心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
本来のあるべき家庭の姿って何だろう?と、
考えたことがありますか?
子ども時代の心を引きずったままのアダルトチルドレンや共依存の問題は、
機能不全家族によって生じていくと考えています。
機能不全家族については、
サロンのホームページの心理カウンセリングのページから入っていただくと、
いくつかのカテゴリーの分けて情報を載せてますのでご参考にしてください。
では、それとは反対に機能する家族の姿とは何だろうと、
考えてみましょう。
上なる者=親や養育者や大人側の要求を呑むように関わるのが機能不全家族。
その反対ですね。
子どもの心理段階に応じて対応するなり、
子どもの感情や欲求・要求の原因を受容して対処することが機能家族です。
前者は、上なる者の意に添うような従順さを求めますが、
後者は、上なる者が子どもの意を聞き出すような関わり方になります。
その要求が何から生まれたのか(感情の発露)をよく観察し、
子どもの感情パターンを子どもとともに、
よく知って言葉をつけて共有する過程が幼児期から特に必要です。
子どもの個性を知るように努めることに、
この先の子育てがスムーズになる鍵があります。
個性を知る幼児期は特に、
競争や優劣意識を外して携わる必要があります。
早く物分かりの良い子どもになって欲しいと思うほど躓きの原因です。
子どもはエネルギーの塊です。
それは個性そのものの現れですからね。
他の子と比べないことに親子交流の喜びや絆が強く育っていきます。
要求をすべて叶えるというものでは決してありません。
それは不可能です。
気持ちを理解する(感情を否定せず寄り添ってあげること)こと、
ただそれだけで、
心が共有されるという安心感から静まることがたくさんあります。
要求云々が適切になるなどはずっと後の学習です。
感情が静まる土台が備わてないことには適切な要求をつくるなど不可能です。
大人のあなたが先に、
自分の感情の発露や気持ちにまず否定せずに寄り添うようにしていく体験をしてください。
感情の静まり(=心の安全感)が生まれます。
それによって罪や恥、劣等意識に妨害されることがなくなるので、
子どもをきつく叱ったり、
子どもが意に沿うように仕向ける言動をしなくなっていきます。
依然のような不愉快さに引きずり込まれずに、
気持ちのいい時間が増えていくはずです。
お互いにまったく違う感じ方や気持ちがあるのが当たりまえ。
それを念頭に置いて子どもと携わってみてください。
子どもが、
「あれ?すぐ怒らないの?」なんて目線が向けられたら一歩前進です。
それがいわゆる『安全基地の体験』『愛着形成の体験』です。
今までのパターンからちょっとずつ外れていくことをお勧めします。
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