2018年3月11日日曜日

一番じゃないと我慢が出来ない

自分より目上の人から巻き込まれるパターンと、

同等な立場や目下の人から巻き込まれるパターンの中に、

巻き込む人が「一番でなければ不機嫌だっ」て事が発端になっているのって、

結構あるんですよね。


別に巻き込まれた人は、

「自分こそ一番に相応しいっ」なんて、

アピったことないのにターゲットにされてるのよ。


これは覚えておいて損はない。

実は心配性な人のほうが、

潜在意識に人一倍『優越欲求』を持っているんです。

特別に扱ってもらって不安や心配を穴埋めしようとするのよね。

また、面白い資料を発見しましたよ。

肯定感&安定力を持っている人よりも、

自己否定感が多かったり、心配性の人のほうが、

恥ずかしがり屋で周りを過剰に気にして失敗を嫌がり、

自分の存在を周りに強く認めて欲しい欲求行動をすることが、

上回る調査結果が出ているんですよ。


不満や不安が多い人のほうが強欲になるってこと。


負けず嫌いって言葉ありますでしょ。

これは掘り下げると、

負けることへの恐怖と心配から攻撃的になる仕組み。

いい意味で使えば「情熱的」ってだけ。



「一番でなければ不機嫌」って心理は、

身の危険や侵害を恐れる心配から起こす明らかな恐怖。

自分の境界性が侵害されたとの思い込みが発端。

同時に劣等意識よって「自己愛性」が侵害されたと思い込んでる。

それらで嫉妬が生まれてしまったわけね。

これが問題行動に発展していく。


このタイプはパワーゲームをよく利用しますね。

いくつかご紹介。

①上手くおべっか遣いをして、

仕事を分担し共生しているかのごとくに見せる。

手柄の横取りで自分を守ろうとする。


②求めることはするが、助けることはしない。

だけど最後に「良かったね♡」ってアピる。

「私(僕)のおかげ」を売り込んで自分を守ろうとする。


③相手のつまずきを誘発する如くに干渉する。

あれの方がイイ。

これの方がイイ。

と、かき回して相手のリズムを狂わせ自分を守ろうとする。


④アイデアの模倣。

自分が先だと、陰口で吹聴する。

お得意先などの目が届きにくい社外で自分を守ろうとする。


⑤「自分ではなく、○○さんがやったものだと聞きましたが」

と、嘘をぶっこく。

噂を利用して事実をよじ曲げ自分を守ろうとする。


⑥部下のアイデアを、必ず否定する。

否定しないと、自分の身が危ういから。

威厳がないと思われたくなくて、かならず否定して自分を守ろうとする。

しばらくすると「あれをやろう」と、

なぜか自分のアイデアになっている!?

信じられないことを平気でやって自分を守ろうとする。


⑦絶対褒めない

それぐらい出来て当たり前とか言っちゃう。

今までなんでやらなかったのよと、目下に置いて自分を守ろうとする。


⑧褒められている人がいると、

ジッとにらんでいる。

本当は自分のほうが上なのにって感じ。

調子に乗らない方がいいわよと、どこかでくぎを刺してくる。

けして他人の手柄を喜べない。喜ばないで自分を守ろうとする。


⑨自分が主役が当然。

話の中で自分が輪の中心になっていないと、途端に不機嫌。

話を途中で切る。話題を逸らして自分を守ろうとする。


⑩誰かをまず加害者に仕立てて、

自分をあたかも被害者にし、他人の力を引きだそうと操作する。

幼児のような振る舞いで相手の力を搾取し、

自分は支配していると思い込んで自分を守ろうとする。


こんなパターンが多いですかね。

どうにかこうにかして「一番凄い自分」を作ろうとする。

パワーゲームの三役(加害者・被害者・救済者)を上手く使い分けてます。


状況や会話を分析すると、

「我慢と報酬」の公式にハマった人たちが、

良くやってます。


幼少期から親の期待に応える如く、

頑張ってきた子ども時代がある人に多い傾向が視られました。

「あれだけ我慢したんだから、特別な報酬があって当たり前」

「あれだけ我慢して結果を出したんだから、特別な贔屓を受けて当たり前」

ってなってます。

それが報われていない人ほど、

他人を支配・攻撃を繰り返してます。


こうした行動に巻き込まれた人は、受け流す術を覚えてください。

自分の境界性を確立し、心理的自立の確保をしましょう。

職場の関係だけと、ハッキリ割り切るとか。

・相手の心の中身を見抜くこと。

・利用されないようにすること。

・傾聴だけに留めること。

・ターゲットを脱出することをまず考えること。


辛い時はひとり悶々としているより、

危険じゃない場所で、

第三者に打ち明けることって大事です。

そこでは目には見えないですが、

似たような境遇を味わった同志がいます。

味方であり仲間なんですよ。

心をラクにしてください。


それから意を決して、

新しい行動をやっていこうと決断したとき、

ひとつ覚えておいてほしいことがあります。

貴方の変化を食い止めようとする人もいるはずです。

その人が慣例に従っている方が安全と思っている人生ならなおさら。


そんなときは、

古い賢人の言葉から学ぼう♡

『人間は、何をしても賛否両論』

人間の仕組み。

覚悟をして行動することをしましょう!


豊かな回復を狙うなら、

過去と同じことをしていたらダメなんです。

巻き込まれてしまったら、

リハビリが何より重要なんだと知ってください。

場で何かを変えてみる。

その繰り返しをしても改善が見込まれないなら、

場そのものを変えることを考えてチャレンジする。


こうした繰り返しの中で磨かれ、

人は成長していくものだと覚えておいてください。

社会慣例はあくまでも慣例であって、

時代と共に変わっていってしまうものです。

人の生き方は本人が納得するかしないかが、

ポイントになるのだろうと知ることになります。






写真 gatag.net





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