2018年8月31日金曜日

気まぐれな感情の暴発は境界性の未解決者に多い

愛着対象に限って、

酷い問題行動をするっておかしな話です。

でも境界性パーソナリテイ障害の発症中は、

好きな人ほど素直になれない。

不器用な状態になります。


過去が関与してます。

境界線のない同一化で、親や近親者との関係を結んでいます。

すでにこれで不器用化。

・相手の意を察する習慣が必要である

・相手の意見に同一化し、ゆだねることが暗黙の了解である

・他者の価値基準に隷従するほうが容易い

・想いを言語化することに抵抗がある

自分自身を作ること、

並びに表現することを阻まれているわけです。

そのためアイデンティティがまず脆弱です。


また、

安定した愛情が欲しいのに、

素直に求められる状態ではない。

・愛情が欲しい時は、まず相手の条件を満たさなければならない。

・相手の条件を呑まなければ、傷つけられることが多い。

これが強く記憶に刷り込まれているわけです。

情動も認知もストレートにはいかない環境です。


結果、

愛着の対象(親)は、最も危険な存在でもある。

という認知をしているのです。

・両価性(アンビバレント)


また感情障害に至る原因に、

親の身勝手な横柄な態度が加担してます。

・二重拘束(ダブルバインド)

悪いことをしたら許さないわよと恐ろしい顔で撫でる。

笑いながら貴方が悪いのよとご飯をあげない。

あやまりなさいと言ったかと思うと、それだけでは許さないとか。

以前言われたとおりに行動すると、気分次第で「言ってない」と言われたり。

父と母の言い分が食い違って、どっちが正しいのかわからないとか。

子どもはどうしていいのかわからない。

心も頭も凍結します。

経緯をきちんと統合することも出来ない。

それが子どもの心を窮地に立たせていきます。


上記のように愛着対象に一貫性が欠如していると、

だんだん子どもの心は荒んでいきます。

誇大化した自己を創り上げて、

内省的(抑うつポジション)そのものを跳ね飛ばそうと暴力的になる。

子犬の甘噛みと振り回しの行為さながらです。

歪んだ認知が植え付けられて、

そして天邪鬼となります。


出来ないのに出来ると言ってしまう。

大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまう。

側に近寄ると、あっちに行ってと突き放す。

手を出そうとすると「もういいッ」っと抵抗する。


好きな人に限って素直になれない。

とても不幸なことです"(-""-)"


自らの意思で、

想いを言語化する訓練をしましょう。

言いたいことが山ほどある人は、

紙に書くと文章の中に隠れた葛藤心理を見つけられますよ。


また、

行動療法として、

放った言葉が本心と、相手に取られることを自覚しましょう。

相手は心の中身を察するようなことはないと自覚して、

自分から勇気を出して開示するようにしましょう。

自分のブレーキを外す方へと力を使うことよ。

察して欲しいと思っている自分を正当化すればするするほど、

精神年齢は低いままで、

周りに後れを取ると知りましょう。

尽くし屋を求める赤子心理のままだと認知してください。



さて、サポートする関係者にちょっと耳寄りな話。

この試し行為が境界性パーソナリテイ障害の、

お決まりのコースであるってこと。


出会い当初に、妙な理想化をされたときは覚悟してください。

「貴方だけはわかってくれる」

「やっと出会えた」

「いい人ね」

呼ばわりされた時点で気づいてください。

もう愛着対象にされてます。

そして、

思い通りにならなければ、

こき下ろします。

相手の癖を知っておきましょう(*^^)v


罵詈雑言は当たり前と思って聞き流してください。

わざわざ嫌がらせのようなことをします。

愛着対象が困るようなことをします。

これが彼らの手口というか生きる術です。


期待通りに応えて欲しい執着を取りあげて、

それは愛情関係ではないことを学ばせてあげましょう。

「試したくなっているのね?」

「困るのみたいの?」

ストレートに聞いてもいいですよ。


このときに「振り回したくなっちゃうんですよね」と、

快感っぽく答えたときは、

境界性より自己愛性パーソナリテイ傾向が疑わしいです。

犠牲になることを強く望んでいる場合があります。

誇大化がよく視られるようになったら、

それは要注意ですね。

近づき過ぎず距離をとり、

様子を良くみて離れる手段を頭に検討しておいてください。


このお決まりのコースを進んで、

ご本人がもう相手を振り回しても仕方がないッ!

自分の利己的な満足のためにこんな振り回し行動をするよりも、

相手の気持ちを台無しにすることなく、

一緒に共感するほうが、

よっぽど幸せだし楽しいと思えるように、

ご本人が自覚できれば終息に向かいます。


ご本人に気づきが訪れればOK。


では、気づきがなければどうなるのでしょうか。

ずっと家族や周りのせいだと吹聴します。

エスカレートします"(-""-)"

