2021年12月13日月曜日

アダルトチルドレン・共依存が持つ孤独は どうして消えないのでしょうか?

 


アダルトチルドレンや共依存が、

なぜ長い時間、孤独を処理できなかったのでしょうか?

三つ共通する癖が隠れてます。


①自分は関係ない、問題はないと否認する癖をもっています

愛されたくても愛されなかった経験は、

心の傷として残ります。

自分で自分を軽蔑したくなりますから。

『自分と経験』を切り離す癖が存在します。


②一瞬気づいたら、もう大丈夫・わかったとする癖を持っています

軽蔑した自分を生きる気にはなりません。

軽蔑せずにすむ自我像を創り上げ、それにしがみつく選択が救いです。

それなら愛してもらえるはずだとも錯覚します。

自己価値の引き揚げ方に誤りがみられます。


③自分を深く見つめる反省のプロセスが未発達です

切り離したものは『ない』と錯覚します。

本来、反省はとても生産的なものですが、

自己蔑視や卑下をする時間だと誤認識してるので、

反省のプロセスを極端に避けます。


3つの癖から、何が起こっていると思いますか?


現実からご本人を引き離し、

本当の姿を捉える機会を失わせ、

想像の世界をひとり生きてしまうにするのです。


わたし・僕はきっと○○だ。(想像物)

本当は○○なのだ。(暗示)

という具合に。


これらの作用は、

使った時点で孤独感を味わいますが、

それに気づいてますか?


だんだんと想像世界を中心に、

『あなたは、わたしに協力してくれる人ですか?』と、

相手を視るようになります。


こうした状況下では、

あなたは○○じゃない人ね。

あなたは△△にならない人ねと、

想像と相手を比べては、

まるで契約違反のように相手を責めて軽蔑する視線が生まれます。


何が言いたいかというと、

よく孤独になるのは、想像の中を生きる癖が原因です。


古い経験が、

あなたにそのような癖を持たせてしまったのだろうと思います。

いま傷を癒し、もうそれが必要ないことを理解しませんか?

きっと温かな心に代わっていきますよ。


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