心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
急がば回れ。
寄り道も、遠回りも価値があります。
回り道にも価値がある。
そう教わった人はどのくらいいるでしょうか?
言葉には、
その人の認識全体を変えてしまう力があります。
例えば今日のお題目。
・早い
・一番
この言葉を聞いてどんな印象を受けますか?
とても魅力的に映ったひとも中にはいるのではないでしょうか?
そのように周りから誘導されてきた人も少なくありません。
これらが信念になります。
また、
・これはやってはいけないもの
・いいからやりなさい
の一言で命じられ、
即その指示通りに従ってきた人ほど、
後で適応能力の問題で苦しむようになってます。
何の疑いもせず、ただ従うという習慣によって、
現場で都度自分で考えて動くという力が、
育ちにくくなるとはなかなか思いつかないのではないでしょか?
周りの評価によって自信をつけ、
自信満々に進んできた道で、
その先も評価が続くと思い込んだとしてもおかしくはありません。
ところがそれがなくなるのが人生。
社会生活に参加するようになると、
自己評価力によって自己を支え続け成り立つもののほうがずっと多くなります。
子どものころに、
・なぜやってはいけないのか
・なぜやるのか
それぞれの意味は、
前者は、やって初めてやらないほうがいいと心底実感するものですし、
後者は、やらずにおいて初めて本当はやるほうがいいと心底実感します。
その体験は、
その人自身で因果関係を結ぶ力に発展し、
適応能力や知性や理性の発達を助けます。
時間がかかるからと早く物事を済ませたり、
一言で従わせる体験は、
試行錯誤の時間がそぎ落とされてしまうわけですね。
いつの間にやら、
言われたとおりにしか動いていなかったり、
動けなかったりするようになるとは、
普段の日常生活では気づきにくいものです。
認識力は、生きている間ずっとお世話になるシステム。
急いだからと言ってよいとは限りません。
むしろゆっくりと鍛えられるほうが後々強みになります。
ゆっくりと広がっていく体験が、
物事の色んな側面を拾い上げる力そのものになるからです。
回り道の価値をあなたも知ってください。
ちょっとの工夫から幸せの概念は変えていけます。
それが結果、
共依存病理やアダルトチルドレンの脱出につながります。
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