2019年3月31日日曜日

物語に逃げたくなるアイデンティティー脆弱性

無自覚のモラハラ問題の記事に出会うと、

間違ったことをしていたんだと気づきます。

で、ここからが今のメインテーマに重複します。


気がついたことは、わかったこととは違います。

自分で気づくことが出来なかったことが、

まず当人の実力です。

気づけない自分、モラハラをしていた自分 = 等身大の自分 = 現実

これで劣勢の気分に落とされます。


それが嫌なので、

すぐに「わかった気になる」非現実アイデンティティーがすぐ先導します。

これでもうバッチリ青春期心性です。


毎度、非現実アイデンティティーや出来てるはずアイデンティティーによって、

今日は乗り切れた程度の回数だったり、

実行をしていないにもかかわらず、

もう気がついたから大丈夫だと、

わかった気になって生活するのが若気の至りのままなのです。

これで青春期心性の長引き中高年層になります。


ピーターパン症候群やシンデレラ症候群を代表に、

大人になれない大人へと向かっていく理由は、

現実への適応能力がまだ未発達なままだからです。


10代から20代はまだまだ子ども。

大人扱いを夢見ているけれど、

保護の状態に留まりたい気持ちがどっぷりある依存期間です。


・出来ている(はず)

・わかっている(はず) 

・大丈夫(なはず)

