克服できない根源⑦自主・自発が身についていないかった
アダルトチルドレンは子どもの頃、
家族の状況に対し、際立って適応するよう行動してきています。
そこへ社会慣習が加わります。
'他律的管理体制に順ずる'ばっかりに浸かります。
おまけに従順に従う子ほど、出来の良い子と高評価を受けるので、
そのほうが身を助ける正解行動だと思い込みます。
社会集団から外れるほうが危険で、
身を助ける術はなくなると強くすり込みます。
幼児から英才教育を受けてた人でも、
素晴らしい学歴をお持ちでも、
’自律的管理体制’が育っている人とはいえません。
掘り下げます。
相手側が提示するカリキュラムや、
プログラムに沿うようにしているだけで、
過程を修了すれば、
最後に卒業という名の『勲章』がもらえるというシステムです。
相手の管理体制を面倒で厄介と思いながらも帰属し、
とにかく課題をやれさえすればいいのだからと、
いやいや学習していた人もいたはずです。
ただ所属して順応している場合は、
よくみると自主・自発ではないことが多いのです。
その後自由を求めて社会に出ても、
今度は会社の管理体制にまた順ずるほかなく、
適応していかなければならない現実に突き当たってます。
人様に何か言われるからやる。
みんなやっているからやる。
仕方がないからやる。
生活のためにやる。
お給料のためにやる。
このような消極性の流れになっています。
どこまでもやらされてる感がついてくるので、
（言っときますが、自分の脳の中でやっているのですよ）、
やらされてる感から、
逃げるように生きる精神構造のアイデンティティーになります。
これが生きづらさの仕組み。
『錯覚』の繰り返しの中、
自ら考え、責任を負い、リスクを背負ってでも、
自分の意見に従って実行し続ける学習能力が、
身についていなかったというのが判明しました。
子どもの頃の成長課題を未処理のまま、大人になっていたわけです。
今、生きることに悩んでる人、
働き方改革に馴染めない人、
ライフスタイルがぜんぜん創れない人は、
自分自身をよく思い返してみてください。
見落としていた分岐点がきっとあるだろうと思います。
自主・自発とは字のごとく『自分ですること』なので、
ここは他人が関与できません。
あなたは、
自分自身と自分の未来を信じ、
自分で自分を鼓舞♫し、
積極的に学習を重ねる経験をしてきていますか？
学習・習得・修養がなかなか進まない人は、
『この問題』から育て直していきましょう！
レッツトライ♫
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