2023年3月25日土曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(脅迫的な抑圧体験)

 

幼児期の怒りと不安の生理作用についてお話してきました。


怒りのほうは、

強弱の表現方法・懺悔・感謝の学びであって、

不安のほうは、

自分の尊厳を維持しつつ、

相手の尊厳も守りながら開示して関わっていく学びです。


どちらも自己主張、自己表現につながる大事な課題です。


言ったら余計に怒られる、

怖いから言わない、

言えない、

と考える人は、

他者のより強い怒りによって、

つまり脅しによって、

生理的な感情を抑え込まれるような環境が影響している可能性大です。


これが、

過去のブログでもご紹介していた親が子に依存する関係のことです。


親側の状況や要求に焦点が当たっているために、

このような事態が起こります。


脅しによって、

生理的感情の抑制を強いられた子どもは、

怒りや不安の生理的感情そのものを抑え込むことを学んでしまうのですから、

個人の扱い方を学ぶ機会を奪われてしまったわけです。


自分の内面で起こる怒りや不安が、

自己主張につながるものだとは思わず、

むしろ、

忌み嫌うべきものという扱いになります。


体験者が大人になって、

自己課題に直面すると、

要求を口に出していいものですか?と躊躇したり、

何が好きかわからない、

どんな気持ちなのかもわからない、

おもしろいかどうかもわからない、

何がしたいのかもわからない、

生きている意味がわからない、

といった状況に陥りがちです。


こういう状況は、

過去の経験からの連なりで起こっていると考えられます。


あなたの声を、

外に出してあげる機会を持ってください。

それは尊厳を守る行為です。


デリケートな問題は、

専門で扱ってくれるところに相談することです。


あなたの苦しんだ経験を無駄にしないでください。

物の見方や苦しみを活かす体験をこれからしましょう。

ひとつずつ心理課題を達成していくと、

自分本来の個性に沿った生き方を選べるようになります。





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2023年3月24日金曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(見捨てられ不安と妄想)

 


幼児の見捨てられ不安からおこる代表的なケースで、

『この家の子どもではないの?』という表現があります。

聞いたことがありますか?


解釈の飛躍が起こっています。


ただ、そういった妄想をもっても、

自分のことばで開示していますよね。

これは健全な関わり方です。


このように自分の尊厳を維持しつつ、

他者の尊厳も守りながら、

何とか表現し、

誤解を解いて関わってけるようにならないといけません。


ここで役に立つのが I am OK. です。


健康な自己愛 = バックアップですから、

自己愛が心のなかに育っているかどうかで、

自己開示の度胸が違ってきます。


自分の心の持ち方は、

対象者との関わり方に直結しますから、

そう考えると、

胎児期からここまでの学習に無駄は一つもありません。


開示されないまま留まり、

妄想がどんどん広がるという場合は、

開示するだけの後ろ盾がないと考えるほうが自然です。


トレーニングで、

何度も健全な自己愛を持ってくださいと伝えていたのは、

このバックアップ機能を持つためです。


頭で一度理解したものを、

実際に体を使って、

体全体で覚えていくほかありません。

それがほんとうの心の成長です。




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2023年3月23日木曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(自他区分と見捨てられ不安)

 

⑦幼児期後期(3歳から4歳前後)


この頃の記憶なら、覚えている人も多くなってきます。

保育園や幼稚園に通うようになってますのでね。


時間の流れでみると、

通園のころまでに、

愛着の問題や怒りの学習について一応は済ませているわけです。


この頃になると、

同じような年ごろの子と団体生活を体験するうちに、

曖昧だった自他の区分がついてくるようになります。


合体感が強い頃は、

相手のおもちゃをいきなり自分のものだと思ったりしますよね。

で、泣かれたり、怒られたりする。


そういった行為を繰り返しながら、

相手と自分を分ける必要性が生まれ、

と同時に、

自分はけして万能ではないということも知ります。


ひとりでは何もできない?

なにか足らない?

という感覚の目覚めによって、

親や先生に依存しながら生きている物体なんだと、

ようやく気づけるようになります。


こうしてヤダヤダ病が治まっていき、

人の様子を見る、人の顔色を見る力がついて、

今までとは違った関わり方がはじまります。


ここからは、

見慣れた内容が出てきますからチェックしやすくなりますよ。


自分が人に依存しながら生きている存在だと知ることは、

自分が依存する人に、

嫌われたら生きてはいけない事実に気づいてしまうようになります。


すると、

嫌われたらどうしよう・・・という不安が出てきます。


これを『見捨てられ不安』といいます。

(見慣れた言葉が出てきましたね)


これ、誰もが経験します。

人ならば全員体験する課題です。


間違って欲しくないのは、

見捨てられ不安が起こる・起こらないの問題ではなくて、

見捨てられ不安を動機に、

安全でいるためには、

一体どのように自己表現したらよいのかにつなげられるかどうかです。


自分と相手の尊厳を守りながら、

自分の置かれた状況や要求を自己表現していくことが課題です。


掴みづらい人は、実例を参考に。


見捨てられる不安が高いから、

他者と親密になる関係を避けるとか、

あるいは、

しがみつきが起こるようになります。


それから、

対人関係において、

嫌われるから相手に言わない・言えないという選択肢は、

この学習をいまだ乗り越えられていないのを示しています。


開示する手前で留まっていますよね。


カウンセリングの場で、

クライアントが、

二度と見捨てられ不安自体が出て来ないことを望んでいる人がいますが、

これは大きな間違いです。


この欲望が、

他者を責めたくなる思いや、

他者を支配したがる支配欲を生み、

合体化こそが安全という共依存心理を持たせます。


そのことを意識してトレーニングに役立ててください。



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2023年3月22日水曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(懺悔と感謝)

