2018年3月2日金曜日

自分より能力があるモノへの嫉妬

愛情不足を補うために、

「癒着欲求」「優越欲求」「承認欲求」を持ち、

厄介な性格から問題行動を繰り返していきます。

今日は「嫉妬」を取り扱います。

裏を返せば「羨望」なの。


昨日「勇気ある撤退」をお伝えしました。

これは、自分の実力と境界を設定するスキルです。

この勇気ある撤退で、

相手のターゲット状態を脱出できるのよ。

これは会社だけでなく、恋愛や家庭の中でも同じです。


愛情不足を補うべく人を巻き込んでいく行動には、

相手を無価値化したくなる動機があります。

それが「羨望」。


相手の能力が自分より上と感じてしまう場合と、

いずれ相手が自分を追い越していくだろうと、警戒したくなる場合とがあります。

どちらも羨望。

羨望が起きてしまうと、取り残される不安も同時に発生します。

それゆえに「嫉妬」に変わるのよ。


だから嫌がらせ行為をするのです。

課の部下全員が対象の場合もあれば、

個人攻撃の場合もあります。

でも、原理は一緒です。


個人攻撃は辛いですね。

パターンは二つ。

①下げまくりの場合と、(相手が王様女王様タイプの場合)

②上げては下げるの繰り返しとがありますよ。(相手が対人操作使い手タイプの場合)

どちらかと言うと②のほうは、

自信がないけど上司でいたいタイプの場合(ズバッと言えない)、

同等な立場の同僚や目下の人から巻き込まれる場合、

身の回りの世話を焼いてもらわないと困る場合に、

使われることが多いですね。


①の場合は、無価値化する言動を繰り返して、

抵抗できないようにしていきます。

②の場合は罪悪感を抱かせて、

補償行為に持っていくんですね。

「君の○○がなかったら今頃は・・・・」

「努力をしないとうまくいかないんだよ」

「うまくいくために君に厳しくしているんだ」

「減らず口を叩かず黙って従うことを学ぶんだよ」

「君のことをみんなが心配しているよ」

「全体のことを良く考えないとね」

この辺は良く有りがちですね。

一見善人面。

良く観察すると、

上司は被害者立場を利用して、

部下を無価値化しているのがわかりますか!?

見事に支配してコントロールしています。


自分を上げて魅せるための他責行為。

恩の押し付け。

経過観察して中身を知ってくださいね(*^^)v


本当の実力を持ってる上司ならば、

改善問題に着目するだけに留まります。

当然実績を持っているのですから、

わざわざ自己地位の証明をする必要などない。


上記のような暗示に引っかかる人は、

潜在意識に「自信がない」をもっている人、

自分は叱られて当たり前だと自己卑下が強い人、

経済的不安を感じている人、

万能感からの寛容さが抜けない人、

負けず嫌いの引き際がわからない人が多い。

思い当たる人は、気をつけた方がイイですよ。


上司の嫉妬と自己都合を見抜いて引き際を決め、

転職した先で立派に花開かせて、活躍していることは良くあること。

土俵を変えた返り咲きって奴ですね。


気がつけば、

そんな上司の周りには、

仕事が出来ないイエスマンだけが残り、

業績が悪化して自滅したってことが起きてたりする。

もしくは、いつもキリキリしていて、

従業員が入れ代わり立ち代わり定着しないとか。

相も変わらずの状態だったりする。


自分の実力と境界を知るスキルは、

こんなことが起きないとわからないのかもしれませんね。

持っておいて損はないスキルですよ(*^^)v





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