そんなアイデンティティーが頭をつねに陣取っている「非現実重視」。


親御さんも、

大人扱いをすればまだまだ出来ないと都合よく甘え、

かと言って子ども扱いすれば、

口だけは達者。

わかってるよッ💢のオンパレード♬

天下を取った勢いの大言壮語ですものね。


独り暮らしをしたいと言いながら、

経済力はどうしたの!?と言いたい状態に留まっているし。

だれかに援助してもらえたらいいなぁって、

簡単に大金が手に入らないかなぁって、

甘い言葉を出してきたりの繰り返し。

駄々っ子さながらですものね。


溜息や腹が立つのも無理はない。


ただ子どもを見るときに、

恐れをなしているんだなと思ったり、

自我がまだ適応できないでオロオロしていて、

自我を守ろうと必死なんだなと知っていると、

パンパンに膨れた風船のような鬱憤を、

ちょろっとガス抜きできると思います。


子どもたちも健常な生活を送りたいと思っていても、

その中身はまだまだ遊んでいたいに侵食されてます。


甘えていないと子どもの心に重い気持ちを持たせていれば、

なおさらです。

親の立場でみるのではなく、

子どもの立場になってみてあげることも大事です。

まったくの別物ですから。

これもちょろっとガス抜きになります。

親の計画やペースを手放すきっかけになります。


アイデンティティーがまだ脆弱の場合、

その不安定さを解消するために、

何かに自分を重ねて安心しようとします。


不確かさの中からなんとか確かさを味わいたくて、

目の前に転がり込んだ見本を、

藁をも掴む思いで掴んでいます。


現実的な家庭の中で、

その見本があるなら問題に越したことはないんです。

しかしその見本が見当たらなかったとしたら、

その藁をずっと掴んで離さずにいられなくなるんです。


だってそのキャラに愛着を持ってしまったのですから。


人間の心の習性に、

何かに着いてもらっていると安心する仕組みがあります。

それにずぼっとハマってしまうのね。


青春期心性の特徴に、

かのごとく人格って表現があります。

キャラクターを真似てその気になっている人格ってことです。


芸能人っぽくふるまったり、

ちょい悪キャラだったり、

小説やアニメのヒーローやヒロイン。

ドラマのキャラ。

モデルなどのイメージキャラ。

とにかく色々あるじゃないですか。

どれかを拾い上げます。

するしかないんです。


かのごとく人格には脆弱性と軽度の妄想性が手伝っています。

何度も言っておりますが、

青春期心性は現実と妄想の逆転が起きやすいと、

覚えておくといいですよ。


妄想やなりきりキャラを、

いきなりぶっ潰すと逆上したり、

凹み過ぎて立ち直れない状態までに落としてしまうので、

これはやらないでください。


裁かないに限ります(^^ゞ

なおそうとするのではなく、わかろうとすることです。


恥をかかせて意地を張らせることは、

遠回りになるのでしないよう留意してください。

お願いします。


子どもが気に入っているキャラに、

何を求めているのか問いかけていってください。

表面上の可愛いや格好いいの向こう側に、

もっと深く必要としているモノがあるはずです。

身体症状もこれに似たテクニックで、

子どもの気持ちを晒させてあげてください。


「そうかぁ、そういうことで参考にしていたのね~」って受け止めてください。

もうちょっと詳しく教えて♪と興味を持って肩を並べると、

情報の交流や作戦会議が広がります。

辛さや苦悩がだんだん素直に変化していきますよ。


統合の問題は長期に渡って、

ゆっくりと行きつ戻りつしながら進むもの。

一朝一夕に焦ったところで何もなりません。(←万能感なだけ)


現実逃避でなりきりキャラから、

やっぱり現実逃避でなりきりキャラになるのでは、

意味があまりないように思います。


他には宗教傾向や、

失調型パーソナリテイ傾向や、

演技性パーソナリテイ傾向でよろしいのでしょうか。


アイデンティティーと統合の問題は、

6、7年なんてざらです。

プロセスこそが価値と切り替えてください。


子どもの才能や成長は、

情報の交流や作戦会議の中に、

隠れているように思います(*'ω'*)


二度と、

大人からの操られ人生にならないように、

実直な育て直しをする気持ちを、

どうか忘れないでください。










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2019年3月30日土曜日

小説のような世界を生きたくなったケース(シンデレラ症候群②)


シンデレラ症候群は恋愛嗜癖に向かっていく中途過程と言っても、
 
過言ではないと思っています。
 
 
強すぎるお姫様願望はなぜ生まれるのでしょうか!?
 
 
これは精神性アニマ・アニムスでもご紹介しましたが、
 
強いものに守られる感覚に固執しています。
 
大きな背中や逞しい腕の中で抱かれるイメージ。
 
それは父親と幼女の関係が投影されています。
 
力の関係を心の深部から望んでいる状態です。
 
 
散々と虐げられながらも、
 
健気に善行を熟し、
 
いつしかみんなが憧れる王子様に溺愛されて、
 
幸せに暮らしましたとさ。
 
弱者である自分を必ず守ってもらうことが望みです。
 
 
これを現代版にリアルに組み替えると、
 
現実になかなか適応できない苦しみの中、
 
(家庭や学業や会社の中で)
 
目上の者に言われるままに一生懸命に頑張っているのだから、
 
いつしか白馬に乗ったかっこいい男性が現れて溺愛され、
 
プロポーズしてもらって素敵な何不自由ない暮らしをするのよ~的です。
 
こんなサクセスストーリーが頭の中で展開してます。
 
 
生粋の分裂病と違って、(←こちらは現実社会対応も難しい)
 
