愛情不足を補うために、
「癒着欲求」「優越欲求」「承認欲求」を持ち、
厄介な性格から問題行動を繰り返していきます。
今日は「嫉妬」を取り扱います。
裏を返せば「羨望」なの。
昨日「勇気ある撤退」をお伝えしました。
これは、自分の実力と境界を設定するスキルです。
この勇気ある撤退で、
相手のターゲット状態を脱出できるのよ。
これは会社だけでなく、恋愛や家庭の中でも同じです。
愛情不足を補うべく人を巻き込んでいく行動には、
相手を無価値化したくなる動機があります。
それが「羨望」。
相手の能力が自分より上と感じてしまう場合と、
いずれ相手が自分を追い越していくだろうと、警戒したくなる場合とがあります。
どちらも羨望。
羨望が起きてしまうと、取り残される不安も同時に発生します。
それゆえに「嫉妬」に変わるのよ。
だから嫌がらせ行為をするのです。
課の部下全員が対象の場合もあれば、
個人攻撃の場合もあります。
でも、原理は一緒です。
個人攻撃は辛いですね。
パターンは二つ。
①下げまくりの場合と、(相手が王様女王様タイプの場合)
②上げては下げるの繰り返しとがありますよ。(相手が対人操作使い手タイプの場合)
どちらかと言うと②のほうは、
自信がないけど上司でいたいタイプの場合(ズバッと言えない)、
同等な立場の同僚や目下の人から巻き込まれる場合、
身の回りの世話を焼いてもらわないと困る場合に、
使われることが多いですね。
①の場合は、無価値化する言動を繰り返して、
抵抗できないようにしていきます。
②の場合は罪悪感を抱かせて、
補償行為に持っていくんですね。
「君の○○がなかったら今頃は・・・・」
「努力をしないとうまくいかないんだよ」
「うまくいくために君に厳しくしているんだ」
「減らず口を叩かず黙って従うことを学ぶんだよ」
「君のことをみんなが心配しているよ」
「全体のことを良く考えないとね」
この辺は良く有りがちですね。
一見善人面。
良く観察すると、
上司は被害者立場を利用して、
部下を無価値化しているのがわかりますか!?
見事に支配してコントロールしています。
自分を上げて魅せるための他責行為。
恩の押し付け。
経過観察して中身を知ってくださいね(*^^)v
本当の実力を持ってる上司ならば、
改善問題に着目するだけに留まります。
当然実績を持っているのですから、
わざわざ自己地位の証明をする必要などない。
上記のような暗示に引っかかる人は、
潜在意識に「自信がない」をもっている人、
自分は叱られて当たり前だと自己卑下が強い人、
経済的不安を感じている人、
万能感からの寛容さが抜けない人、
負けず嫌いの引き際がわからない人が多い。
思い当たる人は、気をつけた方がイイですよ。
上司の嫉妬と自己都合を見抜いて引き際を決め、
転職した先で立派に花開かせて、活躍していることは良くあること。
土俵を変えた返り咲きって奴ですね。
気がつけば、
そんな上司の周りには、
仕事が出来ないイエスマンだけが残り、
業績が悪化して自滅したってことが起きてたりする。
もしくは、いつもキリキリしていて、
従業員が入れ代わり立ち代わり定着しないとか。
相も変わらずの状態だったりする。
自分の実力と境界を知るスキルは、
こんなことが起きないとわからないのかもしれませんね。
持っておいて損はないスキルですよ(*^^)v
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