2017年10月31日火曜日

二人の好みとズレを理解していく

直観型の人、

と、

感覚型の人。

結構ズレます。


直観型の人は、

直接体験による総合判断で、スパっと決めがち。

しかし、個々の細部にわたる判断には、説明がつかない。

言葉はずっと後。


感覚型の人は、

その逆。

何度も、五感で捉えなおしての判断になり、

事実に拘ります。時間がかかる。

しかし、じっくり細部の把握が出来ている。


直観型の人は、

感覚型の人を、煮え切らないとイライラするし、嫌がる。

感覚型の人は、

直観型の人を、飽きっぽいし、いい加減だわとイライラする。やっぱり嫌がる。

お互いが、お互いにイライラすることって多いのね。


だけど、

理解不能なモノを排除したがっているだけなのです。

あっそうだ、

思考型の人と、

感情型の人も、良くズレて嫌がりますね。


程度の知れた理解能力しか持っていない自分と、

度量の小さい自分に出会わされるのは、

甚だ悲しいものなのでしょう。。。。

それで、パパッと「嫌い」で判断するの(笑)

人間はどこまでもエゴイスティックになれるものなのです。


私の流儀。

「嫌な気分を通して、

知りたくない自分の側面に、出会わせてくれた人だ」って観ると、

へへへっ、大躍進する出会いなのだよ諸君ッ♡!


だからまず自分を知る。

そして、

自分のレパートリーを増やしていくのです♪

自分を知る力を増やすと、

自分の取り扱い説明書作れますよ~(*^^)v


(つぶやき)

以前のブログで「シャドウ」「トリックスター」のお話ししましたでしょ。

これはその応用です。




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2017年10月30日月曜日

好きと嫌いのメカニズム

 
 
 

内面世界を知って、統合していくことは、

とても重要なことなのです。。

いつまでも避けて通っていると、

実年齢が上がっても、

人格の統合が上手くいっていなくて、

二重・多重人格のような面をもつ性格にもなります。

「性格が悪い人」や「扱いがちょっと大変な人」になります。


そこで、

自分を知ることに躊躇して、避けたくなるときはどんなときなのか。

それを、知っておくといいのかもしれません。

ではまず、人の好き嫌いのメカニズムで参りましょう。



嫌いになるのって、

自分では扱いにくい部分を、

相手が持っているからです。


「あいつは苦手だよ」と、

思っている理由をよーく分析すると、

理解できない自分に出会わされているからなのよね~

これは、完全・完璧主義な人ほどやってます。

自分の枠からはみ出している人を、

ホント嫌いますね・・・・イライラしてます"(-""-)"


好きになるのって、

自分が良く把握していて、

理解可能な部分を、

相手が沢山持っていて、

一緒だねって喜んでいるとき(*´з`)


理解できている自分に出会えて、ホッとしているって感じかな。

自分の価値観の枠に収まってくれている。

自分の価値観は間違っていないぞ。

味方が増えたな、やった~的なのです。


好きになったり、嫌いになったり、

気分が良くなったり、悪くなったり、

コロコロ変わってしまって忙しいときは、

ただ単に、

見知らぬ自分の心の側面に、振り回されているだけと視れます

心の無意識の欲求が動いちゃってるだけでもあるの。

とても複雑なようで、単純なところもあるんです。




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2017年10月29日日曜日

持って生まれた美質を活かそう




メンタルヘルスをしていて思うのです。

親を慕い、

人を傷つけまいと、一生懸命な人たちには、

「優れた美質」が備わっています。


彼らは真っ直ぐで、とてもピュアな心の持ち主です。

そして受動的な女性性エネルギーが、

生まれ持ってとても豊かです。


その美質が活かされず、

逆に利用されていることが多いのね。


受動的な素質は、

相手に望まれると、

「はい」と応じてしまう傾向があります。

他者にとっては、

用事を依頼しやすい。


また内向的で、非社交的な面があるため、

自ら強く主張しようとはしません。

不満を訴えることが少ない。

とても扱いやすいと思われてしまうのね。


女性性エネルギーが強すぎて、

男性性エネルギーが少なすぎても、

パーソナリティの問題が起きます。


貴方の内的世界のエネルギーの状態が、

男性性エネルギーが少ない場合、

外部世界でそれを補うように、

男性性エネルギーが強い人を引き寄せて、

いつまでも隷従しちゃうのね。

外部世界に内面がそのまま反映しちゃうのよ。


対策は、

①距離を取れるなら取る。(←バウンダリーを引く)

②自己主張をする機会を自らつくる。


自分の中の男性性エネルギーをしっかり培って、

自分の女性性エネルギーの「優れた美質」を守る必要があります。

ここは、抑え所ですよ。

改革していきましょう(*^^)v

自立心が育って依存性が少なくなり、

内面世界のバランスがとれると、

人間関係がフェアな関係になっていきますよ~♬






写真 kellyv



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2017年10月28日土曜日

子どもの自我形成に必要なこと



26日「外をみるより内をみる」は、女性性エネルギーの分野です。

内省し、自分の本心を探ります。

内に向かうエネルギーの使い方です。

子どものころは、

親がサポートしながら、自分の意見を探りに行って、

考えさせてあげる時間をあげましょう。


27日「振り回されないコツ」は、男性性エネルギーの分野です。

本心から意見を作り出して、

外に向かって発言します。

外へ向かうエネルギーの使い方です。

やっぱり子どものころは、

親がサポートしながら、

発言の機会をたくさん作ってあげましょう。

消極的なタイプの子には、

内的世界のイメージを軽く見積もって、

自発的に表現するきっかけを、

親がつくる必要がある場合もあります。

あくまでも、主体性を取り上げないサポートは、

技術が要ります。


振り回されない工夫を、

家庭の中で覚えさせてあげることが、

ホントは大事なのよね。

大人にとって都合のいい「合理的な教育」を、

見直せるだけの度量があるか、

親は問われているのだろうと思います。






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2017年10月27日金曜日

他者と自分を知る

好みって本当に違いますよね。

視覚、

聴覚、

嗅覚、

味覚、

触覚、

理解力、

想像力、

認識力、

頭の脳でやってます。

人間の脳みそは、大人であれ正解だけを出しているのでしょうか?

答えはNO。(脳だけにNO・・・)"(-""-)"

この世の善と悪は曖昧です。。。


これを頭の片隅にいれて、

二つのことに気づいてください。


対人関係をよく観察して活用しましょう。

二人のズレは、

価値観やメモリのズレに気がついて、

①本来持つ自分の意見の明確化をしっかり行う。


そして、もう一つ大切なこと。

それは、

②レパートリーを増やすための出会いになります。



これをなおざりにすると、

いずれ自我脆弱性によって、

空虚な状態から抜け出せず、

希死念慮に襲われるか、

他人の犠牲になっている感覚に襲われていきます。

本来の自分の感情と思考がつながらない「根本障害」が起きます。


個人セッションをしていて、

良く思うことは、

自分の意見が明確化していない。

自分の意見は、

誰かの価値観や情報を元手につくった模倣でしかない。

これが顕現します。

自分が自分の意見を明確化するチャンスを逃していたために、

自分を路頭に迷わせているのに、長い間気づいていないのです。


自分の意見の明確化はとても大事なのね。

これは、植物でいうところの「芽」です。

小さな心がけが、

人間のささやかな幸福や、

人間関係のドラマに、

密接にかかわっています。


「自分を知る」

小さな心がけの積み重ねが、

生きづらさを変えてしまうことが、

よくあります。







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2017年10月26日木曜日

振り回されないコツ



外を見すぎていると、


振り回されます。


あなたの周りには、


たくさんの情報があるはずです。


外を見すぎていると、


あなた以外の情報に振り回されます。


その間にあなたのリズムは、


いつも置き去りです。


あなたの周りの情報に沿うと、


あなたの受けはいいかもしれません。


でも、


あなたのリズムは、


あなたに一番見捨てられてます。


愛がないと、


自己肯定がとても難しいから、


振り回されるのです。


あなたのリズムを守れるのは、


あなただけなのです。






写真 jonathan.leung


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2017年10月25日水曜日

外をみるより内をみる


外の世界の流れより、


内の世界の流れを探しに行きませんか。


誰の心の中にも、


自然のリズムたるものがあります。


自然のリズムとは、


深呼吸にとても近い。


思い出してみるときが、


来ているのかもしれません。


誰の心の中にも、


自分の刻むリズムがあります。


自分を意識することで、


それがリアルになる。


「何のために生きているのだろうか」


人が実現したいものは、


自分の刻むリズムに沿って、


この世を生きていくことなのかもしれません。


ただそれだけなのかもしれません。


それは、


自分を意識するだけで叶っていくものです。





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2017年10月24日火曜日

豊穣をもたらす土壌を目指す


最後は、自己の完成形の説明ね。


アニマ・アニムスの要素を、

異性の中に投げ入れて、

その異性を獲得することで、

エネルギーのバランスを達成していると錯覚している。


これを一旦、

自分の「探しているエネルギー」を、

異性に代役してもらっているのだと、

意味づけしてみる。


そして、

代役してもらっているエネルギーを、

自分の中に開発してみようかなと、

チャレンジする努力をする。

貴方は嫌ですか?