現実で他者との曖昧な境界性の中、
 
最も欲しかった愛情希求を求めて止まないことが特徴。
 
 
夢見る夢子程度ならいいのです。
 
このタイプなら、
 
お話しを繰り返しどんなストーリー展開を望んでいるのか、
 
理解しようとしてみてください。
 
愛らしい純粋さをもってます。
 
青臭さゆえのこと。
 
ストーリーに拘ったきっかけや辛かった経験を、
 
一生懸命に素直な態度で応えてくれます。
 
青春期心性にみる優劣意識や、
 
コンプレックスに引っかかっていることが多いです。
 
現実の厳しさに一緒に触れて、
 
都度誤解を解くようなサポートをすることで、
 
現実の自分を受け入れていこうと力が着いていきます。
 
現実社会や異性と交流していこうと、
 
徐々に軌道修正していきます。
 
 
しかし、これからご紹介するのは大変なケース。
 
青臭いではなくて泥臭い。
 
自己愛性の暴走、暴君化。
 
躁的防衛に転じたままの精神構造。
 
これが恋愛妄想とドッキングしてるケース。
 
 
こじらせ組がするのは無自覚のモラハラです。
 
デートDVも含みます。
 
男性は俺様で考えてください。
 
俺が選ぶ側です。
 
俺が選ぶんだから、女性は従えですね。
 
要チェックしてください。
 
 
①自分の理想以外の行動は許さない
 
上目線があります。
 
サクセスストーリー的に事が運ばないと気がすまない。
 
ふつう○○するでしょ。
 
なんでわからないの。
 
過度な理想化とこき下ろしが炸裂します。
 
 
②自惚れ、ナルシストもいける
 
所有物はチェックの対象です。
 
ハイクラスを望みます。
 
優劣アイデンティティーや優劣意識が常。
 
それらを自分自身が持つことで存在価値を図ります。
 
 
③コンプレックスを持っている
 
内面では自信がない。
 
優劣の劣位に転じることへの異様な恐怖があります。
 
華美加飾に見せている場合は、自分と釣り合う者を物色傾向。
 
弱者を装って気を惹くことを覚えて実行している。
 
親への対処で身につけている知恵。
 
 
④過去歴をみると恋愛が続かない、離婚歴が2回以上
 
理想とちょっとでも違うことをする相手が許せないので、
 
相手を認められない。裁くが主。目移りしやすく別れやすい。
 
⑦⑧⑩⑯の問題に全く気がついていない。
 
 
⑤唯一無二の存在を探している
 
運命の人をどこかで信じて探している。
 
特別な関係を深奥から望む。
 
すべてを理解し合えるを望む。
 
理想が膨らみ過ぎて視野が狭くなっています。
 
 
⑥相手の問題にいつも転嫁する
 
我慢がならない理由を、常に相手の問題として処理したがる。
 
 
⑦一番に自分を考えてくれていないと不機嫌
 
優位性の保持欲。一番に考えてくれないと気がすまない。
 
自信のなさや劣等意識の解消を心から望んでのこと。
 
強い承認欲求。
 
 
⑧いつも一緒がいい
 
せっかく恋愛しているんだから、いつだって一緒がいい。
 
独占欲と征服欲。見捨てられ不安がずっとあるため。
 
相手が何をしているか始終気になる。
 
自分をいつでも想っていてほしい。
 
ペースが一緒であることがベストと考えている構造。
 
というか耐えられない。
 
メールの既読や返信がないと許せない。
 
友達や会社の知人を優先することが許せない。
 
 
⑨実家依存
 
経済力なし。脆弱。
 
弱者であることが姫の条件。
 
それを可愛いと男性に言ってもらいたい。
 
連れ出して庇護してもらいたいイメージがある。
 
逆に、お金で釣る。
 
内の実家はお金持ちです。
 
力の誇示でアピる。
 
 
⑩愛情とはすべてを受け入れてくれること(同情の強要)
 
= ワガママを全部許してくれることだと勘違い(自分:他人が0:100)
 
同情と愛情の違いがまったくわからない。
 
やってもらえないと不機嫌が炸裂。
 
 
⑪嫉妬深い
 
自分を中心に事が運ばないと嫌なので、拗ねるや天邪鬼などで反撃し、
 
相手を困らせる行為をしたがります。
 
相手を蔑むことで劣位や妬みから救われた気分になるため。
 
⑦⑧⑩の問題に起因していることに気がついていない。
 
 
⑫平凡な出来事に不満がある
 
日常生活の小さな喜びを見出す力がありません。
 
そのため非常に刺激的なものを、
 
相手に提供してもらうことを理想と考えてます。
 
基本的不信感のため、日常の安穏を退屈だと認知しています。
 
 
⑬両親との関係が過保護か過干渉か育児放棄のどれか
 
愛情希求は養育環境の中で、
 
愛情不足を多分に味わってきていることに起因しています。
 
力の関係をずっと望んでいるほどに、
 
精神的な面で何らかの障害があります。
 
 
⑭兄がいる、または兄のような人に出会って参考にしている
 
父親の次に自分を守ってくれる対象として、
 
見本になりやすいのが兄です。
 
兄そのものが良い印象の人の場合もありますし、
 
兄弟コンプレックスから創った理想の兄像を、
 
恋人に投影していることもあります。
 
姉の恋人の印象がとても良かったとかもあります。
 
 
⑮⑥の人のせいにするの補足
 
恋愛妄想中の会話は、自分Aが相手Bを好きであるから始まっているのですが、
 
いつの間にか逆転しています。
 
接近行動や試し行為はすべて相手Bがやってきたに変わっています。
 
Aが原因でBはそれにリアクションをしてCになった(正解)
 