感情のブレーキがかからないために、

精神の破たんへ向かいます。


とくに強い感情が発動しているとき、

謝罪はアイデンティティを脅かす恐怖が伴うので、

ガラスのハートな彼らは、

謝らない。

というか、謝れないのです。

自分を失うような感覚に襲われてしまうからです。


そのため次に続く行動は、

「もういいですッ!」のお決まりパターンへ。

期待が叶わないなら人を変えればいい。

「ダメなら去ればいい、会わなければいい、逃げればいい」のパターンになります。

また、

「探さないでください」「きっと貴方を傷つけてしまうから」などの試し文句を置いて、

考え留まってくれるかどうか試したりするパターンもあります。

まるで蝶が次から次へと花を移り行くようです。

ご本人が自主的に自分の問題に気づかなければ止まりません。

なぜなら人間は、脳の命令で肉体を動かす生きものだからです。


それでも収まらないときは、

ベクトルが外向きから内向きへ方向転換します。

不安定な感情が自分をなきものにしたい衝動に向き、

自傷行為、リストカット、暴走行為などへと向くこともあります。

関心を寄せて欲しい思いが、思考を狂わせていきます。

誤った行為へとどんどん繋がって、

自分でもやめたいのに止められない状況に至ってしまいます。


一人抱え込んでしまうと、

八方ふさがりになり希死念慮に及んでしまう場合もあります。

この状態に至ってしまったら迷わず診断を受けてください。

お医者様の指示に従って入院治療を考えてください。

ご家族様も世間体など気にしている場合ではありません。

入院治療や薬物療法が必要になります。

脳の暴走を食い止め、安静に努めなければなりません。

ご本人の問題だけにすることなく、

ご家族様も関係性を根本から改善するように、

心育に努めてください。

こうなる前に舵を切り直してほしいと心から願います。



今日の洞察☆

激化した感情の暴発は脳の仕組み。

そのことを理解して、

そうなる前に普段から舵を取り直しましょう。

けして自暴自棄になってはなりません。

普段から心を理解し、

意識のハンドルを手放してはいけませんよ~





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2018年8月30日木曜日

境界性に潜む意図の誤用

愛情飢餓の強い人は、

なんとしても愛情を注いでもらおうとします。

引き留めておこうとするテクニックを、

生きる術として持ち合わせています。


支配と優越の脚本は、

表は愛情を注いでくれる対象と出会って幸せになる(希望と期待)。

でも、

裏は恨みの感情の解消です(執着と憎悪)。


豹変はもはや癖。

脳の仕組みに突き動かされていきます。


脚本をベースに、

愛情欲求を満たすためや、

相手を支配するためや、

優位性を確保するために使います。


代表的な支配テクニックをご紹介します。

1、力を見せつける

2、弱さで支配する

3、ひたすら尽くす

4、罪悪感を抱かせる

5、嫉妬させる

この5つを巧妙に混ぜて、

バリエーションを作っていることが多いですね。


よいこの様相が居なくなると、

そこにいるのは5つの要素を巧みに使った二つの人格です。

甘えたい子ども人格は、2と3です。

人に甘えさせない大人人格は、1と4と5です。


会話にこの5つの要素が含まれます。

相手が愛着対象として相応しいかどうか。

相手から愛情を引き出すため、

相手を試すために使っているんですね。


ちょっとここで構成してみましょうかね。

例えば、

相手の要望を推測しご機嫌を取る(3)けれど、

相手にそれが当たり前だと思われると、

こんなに貴方のことを思っているのに(4)とか、

悲しくて不安でしかたがない(2)を持ち出します。

今度そんなことをしたら出て行く(1)とか、

遊んじゃいます(5)とかで、

自分のほうに相手の気持ちを向かせようと使います。


他には、

散々相手の気持ちを推測し、

ご本人だけがきっと間違いないと尽くしておいて(3)、

誰もそんなことを言ってもいないし、望んでないよと言うと、

激しく怒る(1)。

浮気(5)、不在や留守(4)、泣き(2)で責任転嫁する。


他には、

きっと相手は○○を望んでいるはずだ(3)と思って、

実際に行動したらうまくいかない。あしらわれたように感じた。

冷たいッ、傷つくのよ(4)と語気を荒立て一人ドラマ。

いつも貴方のことを思っているのに(1)と恩着せがましく、

ちっともわかってくれないじゃない(2)と弱々しく装う。

そのくせ、いいわよ私(僕)だって○○するから(5)で、

会話が頓挫する。


また、

男性の場合は1と5を優先的に使っていたり、

女性の場合は2と3を優先的に使ってる傾向があります。


境界性は愛情欲求を満たすために、

どうしても愛着対象に強く執着してしまうもの。

一緒に居れば居るほど執着は強まり、

独占したくなっていくので、

束縛や過干渉による支配で引き留めようとします。


頭の中もそのことでいっぱいになり、

それで些細な事でも思った通りにならないと、

物凄い剣幕と激怒で憎悪を撒き散らし、

相手を振り回していきます。


これすべて、

ご本人の正当性を訴えるべくして使っているのですが、

実はよく観察すると、

歪んだ認知になってます。

境界性をなぎ倒した同一化願望と、

傷つけたら許さないの葛藤会話になってます。

ベクトルが二つある。

ご本人も抱えた脚本に振り回されている会話なのね。

幼少期の段階で親を相手に吸収して、

身につけてしまっています。

認知のズレがすでに一体化して脳にあるために、

上記のような文法しか作れないのです。


関係者はしっかり見極めてください。

境界性パーソナリテイ障害の発症中は、

葛藤の強い会話を良くしています。

一貫して愛着対象側はブレないことです。

相手の勝手な脚本にまず乗らない。

面倒ですが、逐一説明が必要です。

(よろしくお願い致しいます)

見かけは大きな大人の姿をしていますが、

幼子のぐずりと同じです。



今日の洞察☆

自分自身が常日頃使っている会話に、

疑問を持って向き合おう。

そこに着目をしていくと、

認知の誤りやズレと、

改善の糸口がみつかるわよ。

ちょっと興味を持って自分を分析してください。








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2018年8月29日水曜日

特定の存在にだけ問題行動をする

 
境界性パーソナリテイ障害を発症している場合、
 
ある特定の人にだけ豹変した姿を見せる特徴があります。
 
 
それは「愛着対象」です。
 
 
母のように。
 
父のように。
 
親代わりになるのような存在を見つけたときです。
 
心の拠り所になる人。
 
御息所。
 
 
この人に愛情を注いでもらいたいと思って、
 
それが叶えられるぞと心が強くキャッチした人に限って、
 
ものすごーーーく酷いことを繰り返します。
 
 
愛着の対象ほど、問題行動がエスカレートするのが特徴です。
 
境界性パーソナリテイ障害に至る認知の仕組みに関わっています。
 
・部分的思考
 
・過度な理想化とこき下ろし
 
 
これは希望と期待が大きい分だけ、
 
幻想を勝手に膨らませてしまうからですね。
 
(表は希望と期待の脚本=甘えたい子ども人格から)
 
その期待から少しでも外れると裏切るように感じてしまう。
 
執着と恨みの感情がこき下ろしにつながります。
 
(裏は恨みの脚本=甘えさせない大人人格)
 
 
会社では公用のよいこのまま。
 
でも恋人や伴侶や家族の前では別人と化し豹変する。
 
 
他には、
 
浮気相手や不倫相手には公用のよいこのままで、
 
恋人や伴侶や家族の前では豹変する。
 
 
他には、
 
親御さんや家族の前では超よいこのままで、
 
恋人や伴侶の前では豹変する。
 
 
判断しやすいですね~
 
豹変するほうが愛着の対象として認めています。
 
甘えたい人。
 
甘えを許してほしい人。
 
愛情を注いでもらいたいと望んでいる人なんです。
 
 
良く観れば損な選択を脳がしているのよね・・・・。
 
これが愛情飢餓から起こる境界性の問題の特徴です。
 
 
これはメールや会話にもしっかり出ています。
 
関係者は観察のしどころですよ。
 
公用のよいこのときと、
 
豹変した状態での言動は、全く別人です。
 
甘えたい子ども人格のときは、喃語や子どもっぽい文章。
 
人に甘えさせない大人人格のときは、
 
冷酷で残虐な人を傷つける文章。
 
キチンとした文面でれっきとした大人文章です。
 
(結構、親の話し方や責め方とよく似ていたりします)
 
 
ご本人はこれが普通だと思っています。
 
人格の未統合に気づいていないからです。
 
関係者は必ず一貫して相手を観察すること。
 
関係者自身も一貫した態度を取り続けることで、
 
相手の揺れ動きが良く見えてきます。
 
慣れてしまえばまるで子どもと同じなので、
 
実は解りやすいんです(*´з`)
 
 
子どもの頃に閉ざしてしまった心はむしろ純粋です。(←お饅頭のあんこ)
 
甘えたい子ども人格は純粋のまま残っていることがほとんど。
 
ただ、それを出すにはハードルが高すぎて、
 
相手を何度も疑ってきます。
 
 
境界性パーソナリテイ障害を発症の人も、
 
また愛着対象に選ばれた人も、
 
その渦中は苦しみが多いことも事実です。
 
感情の暴流は相当なエネルギーです。
 
出す方も、受ける方も大変な労力です。
 
二人が共倒れにならないように、
 
なるべく第三者を含めて情報を共有し合うことや、
 
協力をし合うことが大事なんじゃないかと思います。
 
 
境界性パーソナリテイ障害を持っている人は、
 
自分で自分を孤独な状態に追い込んでいかないでください。
 
認知のズレを持っているがゆえに、
 
坂道を転がるように精神構造は退行します。
 
 
自分を責めたくなってしまったら、
 
ちょっとストップ☆
 
心の仕組みと脳の神経節の暴走で起きたことと視てください!
 
取扱説明書を読まずに心と頭を使ってしまったので、
 
ハンドルの操縦法を誤ったとみて欲しいのね。
 
もう一度、意を決して取扱説明書を読んで、
 
扱ってみようと思って欲しいわ。
 
意欲を持ち続けてくださいね~
 
 
今日の洞察☆
 
特定の存在にだけ問題行動をする。
 
それは愛着の対象と認めた者だから。
 
自分の行動から、動機をしっかり汲み上げましょう。
 
自分の問題として、もう一度責任を取り直しましょう。
 
 
明日は豹変のパターンと意図についてです。
 
 
 
 
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2018年8月28日火曜日

よいこが豹変する時期が到来する

よいこの様相の陰で、

ずっと「優越欲と支配欲」の脚本を持ち続けて生きている。


この言葉どこかで見たことありませんか?

ずばり心配性について題材したときによく使いました。

こころって色んな性質に人を変えてしまうんです。

心配性の人も、違った目線でブログを読んでみてください。


過去、誰かに見捨てられた傷や、

構われなかった寂しさの経験が強くあった場合、

人生のどこかでそれを修復したいと願うもの。

人は誰だって幸せに生きたいイキモノだから。


何かのきっかけでその痛手を思い出し、

目の前の人と親密な関係をつくり、

修復しようとする。

出会いはチャンス。

と、ここまではいいイメージですが・・・・。

境界性が未解決のままの人は、

そのトライの仕方がとても特徴的で、

相手を巻き込む問題行動を色々やっちゃうんです。


そもそも基本的安心感の欠如の持ち主です。

そもそもグラついてたパーソナリティなわけです。

脆いのね。

ガラスのハート。

寂しさを手厚く配慮されてこなかったわけですから、

その脆さにちょっとでも不安感が加われば、

途端にグラつくわけです。


これが過敏に反応していく原因。

どうして、なんで、どうしたらいいの!?

他人や情報を異様に追っかけては、

いつもダメージを受ける理由がここにあるわけ。

ご本人も止めようがないような感じです。


今まではなんとか心の過敏を、

学業や仕事や努力でカバーしてきているのに。

些細な事でも、

途端に不適応となる。

変動がものすごく激しい。


アイデンティティがまるで多重人格のように入れ替わり、

相手を驚かせ振り回していきます。

ハイ&ロウ。

ジキルとハイドのようかもしれない。

子ども人格と甘えさせない大人人格なんだけどね。

ご本人も渦中は止められない。


境界性パーソナリテイ障害が発症中は、

すぐさま感情の激流になってしまう。

嬉しい時も悲しい時も激しい。

幼少期から抱えた過敏な心が小さな問題を前にして、

とてつもなく大きな問題が起きていると誤認識するからです。

フラッシュバック。

過去の投影。

一瞬にして脳が大興奮になってしまうのね。


また不適応が起きるたびに、

目の前の人に過去の恨みがましい出来事ごと、

何とかしてもらおうと算段してしまうため、

なぜか自暴自棄になってしまう。

これが大惨事になる。

脳に振り回されて意識が混乱する。


よいこの下に隠した脚本が暴れてます。

過去、親のためにスペースを放棄した経験から、

今度は立場の逆転を望んでしまうのです。

支配して優位に立ちたい。

相手に自分の思いを100%汲んでもらいたい。

(それこそが愛情だと、親から吸収して学んでいるからね)