「男性性」も「女性性」も開花し、

統合することが、

自己の完成形でもあるのですね(*^^)v

これは不可能ではない。

人格がとてもバランスの取れた状態になります。



男性は、

ひとり静かに内なる知識やガイダンスを求めて、

じっくり自分と向き合う時間の価値を知る。

自然の流れを受け入れ、

アドバイスを素直に受け入れる。

自分で自分を受容し、育む能力を培う価値を得る。

微妙な感情のコントロールと、

繊細な自己表現力を持っていく。

愛情の豊かさと優しさを存分に発揮していく。

そんな女性性の開花を目指す。


女性は、

自分のニーズを満たすために、

目的や意志をもち、エネルギーを使う方法を得ること。

創造したモノを使って具現化する実際の行動をすること。

それらの経験で、自分を守る力をしっかり持つこと。

感情に左右されず、物事を論理的に処理できるようにしていく。

積極的な社会参加と、リーダーシップの実現を可能にする。

そんな男性性の開花を目指す。


あっ、書いておきながら・・・・、

女性でも、男性性が先に優れている人がいます。

後で「女性性の開花」が、必要になる。

男性でも、女性性が先に優れている人がいます。

後で「男性性の開花」が、必要になる。

順番は、個人差がありますよ~


いわゆる、

一人で両方のエネルギーを、きちんと持ってしまうこと。

これを「両性性」って言います(*^^)v

依存度が低い。無いに等しい。


この考え方は、

太古の東洋思想「二元論」や「不二一元論」の中で、

異なるモノ(対立物)の統合によって、

人格が完成するとの教えと類似。


ユングは、

心理分析の研究を散々行った後に、

東洋思想と出会ってます。

そして講演会では、

ヴェーダ哲学やウパニシャッド哲学などを、

引き合いに出して、心理の論議に使用してたそうですよ。



実際に、両性具有な人っていますよね(*´з`)

内と外が変わらず。

人によって、態度が変わらない。

人生の目的をきちんと持って達成している。

経済的自立・心理的自立・精神的自立の、

三本柱が確立している。

未熟な自己愛過多が見当たらない。

劣等感情からの誇大化が見当たらない。

幼児性万能感が見当たらない。

痛みを知っているがゆえの優しさがある。

動的と静的のバランスが優れていて盤石。

やっぱり魅力的。

そしていつまでも若々しい。

つまり個人の十全感が半端ない。


愛着の安定型ですね。

中には、

不安定型だった自分に気づき、

ガッツリ自己分析し、

経験を重ねて、

安定型へと克服した人もいらっしゃいます。

苦悩を抱えて昇華した豊かな経験を持ってます。

だから、他人の育て方もとても上手です。



「男性性」と「女性性」を統合し、

豊穣をもたらす心の土壌を目指す。

それは、とても素敵な人生の課題なのだと思います。





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2017年10月23日月曜日

アニマ・アニムスは意識と無意識の統合




この世に生まれると、

肉体の特徴で「男性」「女性」が、決められています。

心のエネルギーで視ると、

「男性性」も「女性性」もあるのに、

肉体のもつ特徴ゆえに、どちらかに偏って発達させてしまうらしい。


見過ごされた要素を、

大人になっていく過程で、

異性の中に投影し、

交際相手とワンセットになっていることで、

バランスがとれた状態だと、

心は錯覚を起こしていく。はははっ。

早速カップルさんは、現パートナーをよ~く観察してくださいませ!