→Bが原因でCに至った。Aは被害を受けた側と主張します。
 
→AはBに罵詈雑言やこき下ろしを良く使います。
 
→AはBを最初過度に理想化して興奮していたことをこき下ろしで隠します。
 
会話には低次機制が至る所に含まれています。
 
 
⑯すぐ物に当たる、語気を荒立てる、顔色や態度が急変する
 
これは怒りの未学習を露見してます。自分で自分の感情を抱えられません。
 
特に交際スタートして数か月間は注目ですね。
 
癖になっている人は、
 
高揚期(ハネムーン期)の中で不機嫌の激化がすぐ現われます。
 
今後の交際は、それがずっとついてまわる可能性大。
 
 
 この辺で切り上げましょうかね。
 
 
書いてて思ったんだけど、、、、
 
これシンデレラというより、意地悪継母と姉妹のほうじゃん!?
 
配役違くない!?
 
物語違ってないかいって思ったの私だけかい!?
 
個人的見解はこの辺で。
 
 
こじらせた主役願望は、
 
希望が非現実な妄想と万能感を広げ過ぎたからです。
 
心の深奥に現実に対する絶望感があればなおのこと、
 
穴埋めするために大きく妄想は膨らみます。
 
自分は選ばれし存在なのであると、自己顕示の目的が隠れています。
 
 
事態に巻き込まれた側は、
 
簡単に済ませたかったら、
 
あなたのお目に叶わず申し訳ありませんと、
 
悪役をかって出ちゃって謝っちゃうことです。
 
これで一回交際を断つこと。
 
 
これは相手の妄想を分断する意味があります。
 
ストーリーの配役から早めに降りてしまう作戦。
 
 
このモラハラ問題は、ご本人が気づくまで誰に対しても繰り返すもの。
 
常習かどうかを確認すること。
 
その際はきっぱり相手の問題と割り切りましょう。
 
 
モラハラやデートDVに、真剣に注意を払いませんか。
 
心理的ならびに精神的暴力行為ですもの。
 
こじらせシンデレラストーリーの結末は依存症と虐待者です。
 
モラハラの証拠を録音撮りして突きつけられ、
 
示談金や慰謝料請求された人もいます。
 
 
意地悪は自己満にはなれても、
 
幸せは遠のいていくんです。
 
(配役通り)
 
だから改善しよう。
 
 
子どもの交際関係の中身について、
 
親御さんが気づくって難しいことです。
 
親の前では良い子で、陰で発散することが多いから。
 
こんな記事があるよと打診していくとかはどうでしょうか。 
 
親よりも同世代の交友関係から、
 
ご本人に伝わっていることが多いですね。
 
なんせ当人が恋愛観に向き合うことが大事です。
 
 
加害者・被害者ともに、
 
嗜癖が入り込んでいた場合は、
 
どちらの立場でもカオスから抜け出すことが難しくなります。
 
 
この人が変わってくれたら、私は幸せになれるのに。
 
この信実(ビリーフ)を持っていると依存症警告です。
 
早めにメンタルヘルスをし、行動改善するようにましょう。
 
 
 
 
 
 
MYヨガメソッド。
 
『沁』
 
心にしみついた泥は、
 
体と一緒にどこまでもついてくる。
 
心の中から洗わないと、
 
泥はいつまでもついてまわる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2019年3月29日金曜日

小説のような世界を生きたくなったケース(シンデレラ症候群①)

 
 さてさて自己トレ①②の閲覧が多いのにはビックリ。
 
そんなに自己トレしたい人が要るんだと実感した次第です。
 
感想もありがとうございます。
 
なのでちょこっとアドバイス(^^ゞ
 
 
難しいと思わないこと←信実(ビリーフ=誤)
 
その言葉を使った時点で拒否態勢が出来上がり、嫌厭の力が働きます。
 
自分をよく観ておくだけのことですから簡単。
 
自分に集中しておく力を開発するためにやっている
 
外を追いかけるあなたの五感と意を、自分に向かせる方へと改変します。
 
だから難しくないんです。自分を観るだけだから。
 
自分を観ることせずして自分を知ることはない。
 
最初に出てしまう反応はもう個性と思うこと
 
長年使いまくったその思考回路は個性として存在しています。
 
完全消滅することはないです。
 
嫌がることが、なおざりにも、おざなりにもします。
 
あなた自身を拒否することが前進を阻みます
 
受け止めることせずして人格統合も改善もなし、です。
 
裁きはご法度。
 
脳内で旧回路より新回路優勢になるまでやってください(*´з`)
 
以上です。
 
 
 
 
 
※お読みいただいている皆様へ※
 
現代社会で代表的なケースを公開していこうと思います。
 
なぜ多くの人が該当してしまうのでしょうか。
 
それは人間の習性でもあるからです。
 
『どのような条件下にいると、人は発症しやすいのか』
 
『育成とはどういうことなのか!?』
 
その目線でお読みいただきたいと思っています。
 
 
 
今日はシンデレラ症候群です。
 
女性陣なら一度は「シンデレラ」の物語を、
 
目にしたことがあるのではないでしょうか!?
 
