2018年3月30日金曜日

特別扱い欲しさに愛しているふり


今日の題目は「試し行為」です。


依存性を広範囲に渡って考えたとき、

これは他者からの愛情を引き出す性質が伴います。


これは人間は一人では生きられない。

一人一人が何かを出し合って、

相互に支え合って生きてくようなシステムが伴っています。


そのため多くの人が依存性を上手く活用して、

この世に存在しています。


ただ不幸なことに依存性が依存症になると、

自分だけに愛情を特別に注いで欲しいと思ったり、

それでいつも安心したいとなります。

一度でも成功すると、人によっては媚薬なんですよね。

麻薬かもしれない。


だから攻撃や支配は、目的が達成されなかったことへの報復措置だったりします。


恋愛だけにとどまらず、

就活や職場で誰かに注目をしてもらえるかどうかは、

愛情不足を味わっている人にとっては死活問題と言えなくもありません。


そのため、

貴方にガッツリ興味関心を寄せていますよ~

私では無理なんです~お願いしま~す

というアクションは、

対人関係で有利に働くことも確かにあります。

ただ、味を占めてしまうと病みつきになり、

場所や人をわきまえずどこでも誰でもやっていくのよね。

とくにプライドが異様に高くなっていると、

弱者に対しては当然とばかりにやっていきます。


自分都合が丸見えになっている状態は、

バランスが崩れて不快にしかならない。

二面性や二枚舌を含めた、

演技性パーソナリティ傾向が隠れている場合がよくあります。

こちらも愛着の問題があります。

愛情飢餓から起こす試し行為。

相手からとことん力を搾取するのが目的なので、

巻き込まれた人は、ドンドン疲れてくるんですよね。


この天邪鬼な行動にも、

拭えない自己否定とそれを覆い隠す歪んだナルシズムによる自己肥大があります。

確信が取れない限り「どうせ愛してくれなくなるでしょ」と、

疑心暗鬼が手を貸していて、

わざわざ相手の望む反対行動をし、

愛情をくれた人にさえ疎んじられる結果を出すのよね。

ご本人だけが「先回りしただけ」「問題を回避しただけ」と認知してますね。

自分は原因ではないんです"(-""-)"

強迫的な再現、

因果律の逆転に気づけない限り、

何度も同じ繰り返しをします。

対人依存症、恋愛依存症にも発展してますね。

回を重ねるごとに、ますます依存性の高い人と一緒になって、

二人だけの異様な世界観を放ってます。


距離を置きたいと考えたとき、

自分に見捨てられ不安や恐れが起きたら、

それは自然な反応と素直に認めて、

その上でどうするか考えることが大事だと思います。

心身両面にて疲労感を感じる人なら、

ターゲット状態を疑ったほうがいいですよ。


力の搾取でたくさん相手に不快な思いをさせていたのだから、

別離と散々たる結果は自業自得と思えたとき、

愛情の問題にキチンと誠実に向き合えるように、

変われる人は、変われるのだろうと思います。

愛着の再形成からスタートする必要があります。







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