人の振り見て我が振り直せですよ~


男女関係における問題は、

落ち着いて深く掘り下げてみないと、

わからないことが多いのよね。

無意識の中で、結構隠れて暴れているんです。


社会の情報に沿って、

男女関係を結んでも、

誰もが幸せで成功するかというと、そうでもありません。

頭で想像している通りのようには、

なってはいない現実を、

数多くの人が味わっています。


自分が異性に対して、

どのような観念を無意識に持っているのか。

また投影し、どんな風に接触しているのか。

それはまるで水底の砂に手を伸ばして、

白日の元に晒し、細かく分析するようなことみたいですが、

やってみる価値はあると思います(^^♪


相手が問題なら、

相手を変えれば、

事は改善するはずです。

ですが、

何度も同じパターンに陥る人は、

自分の内面を潔く問題化し、

統合する勇気を持つことで、

救われる人も少なくないだろうと思います。

意識と無意識のアニマ・アニムスの統合に、

どうぞ手をかけてみてください。


外側の世界は、

内側の世界の反映に過ぎない。

この世は鏡の世界である。

そんな言葉の意味が、腑に落とせるかもしれません。





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2017年10月22日日曜日

人生の成熟へ向かう第四段階

第三段階から最終段階へ。


男性の中のアニマは、叡智の段階へ。

性から聖への学び。

一般の精神性のさらに上を行く学びです。


真理探究の伝授。

男性性と女性性の統合への敬意。

禁欲的倫理への理解と形成の伝授。

人間の真実の学びを、教えてくれるアニマです。

第三がマリア様なら、第四は菩薩的。

精神性と道徳心の成熟。

あまり、なじみがないかもしれませんね。

一般常識の精神とは、

病理や精神医学や心理学におけるものです。

叡智と言われても、

なんのこっちゃとなる人の方が多いと思います。

世俗観念を越えた分野なので、

運が良ければ、教養に出会える感じですかね。


男性は、母から生まれて母へと戻ります。

どこかの書籍で、

男性は、

母のまわりをまわり続ける人工衛星のようだと、

表現しているのを印象的に覚えています。

高められた男性の精神性は、

いつしか女性の中の母性に身をゆだねるような、

純真な子どものような状態に、普遍的無意識層が回帰するのね。

女性を守っているようで、

でも同時に守られている感覚を思い出す。



一方女性のアニムスは、意味の段階と言われています。

こちらもつかみにくいかもしれません。

哲学や宗教観、道徳観への理解です。

叡智のアニマと対になってます。

人としてこの世に生まれて、

人間の本質から起こす数々の欲求行動と抑制への理解。

変わりゆく時間中で、どのように自分を捉えなおして生きていくのか。

時代や国土習慣を越えて、

社会を学び、人を学び、命の流転を学ぶ智慧。

多くの経験と教養を身につけなければなりません。


否定的な働きの場合は、

禁欲過ぎて、これもまた「神」「神のような相手」に、

深く隷従してしまうのよね。

殉教者みたいな感じです。

行動が現実離れしていきます。

ルールや意味に囚われ、自分の意思を見失い、

自分で自分を、

マインドコントロールしてしまうような感じです。


最終段階は、

アニムスの否定的な働きさえも熟知したうえで、

女性元来の要素である、

豊かな感情と創造性をフルに発揮して、

老若男女を内包する太母のイメージに近づける必要があります。


第四段階がしっかり開花している女性は、

女性と言えど、

男性と対に、

社会的問題や色々な論議が交わせるようになり、

信頼感と安心感を与え、

知恵を出し合い、与え合える良き相談者になってます。


男女の性別を越えた相棒的。

足らぬものを補ってもらう関係ではなく、

対等なパートナーシップが可能になっています。

益々の男性の社会進出や成熟に、

一役も二役も関わっています。

社会的成功者の影に、女ありって言いますね。



男性性エネルギーも、

女性性エネルギーも、

上手に内省しながら、熟考の姿勢で成長させること。

それが、大事なのよね。


ヒントは、

老賢人(オールド・ワイズ・マン)と、

太母(グレート・マザー)。

相手に相応しい自分であることを目指す。

愛する人のために、何が出来るようになっていたいのか。

愛する人に、何を与えてあげられる自分なのか。

自分の精神性エネルギーの状態を知っていくことは、

とても大事なのことなのではないでしょうか。


おそらくこれは、

ただ年月を過ぎた「老人」と、

歳月で数多くの経験を重ねてきた「高齢者」ほどの、

差になるのだろうと思います。





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2017年10月21日土曜日

理知のもつ力を男女ともに学ぶ第三段階




さらに、アニマ・アニムスの段階が、

発展して上がります。

今日は第三段階。


男性のアニマは、

ロマンチックな段階から、献身的な聖母的になります。

性的な色合いをあまり持たず、

献身的の理解に達します。


アニマ的要素は、

一人の人格を持つ女性の象徴から、

聖母であり、母であり、処女であり、乙女でもある。

至高の愛と、清らかなイメージでしょうかね。

聖母マリア様が例えられることが多いです。


支配関係や上下関係とは無縁。

女性を傷つける行為が、問題であることなどご承知。

行動でもきちんとわきまえています。

内面の肯定的なアニマに対して、

バランスを取ろうとする男性の行動は、

「紳士的」って言葉がぴったりな気がします。

いますよね~こういうタイプの男性、素敵です。

否定的な場合は、

人格が内向的に傾き過ぎて、主観の世界から出てこれない感じです。

シゾイドパーソナリティ傾向や、

失調型パーソナリテイ傾向ですね。

思想傾倒になりすぎて、

現実女性への対処がちょっとズレていきます。


女性のアニムスは、

第一の肉体的な強さや力の段階から、

第二の意志の強さや頼もしさの行為の段階へ、

そして第三は、理念や思想をもつ言葉の段階です。

学者とか教授、

言葉巧みな伝達者。

専門分野の開発者や、

お稽古ごとの師などのイメージです。

思慮深く、物事の全体性を見渡せる能力や、

勘所を見抜く力をもつ男性像になります。


またもや、第三段階でも、

否定的な要素が働いてしまうと、

女性の方は、問題が起きやすいかもしれない。。。


いい例が教育ママ的。

言葉が、禁止的要素を強く含み、

とても、理屈っぽく窮屈な状態にします。

ロゴス要素が強く働き過ぎて、

自分にも他人にも、やたらと批判的で厳しい。

男性は全く当てにならないとばかりに、

自分が男性役を買って出てはみるものの、

何かが違う。


パパであるご亭主が、

子どもをひたすら擁護する立場だったり、

場合によっては、逃げ腰。。。

あとは、

夫が忙しく会社にかかりっきりで、家庭は妻に任せっきり。

否定的なアニマ・アニムスが、ガチッとハマって、

男女逆転夫婦で、子どもが犠牲者になっていく。

この関係は、

今も根深く家族伝搬している家庭があります。

要注意です。


否定的アニムスに呑みこまれてしまった女性は、

女性性を意識する。

優しい母性を意識するのが、手っ取り早いのかもしれません。







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2017年10月20日金曜日

精神性が成長すると好みが変わる第二段階


 
初歩的アニマ・アニムスが、

一段階上がると変化が起きます。

今日は第二段階です。


まず、アニマは、

一人の女性の人格を尊厳出来るようになると。

肉体的な強さに偏ることなく、

力の誇示も必要としなくなっていくと。

性欲も、一人の女性に対して愛情を注げるようになる。

対象が性行為ではなくて、一人の女性の人格に絞られていく。

娼婦的な人よりも、純粋的な人へ、

生物的対象から、ロマンチックさへ、

弱いものへの配慮がなされていく。

感情コントロールが上手くなって、

優しさや思いやりなどの微妙な表現を、

持続的に行えるように変わっていくと。

また、

等身大の自分を誇示・卑下することなく捉え、

成長のステップを上がっていくと。


否定的な働きが強い場合は、

エロチックで、ナイーブな感じ。

むき出しの感情表現は、かなり苦手。

だから、

同性同士の遊びや趣味で、

エネルギーを発散しているなんて良くありますね。


こうやって内面世界の成長をよく視ると、

回避依存症の男性たちは、

残念なことに第二段階になっていないってことなのよ。

わかりやすいでしょ。

自己愛型、ナルシシスト型、搾取型、逃走型すべて、

初歩段階で停滞していることになります。



アニムスは、

力の段階から、行為の段階へ。

男性の肉体的強さの象徴や力強さを、

判断材料にしたアニムスから、

強い意志に支えられた行為や行動へと、

興味が変わるのね。

主従関係や上下関係ではなく、人格をきちんと尊重し、

フェアに話し合えるぐらいの人を好みます。

一つ上がったこの段階だと、

気をつけた方がイイのは、女性かなと思うのです。


それは、女性がアニムスに取りつかれたように、

何処かでまねた激しい批判や攻撃をしやすい。

社会性や積極性が未熟な状態で、女性性が無視されてしまうのよ。

有無言わさない支配的行為などになりやすい。

柔らかい感情の交流が奪われて、

とても殺風景な交流になっていきます。


私は「否定的な母性」と言っています。

心配をするあまり、

癒着→執着→小言・批判→カプセル化を好む。

境界線(バウンダリー)が引けない母性は、

とても厄介なのですよ。


小さい頃から始まっている人もいますね。

女性の方が強くて、男性が小さくなっている場面って、

見たことありませんか!?

これは、

否定的なアニムスに取りつかれた女性と、

否定的なアニマに取りつかれた男性とで、

ワンセットになってます。


肉食系女子と草食系男子の組み合わせの中には、

よく観察すると、

内面の否定的なアニマ・アニムスが投影されている可能性大。

心の古傷を背負って、

パターンにハマって抜け出せないでいるかもしれません。

否定的なアニムスの存在を知り、

脇に追いやられた女性性を引き戻すこと、

女性性の芽を摘まないようにすることだと思います。


女性も良く観察すると、

ただ隷属してしまいやすい人は、

第一段階に留まっていますし、

尽くし屋の共依存症の女性は、

否定的な第二段階と第一段階のミックスに留まっています。


社会的な外交人格は、

役割仮面のペルソナのおかげで、

とても出来のイイ人に映していても、

ひとたび二人だけの世界になると、

豹変する男女がいます。

これは、内面の精神性が初歩段階のままなので、

外で無理をした分反動で、

バランスを保つために幼児退行をせざるを得ないのです。

そうそう、

お酒を飲むと人が変わるのもほぼ同じ原理。

禁止思考がアルコール成分で緩むため、

本性が出ているに過ぎません。

統合の失調気味を、

アルコールの力を借りて、

バランスをとろうとしています。



ラブアディクションは、

内密にしているほうが圧倒的に多いです。

中年期以降にまで持ち込んでいる場合だって少なくありません。

内面の精神年齢は、けして実年齢に比例して、

自然と成長することなどありません。

気づきを得たらチャンスチャンス。

都度学んでいきましょう(*^^)v


先々で、

中高年の年齢になってから、

恋愛依存症が発覚するパターンを、

公開しようかなと企画しています。

「大人の恋愛にハマる人」の特徴があるんですよね~






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2017年10月19日木曜日

衝突のメカニズムと復活の兆し


見つけたーーと思う者同士。

どちらも支配しているような感覚がある。

しかーし、、、恋の恍惚感は、

長くは続かない(笑)