昨日のブログが男性に良く観るケースとなっており、
 
今日のブログは女性に良く観るケースだと割り切らないでくださいましね。
 
 
サクセスストーリーの主役を欲しがる男女に、
 
関わる症状です。
 
 
女性陣、あなたの交際相手の男性が、
 
このタイプの人であることだって少なくありません。
 
中高年になってもいます。
 
 
恋愛嗜癖にも大いにかかわっています。
 
恋を探している人も、恋組中の人も関心を持ってください。
 
 
シンデレラの物語にみる展開は、
 
苦悩にも耐えて健気に生きている主役が、
 
救い出されるサクセスストーリーです。
 
誰からも羨望の眼差しが向けられて、
 
幸せに暮らしましたとさ。ですよね。
 
これを現実で実現するぞと固執しているケースです。
 
 
まず精神構造のお勉強をサッとしておきましょう。
 
青春期心性とは精神病とも神経症とも言い難いが、
 
その症状を出してきます。
 
 
難を逃れられている人たちは、
 
青春期でも「自分は自分、他人は他人」と切り分けられ、
 
これが自分であるという確かさの感覚を持っている人たちです。
 
 
切り分けが出来る人と出来ない人の差は、
 
アイデンティティーの統合性と一貫性です。
 
自分自身を他者と切り離し、自主的な意見をもち、
 
過去・現在・未来と自分を渡せます。
 
 
統合性が欠けていると、
 
自分自身が何かと周りの誰かと同一化しやすくなります。
 
つどその場しのぎになりやすく、一貫性はありません。
 
そのため自分は一体何者であるかの質問に、
 
応えられない人は精神病。
 
 
一方、現実感覚や確かさの感覚は持ってはいますが、
 
目の前の出来事に対する自我の防衛機制が上手く働かないか、
 
中途半端や過剰なために葛藤が起こってしまい、
 
不安が高まり心気症状が現れ出でるのが神経症です。
 
 
神経症の場合は、自我防衛機制のうち高次の防衛機制を使うことが多いです。
 
・知恵を働かせる知性化
 
・つじつまを合わせる合理化
 
・社会的にも高く評価される方へ変換させる昇華
 
これらを普段から使っていることが多いです。
 
 
しかし精神病の場合は、
 
自我防衛機制は低次の防衛機制のほうが圧倒的に多いです。
 
上記の高次機能が使えないか、
 
不満や不安はを解消できない場合に使います。
 
・問題を自分とは関係ないと切り離す(スプリッティング)
 