 

子どもなりに怒りを表現することで、

結果、

怒りの抑制が少しずつ分かってくるという感じです。


次行きましょう。

怒りを放出することで、

満たされることもあるけれども、

そうでないこともあるという体験のなか、

「ごめんなさい」と「ありがとう」を学びます。

それが『懺悔と感謝』の学習です。


抑うつ(シュン)が発生したときは、

「ごめんなさい」が生まれます。


叶うときは、

嬉しい、照れ、笑みになり「ありがとう」が生まれます。


体験を通し、

生理作用と懺悔と感謝が紐づけされていきます。


とくに、

抑うつから生まれる償いの気持ちは、

非常に高度な感情です。


抑うつの生理作用によって、

怒りがその中に吸収され、

「自分も悪かったなぁ」とかトーンダウンになったりします。

さらに、

「ごめんなさい」の思いによって怒りが昇華します。

とっても重要な一連です。


では、

この重要な学習を獲得していないとどうなるのでしょうか?


未学習の場合、

いつまでたっても自分の問題にできません。


問題が起こっても強い否認(自分じゃない)が働くため、

ゆえに「謝る」がわかりません。 


怒りの扱い方は本人のパターンになりますので、

個性そのものになります。


大人になっても、

関与を認めず、

謝らなくていい状態に、

どんなことをしてでも持っていこうとする場合は、

未学習の可能性大です。


アダルトチルドレン、

対人依存の問題のなかによく取り上げられる内容に、

拗ねる、斜に構える、天邪鬼ってのがあります。

この性格傾向は、

そもそも愛着障害の問題が根っこにあって、

その上に怒りの問題も加わっていると考えるほうがいいですね。




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2023年3月21日火曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(万能感と怒りの扱い方)

 

幼児期の課題の続きです。

ちょっと前にかじりましたが、

『怒りの扱い方』『懺悔と感謝』の課題です。


乳児の怒りと幼児の怒りは、

人生における原初的なもの。素。


生理的なものですから、

この時期の怒りと恐怖は、

意思のちからでコントロールできるものではありません。


どうしたって出てくる怒りを、

どのように自己表現につなげたらよいのか学ばないといけません。


怒りの学習は、自己主張の芽ですから、

ここで学習したものが個性そのものにつながります。

ですから非常に重要です。


そもそも怒りというのは、欲求不満の感情です。

欲求が満たされないことに対する生理的反応ですから、

①自分が欲求を表現して、

②それがどのような場面で、

③自他の安全と尊厳の確保が行われながら

④どのように相手によって満たされていくのか

という体験が必要になっていきます。


幼児期は、

ちょうど『ヤダヤダ病』が始まってきます。

駄々っ子そのものが①の欲求の表現です。


この時期のヤダヤダ病は、

幼児性万能感が入り込んで、

自分が世界の中心であると思ってますから(これは健全要素ですよ)、

自己主張も強めとなって遠慮なく出てきます。


自分の欲求の主張(①)に対して、

相手の出方(②③)を試しています。


そのときに、

親が子どもの要求に対して、

全部を満たすというものではありません。

言いなりになれというものでは、

けしてありませんから誤解のないように。


受け止める側は、

子どもの欲求に焦点を当てるようにし、

応えるときもあれば、

ときには『困ったね…』と対処し、

出来ること・出来ないことがあることを子どもに教えていきます。


ひとつは、

怒りを出す表現の中から、

子どもは強く出し過ぎて、

相手を滅ぼしてはいけないと恐怖を感じる体験をします。

ここで子ども自ら強弱の技術を学びます。

もうひとつは、

子ども側の要求に焦点を当てながら対処されることで、

『自分の尊厳は守られている』という感覚になり、

子どもの怒りが静まる学びです。


下線を引きましたが、

あくまでも、

怒りの元になった子どもの欲求に、

優先的に焦点が当たっていることが学習をスムーズにする鍵です。


そうでない場合とは、

親側の要求が優先的(忙しいとか、こうあって欲しいなど)になることです。

それは栄養のないミルク、

もしくは毒入りとなるので、

③はすでに機能不全となります。


大人になっても、

怒りの表現が過剰傾向で、

相手を圧倒して欲求を叶えようとする人や、

逆に、

相手を怒りで滅ぼす恐怖を感じてしまい、

欲求を押し殺してしまうような人は、

怒りの扱い方について未学習と考えたほうがいいです。




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2023年3月20日月曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(根気よく母性を注ぐ)

 

基本的不信感が該当するようなら、

早く何とかしようという考えは、

いい結果を生まないと知ってください。

それよりも、根気よく続けることです。

それが肯定的な母性の姿ですから。


一旦、このあたりで要点をまとめます。


情緒不安を引き起こしやすい問題に、

よく関わっているのがこの時期までの心理課題です。


「退行欲求が奥底で本当に求めるところ」と言ったり、

「幼児返り」ということばでも表現されます。


情緒不安は、大抵自覚があるものですから、

恥ずかしなどと思わず、

その原因を知った上で、

自分を深く愛し、

自分で宥め・諭すトレーニングを行ってください。


また、

誰かの前に立つときは、

(カウンセラーでも構いません)

自分はかけがえのない存在であり、

どんな事情があれ、

ここに存在していていいというAll OK.の感覚を、

意識しながら関わるようにしてください。


感情の揺らぎが少しでも短くなるのを目指しましょう。


フェアな立ち位置を保ちながら関わる体験で、

甘えられるかどうかの判断基準センサーが薄れると、

以前のよくない習慣が現れず、

逆に、

自分の自然な感情や好き嫌いの感覚が戻ってきます。



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2023年3月19日日曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(分離不安と基本的不信感)

 


では、不健全な状態とはどういうことなのでしょうか?