男性は、理想のアニマとは違う行動を、

女性がとることに、だんだん苛立ちを感じます。

そして蓄積していきます。

女性が本人らしくあることが、不愉快なんです。

女性を見ていたのではなくて、

女性の中に投げ入れたアニマを見ている。

想像が暴走しちゃうのね。


女性は、彼のアニマのイメージ通りでなければ、

彼が不機嫌になることに気づいていきます。

本人らしくあればあるほど、彼が不機嫌になる。

緊張状態を強いられます。


男性は、自分のアニマのイメージを、

女性にそのまま実現してほしくて、

女性はあるがままの自分を表現したくて、

衝突が起きるのですね。


また、女性もアニムスを男性に投影しているので、

理想と現実が衝突しています。

やはり不愉快です。


お互いがお互いのイメージを実現しようと無理をするか、

我慢しきれなくて衝突するかの二択。

一触即発の雰囲気が高まるばかり。


衝突のメカニズムは、

肯定的が否定的に変わったとき。

男性は、自分の心的な問題に気づいていない。

だから問題は、女性の行動だと責任転嫁する。

自分の不機嫌の原因は、女性以外にない。

一度くすぐられた自尊心が誇大化していて、

感情の暴走と、

イマジネーションに呑みこまれっぱなし。

女性を目下に置くことしか、出来なくなっています。


女性も、肯定的から否定的に変わります。

アニムスのロゴス的要素が強まり、

批判的で攻撃的な態度へと変わります。

下手な詰責、詰問がはじまる。

黙っちゃいない。

こうしてふたりの間に、

懲罰応戦や仕返し、復讐パターンが現れてくるのよね。



この衝突を越えていくと、

復活の方向性を示してくれます。

チャンス到来。

女性のアニムスは、

「言葉を巧みに操る能力者」に向けられていきます。

力の誇示や肉体的な強さから、遠ざかっていく。

女性も言葉のもつ力の意味を知り、

話し方の努力をする。

下手なまくし立てや理論攻めを控える。

男性に対する欲求も、

第二段階の女性の人格を尊重できる男性や

第三段階の弱者の心理にも理解を示し、

理知的な救済もできる男性や、

第四段階の精神指導者的なイメージの男性へと、

好みがドンドン変わっていきます。


共通して知性や理性に優れ、

言葉を巧みに操り、伝達能力に優れた男性へと好みが変わる。

感情的な男性より、理性的な男性のほうが魅力的になる。

そちらの方が、自分を成長させてくれる理想的な人だと、

知ってしまうのよね。



アニムスを投影された男性側も、

ここが復活の分かれ道になるの。

アニムスのイメージを投影された男性は、

自尊心がくすぐられます。

どのように女性と接していく必要があるのか、考える羽目になる。

背伸びをしないで、

感情の問題に着手して、スキルアップをする。

感情のコントロールと、自己表現力を磨く必要がある。

そのためには、等身大の自分を認めていくことなんです。

下手なまくし立ては墓穴を掘る。

ヒステリーにしか映らない。

こうして謙虚に学び合って、お互いに成長する道が開かれていくのよ。


衝突のメカニズムの中には、

「怒りの学習」も同時進行しています。

特に、

自己誇大化表現は、劣等感情を沢山持っている人ほど、

癖になっているので調整は大変です。

ラブアディクションのみならず、

男性も女性も、

常日頃から、

他人との比較で、

劣等感情なるモノを、排除しておく方が良いですね。






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2017年10月18日水曜日

それぞれの恋の恍惚感


今日は、恋の恍惚感「のぼせ上がり期」のメカニズムについて。

ラブアトラクションへの入り口。


ユングは、アニマを「生命を強化するための誘い」と、定義しています。

男性にとっては、

今世を生きるに値する唯一の源を得る感じ。

アニマは、神秘であり、魅惑的であり、不思議で捉えようのないエネルギーだと。

情緒的な女性に投影されるのが一般的ですって。


アニマに相応しい女性に出会えた時は、

捉えようのないイマジネーションと創造が生まれ、

自分を成長させくれる唯一の理想的な対象となり、

自尊心がフツフツと、くすぐられると。

これが恋の恍惚感の到来。


そして、強力なアニマを投影された女性は、

当然喜びを感じます。

特別な扱いを受けているような状態に、

女性も、生命を強化するための誘いを受けているのです。

生命の源泉が呼応していきます。

これは同時に、

一人の男性を、自分の支配のもとに置いているような状態です。

アニマを投げかけられることで、

投げかけられた自分が、相手を支配している感覚が湧くというの。

お互いに引きつけ合い、幸せな時期になります。

これが「恋の恍惚感」のメカニズム。


恋愛は媚薬。

恋愛はホルモン剤。

色々言われてます。。。

そもそも恋愛は、

「個人の不十全感」を補うためのもの。

「美しい錯覚」って言葉はピッタリですね。

つまり、

自分に不十全感や自己卑下や自己評価の低さがある人ほど、

「生命を強化するための誘い=恋愛」にハマりやすいってことです。


(辛口でいきますよ!)

そしてこのパターンは、

思春期・青年期のもの"(-""-)"

精神年齢が思春期・青年期のままだと、

中高年層でも、やっちまうってわけよ。。。

恋愛問題は、

中高年齢のほうが、

ばっちり内面の精神年齢が反映しちゃうの。

嘘がつけない。

自立心旺盛な人は、

依存性が強い精神年齢の人を好まない。

接近してみて発覚すれば、

別離をササッと選ぶ。

こんなからくりがバッチリ露見します!

まぁ、そこからどう発展させていくかに着目しておいたらいいんじゃない!?



ここからは余談。。。

男性にとってアニマは、

たった一人のかけがえのない女性。

自分をいつでも内包し、

受容して愛情を与えてくれる母親のような女性。

そんなイメージが、

最終段階までずっとあると言われています。


しかし、

女性にとってのアニムスは、

どちらかというと、

社会的な場でのリーダー的存在という印象で、

タイプが色々あるとされてます。

そして意外にも、

最終段階は、

男性を丸ごと内包する豊かな土壌を目指して内包する側になる。

なんです。(先に言っちゃいました)