・問題を相手に投げ入れ、それを自分と同じと考える投影性同一視
 
・関係性を全く認めない否認
 
・自分には不安も不満もなくすごい力を持っていると思う万能感
 
これらを使って現実の自分より、
 
非現実な問題を起こしてはいない自分を重要視しています。
 
 
シンデレラ症候群は後者のほうが現れてます。
 
 
神経症の対人恐怖は、怖さや緊張を回避しようとする行為です。
 
過去の嫌な場面が想起されてしまうので、
 
不安な材料と距離を置いて自分を守ろうとする行動に出ます。
 
 
一方、恋愛妄想は精神病の代表です。
 
 
自分が相手を好きだと思うことを、
 
相手が自分を好きなのだと反転させていきます。
 
これは大問題です。
 
 
人は自分が相手を好きになることで、
 
同時に嫌われたらどうしようと不安が生まれます。
 
そのときに幼い精神構造では、
 
不安に対処できないとなると反転を使って防衛してしまうのです。
 
 
恋愛妄想になっているときは、
 
自分が相手から、愛されている・好かれているとなれば、
 
不安は消えさり楽になります(投影性同一視)。
 
不安が転じて興奮や高揚に変わります。
 
おまけに自分のプライドは保たれ、
 
ナルチシズム(万能感)も満たされます。
 
 
知人友人に「興奮してるけど大丈夫!?」って、
 
恋愛妄想であることを匂わされると、、
 
私(僕)に限ってありえないと受け入れません(否認)。
 
 
このような低次防衛機制が使われるのは精神病です。
 
自分の頭で構成している妄想ストーリーを必ず重視してます。
 
  
現実の展開を妄想ストーリーにムリックリに繋げていても(歪曲)、
 
ご本人はまったく気付いておりません。
 
冷静さを欠いてしまうほど、興奮しているからなんですね。
 
 
シンデレラ症候群をこじらせた恋愛嗜癖が、
 
いかに危険領域かが理解できますでしょ。
 
 
サクセスストーリーが破られると、
 
非現実な妄想を重視していたがために、
 
身体症状が現れます。
 
頭を殴られた感じ。
 
息が出来ない感じ。
 
胸が痛い感じ。
 
触ることが出来ないくらいな人も。
 
 
その後の撃沈や引きこもりは半端ありません。
 
睡眠障害、
 
自動悲観妄想、
 
怒りと撃沈の躁鬱症状の繰り返しなど、
 
随伴する症状は個人差がありますが、
 
一つや二つではありません。
 
脳の萎縮、身体の萎縮が起こっているからこのようになります。
 
 
現実に不満が多ければ多いほど、
 
人は非現実な物に憧れるイキモノであると知りましょう(^^ゞ
 
 
今日の内容を頭にいれて明日のブログも読み進めてください。
 
恋愛妄想によって起こす問題行動を、
 
しっかりピックアップしていきますね。
 
必読。
 
 
心の構造を良く知っている人なら、
 
明日の内容にみるこじらせた人と出会っても、
 
「条件揃うとやりかねないかな」と予防線を張って見れます。
 
それぐらい一貫性があります。
 
 
行動は顕著。
 
明日のブログは交際に発展すれば隠しようがない。
 
芋づる式に出てくる構図になってます。
 
 
面倒が長引く前に、
 
ごたごたは最小限に抑えるコツになるはずです。
 
持っておいても損はありません。
 
 
 
 
MYヨガメソッド。
 
人間は外から見るより、
 
内から観るほうがたやすい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2019年3月28日木曜日

小説のような世界を生きたくなったケース(ピーターパン症候群)

 
※お読みいただいている皆様へ※
 
現代社会で代表的なケースを公開していこうと思います。
 
なぜ多くの人が該当してしまうのでしょうか。
 
それは人間の習性でもあるからです。
 
『どのような条件下にいると、人は発症しやすいのか』
 
『育成とはどういうことなのか!?』
 
その目線でお読みいただきたいと思っています。
 
 
 
