昨日のブログを読んでいただいてからのほうが、
理解しやすいかもしれません。
共依存と他責の問題は、
認識と感情を切り離せるものを、
切り離せるようなものではないと考えるところですね。
認識と感情は切り離せます。
なぜか?
認識中に、
①いいなぁ(快)
②いやだなぁ(不快)
が現れてきただけだからです。
感情は瞬間瞬間のもの。
その都度その都度現れるものです。
出ては消えていくもの。
ところが、
いいなぁにしろ、いやだなぁにしろ、
それに囚われていくから問題が増幅起こります。
○○できたらいいなぁと欲望が生まれ、
そこから’もっと○○したいなぁ’と広がり、
どこまでも強く求めていくので、
事態が悪いほうへと向かいます。
だんだんボルテージが上がっていく仕組み。
どうして外側をコントロールしたい欲望が生まれるのか?
そのこたえは、
・自分の感覚に囚われているため、どんどん膨らませている
・そこから生まれる欲求は絶対的なもの、大正解なものと思っている
・相手に何とかしてもらわなければ、自分ではどうにかできるものではないと思っている
という思い込みからです。
ほんとうは、
感じて → 求めて(個人的整合) → 正しいという思いから欲望が膨らんで → もっと強く求めていく → 完全制覇に焦がれる
という具合なだけ。
家庭内で行われる強迫症状は、
最初に好きな人に期待し、
心の欲望を叶えてもらおうと関係を結び、
パートナーが無理だと思うと子どもに意識が向き、
子どもに期待して、
心の欲望を叶えてもらおうと関係を強迫していく仕組みです。
外のものを使って、間接的に自分の欲求を満たそうとしていく癖なのです。
(※来年のブログテーマにしようかなと思ってます)
だから思い切ってここに着目し、
日常生活の中で小まめに分解していけば、
自分も家族も束縛から自由になれます。
あなたも家族も思考の癖から解かれて、
自由になってください。
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