ヨガで学んだ宗教の概念でも、

男性原理は、受け止めてくれる女性原理なくして、

機能はしないとの言葉を、見かけたことがあります。


それから、

男は刀で、女は鞘。鞘がなければ朽ちて砂。

男性は永遠の少年。

男性は、女性の中の母性を求めるいきもの。

などなど、

けっこう女性性エネルギーの存在が、

とても重視されているのよね。


さらにそこへ、

根本の違いのうたい文句らしいけど、

男性は、女性を求めるのをやめなさい、

女性は、物を求めるのをやめなさいだって。

極めつけは、

男性は、連れ合いに先立たれると、後を合いかけるように亡くなる。

女性は、連れ合いに先立たれても、後の余生を楽しんでいる。

・・・・・。

あれっ、ベクトルが合ってない( ゚Д゚)ウケた。


女性性って育てると、やっぱり頼りになるのよね。

また明日ね~





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2017年10月17日火曜日

一人ではわからないのが自分



女性は生まれ持って、

感情の世界に生きていると言われ、

男性は生まれ持って、

思考の世界に生きていると言われています。

一方で、

元来、両方のエネルギーを持ってはいるが、

自分の肉体に相応しくあるように、

もう片方が置いてきぼりになると、考えることも出来ると言われています。


どちらにしても、

意識しないと、

対極の異性の要素「男性性エネルギー」「女性性エネルギー」には、

無頓着のようです。

しかし、

交際を期に異性の中に、

内なる異性要素を投影することによって、

自分が意識しにくい無意識を知ることが出来ていく。

異性要素をもつ「アニマ・アニムス像」に、

まるで導かれるように、

自分の人格を成熟させて、

人格の向上を目指していく仕組みは、

面白いシステムですよね。

恋愛を通して人は成長するって素敵です。

中盤の今日は、要素の復習ね(*^^)v


男性の中にある元型アニマは、エロス的要素を持ってます。

豊かな感情や創造性を司ります。

これが否定的に働いているときは、

感情の暴走、妄想観念に呑まれます。

論理的とは、かけ離れた解釈などが起きます。

エロス要素が理性を奪うからです。


肯定的に働いている場合は、

豊かな創造性の発揮。そして自発性へ。

感情は抑圧せず、自己表現力の土台へとつながります。

エロス要素が強く働いている時って、

自尊心がくすぐられ、ヒーローっぽく振る舞って、

高揚感の中に陶酔しているような感じです。

情熱的なエネルギーは大事です。


否定的な働きで良く見られる行動は、

誇示や誇大化が見られます。

自分は世界の中で、一番強い男性のような錯覚へ。

自己顕示も強くなります。

自分が英雄的であることが重要となっていきます。


異性関係の場では、

エロス要素が強く、不特定多数の女性とのロマンスもOK。

セックスの対象だけだったり、女性を「モノ扱い」したがる傾向あり。

女性の尊厳に意識は向かず、粗雑、悪的で振る舞う傾向があります。

理性より想像が勝っているからですね。


中には、エロス要素の不明瞭さに耐えきれない過剰反応で、

女性をすぐヒステリーだとか、理解不能だと批判して、

遠ざけたりします。

回避行動が起こることもあります。




次に、女性の中の元型アニムスは、ロゴス的要素があります。

論理性、知性的な理解と社会性です。

肯定的に働く場合は、

創造性に秩序立てた論理性が、

段々とプラスされてきます。

新しい分野や環境の開拓への探索心などに繋がります。

社会性への積極的参加ですね。

ロマンティックな要素が、

逆に少しずつ減っていくと視るといいのかな。


否定的に働いているときは、

未熟さゆえに、

誰かの社会的意見の模倣や、

取って付けたようなテレビや新聞の意見のコピーになりやすいと。


異性関係の場では、

否定的に働くときは、

主体性を明け渡し、隷従しやすいってことですね。

アニマ人形なんて代名詞がありますよ。

また、模倣をするくらいですから、

少女漫画や小説や童話のストーリーそのままを、

希望しちゃう。

シンデレラ症候群なんてありましたよね。


もしくは、ロゴス的要素に恐れを感じて、

男性を拒否するような行動に出ることもあります。

回避行動が、やはり起こることがあります。


アニマ・アニムスの初歩段階の説明は、この辺で一応終えますね。


肯定的であれ、否定的であれ、

どちらにしても異性との交流の中に、

自分の精神状態を探ることは可能です。

精神年齢に相応しい欲求行動になっていますよ。


人は、

「一人では自分が良くわからないのだ」と、

言ったものですね。

男女関係の中に、

見事に反映されています。

人って良く観察すると、

本当に欲するままに行動しています。


これも、男女関係が一番密接で、

隠しようがないのだろうと思います。

また、

近すぎるゆえに、

見たくないものまで見えてしまう。

そんな場所なんですよね~


ラブアディクションになってしまったことだって、

成熟させてくれる貴重な経験だと思ってみましょう。

これからの人生をどのように生きたいか、

真剣に考えるためだと思ったら、

かけがえのないドラマなんだと思うのです。

出来事の起承転結の「結」は、

克服プロセスによる精神性の向上なのだろうと思います。





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2017年10月16日月曜日

煩悩ループは自分から絶つ


今年の4・5月でしたかね。

ラブアディクションのブログ。

その際に「煩悩ループ」のことも一緒に公開しました。

覚えてますか!?

①純粋ではないものを純粋だと思い込む(無知)

②それが欲しくてたまらなくなる(我欲)

③手に入らなくて気分が悪くなる(憎悪)

④思い通りになるまで手放さない(執着)

⑤私の意見は間違ってない(性への執着)

①へ繰り返す


男女の内的世界に潜む、

アニマ・アニムスが初歩段階で止まっているがゆえ、

お互いにループにハマっていることを、忘れないでくださいね。


とくに、②③の人間の荒々しい原初的行動。

愛憎劇は、欲求が強い時ほど暴走します。

不安や恐れが煽りとなって、

神経が過敏に働き、イライラの抑えが効きません。


特に、男性の母親に対する恨みの感情が伴っている場合は、

危険性を伴います。

筋骨格も男性の方が頑丈に出来てますしね。(重いっす・・・)

高圧的な態度をし始めたら、要注意。

無口になる→物に当たる→被害者面で非難する。

これらが最初に出始めますね。

僕の要望を呑んでくれれば、

僕の怒りは、収まるよ的な態度を取りはじめますのでお気をつけてください。


これは、特徴的な幼児退行の一種です。

アニマの創造性が悪いほうに働いて、

「僕は君主だ」になっています。

誇大化し、幼稚な自尊心から高圧的な行為が取れるのです"(-""-)"


②の特徴には、

対人操作、試し行為、支配欲、管理が主です。

自分のことを、どれだけ思ってくれているか、

不安ゆえに続けていきます。

「理想の異性像」を女性に投げ入れて、

予想通りにしてくれるかジャッジメントしています。

もし②が受け入れられた場合は、

赤ちゃん喃語、

口調の幼児性、

ご機嫌、

甘えやスキンシップでご満悦です。


のぼせ上がりハネムーン期の高揚に魅せられて、

相手の極一部と、理想像を重ねて、

現実曲解をお互いしています。

まず、これを手放してください。

こだわりを捨てて、現実をみてください。

生身の人間として、至らない所があるのはお互い当たり前。

自分の理想像を一歩譲って、手放し、

まず楽になることです。


煩悩ループは、相手が問題なのではありません。

自分自身です。

好意が支配欲にすり替わり、

憎しみに繋げているのは自分です。


理想像に背を向けて、

自分自身を見つめること(←相手ではありません)。

執着を断ち切り、

インナーチャイルドの痛手を、

自分が受容し、

相手に肩代わりをしてもらおうとしていた事実を認めてください。


悲しみに襲われたときは、

友人に話を聞いてもらったり、

趣味や娯楽に使ってみましょう。

専門家に携わってもらって、メンタルヘルスもいいです。


ちょっと先に届くギフトは、

内的世界のアニマ・アニムスが一つ段階が上がって、

冷静に観察ができるようになり、

相手の真の姿が観えるようになります。

だから、

煩悩ループは、自分から絶ちましょうね(*^^)v♡





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2017年10月15日日曜日

懲罰応戦の背景に潜む親子関係





ラブアディクションで、

モラハラの被害にあってしまった人の話に、

共通すること。


それは、

のぼせ上がりハネムーン期を過ぎて、

そこからが泥沼がすぐに始まること。

最初は優しかったし、

うまくいっていたのよね~と、

回想します。

現実曲解をしていて、

越えていくことがなかなか出来ない。


その原因になっているのが、

・男性の中にある母親との険悪

・女性の中にある母親との険悪

の問題が、とくに影響してます。

父親の間違いではないですか!?と、思いますよね。

いえいえ、母親なんです。。。(これが不思議と・・・・)


男性の場合。

まれに父親の威厳がありすぎて、理想が越えられないで足掻くもあります。

それよりも、

母親のパートナー代わりをして、威厳を持たざるを得ないパターンが多い。

父親の不在や、

父親である夫が、母親のお眼鏡に叶わないとレッテルを貼られていて、

息子が教育ママの支配下となり、

隷従して望みを叶えざるを得なくなってます。

見せかけの自立心の下にあった、

恨みの感情や怒りの感情(受動的な攻撃性)が、

恋愛や婚姻関係の女性に向けられています。


ハネムーン期は、女性が男性を立てていて、

男性の自尊心をくすぐります。

すると、力を得たように勘違いする。(水を得た魚になっちゃうのね)

だから、

自分の理想の母親像(アニマ)を基準に、

女性に思い通りの行動をとらせようとしていく。

アニマのエロス的要素が否定的にガンガン働き、

理性を狂わせ、歯止めが利かなくなります。


目の前の女性の人格の尊厳を奪い、

支配欲に囚われる。

思い通りにならないと、

受動的な攻撃性が高圧的態度となって、

詰問詰責、批判、懲罰や攻撃が始まる。

自分の理想論を基準にしていることが問題であるのに、

全くご本人は気づかない。

もともと感情抑制が未発達なために、

ヒステリーになる。

最初は物に当たる。

イライラの原因が、過去から押し寄せていることに気づかず、

目の前の女性が自分を不機嫌にさせているとしか思えない。

自分がヒステリー状態であることを、転嫁します。


マイナーパターンは、

エロス的要素を持つ女性に心奪われ、

破産・崩壊・破滅なんてことも起きます。

判断が狂っているために、地雷女性を踏んで呑まれる。

この地雷女性とは、

①意思のないお人形のように、男性の要望を吸収し夢中にさせる。

または、

②感情の微妙なコントロールは、売りもの級な女性。

男性の扱い方は、心得てます。

そもそも男性の癖を見抜いていて、

下手に出ておいて油断させる。

思考型の男性を簡単に、カモにできます。

取るものとって、さっさと捨てて乗り換えます。

シャレにならないほど渦中はわからず、

後で気づく。



さて、女性の場合。

自己愛過多の父親に、お手伝いのように従う母親を良く見ているパターンが多い。

時代の影響がかなりあります。

隷従する価値観が刷り込まれていますね。

意思がなく、黙って使えるアニマ人形的。

貴方に仕えます。染まりますなんて感じよね。

父と母の関係は、

父が経済力があること以外は、

息子と同じように、身の回りのお世話は母親任せを、

沢山目に焼き付けています。


しかし、現代はもう時代遅れ。

女性も人格の尊厳を守り、主張する自立時代になりました。

勘の鋭い人は、この時点でササッと別離の選択をしています。


もう一つ、

母親のパートナー代わりをつとめていた場合、

娘が、ロゴス的要素が強い男勝りなアニムス役を、

振る舞ってしまいやすい。

男性を目下に見る、攻撃的な要素が作られやすくなってます。

感情的な物言いで、

論理的説明がちょっと足りないような感じ。

当時の癖が出ている場合は、

どこまでも、

娘(偽夫) and 母親の関係を、

女性(偽夫) and 男性(偽妻or息子) の関係にハメ込んで再現しています。

この場合は、

生涯に渡って、男性を目下に置くことしか出来ないで、

不満が減らない心理状態の傾向ありです。

初めから、女性っぽい男性を好んでいる場合もあります。

どれも、母娘カプセル化の延長なだけです。


男女ともに、精神エネルギーは初歩段階のため、

話し合うどころの状態ではありません。

意見交換の場のはずが、

一方が怒りの感情をすぐ持ち出して、

片方が抑圧状態で「受動的な攻撃性」を募らせていくか、

双方が怒りの感情をぶちまけあって攻撃するかです。

そんなパターンになっています。


中には、面倒くなって、

荷物もって留守中に出てきましたなんてのも、

少なくありません。

(まぁわからなくもありません。出れるだけいいのかもしれませんね)