愛着が上手く形成されないと、

心に母性の姿がくっついてないので、

常時、安心させてくれる存在『ない』と感じます。


実際に一人になるのが怖くなります。

そのため母子分離を嫌がります。


『置き去り不安』という感覚が本人を襲います。

これが分離不安です。


よって、

物理的距離をとることを嫌がり、

実際にしがみつきが強くなります。


人見知りも、

人見知りという自己表現を通して『恐怖心』を訴えてますが、

周りの人がそれに対処を誤ると恐怖が増長し人見知りが延長します。


幼児のころの人見知りは、

愛着形成の確認作業といえなくもありません。


愛着の形成が阻害されると、

自分に応えてくれる存在の確信がえられないので、

・自分はかけがえのない存在ではない

・All OK.ではない

・誰も応えてくれない

・安全基地がない、守ってくれない

という心理のほうが育ってしまいます。


これが基本的不信感になります。


人間の心はまるでイキモノのようですから、

基本的不信感があるため、


怖い、悲しい気持ちになる、

楽しいことが起こるとは思えない、

色んな事にチャレンジするのが怖い、

というような消極的な行動になるのではないでしょうか?


子どもは教わらなくても、

人間不信による回避傾向、

外界不信による逃避傾向などの行動が起こります。


なりたくてなったわけではないし、

ましてや、

好きでなったわけではないという理由はここです。


さて、現在のあなたはどちらでしょうか?


愛着の形成は一度できたかなと思っても、

何かの拍子に壊れやすいものでもあるので、

何度も繰り返し育成しないといけないものです。


もしも、

大人になった今もなお、

一人だとすぐ寂しくなるとか、

誰かが居ないと不安になるとか、

スゴイ人見知りだとか、

実際に何か必要な作業があると、

他者に何度も確認しないと、

不安でならないなどの行動になる人は、

乳児から幼児期前期につまづきがあって、

問題が発生している可能性を考えないといけません。



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2023年3月18日土曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(幼児期前期)

 

卒業生から、

『これ、一緒にやったね。読んで復習してます』て、連絡が来ました。

自分にやってあげたことが、今では子育てに役立っていると、

コメントありがとうございます。

ブログを活用してくれていると思うと嬉しいです。



⑥幼児期前期(一歳半から3歳ごろまで)


子どもの現状をありのままに見て、

OKだよという温かなまなざしや、

状況に対応してくれる母がついてくれているという体験から、

子どもの心に母性の姿が住み着いて安心させていきます。


愛着が形成されると、

一人で居られる能力が育ちます。

よって母子分離が可能になっていきます。


隣の部屋やキッチンに母親が居て、

少し離れていても平気になります。

だんだんと長い時間でも大丈夫になります。


また、この時期は特定の対象者は安心で、

そうでない人は恐いと感じるのが当然です。


ちょっとした人見知りに対しても、

子どもの要求にしっかり焦点が当たって周りが対処し、

だんだん心が穏やかになる体験から、

安全基地がある感覚が強化されます。


いつでもどこでも、

かけがえのない存在だと見守ってくれる存在がある確信から、

基本的信頼感が育成されます。

(見慣れた言葉がやっと出てきましたね)


わたしたちの心はまるでイキモノのようです。

基本的信頼感があるから、


いつも明るくいられる、

楽しいことが起こると信じていられる、

色んな事にチャレンジする意味がある、

やってみる価値がある、

というように、積極的な行動になれるのではないでしょうか?


事実、愛着形成がその子の行動を制限していきます。

安全基地があるという感覚の幼児期の子どもは、

あらゆる好奇心から行動範囲がどんどん広がっていきます。


明日は、そうではない場合の説明です。



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2023年3月17日金曜日

自己愛の損傷の問題が苦痛をつくります(交流分析)

 

補足です。


健康な自己愛が育たなかった場合、

All OK.ではないので、

自己肯定がしにくくなります。


すると、

日常生活を送るにあたって、

他者の意見や教えが何があっても必要になっていきます。


これはどういうことかというと、

相手の意見や感情にすぐ同化しやすく、

自分と他人の境が分からなくなりやすい事情を抱えることになります。


この関係性は、一見自他の区別をつけず、

思いやりがあって甲斐甲斐しく見えそうですが、

じつのところその中身は、

同一化であって、

あくまでも自分の尊厳を守るために行っている行為なのですね。


共感とは似て非なるものです。


ものごとは深く理解する必要があります。

自己愛の欠如とは I am not OK.(自己否定)の状態ですから、

自然相手は You are OK.(他者肯定)になり、

自分 < 相手 という力関係になります。


この不均衡な力関係を危険に感じないわけがありません。

心理上、安全を確保する必要が出てきます。

同一化しやすいのはそのため。


また、

相手に何かあった場合、

自分が対処をしなければならないと考えるようにもなります。

なぜなら、

自分 < 相手 = 相手は主人だからです。

介入することによって尊厳を守れるような錯覚を起こします。


この力関係は、

同一化する側にとっては死活問題にも値します。


嫌な人だけれど、

相手の力には逆らえない、NOと言えない状況に至る理由です。


さらに、

自己愛の損傷の問題が複雑化すると、

劣等意識の反動で虚栄心が大きくなり、

I am OK.(誇大自己=歪んだ自己愛)の立ち位置から、

You are not OK.(他者蔑視)という見下しをするようになります。


対人関係に激しさが増してくるのは、この仕組みがあるためです。

差別化は、表に出しても出さなくても苦痛を余儀なくされます。


相手の存在を強く欲しても、

わかってくれないような体験ばかりだと認知するようになると、

絶望の淵に立たされ、

I am not OK.  You are not OK.

