アダルトチルドレンや共依存が、
なぜ長い時間、孤独を処理できなかったのでしょうか?
三つ共通する癖が隠れてます。
①自分は関係ない、問題はないと否認する癖をもっています
⇓
愛されたくても愛されなかった経験は、
心の傷として残ります。
自分で自分を軽蔑したくなりますから。
『自分と経験』を切り離す癖が存在します。
②一瞬気づいたら、もう大丈夫・わかったとする癖を持っています
⇓
軽蔑した自分を生きる気にはなりません。
軽蔑せずにすむ自我像を創り上げ、それにしがみつく選択が救いです。
それなら愛してもらえるはずだとも錯覚します。
自己価値の引き揚げ方に誤りがみられます。
③自分を深く見つめる反省のプロセスが未発達です
⇓
切り離したものは『ない』と錯覚します。
本来、反省はとても生産的なものですが、
自己蔑視や卑下をする時間だと誤認識してるので、
反省のプロセスを極端に避けます。
3つの癖から、何が起こっていると思いますか?
現実からご本人を引き離し、
本当の姿を捉える機会を失わせ、
想像の世界をひとり生きてしまうにするのです。
わたし・僕はきっと○○だ。(想像物)
本当は○○なのだ。(暗示)
という具合に。
これらの作用は、
使った時点で孤独感を味わいますが、
それに気づいてますか?
だんだんと想像世界を中心に、
『あなたは、わたしに協力してくれる人ですか?』と、
相手を視るようになります。
こうした状況下では、
あなたは○○じゃない人ね。
あなたは△△にならない人ねと、
想像と相手を比べては、
まるで契約違反のように相手を責めて軽蔑する視線が生まれます。
何が言いたいかというと、
よく孤独になるのは、想像の中を生きる癖が原因です。
古い経験が、
あなたにそのような癖を持たせてしまったのだろうと思います。
いま傷を癒し、もうそれが必要ないことを理解しませんか?
きっと温かな心に代わっていきますよ。