普段からちょっとした心がけで、人は成長します。

ラブアディクションを繰り返さないために、

①相手が自分の条件下に入ることを望まないこと。

②基準を理想に置かないこと。

③違って当然を念頭に置き、

現実の相手に、興味を持って接することだと思います。

④バウンダリーを引いて、意見交換を心がけ実践する。

⑤経済的依存、心理的依存を望んで、

癒着しようとしていないかも、ポイントですね。


自分に足らなかった部分については、

自分のために、

責任を持って成長しようと努力することだと思います。

経験からどんどん学びましょう。

これを心がけて実践していると、

幼稚性からちっとも成長しようとしない人とは、

距離を置く時間を作る。

場合によっては、別離の選択も迷わず出来ますよ(*^^)v





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2017年10月14日土曜日

インナーチャイルドが総指揮官

ラブアディクションで苦悩している男女さん。

貴方のインナーチャイルドは、

見つけてくれるのを待っていただけよ。

悪さをしたくて、隠れていたのではありません。

知って欲しくて、見つけて欲しくて、出てきたのよ。

人格の統合をして欲しかっただけ。


インナーチャイルドは、どうしても原初的アニマ・アニムスを、

手放せないものなのよ。

忘れ去られた過去の古傷と、

真正面から向き合い、

親から愛情を味わいたかったことに、

正直になってください。

自己受容してください。

まず、

私(僕)が、私(僕)を隅々まで理解する = 一つになること、統合

です。

そして、他者に依存をやめて、

自分が自分に沢山の愛情を与えてあげることを、

最優先にしましょう。セルフケアの実践です。

ほったらかしにしておくと、コンプレックスになっていくだけ。

そしてその先どうなるか、ちょっと参考にしてください。



女性の場合。

アニムスが否定的に作用してしまうとどうなるか。

①男性を父のように頼って隷従する → 依存・共依存性パーソナリティ傾向へ

②相手の要望に応えなければならない → 強迫性パーソナリティ傾向へ

③感情の起伏が激しく相手を試す → 境界性・自己愛性パーソナリテイ傾向へ


ラブアディクションの人は、

愛着の不安定型のうち、

とくに不安型や恐れ回避型、統制型の懐柔型が背景に良くみられます。


また不倫傾向に至る場合は、愛着の回避型や両価・抵抗型が背景にみられます。

妻子持ちの人の場合、婚姻関係を結んで所属する必要がありません。

一次的な安全基地として稼働させて安心していることが多いです。

婚姻関係は、幼少期から持っている異性への不信感や不安からあまり望みません。

異性や結婚に関して条件がものすごくある。

子どもの頃の被害者意識が反映されていて、

自ら問題な関係を選んでしまう場合もあります。



次に男性の場合。

①表面上の強さ → 演技性・自己愛性パーソナリティ傾向へ

②権力主義や上下関係や主従関係に安住する → 妄想性・自己愛パーソナリテイ傾向へ

③幼児退行や試し行為がハッキリとみられる → 境界性・依存性パーソナリテイ傾向へ


愛着の不安定型のうち、

不安型や回避型、統制型の懲罰型が背景に良くみられます。


不倫傾向や浮気性で多数の女性との関係を、切望する場合もあります。

母性に内包されたファンタジー性が抜けず、

自尊心をくすぐられる関係を好みます。

男尊女卑にも傾倒しやすく、その関係に安住します。

一見草食男子系ですが、実は内面肉食系なんてのもあり。

ロールキャベツ男子は、「コンプレックス」があるためです。

いずれにせよモラハラやDVへの発展、誇大化や誇示がよく見られます。

幾度となく結婚離婚を繰り返します。

問題はもっぱら責任転嫁。

問題を抱えることも、感情を抱えることも未熟です。

感情のコントロールはもっぱら、女性性エネルギーの開発分野です。

抑制機能が未発達の為、ほぼ抑圧か暴発ヒステリーになります。


男女ともに①②③は、あくまで単独傾向はありません。

複雑に入り混じって、ラブアディクションを繰り返しています。


精神性を司る「男性性」「女性性」エネルギーのバランスは、

自覚していくと、発展させていくことは可能です(*^^)v

見つけたら、都度統合すること。

統合は、わがままからの脱出訓練でもあるのね。

だから、悲観せず前進することを選んでくださいね~



(つぶやき)

昭和までの時代の価値観や、

家庭のあり方や、

男女の関わり方は、

「原初的なアニマ・アニムスの段階で止まっている国」と言えると、

辛口批評を目にしました。

(確かに・・・・介護時期まで引っ張ってますね)


また、世界でも有名な宗教家の方が日本を訪れ、

「物質に十分に恵まれた人たちなのですから、

次は精神的なことを学んだら、さらに良いのではないでしょうか」と、

コメントされていましたね。


目に見えてない部分を観ていらっしゃるのよね~

とても勉強になりました。






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2017年10月13日金曜日

インナーチャイルドの発見になる

原初的なアニマ・アニムスの段階に留まらせ、

親子疑似体験の再現ゲームに突き落とし、

当事者をラブアディクションから解放してくれないものは、

なんでしょうか。

考えてみましょう。


愛着の形成が不十分になってしまった原因に、

愛情飢餓や愛情不足、

否認・拒否・見捨てられ体験が、

多く関わっていることを、

過去お伝えしてきました、覚えてますか!?


愛情飢餓や愛情不足を味わっていると、

潜在意識に「傷ついたインナーチャイルド」があります。

そのインナーチャイルドが、

いつまーでも、原初的なスタイルに留まらせるのよ。

(シャドウと考えてもいいですよ)


インナーチャイルドは、

隠し持っている「原初的アニマ・アニムス」への願望を、

パートナーに投げ入れて、

かつ否定的な感情とワンセットで、

「どうしてわかってくれないのっ!(-_-メ)」

と、ガンガン攻撃をしていくのよね~

思い当たりますか!?



では、男性のアニマ要素の肯定的な面の説明です。

赤子にとって母性は、

あらゆることを内包し、

一体化していく感覚。

惜しげなく愛情を与えてくれる感覚です。

感情の豊かさや温かさ、

並びに創造性を膨らますファンタジー要素が、

女性性エネルギーのアニマにはあるとされます。


もともと論理的思考型と言われる男性の脳。

男の子にとっては、とくに重要な要素。

おまけに偏桃体(危険装置の役目)が、

女の子より男の子のほうがちょっと大きいため、

母親との繋がりは、女の子以上に大切です。

自分に足らないものを母性に求めて、

なんとか精神的なバランスを取っているのですね。


そしてアニマはいずれ、

アニメのヒロインや芸能人、

年上の女性や魅力を伴った異性へと徐々に発展し、

母親離れをし始めます。


ところがアニマは、

すべてを内包するエロス的要素が強いため、

「否定的」なほうに働くと、

理性を狂わせていきます。


母親の期待を裏切り、

母親との疎外感を味わいながらも葛藤を越えて、

思春期へと向かっていければいいのですが、

母子カプセル化が強固で、

そこから分離する恐怖に振り回されると、

いつまでも母親の価値観の中に留まって、

隷従するほうを取ってしまうのよ。


例えていうなら、

母親に叱られておどおどしている男の子。

母親の顔色をいつも窺って、愛情を求めて縋る姿です。

恐怖の感情に呑みこまれて、判断が狂って自立できない方に思考が働く。

原初的なアニマの威力に屈する状態。

自立と一体化の狭間で、葛藤がとても強い。

結局は、二面性に発展するだけで、

内面が成長できてない。


母子カプセル化に屈した男の屈辱。

そんなインナーチャイルドが存在する。

その内なるくすぶりが、後でとんでもないことに発展していく。

モラハラの傾向がある男性の中には、

必ず「受動的な攻撃性」の癖があります。



さて女性のアニムスは、

男の子とはちょっと違って、

絶大な力を持った頼りがいのある異性と言う感じがスタート時です。

大きな背中に、大きな手。

そんな大きな力強さに従う感じ。

困ったときは助けてくれて、守ってくれる。

肉体的に筋肉隆々、時には悪党的らしい!?

