2025年1月24日金曜日

見えない依りかかりに気づこう(現場)

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。



では、家族システム論に取り掛かっていきましょう。

まずは「見えないもの」について2部に分けてご説明します。


人は、

気持ちよく周りの人がやってくれたら・・・・と幻想を持ち、

期待してたりするものです。


期待に応えてくれない絶望感を味わうと、

手放せばいいところを逆に、

絶望感を避けるために強制していくという負のループが起こります。


このような見えない依りかかりがあれば、

知らず対人関係は硬直化していきます。


これは家族システムのなかで、

不健全の根源のような作用を持ちます。


不健全な家族システム運営の原点と言ってもいいところですね。


ところがこの作用は気づかれにくいのです。


燈台下暗し的。


本来気づかなければいけない問題には目がいかず、

そのしわ寄せの部分に、

あたかも重大なミスがあるかのような心理的錯覚を作りだします。


しわ寄せの部分とはいったい何か?


人です。

’それ’を表面化した人。


そして、その人を「問題の人」とします。


不調や不健康な行為が、

目立ってくる人だけがピックアップされやすいのです。


なぜこのようなお話をブログでするのかと申しますと、

カウンセリングで傾聴を重ねていると、

以下のことがだんだん浮き彫りになってきます。


・問題の人が問題とは限らない

・問題の人は家族病理を知らせるキーマンにすぎない

・無言のSOSを発信している人


この見落としは放っておけません。


この事態は例えていうならば、

パソコンのOSがかなり古い時代のもので、

当時はそれが最新式と思って活用していましたが、

色々な不具合が後で見つかってアップデートしなければならないものを、

しつこく最良と思って使っていたがために、

ついには情報処理全体が崩壊してしまうような感じです。


この事態になっていたら、

一つの情報がたまたま問題だったと処理しても、

ぜんぜん向上することはありません。


あなたならどうしますか?


おそらくアップデートでしょと答えを出すはずです。


「問題の人」がもうその問題に浸からなくて済むようにするには、

その人が身を置く『場』の問題も、

やはり把握していかないといけません。


手始めにこの視点が入ってくると、

「問題の人」を躍起になって何とかしようとするよりも、

しわ寄せ事態をつくらないようにするほうが、

のちのち役に立ちます。


今日はここまで。

長くなりそうなので明日の2部へ続きます。




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