その心は、

秘めた脚本の通りに物事が進んでくれないと困ると、

なっています。


認知のズレ、

加減のズレ、

ガラスのハート、

3点揃うと本人も大変です。


これで大々的に悶着や泥沼が起こるのよ。

表向きの希望の裏にある隠れた野望。

絶望しないために、

執着と憎悪が相手との境界線をなぎ倒し、

相手の中になだれ込もうとするから大惨事に発展していくのね。


境界性の問題に無理解だったために、

お互いを傷つけ合わないではいられない。

熱意や誠意だと思って取っている行動が、

良く観れば「支配と優越の脚本」だったりするのよね。



今日の洞察☆

よいこが豹変する。

ちょっとしたことでも。

それはすさまじい勢いで、

相手を侵害していきます。

心理教育が必要です。


続きは明日。





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2018年8月27日月曜日

よいこの人格に隠れたとある脚本

安心と見守りと笑顔を求めて、

境界性が未解決の心は誰かを探しています。


甘え損ねた人の生きる術は、

よいこであることが、

一番安全を得やすいとの尺度を持ちやすいです。


親の顔色を見るのは、

親の条件をいち早く察知してクリアするため。

その先読みが当たっているか否かで、

自分の居場所の状況が、

天国か地獄かに分かれた経験を数多く持ってます。

これは脅威です"(-""-)"


掘り下げます。

まずこの状態では、

相手と自分を同一化する必要があります。

この時点で境界線は引かれていません。

相手一色。

相手の心と同一する必要が最優先され、

自分のスペースは無いに等しい状態です。


『安心したい(心)。だから一緒の意見(頭)にしなければならない』

いつもこんな感じで心と頭を使っています。

自分が一瞬でどこかにいってしまう。

同一化。

これは、

自分の幸せを相手にゆだねている強い依存状態なんです。


未熟な親は自分の気持ちを汲んでくれたと思い込んでいますから、

そりゃ嬉しそうにしていたと思います。

笑顔を子どもにたっぷり向けてくれていたと思いますよ。

貴方の気持ちも喜びで、いっぱいだったことでしょう。


先読みが外れたときはどうなるのでしょうか。

人によっては厳しい批判やせっかん、

厳罰、誹謗中傷、罪悪感の植え込みを受けていたはずです。

貴方の気持ちは追いやられ、

親の気持ちを真っ先に汲むように、

強迫されていたかもしれません。


子どもの年齢が小さいほど親の意見は絶対です。

安心を得るためにどうしても従わざるを得ません。

自分のスペースを無くして、

相手一色に染まらざるをえない。

境界線を引けない人の過去には、

そんなやり取りが数多くありました。

同一化と強い依存状態が、

脳に強く刷り込まれています。


事の経緯を詳しく分析すると、

気持ちを汲んでもらって喜んでいるのは親だけでした。

やっと子どもがわかってくれたわと満足げ。


子どものほうは不愉快さをすべて抑圧しています。

子どもは苦痛を一度たっぷり飲んで、

親の承認を得るために必死さが伺えました。


子どもの頭は、報酬を得たときほど嬉しいものはなさげです。

脳内では快感物質がドバっと出ているからです。

でも、

子どもの心には、この苦痛をのむ虚しさが残っています。

上辺の喜びでは真の喜びを拭えないでいるのですね。


潜在意識と顕在意識のズレがここで生じています。

というか・・・・、

情動と認知のズレとでも言いましょうかね。

これが甘え損ねのときに残る残骸です。

愛情飢餓 = 恨みの感情と化して、

幼い心に積み重なっています。


これが心の仕組み。

誰だって、恨みの感情なんて欲しくないのに。

心は作っちゃうんですね、必然的に。



従順なよいこの人格に隠れた脚本があります。

①「親のいう事を聞けば、可愛がってくれるんでしょ」

VS

「いつか親から解放されたら、絶対こんなことはしない」

②「早く親から離れたい、家から出たい」

VS

「ホントはもっと温かな家族が良かったのに」

離れたい気持ちと一緒になりたい気持ちの葛藤を、

持ち続けて身体だけは大人になっていきます。


隠れて大きな希望も作ります。

①「貴方(親)みたいな人にはならない」

②「私(僕)を大事にしてくれる人を絶対探してみせる」

③「いい家庭を築いてみせる」

表は希望と期待。


でも、

裏では傷つけられた恨みの感情が、

執着と憎悪になっていることに、

ご本人はあまりよく気づいていません。


飛びつく心の正体は、

「希望と絶望」が表裏一体で残り続けていること。


いつまでもその人の心の中に残って、

「支配欲と優越欲の脚本」にすり替わって、

出番をずっと待って大人になっていきます。

飛びつく理由は、

ちゃんとあるんですね。








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2018年8月26日日曜日

『愛情をください』それが境界性

愛情というと何をイメージしますか。

すごくシンプルなこと。

赤ちゃんの時を思い出してください。

母乳を与えてもらっている姿。


飢えをしのぐだけではなく、

安心と見守りと笑顔を、

同時にあたえてもらっているんです。


境界性の問題を抱えている人は、

上記の愛情が欠如し、安心を脅かされた人たちなんです。


ごく普通の一般家庭で起きてしまう悲惨な事実。

替わって与えられたものは何でしょうか。

それは不安です。

これが愛着の不安定を意味します。

(愛着障害の型は昨年のブログを参照してください)


基本的安心感の欠如。

並びに感情障害。

心に愛が着いている感覚が育成できなかったので、

落ち着いていられない不安定な心です。


『私(僕)に愛情をください』

これが境界性パーソナリテイ障害の心。


この境界性パーソナリティ障害は、

別の代償行為で発覚しずらい場合があります。

たとえば社会的報酬。

「よいこ」と周りから、

高い評価や承認があると快感が得られます。

一時的とはいえ、愛情不足を解消する代償行為になります。

成績優秀、高学歴、職歴、華美な装いなどで、

寂しさは隠されてスルーされていることが多いのです。


境界性パーソナリティ障害は、

著しく何か均衡を脅かすことが起きたときに浮上します。

親しい友人との別離や死別、

恋愛、

結婚や離婚、

裏切り、仲間外れ、

パートナーの浮気、不倫の発覚

キャリアの問題や失脚、異動や転職、

女性の場合は不妊や中絶など、

ご本人特有の人生観を脅かす何かが起きたときに、

隠れていたものがボワッと吹き出します。


甘え損ねのメカニズムの3つの人格のうち、

甘えたい子ども人格と人に甘えさせない大人人格の暴走は、

本来親しみを持ちたい人に向けられることがとても多いです。

近親者が気づくことが多いのは、

その特徴的な現れ方のためだと思います。


近年皆様が良く耳にするようになった、

気分障害やうつ病、

躁状態が伴う双極性障害、

適応障害や不安障害、パニック障害などの精神疾患の根底に、

少なからず境界性パーソナリティの問題があることは、

決して珍しいことではありません。


当サロンで扱っているラブアディクションには、

人それぞれバリエーションは違えど、

インナーチャイルドの残骸によるものだから、

ほぼ関わっています。


境界性の問題は、誰でも発症しうるということを念頭に入れてください。

生まれてからの長い年月の中で愛情不足が蓄積されて、

何かのきっかけで境界性パーソナリテイ障害になるのです。


昔の痛手を思い起こさせるような痛みを伴い、

ともすればその力に突き動かされ、

今までとは全く違う人格の様相を出してきて、

周りの人をびっくりさせることもあります。

しかし、

きっかけの案件が収束すると、

不思議とまた境界性パーソナリテイ障害の特徴的な行動は影を潜め、

経験を越えた新しいパーソナリティに成長してたりもします。


ですので、

ブログでご紹介するこれからの特徴的な行動が思い当たった人は、

過去のしこりの解放と、

癒しのプロセスを施すつもりで読み進めてくださいね(*'ω'*)

成長と発展を考えてメンタルヘルスを施すことですよ~


安心と見守りと笑顔を求めているうちに、

『私(僕)に愛情をください』と、

脳の仕組みが妙な状態なってしまっていただけなんだと、

まず丸っと包み込んで大事にし、

これからは安心して大丈夫だよと、

一緒に生きていくイメージを持ってくださいね(^^ゞ


自分をダメ出ししないこと。

これちゃんとブログの向こうでやってくださいね(^^ゞ

心の仕組みにもう振り回されないぞと、

意欲的になってくださいね♡








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2018年8月25日土曜日

境界線を越えて飛びつく心を知る

境界性の問題は『愛を知る』課題を持って生まれた人です。

だから甘え損ねのメカニズムから、

本格的に心育を目指していきましょう(^^ゞ


犬を飼った経験がある人は、

犬が興味を持ったものに飛びつく場面を、

見たことがあるのではないでしょうか。

甘噛みし振り回すしぐさ。

大型犬の子犬がしつけをされていないで、

突然飛びかかって驚かせていることは珍しくはありません。


境界性の問題を持っている人も、

まさにこれに似ています。

飛びついていきます。

人が飛びつくのではなくて、

心が飛びつくのです。

そして振り回しが始まります。

ご本人と愛着の対象者を混乱に陥らせます。


境界性パーソナリテイ障害は、

その昔、精神疾患か神経症の境目に、

位置づけする問題としてボーダーラインと名付けられてもいました。

一件は普通の人のよう。

でもよく観察していると特徴的な行動をしめしています。

気づける人は気づく。

変わった人と言われて終わってしまうことが多いため、

見逃しやすく、またそれで深みにハマってしまいます。


出会いの当初は歪んだ自己愛性が強く出ていない限り、

従順な振る舞いをしていることが多いです。

これは幼少期に家庭内で基本的安心感が得られなかったために、

「よいこ」である必要があったためです。

(お饅頭の皮「偽りの自己=公用社用人格)


