心の奴隷にならないようにすることが大事です。
外部をコントロールしたくなる欲望は、
自分の心の不満を、
自分以外のものを使って、
間接的に満たそうとする癖にすぎません。
そのなかみは、
一度いいと思えたことに囚われ、
同じような状態にしようと状況にしがみついてしまい、
支配する努力を繰り返していきます。
喪失感を避けるために必要以上の努力を繰り返しますが、
遂には、絶望感を味わう仕組みです。
わざわざ悲しみや苦しみを生むものなど、
持ってはいたくないはずです。
トレーニングで自制できます。
さて、この行為によって、
陰でどんどん強化されてしまうものがありますが、
あなたはお気づきですか?
掌握したい願望・完全制覇が裏返ってしまうのですね。
周りを疑う感覚が強化され、
最後には世の中全体に脅威を感じ、
許しがたくなります。
これを’基本的不信感’といいます。
潜在的な敵意。
これは神経症や不安の原因になります。
社会参加をしていても、
外面では、
規範意識が高く統制された人柄のように映りますが、
内面では、
外側の大きな力に飲まれる恐怖をずっと持っていて、
それに対抗しようと敵愾心で構えます。
内面と外面の差が、その人自身にストレスを与えていきます。
なぜ毎日こんなにも忙しくしているのか?
なぜ毎日○○しなくちゃと焦っているのか?
なぜ、こんなにも人目を気にして頑張っているのか?
いつまでこんなことが続くのだろうか?
この世の中には、
何を目的に日々動いているのかわからないで悩む人が大勢います。
管理や監視は実のところ、
気が置ける状態でないから、
家族や身の回りの何かをコントロールしていないと、
気がどうにかなってしまいそうだという具合なのですね。
この機会に、
潜在的な敵意と誤った物の観方を清算ませんか?
子どもの頃、
親という大きな存在にのみ込まれ、
自分の人生がコントロール不能に陥った経験が、
コントロールの必要性と、
コントロールできるものへの異常な執着へと向かったのではしょうか。
歪んだ物の観方は、
あなたの愛や輝きを妨げます。
誤解を取り払って、
あなたの愛の輝きと才能を取り戻していきましょう。
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