2018年3月19日月曜日

プライドの高い人に潜む双極性Ⅱ型うつ病の兆候


特権意識を持ち誰よりも誇示をし、

プライドが高く日々を揚々と過ごしているような人たちの中に、

しっかり「双極性Ⅱ型うつ病」の兆候を見ることがあります。

かなりの人が見落としてます。


ここでメンタルヘルスの実情を報告。

自際の現代社会において、

精神科に「人格障害の問題」をもって来院するのは、そう多くはない。

付随して出る症状をきっかけに、

「心療内科」や「精神科」に足が向かうのが一般です。


そこで症状の背景に、

人格の問題があることに気づいていくのです。


つまり、症状が出る以前にすでに問題は発症している。

ってことなのよ。

日常の生活で慢性的に使っている思考パターンが、

行動に影響していて、

板について人格になっている。


ってことは、根源は未熟な自意識なのです。

病気は、未熟な自意識が作っていると言えなくもない。

人は、至る所で勘違いをしているの。

ぜーんぶ思考の癖から起こること。


だから行動の向こう側にある見えない動機を、

とことん深奥まで掘り下げて、

原因を見つけ出すことが大事なんです。

入れ替えていきましょうよ(*^^)v


話を戻しますね。

ここでいう双極性Ⅱ型うつ病の前座は、

「気分循環」です。

ハイとロウが定期的に訪れます。


おおよその人が質問に、

「季節の変わり目が苦手ですね~」と、

「自覚症状あります」と、打ち合あけてくれますが、

実は、そんな安易なもんじゃない。


もっとその中身を掘り下げると、

意気揚々とバイタリティーあふれる高揚期と、

その反動でエネルギーが枯渇し、

何もしたくなる怠惰の状態を繰り返してます。

高揚期は躁状態。

怠惰期はうつ状態。


高揚期は、新しい企画やアイデアがバンバン出て来て、

事業を拡大したくなったり、

力みなぎるリーダーシップを掲げて行動してます。

プライベートではモテ期到来とばかりに、

恋愛、同棲、結婚とかしちゃう。(←これは、明日ね)

しかし、続かない。

数か月先には、

どーーーーんとその反動で、

身体が動かなくなる。

(後悔しても遅い)

そこで自分のエネルギー不足を補うべく、

周囲への攻撃が始まるってわけ。

いわゆる責任転嫁ってわけよ。



どうしてこうなるのでしょうか!?

まず躁状態に向かう原因があります。

それは「自分の理想像」です。

非現実な「理想の状態」を、

頭が「等身大の自分」と認知しているからなのよ。

200%の凄い自分が自分だと思ってる。


本来の自分は、

しばらくすると、無理が生じてそれが熟せない自分です。

仕事も生活も、

見立てが間違っているのに、

「理想の自分」になりたい余り、

行動が躁状態になっているのがわからない。

「頑張ればできるはず!」と強迫している。


で、その反動でどーーーーんと落ちてしまう。

落ち込んで穴から出て来れない。出たくない。

でも、

頭は「違う!これは本当の私(僕)じゃない!」となって、

またしばらくすると躁状態に向かうの。

歪んだ自意識がそれをさせる。


200%の幻想像を自分と思い込んでいる。

これが原因です。

非現実と現実を、

ひっくり返して認知している脳。

悪魔と天使のささやきを、

取り違えて使っている脳。

「○○になってないッ」と、

他人を攻撃していますが良く視れば、

「○○になっているはずなのに(幻想)」の、

現実逃避の裏工作になっています。


結果、双極性Ⅱ型うつ病になっていく。

薬物療法が必要なほどに、

自分で追い込んでいっているんですよ。


しかし周囲は、

本人のハイ状態が通常だろうと認知しているために、

発見が遅れてしまうんですね。


本人も、

また、精神医学を知らない周囲の人も、

その問題に気づけないで放置しているのですよ。


そんな事情ですので、

精神科に直接本人が足を運ぶなんてことは、

遠のきます。

これが実情なのです。


このブログを読んで思い当たる人は、

メンタルヘルスに行きましょう!



巻き込まれている貴方が、

この八つ当たりは定期的に訪れているなぁと感じたら、

ちょっと経過観察をしてみてください。

いつも穏やかで優しく物静かな人への羨望が嫉妬に変わって、

貴方に八つ当たりをしているのかもしれません。

波型変動の心の持ち主にとって、

平穏安定型の心の持ち主は羨ましい限りですから。


もう耐えられないと思ってしまったとき、

不機嫌中のアクションは気をつけてください。

ハイテンションな高揚期に、

相手を持ち上げてスッと静かに離れていくほうが良かったりします。

被害がゼロになることはありませんが、

少なくて済む可能性はこちらのほうが高くなります。





写真 Stu Seeger




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自然療法の宝物☆アーユルヴェティックライフ♡ブログも不定期更新中