慎重に言ってしまうと、

「よいこ」で対面を一生懸命に取り繕う癖のある人は、

何かしら心に素直になれない影があると言えなくもない。

恐らく切り離しの習慣があるため、

統合の脆弱性が考えられます。

ずる賢いや頭がいいと意味づけすることも可能ではあります。

しかし、その認知のズレが、

ご本人を思い掛けない落とし穴に落とし込む。

境界性の問題を何歳になっても増幅することに加担するんです。


早くは児童期8歳ぐらいからはもう顕著。

大人も手を焼いています。

また認知症を発症した高齢期でも、境界性の問題は残っています。


境界性の問題は、

年齢が上がると薄れる傾向があると言われていますが、

8/14にブログで紹介した各依存症を併発している場合や、

心育を知らないままご老人に至っているなど、

年齢が上がってもその傾向が薄れることはあるように思えません。


むしろ大人であるがゆえ、

知能が発達する分だけ高機能型と化します。

事実の歪曲、美化が進行し、

他者を簡単に巻き込む状態へとつなげます。


高機能型にまで進行した場合は、

大人であるがゆえに、

叱ることも大事になります。


大人であるがゆえ誤魔化して上手くやってきた自負がある。

「ふとした時に訪れるこの物足りなさはいつか治まるはず」

「他人のせいだと思えば自分は悪くない」

バレずにきっと上手くやっていけると過信しています。


しかし、

自分は失敗するはずがないと思っていたのに、

失敗するんです。

体調不良や病気、入院、

人間関係の躓き、破局、

所属先で批判を受ける、失脚は代表例です。

どこか変。

ズレがハッキリと出てくる時期は多くに中年期です。

人生の折り返し地点ですね。


なぜこの時期からズレがハッキリとするのでしょうか?

失敗の理由は認知のズレ。

中身は子どものまま。

だから誤審するんです。

年齢が上がれば上がるほど、

稚拙な行動はハッキリと比較されます。

それは自然なこと。


精神性の成長を遂げている人たちの中で、

顕かな後れが感じ取れるようになる。

幼児性万能感が砂上の楼閣のごとくに崩されるのが、

この時期なんですね。

すると、

「ダメなら会わなければいい、戻らなければいい、その場から逃げればいい」

と考えるようにまで精神構造が退行していることが、

けして珍しくはありません。

境界性の問題が残っている人は、

同時に自己愛性の問題も持ちこしていることがほとんどです。


バレずに済んでいられたメカニズムを、

さらっと今日はお伝えします。

誇大化した自己や歪んだ自己が、(←お饅頭の皮「偽りの自己」)

目の前の問題を拒否し撥ね退けているうちは、

周りもご本人も強気なため、大丈夫だと映る仕組みだからです。


心が「抑うつポジション」に入り込まないように、

必死に「妄想分裂ポジション」に頭が向かせているだけなんですけどね。

これが心と頭の仕組み。

癖で誤魔化されていたの。

人のせい、カラ元気、軽度躁状態は代表的なコーピング。

その姿が中年期になると顕著に現れていて、

妙な姿だから発覚してます。


そこで今日から甘え損ねの問題に本格的に取り組みたい方は、

捉え方を変えてみてください。

最初の一歩♡

ピンチは、絶好のチャンスです。

本気で「愛を知る」課題に取り組みましょう( `ー´)ノ

貴方の過去の経験は、

これからキレイにファイリングされて書庫になります。


メンタルヘルスに取り組む際の注意事項(^^ゞ

・自尊心が常日頃低く、自分を嫌悪しやすい人は、

不愉快な気分を見つけては、先に丸っと包み込んで冷静にさせましょう。

・落ち着かせた後に、分析をして物事の因果関係を受け容れるようにしましょう。

・感情は波立つのが普通。嫌がらずに深呼吸して鎮まる流れを実際に感じてみましょう。

・内観することと、批判やダメ出し、自己卑下は全く別物としっかり区別しましょう。

・上記の流れは、個人の成長のスピードやタイミングを意味します。

ベストタイミングを見つけられるように、ジックリ待ちながら進めることは、

『甘える』行為を許しているのと同じです。

焦らないで、待ちながら進めてね~


周りの方は誤魔化しや庇い立て、

逃げ場を与えてしまうと根本解決に至りません。

ご本人が危機感をもって向き合うように、

様子を見ながらサポートすることが大事です。


関係者だけにとどまらないほうが良い時もあります。

身内ほど言われると腹が立つ。

そんな時は、第三者が介入したほうが良い時もあります。

やり方はひとつじゃない。


家庭や周りに不満ばかりを漏らし、

人のせいにしていたことを誤魔化しだったと自覚させることから始めましょう。

問題をうやむやにせず、

「その考え方はちょっと極端じゃない???」

「一方的じゃない???」

などと質問返し。

彼らのストライクゾーンの狭さを広げていくことに着目すると、

いいんじゃないでしょうか。

本人に責任を取らせる工夫が必要です。


ご本人が危機感をもって自発的に向き合う覚悟が出来たとき、

物事がやっと好転し始めます。

行きつ戻りつの繰り返しで成長はとてもゆっくりです。


ご本人の洞察なくして改善せず。

上手に甘えさせながら、でも問題に取り組ませる(笑)

まさに子育てです(*'ω'*)

これが境界性の問題がデリケートである所以です。


かりそめの自立心から作られた3つの人格

①公用社用の人格(よいこ)

②甘えたい子どもの人格(しがみつきや癒着や後追い)

③人に甘えさせない大人人格(振り回しや試し)

これらの存在の使い分けをまず理解すること。

それらの特徴的な行動を知り、

認知のズレを生じさせないように因果関係をしっかり解明します。

物事には起承転結(スキーマ)が必ずあります。

見つけてはひとつひとつ統合するために認知の修正をしていきますよ。

情動と認知の両方のアプローチが必要です。


これまでは、癖に突き動かされて生きてきているようなもんだと、

私はサロンでも表現します。

自己卑下せず、熱心に問題に取り組もうとすることが、

大事なんじゃないかと思います。


都合よく人を利用していたことを本人に自覚させ、

飛びつく心を明確化していきます。

姑息な手段とはどんなことなのか。

自己中心な欲求のひた隠しはどんなことか。

依存症や代替行為に至っていないか。

それらを断ち切るには何が必要か。

大事に見ていくことにしましょう。


これから症状や行動パターンをご紹介していきます。

該当するモノは心にひとつひとつ言い聞かせ、

赤子からやり直しをするように、

育て直しをしていきましょう。


境界性パーソナリテイ障害、

並びに境界性パーソナリテイ傾向を克服するには、

心の育て直しが必要です。

愛を知って、愛で心を満たす。

そして愛を配れる未来へ、

今日から向かいますよ~





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2018年8月24日金曜日

境界性というデリケートな問題に挑もう

甘え損ねによる愛情飢餓の残骸。

残骸が暗躍し、

一番大切な人たちとの絆を、

悲しいものにしてしまうことを、

何となくでも気がついていただけたでしょうか。


私たちは赤子から始まるイキモノです。

他者の中に取り込まれ、

他者の温かな体温と同一化して命を育んでいきます。

そのためどうしても、

他者と同一する喜びや共感することを、

忘れることなど出来ないイキモノでもあるわけです。


ということで、

甘え損ねから一歩踏み込んでいきますよ~( `ー´)ノ

境界性というとてつもなくデリケートな問題を、

今日から取り上げていきたいと思います!


境界性の未解決によって起こる問題は、とても身近なものです。

今まで甘え損ねのメカニズムと命名し、

扱いやすい状態にしてブログでご紹介をしてきましたから、

境界性パーソナリテイ障害に関わっているとは思わずに、

今日まで理解していたかもしれません。


しかし、

実は甘え損ねのメカニズムが該当するということは、

すでに境界性と自己愛性の問題を持っていると、

認識し直したほうが良いのです。

これは問題を認識することで、

より大きな人間性と魅力的な愛情を持った人に、

変われるチャンスになります。


鍵を先に言っちゃいましょうかね♡

『愛している人への上手な同一化と共感が、

利己的な自己満足の領域を越えて人として成熟していく』

より高次なパートナーシップが可能になります。



上手な同一化って気になりませんか!?