という状態に陥ってしまいます。


こうした交流を避けるためにも、

健康な自己愛 = 肯定的な母性の姿 = 自分を認める

を、あなたのトレーニングに役立ててください。


I am OK. You are OK.精神を活用しましょう♬



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2023年3月16日木曜日

健康な自己愛に関わる母性について(肯定的か否定的か)

 



補足です。


健康な自己愛のもとになるのが、

優しく温かく見守ってくれる『母性』の姿であるとご紹介しました。


この『母性』についてですが、

ふたつあります。


肯定的な母性性 と 否定的な母性性。


否定的な母性性の特徴は、

境界線を引かず、

自分の心に内在する要求を叶えるほうに焦点が当たったまま、

相手に対処する姿です。


これは、

相手の尊厳を守るのではなく、

むしろ呑み込んでいく母性の姿です。

不健全なため、

心理学ではあえて「否定的な母性性」という名で分けています。


不安だからこうして、

安心したいからこうして等の条件を常に持ったまま、

他者に関わる心理特徴を、

キチンと分けてトレーニングしましょう。


無意識とはいえ、

否定的な母性を心に育てたまま、

親密な関係を持った場合に考えられることは、

・強い同一化願望

・過干渉

・過保護

といったものです。


どれも相手側の『個人の尊厳』をけして守っている対応ではありません。

ゆく先々のことも考えて、

大事な知識なので役立ててください。


もしも、

自分が他者を前にしたときに、

上記のような対応をしているのに気がいたら、

それを宥め・諭すトレーニング中に、

肯定的な母性性が育ちます。

トライアルしてください。




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2023年3月15日水曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(健康な自己愛と境界線の問題)

 

 
要点まとめです。


胎児期、出産、乳児期の課題は、

温かなまなざしが自分に返ってくる体験を通して、

愛着の形成(愛が着く、母性の姿がつく)に取り組んでいます。


理屈抜き、無条件のなか、

自分はここにいていいという’素朴な確信’ができ、

その体験のなかで優しい母性の姿がインプットされます。


心に母の姿がくっつく = 愛着の一次形成

という仕組みです。


これが健康な自己愛の芽。

All OK.


All OK.の心理は、

ものすごく重要です。

親が側に居なくてもその姿を持っていることで、

のちのち一人でも、

自分を支えられるようになるのですから。


また先取りですが、

自分がOKであるということに基づいて、

他人もOKという心理になれます。


それがあるので、

自分は自分・相手は相手という境界線(バウンダリー)も、

引けるようになります。


つまり、

健康な自己愛がなければ、

自然、同一が最優先にされ、

自分と他人を分けて、他人に共感する能力が育ちません。


乳児期につまづきがあって、

愛着の障害を持っていると、

人生に渡り、

人間関係に苦痛を伴う可能性が非常に高くなるといえます。


自分が表現せずとも与えられるべきと考えていたり、

返ってこないというだけで怒り出す人は、

自他を同一にみてしまう問題をかならず持っています。


意識してこの辺りから丁寧に取り組み直そうと考えてください。

そのほうが母性がしっかり育ちます。


安易に考え、この時期の課題を片づけていかないと、

自我の土台ができていないので、

対人関係のスキルをいくら持っても、

脚本を覚えるかの如くの技術になったり、

場当たり的な対処になるため、

自然な感情に身を任せる交流にはなかなか届きません。


ブログの内容がなかなか掴みづらいなぁと思った人は、

例えていうならば、

ぬかるみの上に柱がしっかり立つでしょうか!?


建物も、自我の形成も一緒です。


大切なあなたの人生のために、

吟味するようにゆっくり一歩ずつ進んでください。




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2023年3月14日火曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(乳児期)

 

④乳児期(6か月前後から1歳半ぐらい)


この期間は、離乳食から普通食へ、

ひとり座りから歩行へと肉体的にどんどん変化を遂げます。

しかし、

心理的母子一体化の願望をまだまだ残している時期です。


目が見えるようになって、

特定の人物に対する発信と定位(泣いて知らせる)が行われるようになります。

そこで、

養育者から温かなまなざしを受けて育っているかどうかです。


赤ちゃんって、

目が見えるようになるこの時期から、

よくジーーッと凝視します。

周りの人が、

自分に対して笑顔で応えてくれるのかどうかを、

しっかり受け取ってます。


これはどういうことかというと、

愛される存在(赤ちゃん本人)が、

目の前の人に映っていて、

それで笑顔で返してくれてもらっているという状況。


つまり、鏡。

相手を視ているようで自分をみている状況。

確認なのですね。

(見落としがちなところ)


ここで重要なのは、

条件なし、理屈抜きで愛されている存在だよ』、

『あなたはかけがえのない存在だよ』というメッセージの受け取りかどうか。


存在を大切に思う&大切に思われる体験。


それによって赤ちゃんは、

All Ok. I am Ok. = 健康な自己愛の芽(母性)を心に持ちます。


先取りですが、

安心感も自己肯定感も、

健康な自己愛があってこそできることです。


そうではない状態とは、

泣かなくていい子だから可愛いとか、

大人しいから可愛いとか、

上手にお乳を飲むからいい子だとか、

男の子だから(女の子だから)可愛いとかが入り込むことです。


携わる人の眼差しに’条件’が付いているのがわかりますか?