原初は、肉体的な要素が前面に出ている男性像だと。

そこから徐々に、

アニメのヒーローやキャラクター、ファンタジーに登場する王子様へ。

意志が伴って、行動にはその人なりの信念が見え隠れする。

力関係からロゴス的要素を持った段階へと変化し、

父親離れを始めます。


感情の豊かさや温かさ、並びに創造性を膨らますファンタジー要素が、

発達している女性の脳。

アニムスの論理的に物事を組み立てる肯定的なロゴス的要素が、

必要となります。


ところがロゴス的要素が未発達で否定的な場合、

相手の暴力を「強さ」と勘違いしたり、

束縛と愛情を間違えたり、

または、物事をファンタジーチックに捉えてしまって、

現実曲解が起きやすいのね。

そのため、

問題の高圧的な態度に屈してしまう。

そんなインナーチャイルドが存在します。

否定的なアニマの状態にとどまっている男性の行動に、

疑問を持ちながらも、従ってしまうのね。

不幸な恋愛の中に留めてしまったり、

意見や反論が全くできない状態を、作ってしまってます。



①傷ついたインナーチャイルドを無視していないか、

②内面の男性性モデルと女性性モデルが、

原初的なままストップしていないか、

チェックをしましょう。


明日に続く。




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2017年10月12日木曜日

原初的な想像に翻弄されて恋をする

写真見て、思い出したの。

余談です。。(へへっ)

白雪姫やシンデレラや人魚姫や眠れる森の美女のお話し。

有名ですのでご存知かと思います。

しかし皆様がご存知なのは、「ディズニー版」。

グリム童話でのストーリーは、

子どもに聞かせられる話ではありません。

登場する男も女もヤバイ・・・

寝れなくなると思うわ。

人間の原初的な性悪が浮き彫りになってます。

知ってましたか!?


性エネルギーには、肯定的もあれば否定的な面もある。

太古から受け継がれる人間の原初的扱いにくい性は、

神話や童話を通して、

教育しようとしていたのかもしれませんね~

ご興味わいた方は探してみてね(余談終了)


交際スタート時は、

外面のペルソナ(役割仮面)で、

とてもいい感じでスタートしているにも関わらず、

なぜかしばらくすると、

毎度稚拙なケンカを繰り返す人は、

ちょっと興味を持って読んでくださいね(*^^)v


無意識に潜む性エネルギーの取り扱いは、慎重に行きましょう。

アニマ・アニムスも同様です。

善で肯定的に働く時もあれば、

不善で否定的に働く時もあります。

ラブアディクションが発生しているときは、

後者です。

「原初的な異性の想像」に翻弄されて、

停滞します。

見落とさず、丁寧に分析して受容し、

発達させていきましょう。


ユングは、

意識の根底に普遍的無意識があり、

さらに元型の「アニマ(女)」「アニムス(男)」があると、

考えていたのです。

赤ちゃんとして生まれ落ちると、

最初は、おおよそ父母に、アニマ・アニムスが投影されます。


男の子は、アニマを母親に重ね、

内包される感じで一体化していきます。

女の子は、アニムスを父親に重ね、

力強さに連れ従う感じで一体化していきます。


男の子にとっても、女の子にとっても、

自分を守ってくれる偉大な異性の存在です。

愛着の形成の協力者であると同時に、

未来の伴侶の基盤をつくる協力者でもある。

親って重要ですね(*^^)v


これがもっとも原初的な状態。

男性は、女性に内包されて安心したいし、

女性は、男性に連れ従い安心したい。

それぞれが異性に、自分の父母役を、

無意識的に望んでいるバランス段階。

お互いがお互いの要望を汲んで欲しい状態が、

まず絶対的に起きてます。


交際パターンを時間軸で掘り下げると、

①第一印象に、好意や興味を持つ時期(←ペルソナ同士の審判)

②恋するのぼせ上がり期到来(←原初的アニマ・アニムスの投影が始まる) 

③嫌悪したくなる相手の行動が目につく(←予想外とシャドウの投影同士)

こんな感じ。


①のときは、望みを叶えてくれそうな人だわ、条件をもっているわ~♡とかで、

相手に関心を寄せている時よね。

そして、

②は、相手の本当の姿ではなくて、

自分の無意識の中にあった「アニマ・アニムス」の原初的想像を、

相手の中に投げ入れて、陶酔しているのよ。

素敵とか、運命の人かもしれないとか始まっちゃうのよ。

でもこれは相手を観てない。自分の原初的想像を観ているの。

自己暗示って感じね。

もしくは、持ってた馬券が当たった感かもね・・・(笑)(←あ、例えが悪すぎ感!?)

③は、②の投影を基準にして、相手の行動がそぐわない、

むかつくわ~て嫌悪していく時期。

まぁ突き落とされた感ね。


②は幻想中ね。

現実の相手を見ているようで、

内的な心象世界を反映させているだけ。

男性は、女性にアニマを重ね、

内包される感じで一体化し安心しようとする。

女性は、男性にアニムスを重ね、

力強さに連れ従う感じで一体化し安心しようとする。

いわゆる「恋は盲目」状態の成立。


要注意は、心が渇愛状態のとき。

愛情不足を補おうと必死に依存対象を探して、

バランスを取ろうとしているときは、問題に発展しやすい。

内的世界は、原初段階です。


精神性が幼稚で原初段階であればあるほど、

自覚してないってことが問題に直結します。

共依存症の男女と、

回避依存症の男女が、

ガチッ☆とドラマチックにハマって離れられなくなるのには、

やっぱり何らかの原因があるのです。

今日はここまでね~





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2017年10月11日水曜日

ラブアディクションに潜む元型アニマ・アニムス

内的世界の探りを入れることで、
 
久々のラブアディクションの謎解きにもつながるかも。
 
日本人って、宗教の概念とは程遠い場所で生きていらっしゃるでしょ。
 
拒絶反応の人もいるじゃない(笑)
 
だから精神性の問題や、人格統合の言葉に疎いのよね。
 
「男性性や女性性」、「男性原理や女性原理」たる言葉を、
 
全く知らない人が多い。
 
物凄く損しているのよ。
 
結果、何が起きているかっていうと、
 
ぶっちゃけ「実年齢と精神年齢はけして比例しない」ことを知らない。
 
精神年齢が初歩段階で止まっていることに気づいていないのよ"(-""-)"
 
精神性のエネルギーのアンバランスが起きていることに、
 
気づいている人が少ない。
 
精神性エネルギーの成熟は、
 
マイナスとプラス、陰と陽のように、
 
どちらだけに偏らず、一人の人間としてバランスをとれる力をもつこと。
 
太古は「人格者」って言葉を当てはめてましたね。
 
ご存知かしら。
 
これからお伝えしていく内容を知っておくと、
 
パートナーや伴侶の選択が上手くなるのよ(*^^)v
 
 
では、始めていきます。
 
「元型アニマ・アニムス」は、カール・ユング心理学者から生まれたモノです。
 
ラブアディクションの問題で、
 
お悩みの方の内的世界を観察していると、
 
このアニマ・アニムスの発達が、初歩段階で止まってます。
 
 
精神段階は、四段階に分けられていて、
 
順にステップアップをさせていくものとされてます。
 
身に起こる出来事を通して、
 
成熟した精神段階へと、
 
自ら気づいて進化させていくことが望ましいと。
 
 
 
まず、
 
アニマとは、男性の中にある女性性モデル。
 
アニムスとは、女性の中にある男性性モデル。
 
ユング曰く、
 
内的世界の中には、
 
誰の中にも共通する男女像がおおよそあり、
 
それを元手に、
 
自分の性エネルギーを発達させて、バランスを取ろうとするというのです。
 
 
自分と対極の異性モデルに相応しい精神状態を、
 
内的世界で自然と作っていて、
 
それを、現実世界に反映させていくというのね。
 
 
以前、愛着の問題やラブアディクションが克服されると、
 
好みががらりと変わると、お伝えしたのを覚えていらっしゃいますか!?
 
これは、
 
女性の中の理想の男性性モデル、
 
男性の中の理想の女性性モデルが、
 
変化したというよりは、「発達したからだ」と視れるのです。
 
心の分析って色々なやり方があるのですよ。
 
 
出始めのポイントは、
 
自分の性エネルギーと、
 
対極の異性モデル(アニマ・アニムス)との間で、
 
自分の精神性エネルギーを向上させていくシステムが、
 
人間の心にはあるって事よ。
 
続きは、明日(*^^)v
 
 
 
 
 
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2017年10月10日火曜日

見つけて欲しくてトリックスターは暴れる


内的世界を覗くには、
 
テクニックも必要です。
 
突然、
 
受容とは何か、
 
統合とは何か、
 
考えることは出来ても、
 
体現はしていません。
 
勘違いしないように、気をつけてくださいね。
 
知ることと、実力は全く別物ですよ~
 
 
前置きはこの辺で、本題。
 
今日は、トリックスターのお話し。
 
 
ちょっとした問題が起こってくれたことで、
 
あとあと「あの出来事のおかげで、今の自分になれた」なんて、
 
言えちゃうような経験をしたことはありませんか?
 
