2025年1月30日木曜日

ヒエラルキー構造にしがみつく家族システムは 暴力そのものと心得る

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。



健全な家族システムを実現するために、

3点への注目をお伝えしてきました。


①柔軟化

②心理的境界線

③役割交代


ぜひ意識してみてください。


古く昔は家父兄長制が常。

男尊女卑も加わっていますし、

結婚もお家を守るための婚姻というのが社会通念です。


嫁に人格はいらないという待遇も。


今でこそ結婚観はずいぶん変わりましたがね。

令和になった今も古き通念を信じている世代が存在します。

そこがなかなかボトルネックで難しいところですと思ってます。


介護の世界で不健全な家族システムの問題はたくさん目にしてきました。


介護期になっても、

親が立場を退任しない、

子どもに任せる動きは見当たらず、

子世代が下位に軟禁状態になっているのを目にします。


たとえば、

子どもたちの介護に感謝の「ありがとう」をするのでなく、

「こんなことをさせてごめんね」といつも言うほど。


これは、子どもに遠慮をしている心理です。


ごめんねという言葉は、

「自分は、ホントはこんなではないはずなのに・・・」

「こんなことまでさせちゃって・・・・」という複雑な心理があります。

これは老いを認めてません。


親 > 子

この力関係にまだ未練が残ってます。

これは危険因子を含んで以下の歪な心理をつくります。


子ども側に、

「親のあなたは、こんなではなかったはずなのに・・・」という心理を作り出します。

親 > 子

こちらもこの力関係に引きずり込まれます。


本当ははっきりと老いを認めて任せるところは任せ、

子が親を越えることを何より喜びに、

「ありがとう」を心から思うほうがずっと負担が少ないのです。


「ありがとう」の言葉を聞くほうがずっと嬉しいはずです。


老いたほうも無意味な体裁にこだわることをやめ、

力関係を度外視し、

出来るところと出来ないところをはっきりと意識して、

人に頼ることができます。


「ごめんね」の言葉が、

相手に対して心理的暴力を振るっていることに気づいている人は少ないです。


言葉は選ばないといけません。


家族というシステムを円滑に運営するには、

こうした小さな学習が役に立つと思います。





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