≪夢を追い続けるようにいつまでもどこまでも少年少女のケース≫
 
ピーターパン症候群。
 
別名大人になれない大人たち。
 
大人社会から離れてどこかで遊んでいたい気持ちがずっと残り続けてしまった人。
 
軽い異常を示している心情。
 
 
表向きアイデンティティーは、
 
天真爛漫と言いたげな幼児性
 
すこぶる明るく楽しそうに振る舞うそぶり
 
冒険好き、好奇心旺盛、遊び上手、趣味多様
 
イケてる感じ。
 
 
ところがそのアイデンティティーの向こう側には、
 
責任感の欠如
 
嫌なことからはひたすら逃げていたい
 
不安や孤独
 
基本的不信感
 
どこか寂しがり屋
 
性に対してちょっと難を示す。
 
 
回避依存症の傾向にみられる心情でもあります。
 
 
関わりたいんだけど、
 
突っ込んで踏みこまれることにどこか臆病。
 
身の置き場が定まらず、
 
常にフラフラと探している状態です。
 
 
どうしてそのようなアイデンティティーになってしまうのでしょうか。
 
養育環境を掘り下げます。
 
 
父親
 
・仕事本位で家族を顧みない
 
・家族との関わりはほとんどない
 
・帰宅をしてもテレビを見るだけ
 
・食事の時間も黙っているし団欒が成立しない
 
・会社や社会の情報を子どもたちに教えて話す機会はない
 
・たまに口を開くと人を無価値化した文句や批判になっている
 
 
母親
 
・主体性に欠け家族の世話を焼くだけ
 
・社交的ではない
 
・夫に何かを言われれば黙るかおろおろするだけ
 
・明るく楽しく生活している感じはしない
 
・社会性や仕事のスキルがない
 
・いつも疲れた感じやだらしなさを感じる
 
 
このようなタイプの両親で、
 
家族の温かさを感じることが少ない養育環境です。
 
二人が顔を突き合わせるとケンカ。
 
家庭の中にも、
 
社会に出ても、
 
自分の居場所がないようにいつも感じています。
 
 
基本的不信感になっています。
 
子どもの頃から親に笑顔で受け止めてもらった記憶が少なく、
 
関わり方が全くわからなくなっています。
 
 
愛情を求めて親に向き合っていこうとしても、
 
親が子を疎ましく思っているような受け答えをしていたり、
 
自分のほうが大変でそれどころではないと言わんばかりに、
 
オロオロとしていたりと、
 
父親や母親像は別でも、
 
家庭に失望しているのが共通しています。
 
 
自己表現の幼さは家庭の中で、
 
その場凌ぎにピエロのように明るく振る舞ってみたり、
 
大げさに振る舞って関心を寄せて貰おうとした経験から来ています。
 
 
ビッグマウス傾向。
 
天真爛漫と言いたげな幼児性はどこか大げさです。
 
起こりそうもない、
 
また実現できそうもないものに、
 
身を投じるような妄想を作りがちになります。
 
そうすることでしか心の虚無感が埋まりません。
 
 
虚無感が大きければ大きいほど、
 
大きな出来事が起こらなければカバーできないのです。
 
それが冒険的な方向に向かっていきます。
 
 
彼らの子どものような夢物語に、一度はつき合う必要が出てきます。
 
 
その出来事を通して、
 
真っ向から受け止める訓練を親子一緒にしていきます。
 
非現実と現実の逆転をさせないように、
 
お話を沢山する工夫が必要です。
 
現実に戻ってくるように時間をかけて話し合いをしていきます。
 
現実的な生活にある楽しさを、
 
一緒に見つけながら味わうことをします。
 
 
子どもを囲んでの団欒がなかったこと、
 
会話が途切れるか無いに等しい状態が長期に続いて、
 
心はとても寂しく孤独を感じていたことを、
 
ご両親は受け止めてあげてください。
 
 
再起をかけた団欒づくりに励みます。
 
親の態度が変わることが先決。
 
子どもは親が口から言ったことより、
 
親が態度で示したやったことのほうを覚えるものよ。
 
これを忘れないでください。
 
 
また、成長過程において、
 
男の子の場合は父親、
 
女の子の場合は母親、
 
同性の親が大人の男女に相応しいイメージを見せていないと、
 
男らしさ、女らしさが頓珍漢。
 
検討がつかず子どもは、
 
男女性アイデンティティーの獲得が迷子になります。
 
 
男女性アイデンティティーが不明瞭だと、
 
その先の、
 
性アイデンティティーの獲得も迷子になります。
 
 
これについてはシンデレラ症候群の後にやりますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2019年3月27日水曜日

本業には意識が向かず放浪に向かうアパシーのケース(意欲障害)