「愛する人と同一になる」

と、

「愛する人と同一しているかの如く」

この二つは似て非なるモノ。


前者はカプセル化で一方が他方を飲み込む形。

欲情。

後者は境界性を引いた最も深い愛の交流で、

「二つの勾玉」の形(陰陽の象徴)。

愛情。

違いがイメージできるかしら。


育児を上手に熟して、

甘え損ねを作らなかった良好な親子関係を育成した人は、

後者なんですね(*^^)v

健全な母性性。(肯定的な母性性とも言います)

欲より愛を優先にする意識の使い方。

高次元。

前者と後者では全然心構えも、

精神年齢も違うんです。



境界性パーソナリテイ障害をはじめとした人格障害や、

依存症にまでなってしまった人たちの家庭環境には、

・親が子をのみ込む同一化式

・愛情不足

・両親ともに育児放棄だったり指導不足がある

・母親が過保護・溺愛または過干渉で、

父親が威圧的のパターンが多い研究結果が出ています。


ずばり安心を得られない環境ね。

甘えられることが許されなかった環境は、

子どもにとって脅威の他なにものでもないわけです。

結果、子どもの心は「基本的安心感の欠如」と、

情動のコントロールが脆弱な状態のワンセットが、

見受けられました。


私たちの心の仕組みは一体どうなっているのでしょうか。

簡単にわけると、情動と認知のふたつ。

ふたつが連携し、

生きる術を見出し私たちを動かしています。


人間の脳の仕組みでは、

一旦対象物に強い依存を生じると、

生涯脳に記憶されて消えることはありません。


脳みそは永久に忘れない。

恋に焦がれるように対象物を探して待っています。

だから対象物を見つければ、

境界性の意義を破壊し飛びつきます。


愛情を与えてくれるかもしれない。

興奮を与えてくれるかもしれない。

快感を与えてくれるかもしれない。

安心を与えてくれるかもしれない。


それはすさまじい力です。

その力は人が人を巻き込んでいきます。

是非、この機会に境界性について知っていただきたいと思います。






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2018年8月23日木曜日

精神性は社会的報酬を超越する


人の心をちょっと一段高い所から見たら、

自分を救えるのではないかと考えています。

古く昔「解脱(モークシャ)」という境地を目指して、

多くの人が修行に挑んだわけです。

何を解いて脱ぐのか。


それは人間の心(命)のシステムを脱出すること。

人間をやめる。

というよりは、

低次な人間性の仕組みを脱出するって意味に捉えてみたらどうでしょうかね。

身近で手ごろでしょ(*´з`)


育て損ねて暗躍し、人生を台無しにするシステムを、

バージョンアップして快適にすること。

いかかでしょうか(笑)

MYヨガメソッドです(*'ω'*)


現代社会は、経済事情や経済成長を外して考えられない時代です。

だから経済を通してほとんどの人が生きています。

どうしてもその社会の流れを勉強することが必要なのです。

生きるために。

ただ勘違いは起こさないほうがいい。

経済に縛られ振り回されて生きることはない。

こちらは選択できます。


黒を知って白を理解する

白を知って黒を理解する

社会の流れと自然の流れの違いは、

双方を打ち消すためにあるのではありません。

それぞれがあることを見つけて、

どちらの流れにも乗れることを目指すことです。


少なくとも私はそう思ってメンタルヘルスをやってます。

個性の特性を活かせる場もまた、社会だからです。


社会への参加は、

大きさでもない、

形でもない、

心意気で決まる。

人生の価値もまた心意気次第です。

妙な思考の囚われを捨てれば、

人はいつだってどこに居たって自由です。

幸不幸の作り主は意識だと思います。


精神性は伝えているんです。

こころを理解して、こころをしっかり活かすこと。

そうやって自分らしく生きてみなさいと、

教えてくれているだけですよ。

誰だって心がけ次第で超越は出来る。


ここで誤解のないように補足です。

日本では疎ましく扱われることが多い宗教観。

でもその中身は精神性 = 宗教観。

新興宗教の横やりが入らない古い宗教観は、

「宗」の名の通り、人を知れという原点なだけです。

道徳観も、

信仰主義の宗教をやめ、

個人レベルから育成を怠ってはならないとの教えなのよね。

とてもシンプルなもの。


思想傾倒をせず、

幻想的に捉えることなく、

色目を使わず、

もっと素朴に考えれば、

施し方がちゃんと見いだせます。

※行ずること以外に真の知恵はないとまで言ってます。

現代社会とのズレが起こるはずもない。

人間性(心)の育て直しの術がゴロゴロと転がっています。

サロンの提唱する認知・行動療法は、

古く昔から引き継いだ知恵からをヒントにメソッドを作っています。

『思考癖を外さずして、行動の改善には至りません。

正見からスタートです』

メンタルヘルスそのものが俄然おもしろくなりますよ(*´з`)



甘え損ねたこともお勉強です。

自立し損ねたこともお勉強です。

沢山の人たちとの出会いで、

知らなかった自分に出会えただけ。

都合が悪いと知らなかった自分を切り離せば、

器の小さい小人で終わるだけ。

今もしご迷惑をおかけしていたことに気づいたなら、

心の中で純粋に感謝と懺悔を行い、

真っ直ぐに成長しようと訓練していけばいいのよ。

大きな器の人に向かおう。


自分をもう一つの眼で、

くまなくみつめてみる。

(客観視のこと)

そして自分の意思で律していくこと。

(高次な自意識のこと)

自分が親にも先生にも師にもなり、

また子にも生徒にも弟子にもなる。

(自問自答、一人二役のこと)

これがサロンで提唱するメンタルヘルスの基礎知識。


導き手を自分の中に創ってください。

温かく優しく包み込みながら、

そしてときに厳しくも諭す力が強い親心で人生を先導してみてください。

一度きりの人生を自分で律する面白さ。

律して社会で自立する面白さ、

面倒な低次な人間性を解いて脱ごう。

超越できます☆

みんなで味わいましょう(*^^)v


今日まで数か月間、

心配性から始まり、

お饅頭の皮とあんこの関係(いちご大福もあったわね)、

さらに甘え損ねのメカニズムを題材にブログで展開してきました。

皆様のお役に立てれば幸いです。


明日からメインテーマが変わります。

お楽しみに☆







ここから先はお時間がある人だけ読んでね☆(ヨガに興味がない人はスルーしてね)

※行ずる

顕教と密教の違い(質問回答編・・・お問い合わせありがとうございます♪)

ニュアンスで説明しますね。

顕教式は、講堂に園児を集めて先生が読み聞かせをします。

ストーリーはあらかじめ先生のほうですでに決めていて、

園児にはその通りに動いてもらいます。

園内でのお決まり事もしっかり決まっていて、記憶と模倣が主体です。

密教式は、園庭に園児を集め先生が声を掛けます。

「園内にある目に見える物を使って、自分でごっご遊びのストーリーを作ってみなさい。

最終的には全員が参加できるようにするにはどうしたら良いか見つけましょう。

答えが出てきた人は、それを持って先生の所へ来てね」


二つを比較すると、それぞれ長所と短所がありますでしょ。

現代教育システムは顕教式。ただし、条件の揃った場所では通用しますが、

それ以外の条件になったとき、低次な人間性が暴れ出す。

お約束事を守らせることと、お約束事がなぜ必要とされていたのかは別物。

いわゆる現代社会で精神疾患が増えていく一方だったり、

自己愛過多時代になる理由はここに在ります。


密教は、行じることで沢山のことを身につけます。

痛手は当たり前。研磨でしかない。

立案には創造性、考察には洞察力、継続には集中力、

自分への信頼と諦めない忍耐力がない限り続かない。

精神性の開発に多くの修行者が望んだのは、

顕教では決して掴めない大事なモノがそこにあるからです。

真の律する意味、人間性への理解がそこにあるゆえやめない。

解脱(モークシャ)は空っぽの宗教傾倒になることではありません。

現実逃避でもありません。

人間性を嘆いてはいない。

人間に生まれた以上、人間性を大事に扱うことだと教えています。


持って生まれた資質は大きく影響します。

顕教向きが通常で、全体のほぼ9割がた。

残りが密教向き。


こうして視ると、

密教式で積み上げてきた人に出会うことで、

顕教向きの精神性が再開発される可能性があるってことよね。


その昔歴史を振り返ると、

「征夷大将軍」のうしろに、

御息所や相談役に、

「茶の湯の権威者」がいたのは、

その希少価値を詠っているようなものなのです。

ふたを開けば精神性の取り扱い熟達者だったからですね。







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2018年8月22日水曜日

迷ったら社会的報酬に翻弄されない生き方を選ぶ

 
 
 
大昔は社会性よりも精神性が重きに置かれていたんです。
 
人への教育は「特性の育成」「人格の向上」が重視。
 
 
社会性 < 精神性
 
皆さんご存知の「ありのままの自分」を見つけることが優先。
 
自己実現の欲求が中心だったのよ。
 
長老が見本になって若者男女を導いてた。
 
その人に備わる特性を見極めて、
 
適材適所に貢献させ、
 
社会を創っていったのよね。
 
 
変化が起きる。
 
社会の大きさに囚われていったのかもしれません。
 
いつの間にか社会性のための育成に変わっていったのよね。
 
それでいつの時代も、
 
社会性か精神性かで抗争が起こっています。
 
 
どの時代に生まれたとしても、
 
人間は完全孤独では死んでしまう生きもの。
 
ゆえに社会は人を守る場でもあるわけです。
 
無くても困る。
 
 
謎を解くカギは、
 
「律する」本当の意味ではないかなと思うのです。
 
 
人間の脳が低次なままの状態では、
 
お約束事はありがたいもの。(←テキスト式、既成概念、合理化教育)
 
