若い頃、病院で診断を受けました。
すぐ頭にきて上手くいきません。恋愛依存症も持っています。
先日のブログを見て気になりました。
自己愛がおかしくなってるときの妄想について教えていただきたいです。
↓
このテーマ、ホントに今年になって寄せられるようになりました。
個人差がありますが、ヒントになるかもしれません。
2日間に渡ってご紹介しますね。
まず妄想が出来上がる経緯。
幼少期に始まります。
きっかけはおおよそ二つ。
一つは、周りの人にちやほやされて、等身大の自分を見失った場合。
もう一つは、その逆で拒絶や蔑みを受けたような経験から劣等感を持ち、
それをカバーするため。
ふたつ該当する人もいます。
この状態からまず美化が始まります。
美化すると過大評価になりますね。
過大評価をすると自己の誇大化がすすみまます。
自己の誇大化があるということは、
すでに等身大の自分（本当の自分・現実の自分）は、
軽んじらていることになります。
そしてこの自己誇大は、
容姿・態度・才能などを自分よがりに加工していきます。
いわゆる幻覚が生じています。
この幻覚を信じ込んで使うために自己陶酔が行われます。
ナルシスト状態ですね。
現実ではない幻覚の自分を本当の自分だと信じ込み、
それを持ち歩いている状態です。
ひとりだけ誇大妄想の住人になって生活しています。
自己愛性人格の誇大妄想とは、
人よりも優れている、
素晴らしい才能の持ち主なのだ、
その辺の人とは違っている（差別化）、
特別に扱われて当然なのだ（特権意識）という具合です。
注目を浴びて崇められるに値する存在であり、
しかも、
この考えはけして間違ってなどいない（自己正当化）と信じてます。
かなりしぶとい自己暗示ですね。
誇大妄想を持ったまま他者と関わり、
現実で実現しようと行動していきます。
本人は幻覚の自分を中心に考えてますが、
他者は生身の目の前の人しか見えてません。
ずれが生じてトラブルに至った場合は、
自分（幻覚の自分）を傷つけたと見なし容赦なく攻撃する。
という具合です。
正しくなどありませんが、
正しいと思い込んでしまい、
自己を救うために使っていた精神構造だとして、
私は扱っています。
明日は、誇大妄想を持って恋愛をすると、どうなるかに続きます。
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