携わる側の条件を飲んでいるのならOKで、

そうでないならnot OKではいけないのです。


これは、不健全なミルクを与えているのと同じです。


どんなにお腹は満たされていても、

栄養のあるミルクではありません。

本当に必要な栄養が入ってこない栄養失調の状態を招きます。


このような対処は、

健康な自己愛(母性)が育ちにくくなる土壌であると考えてください。


与えられるものによって、

自我の根幹の部分に差が生じますが、

赤ちゃんには何の責任もありません。



現在、

「出来ているから尊い、出来てないのは尊くないなど」という物差しがあって、

自己肯定感が下がりやすく、

不健全な罪悪視で自分を見てしまうようなら、

この辺りを意識して思い切って是正しましょう。


また、

もしも憎しみの感情が湧いてしまうようなら、

育てる側に、

愛情がないわけではないけれど、

心育の知識が全くなかったとか、

ゆったりと育児ができない環境だったとか、

誰も助けてくれない過酷な心理状態などがあって、

健康な自己愛が揺らぎやすい状態になってしまったと考えてみてください。

(宥め・諭すトレーニングをご自分で実施しましょう)


過去を拭うように、

あなたがあなたに温かなまなざしを、

『今』たくさん送ってください。


All OK.しましょう。


たとえ素朴で小さな自己確信でもいいのです。

それは、

これからの人生をずっと支えるあなたの『母性』のはじまりですから♪




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2023年3月13日月曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(新生児期)


幼児期までは、

三つ子の魂百までと言われるように、

自我の根幹の部分になるのでとても大事です。


心理発達理論を参考にすると、

どの道をたどっていたのか、またつまずきはどの辺りで起こったのか、

掴みやすくなるかと思います。


ゴールに向けて、

どんな風に自分を導いてあげたらよいのか、

大枠を掴むために役立てくださいね。



③新生児期(生まれてから6か月前後まで)

授乳を通して、

とても重要な心理的関わりが行われています。


母体の中にいた余韻がまだまだたっぷりありますから、

母体未分離ですね。

まだ目も見えてないので、

人物を特定しているという感じではないですが、

泣いて自分の位置を知らせて、

自分の欲求を満たそうとします。


母体のなかではいつでも安全で、

満たされている状況に対して、

そうでない状態や、

お乳が与えられないのに不満を持ちます。

それが『新生児の怒り』。


お腹が空いて母親の乳首に向かって、

ガブッと噛みついちゃう赤ちゃんもいますよね。


母親が頻繁な授乳のリズムで睡眠不足に陥っていることも、

乳切れを起こして上手く対処できないのもわからないので、

赤ちゃんの怒りは強くなります。


母親が対処しきれない状態に陥って劣等感を持ってしまうと、

子育てがとても辛くなってしまいます。


母乳を与えるという課題を前に、女性陣は悩みます。


母子関係が悪化しないように、

周りの人のホローが非常に大きな役目を果たします。

最近はイクメンの登場、在宅ワークのお陰で、

随分と改善されているように思います。


この時期、

温もりや満たされる感覚が阻害された赤ちゃんの場合、

大人になってからでも、

二度と体験できない母子一体化の体験を、

対象者を通して体験したいと、

心から願うようになっていてトラブルを起こします。


激しさを増す恋愛嗜癖や性依存は、

この時期の問題を持っているケースがよく見られますね。


乳児側。

パートナーの腕のなかで蹲りたがります。

抱きしめられる側以外はいや。

ベッドのなかでは、

一晩中体の一部が接触せずにはいられないとか。

甘えん坊の体験をしたがります。


子どもの頃の状況を親に聞くと、

じつは授乳が上手くいかなかったとか、

泣き止まない、夜泣きがスゴイとか、

養育者が突然不在になったとか、

上の子に手がかかって、

抱っこされなかったなどの事情が明らかになることが多いです。





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2023年3月12日日曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(胎児期・出産)

 


母と子の交流を連想しながらトレーニングに役立ててください。


毎日、あなたがあなたをどのように扱っていくかが、

あなたの生活を変えていきます。


①胎児期


胎教という言葉をご存知ですか?

胎児が母体のなかで交流しています。

統計をみても、

妊娠中の母親の心理作用が随分と関わっているように思います。


胎児の育成環境が、

神経質でピリピリしている環境下で成長するのと、

のんびりゆったりした環境下で成長するのとでは、

違いがあるように思います。


胎児の神経系が一体どこで育成されるのかと考えれば、

まったく影響がないとは言い切れません。

むしろ大事なことではないでしょうか?