 
※お読みいただいている皆様へ※
 
現代社会で代表的なケースを公開していこうと思います。
 
なぜ多くの人が該当してしまうのでしょうか。
 
それは人間の習性でもあるからです。
 
『どのような条件下にいると、人は発症しやすいのか』
 
『育成とはどういうことなのか!?』
 
その目線でお読みいただきたいと思っています。




3/20のブログでエリート意識を叩き込まれた操られで、
 
その後の人生計画を立てられず、
 
離職しっぱなしになるケースの前座症状と言われてます。
 
 
ご本人の意識の矛先が違っていきます。
 
こちらは放浪者となりやすいケース。
 
 
退却行動が始まります。
 
キャンパスからだんだん遠のいていく。
 
休業や留年。
 
 
歪んだ感情の発露等はあまり見られません。
 
躁鬱などの精神症状もなし。
 
本業の学業には励む気はないけど、
 
バイトは嫌がることもなく働くとか。
 
コンサートや旅行のときは元気。
 
普通。
 
だけど学業となると身が入らない。
 
 
過去の環境上ご本人の性格は従順。
 
おとなしく世話がかからない良い子の評価。
 
 
・言いつけの状態を貫かねば親に顔向けできない
 
・優劣には敏感だけれど争いは好まない
 
・歩調を合わせておけば大丈夫
 
・なぜ従って来たのに自分を高く評価しないんだろうか
 
・みんなは何も悩みはなく楽しいのだろうか
 
 
劣勢に至る危険を予知すると、
 
回避のケースに一度持ち込みたくなります。
 
 
過剰適応していた元々の性格には、
 
・成績が良ければ大丈夫
 
・みんなに嫌われず可愛がってもらえているはず
 
・自意識過剰(外見上を尊大)
 
・努力をすれば答えはついてくるはず
 
 
このタイプは一度ずれ始めると、
 
本業での適応がかなり難しくなります。
 
嫌われるぐらいなら携わらないが吉。
 
葛藤に弱い。
 
だから深刻に考えたくない。
 
回避性によって、
 
無気力、無関心、やりがいや目標の喪失に向かいます。
 
 
結果、
 
本業は不戦勝を狙いに行きます。
 
面目がそれなりに保たれるものを選ぶ。
 
プライドがこれ以上傷つかないようにするためにです。
 
 
奇行はないけれど、
 
嬉しいとか悲しいとかの感情体験がない。
 
 
この症状も挫折経験によっておこってます。
 
アイデンティティーは崩壊してます。
 
本業離れが起こる理由です。
 
うやむやで雲をつかむような意識が先導します。
 
 
期待が外れた親も、
 
諦めて注意をすることはなくなります。
 
ご本人もなぁなぁのまま時間が過ぎていき、
 
学生期を終えて社会人になります。
 
 
就活も熱が入らず。
 
病気という身体症状は無気力ぐらい。
 
でもバイトに行く余力はあるし、
 
どうしたもんか、、、、って家族も無関心に至るケースです。
 
 
初めての就職後五月病を発症し、
 
そのまま無気力に襲われていくパターンと、
 
とても似通っているケースですね。
  
 
発端は育児の操られによって、
 
ご本人の自主性と自発性が頓挫していたことです。
 
規範依存性の解体に出会い、
 
どうしてよいかわからないままどんどん不適応となったため。
 
道筋がつくれない。
 
上手くいかなくなった環境から回避したくなって無関心になってます。
 
 
うつという症状でもない。
 
何とか生きている独り暮らしとか、
 
実家依存が多いですね。
 
おとなしい。の印象で事態の発覚が遅れます。
 
 
回避性パーソナリティ傾向ですね。
 
 
理想像をきれいさっぱり捨てちゃって、
 
意識してアイデンティティーの獲得に、
 
乗り出すといいんです。
 
 
やってみたいことをやってみて、
 
そこでアイデンティティーの問題に直接向き合って把握すること。
 
尊大したアイデンティティーに引っかからないようにして、
 
退却の症状を見つけてもけして野放しにしないようにします。
 
隠してきた優劣意識を浮上させたうえで、
 
逃げたくなる気持ちを繰り返し受け止め、
 
その中に揺れない自分らしさを見つけるようにします。
 
 
サポーターは必須ですねこのタイプは。
 
やらずにいたことを、やったことが素晴らしいで、スタート。
 
現実を生きるスキルを一緒に考えて、
 
課題→実施→考察→退却していないぞ→課題に繋げる
 
で、対応していくようにサポートしていきます。
 
 
社会のレールから逸れたところで、
 
本領発揮する人もいます。
 
自主的になるってことは、
 
自己責任をとっていくことだと、
 
一緒に教えてあげるといいですね。
 
心理的自立、経済的自立、精神的自立の三本柱を、
 
その選択する道で叶えることが目的だよと添えて、
 
サポートしてください。
 
 
子どものうちって、
 
「みんなもアッと驚くすごい自分で居たい」傾向があるじゃないですか。
 
 
自分の才能や実力に見切りをつけるのも、
 
結局は自分自身でしかありません。
 
 
幻想のアイデンティティーに風穴を入れるとしたら、
 
優劣でばかり自分をみていたら、
 
自分も他人も傷つけるばっかりになるよって、
 
打診しておくほうが人としての核が育つ可能性大。
 
 
親御さんは根気が要りますが、
 
焦らずやってみてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
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