この言葉を何度も何度も口にしてみてください。

おかしいことに気づけますでしょうか!?

誰のためにやっているのでしょうか。


これって、

口にしている本人の庇護のため。

自己満足のための再承認欲求なんです。


このタイプの人を掘り下げますよ。

よくある思考癖が残ってます。

相手のご機嫌をとれば、何とかなるって潜在意識が働いています。

ここでも「支配欲と優越欲の脚本」が暗躍しているんですね。

進歩ないに等しいの。

「許してもらうための、謝罪」ですので取引なんです。


養育環境で相手の怒りのボルテージを下げるには、

ひとまずここは謝っておこうとの算段が、

癖になっているんですね。

潜在意識の動機を、顕在意識がきちんと汲み上げきっていないと、

どうしたってこうなる。

稚拙。

習慣は嘘つかないんですのよ。


また、ぶっちゃけ話をしますよ。

別離を選択した愛着対象者は、

こんな疲れる人間関係や恋愛や結婚は二度としたくはないわ、

学んだわ、

と、思って別れてます。


つまり、とっくの昔に別フィールドに上がって生きています。

依存性の問題を片づけて、成長しちゃっています。

この人たちは、

もう遠目に距離を置いて視るスタンスが出来上がっている方々。

ご機嫌取りの謝罪行動と、

誠の反省の行動に見分けがつくフィールドなのね。

優しい対応をしながらも、

以前よりもっとシビアな目を持って向き合ってきます。


また、

脳からみると人間は、

「やった側は簡単に忘れるが、やられた側は忘れない」イキモノ。

やった側は人のせいにしている間、これっぽっちも自分の問題にしていない。

それぐらい軽んじているんです。

一方やられた側は、忘れていないよの。

サロンで沢山の恋愛心理やアディクションを取り扱ってきた統計で言っても、

これ事実です。


ですので、

ここは修行的にハッキリ申し上げますよ。

謝罪は、自分との約束です。

もう二度と同じ繰り返しをしない誓い。

人前でするならば公然の宣誓。

謝罪を口にした日から、弱さや幼さとの闘いがガッツリ始まります。

今まで使ってきた「社用公用のよいこ人格」はもう通用しません。


あとこれも大事。

実力がつくには相当の時間がかかるモノ。

人間の幼い思考脳は、

幼児性万能感と共に働いて、

「知っただけなのに、やってもいないのに、もうわかった気でいる」

そんな誇大化した理想の自分を創り上げて振り回します。


また躓かないためにも、

気づいても自分の実力に至るまでには、相当の時間がかかるモノと心得て、

毎日大切に鍛錬してください。


癖づけに至った習慣を粉砕するには、相当の覚悟と時間がかかるのよ。

「理想で考えるな、現実で考えろ」

昔の賢人の言葉は真実よ。


ということで、

逃がした魚は大きいかもしれないけど、

囚われずに前に進むことよ。

貴方には貴方に相応しい人と、

この先にまた出会うと想ってみてください。

自己の成長と未来を信じて前進することにしましょう。


境界線をきちんと引いた真の愛情関係以外は、

すべて捨てるぐらいの毎日を、是非選んでいきましょう~

イニシエーションをしたい人は、

部屋のお掃除と空気の入れ替え、

お香を漂わせてその中で深呼吸を良くすること。

お気に入りの柔らかな素材に身をくるんでお過ごしください。

知覚器官を使って体の緊張を解き、

心拍が穏やかになるようにしてあげてください。

身体の和らぎから、心の安らぎへ繋げます。

乙女座は、自然療法の神様だから縁起もの。

貴方の魅力が復活するのを祈っています。

素敵な新月スタートをお過ごしください(*^^)v








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2018年9月9日日曜日

勝手な先入観で不満を募らせ爆発する

 


昨日のブログとワンセットでよく学んでください。

なんでかっていうと、

・推測と先入観

・勝手な先入観で不満を募らせる

この二つはほぼ恋愛関係のときにエスカレートするからです。


サロンでお話をお伺いしていると、

多くの方に該当してます。

人間の心の仕組みなんだと思いますわ。

自己卑下することなく、

意欲的になって、ハンドルを切り直してほしいのね。


おまけに日本文化教育って、

奥ゆかしさ、控えめって財産じゃないですか。

それでそのループに沢山の人が、

浸かりやすいんだと思います。


人の気持ちを汲んで立ち振る舞う。

これはとても評価が高い国でしょ。


(思考癖)

先入観で相手を見て、

先読みで行動して、

気に入ってもらおうとする。


で、この行動を視た人は、

『なんて気が利く人なんだろう☆』と、高い評価でラベリングする。

星五つ☆的。

それがその人のキャラクターになる。

こんな感じですね。


突っ込み入れますね♪

それお饅頭の皮ではないですか?

外面ではないですか?

社用・公用人格ではないですか?

ずっとそれやっていられますか?

(*'ω'*)


一連の思考癖は、評価のための行動です。

これが社会的報酬。

報酬によって起こる一時的な快感。

その快感欲しさの賭けに出ているのが先入観なんです。

これは相手のためなんかじゃない。

あくまでも自己満足のため。

心配から発症した自己防衛手段。

ついでに相手に対してもともと敵意があって、そのカバーです。


問題が起こるケースの状況見聞をご紹介。

・思考癖のキャラクター(お饅頭の皮)を、相手は鵜呑みにする

・そのうち相手はいちいち褒めない

・結婚生活で外面(お饅頭の皮やよいこ)は、いつまでも続かない

・本性を出そうにも、評価が下がりそうで苦痛

・出来ない自分を許せない



さてここで、問題を出します!(^^)!

