心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
今日は、その時代を生きた人たちの声をお届けします。
50代以上にもなれば、
その人の生きざまは人それぞれになってます。
時代の風潮に肌が合う合わないに素直になれるかどうか。
自分の気持ちからは、自分だけは逃げられないので、
どこまで正直になるかがカギになります。
早めに自分らしく肌の合う生き方へとシフトしている人もいれば、
まだまだその事情には程遠いい人もいます。
同じ時代を生きたからこそわかることがたくさんあります。
近しい年代が集まると本えがポロリとこぼれます。
互いの思いを開示し合うことで、
明るい未来をみんなで生きたいという思いを持って暮らしていけます。
たまたまブログの内容を目にしてくれて、
むかし話に花が咲き、
「心について教えてくれる人なんていなかったよね、
誰も教えてくれなかったよね」という声がたくさん聞けました。
集団という働きかけに、
適応した人も反抗した人もいます。
その当時、
従った人はいい子で、反抗した子は悪い子・不良と片付けられました。
大人になってみると、
当時は気づけなかった社会慣習がいまならはっきりと見つけられます。
上のものがすべてを握っていること。
上のもののために成り立っていること。
上なるのものに承認を得るよう振舞うのが大事。
上なるのもののために忖度させる、
忖度するコミット法が円滑を生むと信じて活用してたと思います。
本当の意味でのおもてなしや気遣いとはズレたものに変わり果てますが、
それを咎める者もいなかった。
同方向へと否応なく向かわせるというからくりがそこかしこにありました。
社会集団心理 > 個人心理
この比率は鉄壁だったと思います。
その事情は、
中古本になっても上位に必ず名をあげてくる「嫌われる勇気」が、
証明していると思います。
上なる者の言い分を理解することだと、
大人も当たり前という感覚のなかで教育していたといったほうが、
当てはまっていると思います。
現在高齢者と言われている人たちからは、
ほかのことを考えたこともなかったという声が上がってましたから。
時代の変化を受けて、
今やっと本音を明かせるようになったのかもしれません。
共依存病理による集団化を、
ばっさりメスを入れたのが2020年のコロナ禍です。
あれほどの衝撃がなければ、
働き方改革も暮らし方改革も実現できなかったのではないでしょうか。
断ち切ることの難しい重い鎖を、
バッサリ切ってくれたのは事実です。
話変わって、
今本屋さんを訪れると、
『50歳』『50代』という字をよく見受けます。
時代背景が明らかに変わった中で、
アイデンティティーもろとも大変革を試みる『時』を、
知らせているのだろうと思います。
企業も早期退職を募るのが当たり前になった世の中で、
個人的生き方を推奨する方向へとなっています。
なかば放り出されたような感覚で茫然自失、
子どもの頃に描いた人生路とはかけ離れ、
予想外に危機を体験した人もいたはずです。
これからは伸るか反るかも本人次第。
どっちにしても人の「自律性」がものを言います。
それで選び結び付けるほうが後悔が少なく味わい深いものです。
旅の珍道中が、
のちに一番人の心を打つ語りになってたりするものです。
さんざん内を明かす時間を持って、
それぞれの生活に戻っていきました。
人と話す機会は、
自分の心が何を思っているのかを、
徐々に明確にしてくれるありがたいツールです。
どんな決断の連続を選んだとしても、
お互いの生き方を尊重するちからだけは、
ずっと残していきたいものです。
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