そういう視点で見れば、

『遺伝的』と言えるものを納得せざるを得ません。


神経質な祖母に習わず、

ゆったりのんびりを心がけた胎教によって、

孫は、全く違うという事実も起こっています。


②出産


出産は、胎児にとっての大きな課題であり体験です。

出産は、生まれてみるまで何が起こるかわかりません。

難産の経験をするお子様もいます。


意識にのぼらないけれども、

閉塞感や圧縮の恐怖を脳裏に焼き付けている可能性もあります。



意識できない部分から起こる内的状況(恐怖心)は、

一つの仮説を取り入れることで整合し、

今一度、

自分で自分を育成し直す楽しさにつなげられるのではないでしょうか?


優しく、保護するように、

あなた自身をハグしてみたり、

マッサージでご自分をさすってあげたりするのは、

神経を鎮ませ、

セロトニン(幸福物質)を放出するチャンスになるのではないかと思います。


感覚を頼りに自分を楽しませる工夫を、

日常的に、

かつ積極的に取り入れてください。



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2023年3月11日土曜日

やり直しつなげ直して目指す先にあるもの

一通り、

甘えられるかどうかの判断基準で人を裁いてしまう問題についての説明は終わり、

次に、

心育・改善を目指した内容に取り組んでいこうと思います。


コツコツ取り組んで目指す先は、

共依存コミュニケーションにハマらず、

自然な好き嫌いセンサーを呼び覚まし、

自然な自分の感情の取り扱い方も知って、

自分らしく自己主張できるように成長し、

他者の前でも、

自然な感情に身を任せながら関われるようになるのを目指します。

(長いなw)


大筋、概要を知っていただいて、

現場でひとつひとつ自分で取り組み、

習得していきます。

七日間で君は生まれ変わる等の内容ではありません。


自己鍛錬システムをここからは導入します。

観察・洞察・分析・実行するというもの。


自分磨き = 自利

実践あっての是正です。

 

健全な道を進むための明かり役として、

心理発達理論をご紹介します。


大昔も、現代もなぜか道筋は一緒。

子どもの頃から自己鍛錬していくほうが、

実り豊かな人生になると教えています。


初めて心理発達論を読んだとき、

こういう内容が多くの人の目に触れていたなら、

機能不全家族、アダルトチルドレン、

アダルトチルドレンファザー・マザーなどという苦しみを、

味合わなくて済んだのではと考えてしまいました。


自己鍛錬システムを取り入れる人は、

あなたが親であり子です。

先生であり生徒です。

導き手であり導かれる者です。


これを機に、

優しくて、

温かくて、

和やかな親心(母性や父性)の役目を、

あなたのなかに作って活用してください。



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2023年3月10日金曜日

焦らずゆっくり心を育て直していこう

 

甘えられるかどうかの判断基準で人を裁いてしまっていた事実は、

なかなか見つけにくいものではないでしょうか。


観察、洞察、分析が合わさって、

やっと浮き上がってくるように思います。


ましてや子どもの頃に身に着けたものは、

本能的になってます。


それが当たり前で、

意識にすら上らないほどではなかったでしょうか?


家族中が正しいことだと信じて疑わなかったことかもしれません。


トラブルに見舞われた因果関係がやっと結ばれて、

びっくりしている人もいるかもしれません。


それをこれからは意識し、

意図的に別のものへと改変していくトレーニングに入ります。


サロンでは、

この状況を例えていうなら、

右利きを左利きにするようなものかもしれないと説明します。


自動的に右手を出していく自分に対して、

ちょっと待って♬と一旦停止させ、

自らの意志で左手を使うようにするものだからです。


ご本人の意志によって、

やっと本格的な自己鍛錬システムがここで導入されます。


これからの努力は、

苦しみを解くための努力です。


行く先を阻んでいた霧が取り払われて、

今度こそ行きたい道を行くような感じです。


あなた本来の好きや嫌いのセンサーづくりに専念し、

自然な感情を見つけ洗練し、

それに身を任せながら他者と交流するための努力です。


子どもから大人になるまでの長い時間のなかで、

じっくり時間をかけて育てるようなものだからこそ、

これから着手する人は、

焦らずゆっくり心を育て直してください。


私は、

自分を育てることも、

子どもを育てることも、

大人のヨガの自己鍛錬も、

長い時間をたっぷりかけて、

酸いも甘いも嚙み分けて積み重ねて紡いでいくもののように思っています。



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2023年3月9日木曜日

不健全な罪悪視とヒステリック性の関係

 

子どもの頃に抑圧した欲求が出口を探して、

なんとかそれらを叶えようと、

無意識的に、

甘えられるかどうかの基準で人を判断するようになって、

対人関係がスムーズにいかないようになるお話をしてきました。


抑圧をつくった状況に長く関わっていたのが、

不健全な罪悪視です。


不健全な罪悪視があるために、

本当の自分を出すことに恐怖を感じ、

押し込めながらの生活が続きます。


周りが求めるような人材になるほうが、

生き残るためにはずっと大事だと努力します。


つまり、

抑え込む力と、

装っていく力の二つのベクトルが生じてます。


現在は、演技性パーソナリティー傾向と言われてますが、

そもそもヒステリー性といわれていました。


気に入ってもらえるように、

演技に力を入れていくからだろうと考えられます。

演じるというのは、

自然な感情に身を任せた行為とは違います。


そのため、

演技が相手に直接響いていけば救いになりますが、

そうでない場合は、逆に自分自身に返ってきます。


憎しみや嫌悪という形になって現れるのがヒステリー性です。


幼児期に怒りの扱い方を習得していないとしたら、

怒りに任せた自己主張で押し切る形になってしまいます。


甘えられるかもしれない、

要求がいっぱい通るかもしれないと思う相手には、

特にヒステリー性が出てきます。


ヒステリックになりやすい状況の人は、

相手の行動に目を向けるのではなく、

自分の状況に意識を向けていくと助けになると思います。





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2023年3月8日水曜日

不健全な罪悪視とロマンス依存と大うつ

 

