最初の一歩・自覚して初めて抑制のチャンスに手がかかる

 

自己愛性過多は、うっかり陥りやすいです。

アイデンティティー形成段階に当てはめてみると、

本来中年頃にはもう片づいているはずなのです。

ところが現代社会では、

それが大きく後半にずれ込むようになっています。

逆に暴走している場合もあります。

自己愛性過多とは、

誇大妄想と幼児性万能感の調整が効かず、

成れの果てに位置するものです。

だから、妄想グセを見破らないと何も始まりません。

知ってるかしら？

私たち人間は、鏡の前に立つだけで、

意識的に『加工』しています(笑)

命令しなくても脳は自動的に『加工』するのね。

加工は立派な妄想です(笑)

劣等意識、ネガティブな自己イメージを持っている人ほど、

加工は救いです。

人間の脳はとても厄介というかユニークな仕組みです。

この妄想のほうを、人は信じ込むために、

知らず自己愛性過多が進行しています。

加工した自分（誇大自己）が見破られるのは、

結構こころが痛みます。

ですが、

その痛みと現実を受け容れて、

初めて抑制のチャンスに手が伸びます。

依存・共依存・アダルトチルドレンは、

人格の礎になってますから、

まず見つけて自覚することだと思います。

↓

↓

（おまけ雑談）

ヨコ道にそれたお話。お暇でしたらどうぞ。

ヨガが続かない人の特徴に、

自分の姿が許せない。という理由がありました。

自分の姿をモニターで視たら、

二度と見たくないと思ったそうです。

ヨガは、それに挑んでヨガ（繋げ直し）なのですが、、、、

どうやらいつのまにか『ヨガ＝カルチャー（娯楽）＝快感』

という認知になっていたもようです。

ヨガと一言聞いて、

自分は一体何がしたいのか、知ってから行動を起こしたほうがいいですよ。

カルチャーのヨガと、ヨガ行法は全くの別物ですから。

本当のヨガ（ヨガ行法）は苦行を伴います。鍛錬ですから。

他人より、現実の自分を常に手術台にのせて処置します(笑)

抑制の実修あるのみ。

これなくしてヨガは語れません。

先達曰く、

『この世にヨガをやっていると思うものは沢山いるが、

本当にヨガをやっている者は極少です』

私もそう思います。

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