人の前に立つと、
いいところだけをみせておき、
出来る限り本当のことを言ったらいけないと思う癖は、
なぜ起こると思いますか?
エゴが、
いつごろからかはわかりませんが、
それで関わりが上手くいくと思い込むようになったからです。
より深く知るために、
ちょっとエゴの心理作用を一段上からみてみましょう。
エゴは防衛行為をしてます。なぜか?
エゴは自分を出すのが怖い。
けど関わりは持っておきたいと欲してます。
人を恐れておきながら、人を必要としてます。
すでに相反する感情と欲情で葛藤してます。
そこでエゴは、取引を臨んでいます。
あなたのなかに、私の安全な場所を提供してください。と。
安全なら関わります。
安全でないなら関わりません。
と二択です。
安全でなかった場合、
自分を出さないでおいてよかった。と救いやすくなります。
どうやら契約交渉をしてます。
契約先行で友好は後まわしです。
エゴは安全の欲求を満たすために、
契約を先行する癖がついたのです。
それこそが大事な手段で、価値だとまで思い込むようになってます。
誤った学習パターンではありますが、
これは信念にすべきだとも思ってしまったのです。
繰り返し使うので精神作用は定着し、人格の一部になります。
もしあなたが苦しいのであれば、
あなたの信念を変えてみましょう。
あなたがあなたの心の性向をしっかり理解すほど、
手放すチャンスは生まれます。
精神作用の上書きにトライです。
・迎合しなくていいんだ(するほうが自分を失ってしまう)
・自分を打ち出してみるんだ(自分にはその権利がある)
・気持ちは共有するものなんだ(自分を知ってもらうためなんだ)
・意見とは開示するもので要求ではない(交流と契約を錯覚してたかも)
・意見は違っていていいんだ
意識が変わればチャンスがうまれます。
エゴが慣れ親しんだ価値観を捨て、
愛で自分を応援しながら、友好に転じましょう。