わたしたち人間は、
知覚器官を通して、
見ること、
観ることをしています。
『わたし』は、
どのうように外を見て、
どのように反応し、
どのように組み立てているのか。
それらに対して自覚し、どのように律しているのか。
偏りない客観視が自分のなかで働いているかどうか、
とても大事なところですね。
「子ども」と「大人」は、どこで分かれているのでしょうか?
子どもは、
目の前の対象物に対する自分の反応を、
絶対的に捉え、
自分の欲求を中心に正当化しやすいもの。
そこにたとえ不整合があったとしても、
都合よく整合してしまうのが特徴です。
大人は、
外から入ってくる情報を、
知覚器官を通して取り込んでいますが、
認識中に、
むやみに感情を持ち出さず、
平静な状態で都合勝手に整合しません。
平等・公平に情報を組み立て、
かつ自分自身を拠り所として判断できます。
個人的な感情や欲求を脇に置くことが容易です。
子どもは、
「いいんじゃない」と言われると、
欠点一つない完璧な状態で出来ているのだと有頂天的になります。
大人は、
「いいんじゃない」と聞くと、
あくまでも現状の肯定として厳粛に受け止め、
いくらでも改変する余地は残っているだろうと、
希望を胸に、改めて前進を視野に入れます。
子どもは、
頭でわかったことはもうできるものと考えますが、
大人は、
あくまでも心までもがわかる「体得」が終点であって、
身体全体で、
することはするし、
しないことはもうしない状態を出来る・わかると考えます。
大人と子どもの差は年齢じゃない。
行為の差です。
案外はっきりしているものではないでしょうか。
古く精神修養のなかで、
人格を整えたいのなら、
日々の生活の中で学ぶことだと言っている意味が、
並べてみるとわかりますね。
誰もがそのプロセスの中の一員です。
臆せず、新たな気持ちで一緒に取り組んで参りましょう。
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