記憶模倣することで、
 
多くの難を逃れることができます。
 
顕教や合理的教育が生まれた理由です。
 
 
大事なのは、
 
低次な状態の脳とは、どういうことをするのかを教えることです。
 
・赤ちゃん心理
 
・甘えたがる仕組みの理解
 
・情動や人間性の仕組み
 
個人が個人の低次な脳を律することが可能になれば、
 
高次の状態にステップアップしていけます。
 
高次な状態では、
 
「お約束事」がなぜ与えられていたのか理解が出来る。
 
低次を諭し、律する力があるから、
 
お約束事自体が無効なものになっているわけです。
 
 
早くから精神性の必要性を教えていたならどうなるのでしょうか。
 
人を大事に育てることが自然なはずです。
 
ゆえに「特性の育成」「人格の向上」がなされるわけです。
 
 
社会的報酬とは、
 
他人が決めた基準値に達しているか否かの評価や、
 
承認をえることが優勢になります。
 
自分を律することのひとつに違いはないのですが、
 
価値基準に達しただけでは、
 
こころが万全な状態になるとは限らないと言い換えられます。
 
 
個人だけで自律がなされないので、自立が検討違いになるのよね。
 
 
今月に入ってブログで紹介してきているモノは、
 
自律の検討違いから自立損ねについて触れているわけです(*´з`)
 
ずらずらと自立の検討違いを詳しくご紹介しています。
 
大人になっても低次の暴発が食い止められない。
 
お約束事を疎ましく思えて、
 
大人になってもまだ反抗している。
 
人によっては立派な社会的な地位や経済力を持っているにもかかわらず、
 
親にさえ自己意思を開示することすらままならない人が居るのが現状です。
 
 
 
改善策。
 
いつまでも社会的報酬によって立って物事を捉えるのを控えること。
 
もっと自分自身の心の状態を知ること。
 
心を育てる楽しさをもつこと。
 
自分で自分の状態をよく観察し、
 
律する力を訓練で育成してみたらどうでしょうか。
 
 
大昔の賢人を証明するかの如くに、
 
いい研究結果があります。
 
現代心理学にご紹介されている「欲求段階説」では、
 
最高峰にあるのは自己実現の欲求です。
 
精神性の自己実現の欲求は、
 
社会性の承認欲求より一段上を行きます。
 
 
目指せ高次。
 
迷っていたら、
 
はじめから精神性を優勢に、
 
心を育て直してみてください♡
 
 
思いも掛けなかった運命ルートに乗る楽しさを、
 
味わってみたらいかかでしょうか。
 
知らなかったもう一つの心育の流れに乗ろう。
 
それが自然の流れ。
 
個人を律する力を持って、
 
社会で自立していく面白さ。
 
いいもんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
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2018年8月21日火曜日

自分個人の人生に立ち戻る

甘え損ねのメカニズムを持っていると、

社会参加の仕方もなんか居心地が悪そうですね。

心のどこかで、

「ここは居心地が悪い」と思っています。

それはおそらく、

自分らしい自然な振る舞いが許されていないと、

感じているからではないかと思うのです。


許されていない感覚。

しこりがある証。

これを外すことに鍵があるように思うのです。


メンタルヘルスをご利用する方の中には、

二種類あると思います。

一つは、

現実の生活に問題があるのではなくて、

心の中にしこりがあることか問題だっただけ。

そやつのおかげで、

たまたま目の前の出来事を不満な状態と勘違いしていた場合です。

このタイプは気づくとすぐに舵を切り直します。


もう一つは、

しこりが誤認識に加担し、

多くの物事をごちゃごちゃにしていた場合です。

境界性と自己愛性の問題が未解決のままで、

成長を妨げたものです。

負の連鎖が半端ない。

かろうじて何とか繋いできているような感じの人。

三箇条の問題を取り上げると、

しこりの存在が邪魔をして前進を躊躇します。


後者は時間がかかります。

心理教育は必須。

まず、愛着の問題を片づけること。

甘え損ねを持っていることを共有し、

見守ってくれる存在をつくることなんですね。

それが私たちカウンセラーです。

ブログをご利用してくださっている方も、

意識するしないに関わらず、

あそこに行けば何かあるかも!?と、

一次的に愛着の対象として、

心が選んでいるんですね。


この愛着の再形成は、

やってみようかなと思えるような後ろ盾になります。

また、

自分は自分、相手は相手で色んな考え方があるんだと、

別個の存在として容認することに協力してくれます。


自分の存在を肯定し、

自由意思による実行訓練で、

自尊心と自分を養育する自己愛を育成します。

愛着は心育の基本だと私は考えてます。



例えばブログを読んで、

「図星や~」と不愉快になったとします。

これは心の奥深くに隠したシャドウが動いたんです。

思い当たるから不愉快になる。



この先はイメージトレーニングをプラスするといいのよ。

不愉快に心がざわついた後、

その時にカウンセラーの私が、

ニタっ♡と笑顔で見守っていると想像してみてください。

「誰もが経験することだよ。

心の仕組みだから。責めることないんだよ。」と、

落ち着かせてくれたとイメージするの。

『ここがポイントなの。

OK → 落ち着かせてくれたとイメージを膨らます

NO → 批判したとイメージするとダメージになる』

こうすることで心は辿る道が変わっていく。

だから、後ろ盾を得た状態にイメージを膨らますのよ。

波立った感情(エネルギー)はこれで徐々に鎮まっていくもの。

だから楽観は特効薬とも言われているのね。


楽観を選べない人の共通点を調べたら、

・親が笑顔をなかなか見せない人

・真面目で面白みがない

・平坦顔

さらに複雑な『認知のズレ』を生じている人は、

・怒りながら「別に怒ってない」という人

・怒った顔で抱き寄せる人

・笑いながら「イイ子にしていないと○○してあげないわよ」と脅迫する

・溺愛と突き放しが頻繁に起きる

上記が見つかりました。

つまり、

子どもにとって見本にならない親です。

感情表現が激化や過敏反応だったり、

認知のズレになる様な見本が、いつも家庭の中にあったわけです。

親に振り回されて吸収していたんですね。(←これが心に憑いてる)

意識してNOパターンを選ばないようにして上書きしてください!



次いで、

「知らなかったことは出来なくて当たり前だよ。要はこれからだ♡」と、

自己肯定して欲しいのです。

ゆっくりと感情は、

時間と共に情熱のエネルギーへと変換されます。

貴方自身が笑顔に戻れたら、それはうまく甘えられた証拠なのです。

時機到来。

「んじゃ、今度は○○やってみるッ☆」となれたら、

貴方自身が自分を見守って、

自分ペースで育てたことになるのね。

ブラボー♪


愛着対象のサポートによって安定力がついてきて、

自分で自分を落ち着かせられる。

気分の変動が少なくなって、

落ち着いた感情の中でアイデアを出しどんどん実行する。

繰り返していると意識せずとも愛着がしっかり安定し、

後ろ盾はいつだって心に在る。

自由意思の元に自立が可能になる日が来るのです。


今もし人生の迷子になっているように感じる人は、

捉え方次第よ(*^^)v

自分に相応しいルートにこれから乗るだけのことです。


標準は、

どこか社会の都合を優先している社会の流れから生まれたモノ。

社会の本流がすべてではなくて、

支流も大事な手立てなんです。


直線コースが合う人もいれば、

のらりくらりとわき道に似たコースが最も合う人もいる。

自然の流れで物を見れば、

人生の迷子になったおかげで、

やっと支流から個性の本流へ切り替えが可能になったのよ。


それが個性の成長というもの。

人にはそれぞれに合った発達のスピードとタイミングがあります(^^ゞ

それを忘れてはいけません。


不遇や病気は、

嫌なことで済ますのではなくて、

新しい気づき。

軌道修正の合図だと、

捉えなおして視てください。


そんなときは、

自分で自分のご機嫌を取ることが一番大事。

一人二役。

一人は先導者、優しい誠の親心役。

もう一人は、

もう一度純粋に生きてみようとする自我に立ち戻る。


高次の優しい親心に繋がって、

低次な古臭い今までの状態を脱出しようとチャレンジしてみてください。

・ぐずるときも待つ。

・きっと何か出てくるよと温かく見守る。

・一緒に探そうねとサポートする。

・一人二役、二人三脚

・なんかこれいいかも!?と思える瞬間を捉える。

ベストタイミングの選択ができたら、

甘えのタイミングが成功している最強の絆の証。

これで甘え損ねのメカニズムを脱出する。

今までの姑息・腹黒さ・自己中のままの状態を脱出します。

(お饅頭の皮をばーーーんッと外す感じよ)

(あんこ参上、どうよって感じ)


