心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
機能不全家族のなかでは、
本日のお題は、たいへん難しかったかもしれません。
男女の役割が完全分担&固定化されていて、
互いの足れぬものを補足し合って、
成立させるような関係を結んでいた人が多いから。
義務と責任を果たす場所と、認知しているほうが自然だったのでは?
また、家庭とは’こういうものだ’と、
ただ思うしかなかった事情がありました。
核家族化という閉ざされた要因も重なって、
改変されることもなく、
ただ親から子へと自然と受け継がれたようにも思います。
これは依存・共依存関係というべきもので、
相互依存とも共存とも違います。
似て非なるもの。
改めて知ってください。
依存・共依存関係は、
自分の存在価値が相手によって決まるようなところがあるため、
憤怒が非常に起きやすい関係です。
他方が他方の要求をのまない限り事態は収拾しないので、
弱者側にとても負担がかかりやすく、
また、弱者に事態を収拾してもらうような歪んだ関係にとどまります。
気が利く = 賢く素晴らしい人材
という意識に対し、今一度光を当てて考えてみる必要があるでしょう。
本来家庭とは、
お互いの心を守りつつ理解する場所で、
動機をきっかけにお互いともに人として成長をする場所。
他方の欲求を他方が満たすだけの皮肉な関係とは全くの別物です。
だから外で起こったことを持ち帰れます。
良きにしろ悪しにしろ、
色々なことをホームグラウンドに持って帰って、
そこで開示し分かち合うことができます。
外で起こった事情が最初は不愉快で辛かったことも、
家庭に持ち帰って打ち明けるうちに、
じつは『ものすごく価値のあるもの』になることだってあります。
自分以外のひとが入り込むことによって逆転現象が起こったり、
笑い飛ばせるものだったり、
応援を背に努力の先に昇華したり、
人生の肥やしにもできるものと判明したりと
傷ついた心を一緒に復活させる体験が行えるのが家庭です。
家庭とは本来どういうものなのか。
大人になっていくほどに考えていく必要があるのではないかと思います。
皆さまご存じでしょうか?
現代社会でパーソナリティー障害という複雑な症状を持った人が、
どんどん増しています。
それには、
・愛されなかった虚しさ → 空虚感が常時存在する
・大切に扱われた感覚が心に付いてない → 肯定感の欠如になる
・要求を交渉する習慣がない → すぐ敵か味方かの戦闘態勢になる
これらの3要素がかならず関わっていて、
『傷つきやすさ』となってます。
また、
その『傷つきやすさ』から、
以下のような認知になりやすくなってます。
①自分の思い通りに事が運ばない存在は攻撃の対象である
②別の意思や感情を持っているは認められない
③自分の要求に応えてくれるこそが愛だと考えている
です。
こうした現象に至っている場合は、
安全感の欠如や、愛着未形成を視野に入れてください。
人間の心は可塑性。
生きづらさを抱えていても諦める必要はありません。
学習を通して安全基地や愛着再形成は叶います。
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