どちらが問題行動だと思いますか?

A、やってもらっていた人

B、思考癖で行動をする人


Aを選んだ人は、

先入観をいつも使っておべっかをしやすい同類な人です。

気づかない相手のほうが悪い。

頑張ってやっていることを察してあげればいいのにと、

読んでて感じやすいはずです。

それは自分の投影です。


問題が起こるケースとは、

一生懸命相手の気持ちを察してやっているのに、

誰もわかってくれないのよって、

被害者立場で物事を見ている場合です。


思考癖行動は、自我防衛と自己満足のため。

自己評価を確認するための作業です。


境界線を引けておらず、

きっと相手は○○って思っているはずだから、

私(僕)が気を使って、やってあげていることがわかるかしら!?



なのに、感謝もない。

褒めることもしない。



いい加減に気がつけよと人を無価値化し、

見下しが始まります。

端を発したのは自分の先入観であることに無頓着。

社会的評価は、気遣いのある自分のほうが高いはずの常識があるため、

責任転嫁していることに、

まったく気づいていません。


Aを選ぶ人は、

一時的に落ち着いていても、

定期的に不満を募らせ爆発してます。


やってもらっていた人が、

「なに急に怒ってんの?」と問い返すと、

思考癖組は出てくるわ出てくるわ。

どれだけ貴方のことを思ってやっているのかって、

恩きせがましいことをやっちゃうんですね。

歪んだ認知ですわ。



これどこかで見たことありませんか?

親よ。

親とそっくり同じ行動を見事に再現してやっています。


ここからは第二幕のはじまり。

で、利口な人は黙っちゃいない。

「誰も頼んでないでしょ」

「勝手に自分がそう思っただけじゃん」と、

事実を突きつける。


思考癖側は、

はぅ( ゚Д゚)ッ。驚。

となって、

感情の激流に呑まれ爆発するってわけ。

恥ずかしさと混乱で、謝罪は自分を失う恐怖に感じてできません。

バッチリ当たり散らし、自分の問題に手がかからないように必死になります。

・過去の持ち出し

・もういいッ!

終幕。


ここまで読んで、

どこから改善したらよいと思いますか?


①境界線を引くこと。

②勝手な先入観を核心だと思わないこと。

③親との関係は、他の人には通用しないと覚えること。

④勝手な先入観と事実を混在させないこと。

⑤思い込みの激しさに気づくこと。



今日の洞察☆

根本原因に目をつけましょう。

評価が沢山欲しかったんだねって、優しく笑って受容してあげてね。

愛おしさで包もう♡

過去は丸っと包み込んで諭しましょう♡

笑って素の自分を大事にしましょうよ。

背伸びしないでいこう。

これで定期的な感情の爆発は、少なくなるはずです。






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2018年9月8日土曜日

第一関門は推測と先入観を捨てること


子どもの頃から、

親の顔色を視てきた人は、

「きっと○○して欲しいんだろうなぁ」と、

察する力を必要としてきただろうと思います。


そして、

それが当たったときは、

とても嬉しかっただろうと思います。


怪訝そうな親の表情がふわんと明るくなって、

貴方の気持ちも明るくなっただろうと思うのです。


これが同一化と共感の証。

けして同一化がすべて悪いわけではないんです。

ただ使い方次第では、

他人を巻き込んでしまうってことに着目して読んでってください。


愛する人や大切な人や必要な人。

その方と同一のような感覚で、

共に感じている経験は、

利己的な自己満足を越えて、

人を幸せにします。


ただし、、、、

同一のようなと、同一は違うのね。

それから、

共感と、同感は違うのね。

ここがポイント。


同一のような&共感 = 境界線がある

同一&同感 = 境界線はない

後者が境界性パーソナリテイ障害の根底にあるモノの見方です。


相手の気持ちを慮るのは悪いことではありませんが、

自分の気持ちと同様だと先入観で決めつけることは、

問題です。


甘え損ねのメカニズムでお話をしましたけれど、

自分の先読み通りの結果を、

相手に応えてもらえないと不機嫌になるのは、

相手と自分を同一や同感でなければならないと、

もともと強く考えているからです。


これは境界線が引けていないからなのね。

違う行動をすると、

いちいち厳格・冷酷を持ち出し処罰をする。

相手の人権を無視して、過剰な領域を確保しようとする。

同一&同感が正解と思っているから、

こんな行為が出来るんです。

歪んだ認知。

ここが根本原因なのよ。


相手の考えを尊重すること。

これは、

相手の意見は自分とはまったく別物で、

それが当たり前だと思うことと、言い換えられます。

違って当たり前。

境界性パーソナリテイ障害になってしまう人は、

これに慣れる必要があります(*^^)v


今日の洞察☆

根本原因に目を向けましょう!

臆測しない。

推測しない。

先入観で見ない。

同一&同感を求めない。

意見は違って当たり前。

目の前のその人は、

親とは違います。

目を覚ましてごっちゃにしないでね~

自ら舵を切り直しましょう。

心のハンドルしっかり握ってくだされ。






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