アーユルヴェティックライフのブログでも今月初旬に取り上げたのですが、

人にはそれぞれ特性があります。

その特性を活かしていける経験に出会うと、

ワクワク、ドキドキしてやりたくって仕方がなくなります。

たとえ難しそうでも、壁があってもやりたくなっちゃう。

知りたい、学びたい、楽しみたいって気持ちになるんです。

それは快楽に溺れる興奮とは違っていて、

自分を活かしていける安堵と喜びからおこる情熱。

やっと出会えた嬉しさからなんです。

性エネルギーの活かしどころを、生命はちゃんと知っているんですね。


得意なことをすることで、

エネルギーが活性化し、

自信が生まれ、

さらに自分を満たしている感覚が湧きます。

そんな毎日を積み重ねた道を進みたくなる。

これが個を活かすってことなんです。


だから誰もが同じコースがいいとは限らないのよ。

好きな事を見つけるための時間を作ってあげてください。

命のために、

自分個人の人生に立ち戻ること。

回帰してください。


いずれどこかで社会の流れに合流します。

そのとき堂々と優しい親心をもった高次な貴方で、

思う存分個性を活かしてほしいと思います。

心理・身体・精神の三位一体で、

社会性に豊かに参加してください。

活かし合いの共演です(*^^)v








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2018年8月20日月曜日

無いものは出来ないもの(晴雨兼用傘)





暑い日照りのときは、

日傘を。


雨にぬれないようにするときは、

雨傘を。


どちらにもなれるような、

優しい晴雨兼用傘。


あなたの心の中に、

そんな優しい傘を持っていますか。


真の愛。

誠の親心。

晴雨兼用傘に似ているわ。

無いと人にそれが指し出せないもの。


貴方の中に晴雨兼用傘を作って持ちましょう。

まず自分のためにさしてあげて。

それが愛への入り口。


いつか大切な人たちに、

その傘を使って、

貴方の優しさを見せつけてあげてください。


愛の傘が広がるように。

愛の輪が広がるように。








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2018年8月19日日曜日

暗闇の中のに光を灯すのは貴方自身②

昨日の続き。

どうしていつまでも甘え損ねのメカニズムを持ち続けたと思いますか!?


ずばり、

客観視力&諭し役の高次の自分が、

まだ作られていなかったからだけなのよ。


掘り下げます。

いつまでも先読みや期待をして、

このままでなんとかしようとするのは、

実は親とそっくり瓜二つで、

気持ちを汲むことが出来ないままの親役しか、

心に備わっていないからなんですね。


それしか知らないから出来ないの。

丸っと包み込むことすらできない状態。


なんと心の仕組みは単純だったりする。


代表的パターンをご紹介しましょうかね。

以下のような自問自答パターンがなんと多いことか。

『私(僕)は、本当は○○したかったんだよね』と、

自分の気持ちを汲み上げた後、

すぐさまヘンテコ親役が出て来て、

『それじゃだめだッ!』

『情けないことを言い出すな』

『努力が足りない』

『もっと頑張ればいい』と、

現状や意見をバサ切りする。

自問自答の仕方が、親と自分の会話にそっくり。

これに気づいていないのよね~


自問自答の上手い人は、

『本当は○○したかったんだよね』の後に、

『そうなんだよね~』

『でも困ったわね~。んじゃどうしましょうかね~』

(感情を流し受け止め鎮まるのを待てる)

『こんな風にしてみたら、いいんじゃないかしら~』

『とりあえず、これでやってみましょうかね~』

『やってみないと、わからないもんね~』

(予想外でも)

『ありゃ、番狂わせ。でもまあ経験できたしね~』

『肥やしにしましょうかね。なんかの役に立つかもしれないし』

『次は○○にしてみましょうかね~』

諭し役の親心がとても温和で優しい。

楽しく冒険と経験を重ねさせて、繋げるのが上手い。


責めるより勉強させる。

成績優秀を一っ跳びに期待なんてしない。

のびのび育てばいいと思っているから、

権力意識(優越欲)も支配欲もないのよね。


自問自答の上手い人は、

物事は理解させるものだと思ってる。

理解できるように、言葉を変えて気長にトライさせる。

あの手この手で最終的には育て上げちゃうのよね。

甘えることを許されてきて、

かつ自己成長の喜びを知っている人たちは、

やっぱり優しい親心をまんま吸収して、

自分の意識の中にインプットして使っているんです。


良く観察してみてね(^^ゞ

甘え損ねを持っていて、

人につい期待と依存をしてしまい、

叶わず不機嫌になる人は、

自分の中に親御さんそっくり厳格・冷酷タイプが、

住み着いていますよ~


さぁ、新しい高次の自分を持とう(^^ゞ

暗闇の中に光を灯すのは貴方自身です。

素敵な高次な自分 = 優しい親心

バッチリ作りましょう!

貴方の中の困ったちゃんを諭して育て直しをして、

一緒に前進していってください。


ちなみにこれがあると、

先月末にご紹介した「自然法則(7つの法則)」が加速して、

自己意思、自由意思による自己実現が加速しますわよ。

自分を救えるのは自分自身です☆






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2018年8月18日土曜日

暗闇の中に光を灯すのは貴方自身①

蛍の写真みつけました。

蛍見たことありますか?

私はあります。

すごく幻想的でしたわ。

ちょうど明日からゲンジボタル祭りを開催する前夜だったらしいのよね。

良く行く場所に不意に訪れて、

ご厚意にあやかって、

放たれたばかりの池を散策できたんです。

その時思ったことがあります。


おぉぉぉぉーー、昼と夜とでは、景色が全く違っている。

ひと夏の思い出になっています。

物事は多面的に見てあげたほうが、

味わい深いものだと思います。



まえおきはこの辺で。

昼と夜とでは違って見える。

これ人格に当てはめられますよね。

どこから見るかで違う。(蛍からすごいムチャブリな気もする)


お饅頭の皮をみるのと、

あんこをみるのとでは、

人はずいぶん印象が違うと思いますよ。


分析を手掛ける人とそうでない人とが、

同一人物を観察すると、

印象が全く違ったりすることが、

決して珍しくはありません。


分析者は自然と行動の動機を視ているからなのだろうと思います。

私自身について話しますが、

子どもの頃から観てるところが違って周りを困らせてた。

動機のほうを視て人を観察するほうが容易い。

それで、

まぁ摩擦が大きく現れたこともありますわ、はは(*´з`)

なぜかって?

突っ込まれたら困ることを、突っ込むからでしょうね~


でもね、人には沢山の可能性があります。

DNAという有限の中に備わっている個性。

鍵はあんこの中にあると思ってます。

個人の特性を無限に引き延ばすことが大事なはずです。

あんこを練りましょうよ。

丹精込めて鍛錬よ。



私たちの心と頭は、お勉強をさせないと暴走をします。

思考が暴走し、自分を台無しにしかねない。

だから、

敵は我なり   (←17歳ときに自分でつくった真言)

なんだと思います。


その敵ともなるやも知れない我を、

調教するために必要なのが優しい親心ってもんなんです。

客観視力&諭し役よね。

暗闇と化したとき、光を灯して可能性をひろげてくれます。


これが機能している人は自問自答が上手いです。

軌道修正もばっちり。

個人の統率力もすごい。

独立性も持っているのでまわりに振り回されません。


甘え損ねの人たちは、

言葉で言い表せないことが多いらしい。

今まで押し込んできた感情が膨大過ぎて、

何から伝えたらよいのか混乱していることが多いです。

ただ、これだけはわかりやすい共通点だよ。


『一人ではだめ、寂しい。

何処かに居ないかなぁ、安心させてくれる人。

でも、

誰かと一緒に居れて嬉しいんだけど、

自分が不愉快になることはしないでね。

気分が悪くなったら、

自分では収まりつかないから、

貴方が私をいつでもどこでもなんとかしてね。』


・・・・・・・・・。

「困ったちゃん」というメカニズムと言い換えましょうかね。

誰かを介して、

自分の気持ちを表面化させることは大事なんですが、

現れた感情の流出を、

相手に何とかして貰おうとするのは問題なんです。

流出した感情は、

あくまでも貴方の中から生まれたものだからです!


