心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
現在は流れの中間地点です。
分岐点と意識してください。
自分が『現在をどのように捉えている傾向か』をチェックします。
・未来指向だけ
・ポジティブな現在指向付きの未来指向
・ネガティブな現在指向付きの未来指向
・現在指向
これについて解説していきます。
時間的展望を考えるときには指向というヒントを活用し、
年齢と絡み合わせながら解説します。
なぜなら年齢域でも違ってくるからです。
30代ぐらいまではとにかく拡大を目指した未来指向。
可能性を胸に、理想中心で足元には目が向かなかったりします。
でもこれがふつうです。
失敗を恐れず思い切って体験に臨み、体験から多くを学ぶで十分な年齢域です。
実績と理想を照らし合わせながら現実味を徐々に身につけていきます。
しかし、40代以降は枝分かれします。
ここは説明しておきますね。
あまりにも未来指向だけだとアダルトチルドレン心理傾向の可能性大。
愛後遺症が関係している可能性があります。
例としては、
青い鳥症候群、ピーターパンやシンデレラ症候群、モラトリアム心理、
境界例の問題などです。
中年期は、
社会生活の影響で自分の持ち分がだいたい掴めてくるころです。
力の有限、出世の天井感、体力の減退等が現れきて、
自分に対する幻想が破られます。
それまでの未来指向から、
自分の持ち分を把握したうえでの現在指向付きの未来指向になります。
才能は有限、自分のなかに見つけた才能を無限に伸ばすぞって感じに移行です。
このときポジティブな現在指向が望ましいです。
この時点で、
ネガティブな現在に浸かっていると未来が見えない事情になっていると、
ネガティブな現在指向の未来指向です。
例として、
人生に可能性が見い出せない、他のせいにしたものの観方、
人生はこんなもんと投げやりにするなどです。
もっと年齢域が上がると、
死期までの時間が換算される意識がもっと強く入り込んでくるので、
残された時間をいかに有効かつ有意義に使うかの意識が入り込んで、
「今ここ」をじっくり味わう現在指向に移行します。
今日何が起こってもおかしくない。だから一つ一つを大事にしよう。
と、欲にほだされずに安楽で喜び多い心理で日々を暮らす感じです。
微妙に違うのが分かりますか?
時間に対する向き合い方や使い方が年齢とともに違ってきます。
これは、アイデンティティー形成に伴う内面の変化を表しています。
本来の歳を重ねるってこういうことなのですね。
なぜなら精神的発達そのものだからです。
こうした変化は、
体験と自己学習から徐々に育むものです。
自分の傾向がそれとなく把握出来たら、
足らなかったことは、
体験から体験へと結び直していく作業です。
日々意識を使って立て直す学習をしていけばいいわけです。
若ければまだまだ時間があります。
拡大を目的に未来指向だけでも済むことでしょう。
ですがアラフォー以降だと時間の限りがあります。
現在をとくに冷静にとらえ直して、
残された未来に結びつけて展開させて行くかが、
これからの課題になります。
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