サロンでは、

対人嗜癖や恋愛嗜癖でのご相談をよく受けるので、

不健全な罪悪視と関連するものも一緒にご紹介しておきますね。

やはり、なりたくてなったわけではなくて、

いつのまにかそうなっていたというものがほとんどです。


子どもの頃に抑圧した欲求が、

ここ数年の間で対人嗜癖・恋愛嗜癖になって現れ、

社会生活が難しくなってしまったケースが多くなってます。

おそらくライフスタイルが大きく変わったことで、

心の安全感が失われてしまったのが影響していると思います。


ですが激変も一山超えて、

物事が着実に始まりに向かおうとしています。

癒し、ブラッシュアップしていきましょう。


不健全な罪悪視を持っていると、

自動的に自分を許せず、

劣等感を否応にも味合わせているってことに気づいてますか?


その劣等感から、反動で虚栄心をつくり出すって気づいてますか?


スゴイって言われる存在になりたい、

挽回したいという密かな思いが膨らんで、

思いがけない事態をつくります。


ロマンス依存は、

意識できる人と意識できない人がいるので、

惨事になって初めて、

その存在がわかるというようなケースがよくあります。


特に、

完璧主義だから一生懸命に努力するけれど、

完璧主義なために現実との小さな差異にも苦しみ、

どこかで自分に自信が持てない人は注意をしてください。


仕事はいつもきっちり行い、

キャリアを着実に積んで隙のない人が、

ふとした瞬間に、

心に誰かがホロッと入り込み、

すっかりドラマさながらのロマンスに救いを求めて、

惨事に至ることがあります。


意識させたくない心の奥底で、

注目を集めるような恋物語・主役に憧れているなどがあると、

その物語があたかも目の前にあるかの如くに、

都合勝手に情報を収集し構成してしまいます。


思い込みが途中で判明し、

大きな心の痛手を負ってしまいます。


完璧主義で下がりやすい自己肯定感がうまく働かないのが手伝って、

社会生活から引きこもってしまうほどの大うつになる場合があります。


もしもそのような状態になっている場合は、

一人で抱えず人を頼ることです。


否定的になってしまいやすい状況を、

誰かと共有して、

尊厳の回復と孤独からの解放を目指しましょう。


恋物語のことも、

挽回したい気持ちも本当の自分のあらわれです。

貴重で大事な自分の一部なのですから、

尊厳を持っていいのです。




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2023年3月7日火曜日

あなたのそれ、罪悪感ですか? 不健全な罪悪視ですか?⑤

 

最後に、

不健全な罪悪視に伴っていく困った意識作用のお話です。


ひとつは、とことんダメ出し。

自己断罪です。


言葉だけでなく、

自分を叩くなどの行為を持ち出す人がいます。


あなたの中のサディスティック要素にお気づきですか?


また、

親に責められただけで、

あとは自分で考えろと突き放されてしまうような体験ばかりだと、

責めればお終いという対処法を学んでしまいます。


自己を断罪することで存在価値を高めたり、

確かめようとする誤った防衛法です。

痛みを増長する行為なので気をつけてください。


もうひとつは反復行動です。

同じ行為を何度も繰り返してしまうことですね。


支配をしてくるような人にわざわざ近づいて、

自己の存在価値を確かめようとする行為に及びます。


あなたのなかのマゾヒスティック要素にお気づきですか?


頭の片隅にそうなるかもと予感しながら行為に及び、

やっぱりこうなるんだよね、

やっぱりダメな子なんだと、

証明するような行動に出る場合は、

それで自己の存在を確かめようとする誤った防衛法です。


どちらも、

罪悪視のなかで本当の自分という存在が曖昧になってしまい、

何とかして、

自分を感じようとして持ってしまったスキルではないでしょうか。


どれも外してください。


それら妨害するものを理解して持ち出さず、

生活をしてみてください。


新しい意識改革のもと、

あなた本来の好きや嫌いのセンサーや、

本来の自然な感情が活躍できるようにしてあげてくださいね。



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2023年3月6日月曜日

あなたのそれ、罪悪感ですか? 不健全な罪悪視ですか?④

 

