美化(自我を救うために)
↓
過大評価する
↓
自己の誇大化がすすむ
↓
容姿・態度・才能などを自分よがりに加工(幻覚)して救う
↓
幻覚を信じて自己陶酔(ナルシスト状態)する
↓
誇大妄想を持ち歩いて生活する
私はまずお話を聞いて、
どのようなファンタジーをつくって実現しようとしているのか、
着地点をクライアントさんと見つけます。
深奥でどのような要求を持っているのか明確にしない限り、
この自己愛性人格の問題は死ぬまでおさまりません。
被害者になる人は、
一、パートナー
二、子どもたち
三、その人が近しい存在と認めた人
の順です。
線引きなどせず、
どこまでも自己を正当化し、
自分を満足させようと願ってしまいます。
愛情は残念ですが見当たりません。
愛情飢餓から始まったことなので、
愛がわからないままなのですね。
そもそも愛情とは、
自分の感情を抑制し、相手の成長のためになることを良く考え、
与えようとすることです。
共依存者の尽くし屋や承認欲求とは、まったく違います。
自己愛性人格障害のベクトルは真逆。
あくまでも、自分が気分良くなるようにして欲しいと、
他者に要求する欲情に囚われます。
だから、
要求を拒否する人や満たしてくれない人を、容赦なく攻撃します。
相手の尊厳をトコトン奪ってでも要求を優先します。
モラハラ・パワハラ・DV攻撃も正当化するわけです。
3/13、3/29のブログがご参考になるかと思います。
保護者と同居しているときは大人しくしていても、
保護者がいなくなった成人ごろから暴走するケースも多い。
もと被害者だった人が、今度は加害者になるケースですね。
恋愛の現場ではこのケースが良く観られます。
閉ざされた箱の中だからこそ、起こることなのだと思います。
パートナーに対して、
自分の要求を最優先にするために、
横柄・傲慢・高慢・自己中心的行動をしていませんか?
過去の統計では、
男性は王様扱い、女性はお姫様扱いを望んでいましたね。
心当たりはありませんか?
また、
恋愛の現場では、幼児退行が顕著に進んでいる場合があります。
親子疑似体験(愛情飢餓の解消のため)が出てしまうようです。
深刻な場合は、乳児期の行動にまで遡ります。
女性の場合は幼女の態度をしても、
男性の庇護本能をくすぐる程度で見過ごされますが、
残念なことに、
男性が幼児退行をすると男児の行為になるため、
女性はビックリして回避する傾向です。
高慢と幼児退行の二面性があると、
パートナーは打ち明けることもできずに疲労困憊して、
かなり高い率で離婚を選択してますね。
私はこの自己愛性人格障害と恋愛依存の問題を取り上げるとき、
古では『私は正しいという病』といわれてたと切り出します。
私が正しいのですから、死ぬまで持ち越してしまう厄介な病と説明します。
なかなかデリケートな問題なので、
俯瞰するようにして自己を見つめ直しやすくしてます。
すると、
そんな精神構造は、
絶対やめたいわッと意識変換を決意してくれます。
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自己の物語を星の羅針盤から詠みとります。
信じるよりもただ使ってみる。自己探求のヒントにどうぞ。