心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
新しい試みです。
家族のつながりが健康的なら絆で結ばれますが、
不健康だったら断ち切ることが難しい重い鎖です。
家族運営、パートナーシップ、子育ては、
けして簡単ではありません。
誰でも持ったらすぐできるものではありません。
親という立場が必然的に上位・優位になってしまう関係だからこそ、
そこに思いがけない不適切な関係が生まれやすいのです。
弱者側がなかなか声を出せない風潮が事態を長引かせます。
ここで提案です。
家族全体を『システム』と捉えるようにして、
システム全体を硬直体制から改変するほうが家族関係が明るくなります。
心理学の世界では、
これを家族システム論と名付けて活用しています。
これすごーく効力ありますよ♪
視点を変えるといろいろなことがわかってきます。
たとえば、
問題なのは弱者側ではなく、強者側と視ることも可能になります。
これは、いじめの問題を取り上げる場合も同様です。
いじめられている子に焦点を当てて事態を収拾しようとしてますが、
人をいじめる子に焦点を当てるべきではないでしょうか。
人をいじめなければ気が済まないほどに、
心が荒んでいるほうに目を向けるほうが道理です。
家族問題もそれと同様です。
親子関係にそもそも問題があって、
その事情にパートナーが加わり、
パートナーシップに問題があるところに子どもが誕生して加わり、
加わったがために次の親子関係にもつれ込む。
世代をまたがって家族問題が広がっているという事態です。
もともとのシステムが問題で、
上から下へと広がっていると考えるほうが自然です。
カウンセリングに訪れるほとんどの理由は、
「問題の人」となっているか、
「問題の人」が傍に居て困っているという事態です。
個人病理としてアセスメントするのはもちろんですが、
もう一つ、
家族病理という視点を取り上げてアセスメントすることによって、
家族全体を機能的に改善する方法があります。
こちらだと、
視点を広げることで一人一人の役割や癖が見直され、
嚙み合わせがちょっとずつ変化していくので、
ひとつのやり方に固執せずに時間を使うことができます。
人と人のつながりが家族だからこそ、
人と人とをつなげるようなカウンセリングやコーチングがいいのではと、
サロンハナミズキは思っています。
この家族システム論は、
介護保険制度が始まったころから、
ケアプランの立て方の基礎に起用されてます。
キーパーソン(主たる介護者)をいかにバックアップし、
荷重を分散し、
家族全体で介護負担を目指すものです。
あなたの生きづらさや悩みは、
個人の心理発達だけでなく、
家族システム論を持ち出してくることで、
一人で気負わず、自分を責めずに悩みに向き合っていけるかもしれません。
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