不健全な罪悪視の説明をしています。


子どもが怒りを表現した際に、

怒りの発端になった子どもの要求に焦点が当たるのではなく、

親側の要求に焦点が当たっている対処方法で、

怒りの扱い方が不健全になっていきます。


たとえば、

出来てなければいけないと常に怒られたり、

ダメな子、

馬鹿ね、

頭が悪いわね、

どうしてあなたはいつもそうなの、

何もできないわね、

いったい何回言ったらわかるの、

等。


このように、

恥をかかせたり、

家族の前でからかわれたり、

揚げ足を取られたり、

孤立させるなどの恐怖を子どもに何度も味合わされると、

子どもは『尊厳を守られる感覚』がわからなくなります。


子どもは、

存在そのものを’罪’と受け取ってしまいやすい。


繰り返すうちに子どもは、

怒りを出したらいけない、

感情を出すのはいけないことだと学習します。


対処した親側は、

意識したかどうかは別として、

子どもに罪意識を持たせたほうが、

親側の要求のほうへと誘導しやすくなるのを覚えます。


さらに誤った対処法は、

内なる要求をうまく言葉で表現できない親自身も、

この経緯の経験者なため、

不機嫌という形で周りに知らせる以外の手段を知りません。


結果、

子どもは親の怒りを鎮めるために、

『ごめんなさい』を選択し、

安全を確保しようと努力します。


いつのまにか家庭が、

監視と監修のような関係に至ってしまいます。


子どもの頃に親から教わった対処通りに、

間違った場合は、

自分に罪悪視を向けるべきだという内容が身につきます。


その後長い間、

不健全な罪悪視を使い続けるのは、

親の姿をそのまま自分の意識の中に落とし込んでいるためです。


罪悪視で自分を見るように、

きっと他人もそう見るに違いないと考えてしまい、

神経症や不安症になります。


もしかしたら、

罪悪視を持っているあなたに対して、

もっと自信を持っていいんだよと援助してくれた人の言葉を、

あなた自身で、

撥ね退けてしまった経験がひとつぐらいはあるのではないでしょうか?


これからは、

不健全な罪悪視を持ち出したときは、

できるかぎり分別してください。


前を向きたいと願っているときに、

足を引っ張るような苦しいベクトルは、

あなた自身で気づいて取ってあげてくださいね。


明日は、

不健全な罪悪視に伴っていく気をつけたい意識作用のお話です。



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2023年3月5日日曜日

あなたのそれ、罪悪感ですか? 不健全な罪悪視ですか?③

 


子どもは『怒り』と『幼児性万能感』の力を通して、

自己主張をしていき、

自己主張を通すなかで、

『ありがとう』と『ごめんなさい』を学びます。


懺悔と感謝の学びといいます。


『ありがとう』のときは、

ちょっと照れた感じでニコッとします。

尊厳を守られてすごくうれしいです。

それを叶えてくれた協力に対して、

感謝を学びます。


『ごめんなさい』のときは、

償いというかたちのなかで抑うつ(シュン・・・)を経験します。

人間は、習わなくても自然と抑うつをします。

それを体験するのはなんと幼児期です。


ここでの抑うつは、精神疾患の’うつ’とは違いますので、

間違えないでくださいね。


抑うつの感覚と良くないことが紐づけられます。

自分のあの行為が『罪』という意識が湧き、

そして、

この罪悪感の体験を元手に、

どのように改善したら良くなるのかなぁと前向きに捉え直し

具体的な改善策に繋げます。


つまり、

罪悪感は改善の動機のためにあるものという位置づけ。


理解する力、

意識の切り替え、

気分の切り替え、

内省から挑戦への切り替え、

という具合に使用するのが健全な罪悪感です。


償いという行為への結び付けでもありますが、

なによりもこの時期は、

改善すると人は成長し、

心地良い関係を改めてつくれるんだって喜びに、

スポットライトが当たっているかどうか。


これを学習してきましたか?


凹んでも、

温かい眼差しとアポートを受けて復活する体験に対して、

不健全な罪悪視は、

この状況を通り過ぎるかの如く、

責め立てて罰します。


ひょっとすると、

他者を通して、

こちらをたくさん体験してきていませんか?


続きは明日。



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2023年3月4日土曜日

あなたのそれ、罪悪感ですか? 不健全な罪悪視ですか?②

 


先に健全な罪悪感を身につける過程をご説明します。

家族関係を見直す材料、

自己心育の材料にしてください。


三つ子の魂百までって言葉ご存知ですか?

これね、心育の重要性を表現しています。


幼児期前半までに、

・温かなまなざしが常に自分に向けられている体験→健全な自己愛

・養育者が側にいて、訴えると与えられる安心感の体験→基本的信頼感

見守ってくれる存在が必ずある感覚が宿ります。

そこから一人で居られる能力を育てます。


そして次に、

原初的な生理的感情の『怒り』の扱い方を学びます。


この頃、

人間は幼児性万能感をもっているため、

自分を世界の中心だと思い込む力があります。(これは健全)

要求に対して周りの人に返してもらえない場合、

イヤイヤ病が始まります。

この時期の怒りは、意識して止められるものではありません。

(自然な感情というものの原初形です)


出てきた怒りを自分はどのように扱ったらよいのか、

怒りをどのように洗練させて、

自己主張や自己表現に繋げるたらよいのかを、

親を通して学びます。


これは、個性の土台になりますのでとっても重要です。


怒りの原因になった子どもの要求に焦点が当たって、

対処するのが健全です。


それが欲しいの?でも困ったね・・・・という感じ。

そうでないと、

子どもは何に怒っているか自分でもわかりません。

生理作用の発露と状況を紐づけるのは親の役目です。


要求に対して、

こういう理由で今は無理なんだよという場面がないと、

子どもは尊厳を守られた感覚がわかりません。


たとえ要求通りにならなくても、

尊厳を守られた感覚があるから、

人間の怒りは徐々に静まります。

(→宥めと諭しのトレーニングのところですよ)


この体験がたくさんあるほうが、

健全な罪悪感の勉強がスムーズにいくようになります。

落ち着いて身につける土台であり、必要な環境です。


一方、

子どもに対して、

弱々しい親、いつも緊張している親、厳しすぎる親、忙しい親だと、

子どもより親のほうに焦点が当たってしまって

子どものためになる対応が出来なくなってしまいます。


子を持つ親も、

家庭を守るために一生懸命に努力をしていますが、

ちょっとの意識の差で、

心育の土台が違ってしまうという事実があります。


続きは明日。



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