 
心の成長なんて、気にも留めていない。
 
成長したくてもきっかけがない。
 
良くわからない。
 
ところが、ある日突然ドラマティックに訪れた出来事。
 
このとき、一役買ってくれている役割が、
 
内面世界に潜むトリックスターです。
 
 
通常、悪党的よ。ひっかけまわし屋。
 
未熟な子どもっぽい性格を持っています。
 
そいつが内面で暴れてくれることで、
 
わさわさシャドウが出てくる。
 
心の中身を大風呂敷に広げて、
 
整理整頓を余儀なくされる。
 
結果、発展的な躍進を遂げる。
 
 
失敗や間違いをさんざん繰り返して振り回し、
 
だけど、固定化して動けなかった意識全体が、
 
かき回されて正常化する。
 
まっ、スパルタと言うか、荒療法と言うか、どっちでもいいや。
 
この役割を担ってくれるのが、
 
トリックスターとユングの心理分析では、
 
名付けられてます。
 
思い当たることありますか!?
 
 
どうして私(僕)が・・・・( ゚Д゚)
 
なんて、言いたくなるようなことってありますよね。
 
そんなときは、
 
貴方の中のトリックスターが、
 
貴方の為に暴れてくれたと思えたら、
 
心理分析も嫌がらずに、進められるのではないでしょうか。
 
今からでも遅くはありません。
 
分析しましょう。チャンスです☆
 
 
生理的に嫌悪する出来事には、
 
ほぼ隠し持っていたシャドウが投影されています。
 
切り捨てて生き残れなかった自分を、
 
映し出している可能性大!
 
どんなに恥ずかしいことでも、
 
そんな幼い考えしかできなった部分も自分だと受容することです。
 
色んな自分がいるんだと、肯定してください。
 
勇気をもって全体像を捉えましょう。
 
トリックで暴かれたものを大事に育てることッ!
 
統合し、親心を持って一緒に成長してください。
 
全ては、貴方の人生の軌道修正の為です。
 
 
心が強いとか弱いとかのものさしや、
 
いい子や悪い子のものさしを脇に置いて、
 
どの辺りまで進んでるかしら!?と視たらどうでしょうか。
 
欲まみれの失態も、
 
感情まみれの失態も、
 
しなければ、
 
誇大化した虚しい自分を自分だと、
 
勘違いして生き続けることになっていたのだろうと考えてください。
 
そうすると、
 
等身大の自分に出会えることは、
 
とてつもなく幸運なのだと思えるからです♡
 
 
ちなみに、
 
トリックによって暴かれたものを、
 
ホッタラカシにするとどうなると思いますか!?
 
それはね、
 
統合の失調によるパーソナリティの問題に発展するの。
 
偏りがとても大きくなるでしょ。
 
だって、
 
排除する心の働きしか、身に付かなくなっているんだもん。
 
ここは抑え所ですよ。
 
 
 
 
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2017年10月9日月曜日

恋愛・職場で出てくるシャドウの投影

 
ペルソナの下に、アディクションあり。
 
アディクションの下に、恐れあり。
 
恐れの中に、シャドウあり。
 
と、こんな感じです。
 
一人で掘り下げたい人は、ヒントにしてください。
 
わからない人は、サロンで待ってます(*'ω'*)
 
 
密接な対人関係には、
 
それぞれが隠し持つシャドウが、よく投げかけられてます。
 
自分の問題を相手の上に被せて、
 
処理をしています。
 
人間の心理は、不思議なことをしますね。
 
 
 
基本は、
 
外面には善を、内面には不善を。
 
外面には正を、内面には邪を。
 
外面には出来ることを、内面には出来ないことを振り分けやすい。
 
外面をヨシとすれば、
 
内面は、とても薄暗く扱いにくいものとなります。
 
内面は「自覚しにくい世界」です。
 
そして、外面と内面が大分裂を起こすと、
 
人は二重人格にさえなってしまいます。
 
 
自分の心に興味を持って、
 
常日頃接しておく方がイイ。
 
また、問題が起きた時ほど、
 
自分の心の内面を良く分析し、
 
統合するチャンスと捉えておいた方がイイ。
 
私は、そのように考えてます。
 
 
人との出会いで、まず飛び込んでくるのは外面です。
 
そこに惹かれても、
 
かならず内面が顔をのぞかせてくる日が、着実に来る。
 
そのとき、
 
まさか自分の内面に潜むシャドウを、
 
相手の印象に重ねて、
 
「この人扱いづらいわ」と、処理しているとは、
 
通常考えもつかない。
 
心理分析を知らない人にとっては、
 
思いがけないことだと思います。
 
しかーし、、、、ラブアディクションに必ず見られる傾向です"(-""-)"
 
 
シャドウは、
 
内面世界に未熟なまま存在し、
 
人格の発展を妨害しています。
 
 
シャドウは、
 
ある出来事の時に、
 
選択肢として生き残れなかった側なので、
 
捨てられた恨みや怒りの感情が一緒にともなって存在します。
 
そのため、
 
シャドウは受容してもらうために、
 
今か今かと出るチャンスを待ってます。
 
シャドウは、他人の上に投げ入れられ、
 
相手を問題化し、攻撃にかかる性質があります。
 
どうしても自分のこととして処理できない。
 
したくない思いが、
 
自分を正当化し、問題を相手に投げ入れ、不愉快な関係にしてしまう。
 
懲罰応戦は、こうして出来上がります。
 
人間の性分は、とことん自我中心的になれるのですよ。
 
 
他人を気にする人は、
 
他人を気にしている人を嫌悪する。
 
歯が浮くようなおべっかを喜ぶ人は、
 
歯の浮くようなおべっかを喜ぶ人を嫌悪する。
 
自己顕示が強い人は、
 
自己顕示が強い人を嫌悪する。
 
仲間意識が強い人は、
 
仲間意識を誇示する集団を嫌悪する。
 
幼稚さを隠して大人なふりをしている人は、
 
幼稚さを目の前でさらけ出し、大人なふりをしている人に嫌悪する。
 
相手にして欲しいことがいっぱい心にある人は、
 
して欲しいと要求する相手を嫌悪する。
 
内面に潜ませた欲求を、
 
相手に投げ入れて嫌悪します。
 
 
父親に甘え損ねた人は、
 
男性に父親役を被せて、応じてくれないと攻撃する。
 
母親に甘え損ねた人は、
 
女性に母親役を被せて、応じてくれないと攻撃する。
 
「○○してもらいたい欲求」を内面に隠し持ち、
 
相手が○○してくれない嫌な人と責めてます。
 
毎度こんな感じです。
 
 
相手に指摘をされたときに、
 
自分で受容していることであれば、
 
そうそう怒ることも傷つくこともない。
 
しかし、
 
男女関係の中で、
 
懲罰応戦や復讐パターン、
 
怒ったり、不愉快な攻撃的な態度を繰り返すのは、
 
まさしく自分の問題であるがゆえに、
 
冷静でいられないためです。
 
 
こうした心の仕組みをしっておくと、
 
改善の余地があることが、なんとなく良くわかりませんか。
 
変化は自分からしましょうね(*^^)v
 
人間関係を、円滑にすることは可能になります。
 
 
学校生活や職場で何かに嫌悪する時、
 
その時もチャンスです。見つけてね(^^♪
 
「この上司嫌いなのよね~~」と思ったとき、
 
「どこが嫌いなんだろう!?」と、自問自答してみる。
 
すると、
 
「好き嫌いがはっきりして、八当たるところだ」と一応見つける。
 
それが、
 
「げっ、内面に忍ばせている私じゃんか・・・・苦笑」となって、
 
自分のことを棚にあげず、真正面から向き合ってみる。
 
シャドウを、受け容れる度量を、
 
普段から持てるといいですね♡
 
そこから先は、個人ミッションが待ってます。
 
ははは、こんな感じですわ。
 
 
明日は、
 
ラブアディクションを克服する際に、
 
一役買って出て来ていくれる、
 
トリックスターについてです。
 
 
 
 
 
 
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