あえて辛口ストレートに行きますよ。

甘え損ねのメカニズムを持って暴走してしまった人たちさんへ。

境界性と自己愛性の問題を未解決のまま持っている人たちさんへ。

良く聞いてください。

今まで貴方の感情の流出に出会って、

離れていった人たちは、

そんなに事あるごとに過敏反応してもらっても困ると思っていたんです。

疲れ果てたのね。


離れた彼らは気づいて欲しかったんです。

・それは貴方自身の問題ですよ

・人のせいにされてまで抱えられません

・どうかいつまでも人のせいにしないでください

そんな心情があります。


もし、それやってたかもと思った人は、

以下を参考に。

『問題は外じゃないのか。

暴れ出した自分の心のメカニズムに克つことだったのか。

そうかっ、敵は我なりか~

目指すはメカニズムの克服だな。』

そう思えたら暗闇に光が灯す感じがしませんか。


そこで必要なのは親心ね。

丸っと包み込むあれね。

「高次な自分」を作ることなのよ。

続きは明日ね(^^ゞ






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2018年8月17日金曜日

支配と束縛では手に入らない

家族の中で寂しさ沢山感じてきた人が、


愛情を欲しがるのと同様に、


家族を欲しがります。



ただ、大事なことがあります。


支配と束縛では、


本当に欲しかったものは手に入らないのです。



寂しさを味わって来た人ほど、


執着は深まっていき、独占をしたがります。


求めていながらも、素直に求められず、


かわって怒りをぶつけたり、


天邪鬼な行為で相手を振り回して試します。


これが境界性の問題がある証。



だから、


甘え損ねをして寂しい気持ちを持っている人は、


そんな行動の流れを理解して、自分で諭してあげるようにしましょう。


・信頼できずに振り回して試すことがしたくなる自分


・自分を最優先にしてくれるか試したくなる自分


・嫌気がさして離れていかないか試したくなる自分


・試し行為をしてからでないと、安心できない自分


・これだけ尽くしてあげてれば、きっと大事にしてくれると算段する自分


それを『馬鹿馬鹿しいなぁ』と、思っていけるかが分かれ道よ。





目の前の人間を信じることが出来ない。


会えない時に、見えない部分が気になって仕方がない。


いつも自分に関心が向いているか不安で仕方がない。


これは、貴方の中の境界性が問題なだけ。


貴方が境界線を引けず、同一視で考えているから、


おかしくなっているだけよ。




恒常的で温かな信頼関係は、


支配と束縛と干渉では、


けして手に入らないことを知ってください。




大事な人が支配と束縛に振り回されて、


嫌にならなくて済むように出来るのは、


甘え損ねのメカニズムを持っているご本人だけだったりします。


境界性の問題をお勉強しましょうね。








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2018年8月16日木曜日

凶暴化に加担する期待とスリル

行動が凶暴化していく要因に、

期待へのスリルがあります。


ストライクゾーンがドンドン過密化し、

それが期待通りになれば、

興奮もまた激化します。

当たったーーーッ!それそれ。

それを待ってたんだよって感じ。

しかし持続しないのが人間の神経。

その興奮がだんだん冷めていく。

冷めるというか、覚めるいうか、

それが許せなくなる。

つまらなくなるんですね。

これも依存症に加担します。


彼らの先読みが人へと向けられるとき、

相手の人物像は自分よがりになってます。

こういう人かなぁと勝手に決めつけます。

身勝手な読みになる。

それがターゲットの値踏み判断に使われてます。

自分の読みに相応しい役に立つ人間か、

それとも否か。

勘弁してくださいよって感じですね~"(-""-)"


その蔑みがまた凶暴化に加担します。

ターゲットは事実とは無関係なキャラクターにされていて、

先読みと期待から少しでもずれていると、

成敗しなければならないとなるのね。


目的に達しなければ、誰でも容赦はしない。

他の人から見たら些細な事でも、

彼らにとっては見逃すに値しないこと。

甘えさせない厳格・冷酷な大人人格が勢いを増して出てくるのね。

小さな欠点がとても大きく強調されて感じるのです。

(それぐらい内面は弱々しい子ども人格なのです)


人を人として見ることも出来なくなるほど精神が後退。

とても悲しいことです。


暴力の痕跡は、自分の痕跡を残したい証。

自分の上位性を見せつけたがってのこと。


掘り下げます。

発端になっている動機は、以下が該当することが多いです。

ちょっと抽象的な説明ですけど。

生家で、

親や兄弟に疎ましがられたり、

疎外感を常に感じていた人は、

相手を憎みつつも、

相手を必要としている複雑な思いを未解決のまま残しています。

そのため、

「○○でなければならない」と、

強迫的に自分を責めていることも少なくありません。

安心したいがために、

過剰な相手(親たち)の欲求を、

必死にのもうとしてきた過去への恨みがあります。


自分の欠点が許せない。(←揚げ足を取られた場所)

もしそれがなかったら、相手から愛情を受けとることが出来たはずなのに。

そんな風に心の片隅で自分を卑下しています。


凶暴化した人の過剰な暴力は、

欠点がある自分への暴力の再現。

投影の行為だったりします。


だから、

DVやモラハラをやってしまう人は、

心の仕組みを知って解放されて欲しい。

そんな再現を繰り返していても、

愛は得られない。

愛情飢餓も解消されることはない。

安住の地は作れません。

安住の地は与えられるのではなくて、

作るモノです。


まず自分の気持ちを汲んで、

寂しさを丸っと包み込んでいくこと。

赤子のようになっていることをイメージしてください。

大事にあやしてあげて欲しい。

自分で自分の腕をさすってあげたり、

抱き枕を利用するのもいい。

柔らかく温かな毛布は母心の代用。

貴方の中に優しい親心をもう一度作って持ってみましょう。

時間をかけて気持ちを落ち着かせ、

怒りや恨みのボルテージを下げてあげましょう。


そしてちょっとプラスしてあげてください。

タイミングが来た時にですよ(*^^)v

諭してあげてください。


自分の気持ちを汲んでくれる人に出会えたら、

いつも安心させてと自己都合を押し付けたり、

特別な関係なんだからと同一化を望んだり、

ご機嫌取りをしてもらおうとうするなんて、

身勝手だよね。

愛情欲求の表現を変えていこうよ。と。


心の中から「そうだよね」って素直に言葉を返してくれて、

もうやらないッって行動が刷新できたら、

ひとつ精神年齢が上がったと思ってください。


これは上手に甘えられることを許された親子関係では、

当然のメカニズムよ~

覚え直していきましょうね(*^^)v






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2018年8月15日水曜日

風鈴





人を人に返してあげられるのも  また人である





その昔、風鈴は魔よけの意味もあったそうです。


風と鈴の音たちが、


古き良き人たちの言葉を運んでくれた気がします。


ふいに思い出したから、


そのままブログで書きます。





人を介して、人にもなれる


心の育て直しには、


人が必要なんだと思います。


MYヨガメソッドの一つです。





今日は盆の送り火ですね。


賢者たちはかたちはなくとも、


どこかでずっと見守ってくれているのだろうと思います。






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2018年8月14日火曜日

依存症は何を好むかの違いだけ

報酬系の使い過ぎで、

脳に振り回されるようになる。

これは覚えておいた方がイイですよ~


刺激と報酬による快楽を好むパターンに入ってしまっていたら、

人はその人の好みのままに突き動かされていきます。

脳回路に突き動かされていると言ってもいいかもね。


依存症の代表をご紹介。

大きく分けて3種類の依存対象があるとされてます。

①物質への依存

たばこ、酒、薬物、食べ物など

②プロセスへの依存

インターネット、ゲーム、ギャンブル、買い物、仕事、セックスなど

③人間関係への依存

宗教、虐待、DV、モラハラ、恋愛、ロマンス、など




甘え損ねのメカニズムによって持ってしまった空虚感や物足りなさは、

色んな対象物にすり替わって不満解消を試みるのです。


例えば、

サロンでも取り上げている恋愛への依存。

恋愛経験をしていない人にとっては、

「は? 全然見当がつかないんですけど・・・。」ってな感じです。

これは恋愛経験がないためです。

恋愛依存症は、恋愛経験がない人には起こりません。

強い孤独感に苦悩している人が、

自分を理解し、愛してくれる人と出会ったときに、

その相手に強烈に依存していってしまうものです。

仕事も手につかなくなってしまったり、

その人とのやり取りが頭を占領する。

その時の蜜の味がやめられずに、

一緒に居ることに強く固執し繰り返します。


つまり経験済みのもので、

かつ報酬と快楽を得やすいものに依存するってわけね。


さらに人間関係への依存では、

他者からの評価や承認などの「社会的報酬」が関わってきます。

誰かに認めてもらえる快感ですね。

これがまた、ジャンキーにまで人を追い込んでいってしまうのですね。

支配や上下関係による快感。

命令をする快感ってやつ。

親子関係でもこれは当てはまります。

だからどんどん問題が増幅するんですね。



甘え損ねのメカニズムを発端に、

虐待やDV、モラハラへの依存なんて、

なりたくはないはずです。



ではどうするのか。



人間を支配する麻薬とは、

刺激と獲得報酬と快感の連鎖です。

それは貴方の頭の中で起きています。



だから、

見掛け倒しの報酬に負けない。

理解して選択しない。

辛いけど禁断症状を越えるしかない。

禁断症状は消えますから。

・自覚する。

・理解する。

・訓練して思考回路を刷新する。


別の楽しい思考回路に夢中になるように訓練すると、

元々の古臭い思考回路は薄れていく。

新しい回路が優勢になっていくからなのよ。

趣味やグループワークへの参加、

楽しさや喜びを今までとは変えていく勇気を持ってください。



人に生まれたならば、

人間の脳が一体どんなことをしているのか、

仕組みを知っておいたほうがいいと、常々思うのです。

それに気づけたら、

パーソナリティの問題に繋がる前に、

また大惨事に至る前に、

引き返せるものではないかと思います。






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