2023年7月28日金曜日

文化から生まれる対人嗜癖

 

対人嗜癖は説明中なので割愛と思ってましたが、

これは、、、と思ったものがありましたw


はるか昔の頃なのですが、

自律神経失調症を良く知らない人に、

『自律するから自立するんだよ』と、

ホワイトボードを使って説明していたら、

側で聞いていた人が『金八や~』と突っ込みが入ってきました。

(その人は同年代・・・w)


対人嗜癖ってね、

律し方が上手くいかなくなっちゃってたと仮説を立てるといいのですね。


それで『なるほどッ!』と場が一瞬で明るくなって、

カウンセリングがスムーズになったことがありました。



自律が必要な甘えの感覚。

そもそも『甘え』とはなにか?


甘えと共感って非常に深い関係があり、誤解も生じやすいもの。


甘えとは、

他人がこちらの予期するように、

好意をもってやってくれるものと当てにする心理です。


人が他人の主観世界を、

まるで自分のことのように置き換えて感じてることや、

気持ちを共有するのを共感と言いますから、

甘えの理論にもよく似ているわけです。


甘えは、言わずして痒い所に手が届くことを願ってる心理。

そのため、

甘えが満たされたときは、非常に嬉しい体験となります。


この経験は、

誰もが赤ちゃんの時に経験しているものですから、

誰もが脳裏に焼き付かせていると考えられます。


その心理を徐々に自分自身の体験を通して理解していって、

自己を愛しながら調整を図るのが成長と言い換えられます。


甘えの理論からすれば、

黙っていてもその人が欲しそうなものを提供することが善となります。

そして、

言わなければわからないようである人は、

気が利かない人と批判の対象になります。


気が利かない人は、共感できない人に映るわけです。


気が利く人は、共感に優れた人でかつ出来る人間、良い人間。

そういう内容で解釈し、

日本文化は推奨していたのです。


ヒエラルキー構造も生まれますし、

集団を動かすことにも使われます。

忖度も生まれますね。

こうして周りを非常に気にする社会慣習になったといえます。


ですが、

甘えと共感は似ていますが同じではありません。


共感は、

相手の主観世界をまるで自分も味わっているかの如くの心理作用。

つまり、同じ目線を目指しています。

評価する・される関係ではありません。


甘えの理論を当てはめると、

やってあげる = 善 = できる人間 = 評価される側

やってもらえる = 尊い存在 = 評価する側

となります。


甘えと共感を混在させた脆弱な理解力の状態では、

崇拝する・される関係が定着します。


自分の気分を元手に人の価値を決めるって、

ハッキリっていって変です。


愛ではないことは事実。

欲。

だからやってもらえないと憎しみになる。


対人嗜癖は、

小さな誤解を発見し、

紐づけ直してあげると回復します。


物事をクリアにするように心がけて、

カウンセリングを活用するのもいいですよ。




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