2024年4月19日金曜日

自分を観る目を丁寧に育て上げたほうが利

 


はい、ではサロンでの実例をご紹介します。

ちょっと長いので(一気に説明)お時間あるときにどうぞ。


あなたはヨガをやったことがありますか?


サロンで指導しているヨガ行法は、

体のことだけでなく、

日常の暮らしのなかでふいにやってしまう人間の意識作用を忘れずに取り上げ、

それを題材に取り組み、

改善し、成長する喜びを実際に味わっていただく内容になってます。

平たく言うと「人間そのものを知る」ためにヨガ行法を活用してもらってます。


私自身が以前ヨガビジネスに携わった時に、

体に偏っていることに疑問を持っていて、

サロンを持ったら一番やりたかったこととして必ずやろうと決めていた内容です。


人が見落としてしまうところを放置しない。

それがサロンのヨガ行法です。


肉体にしろ、心にしろ、

そもそもの問題は意識の使い方に始まってます。


とくに念頭に置いてやっていただこうと思っているのが下記です。


・誤認識

・錯覚

・想像物の区別(理想、空想、夢想、幻想、妄想など)

・記憶への囚われ


4つの意識作用がチェック項目です。


これらは全部、本人を迷い道に誘いこむ作用です。

意識によってどんどん道から外れていきます。


それを自分みずから気づき、自力で直していけるように指導します。

いわゆる本気の自律神経訓練法ですw


その結果、

誤解による苦痛から解放され、

人生が整い、

自らの心や肉体に安住・安楽できるようにする目的です。


人間ってね、自分を見ているようで見てないの。

けっこういい加減です。


その過ちに気づくのはとても辛いこと。

真実は時に刃物のようで、人を傷つけてしまうちからがあります。


だから回数を重ねて、

お互いのなかに信頼関係が生まれるのを待ち、

受け取れる環境をつくってから事に当たるようにしてます。


その点は、

サロンにお越しいただくクライアントさん方は、

その心得を持っている人が多いので助かってますけど。


ヨガをやったことがある方はご存じですが、

指導者がまず手本を見せてご本人に実際に体を動かしていただきますよね。


ご本人は見本通り(もしくは近い形で)動かしていると思っていますでしょ。

ところがそこには大きな齟齬やギャップが生まれています。

大人数でやっているとここを逃してしまうのね。

大抵は本人任せにしてしまうでしょ。

自己満足で帰っていただくような感じ。


それで何年も月日が経っていくという感じではないでしょうか?


その問題がどういった問題に通ずるかは、

この時点では本人も気づいていません。

きっと改善・向上するとしか思ってないはずです。


しかし実際は、

考えもつかなかった恐ろしい結果を見せてくれます。


こうした事情を踏まえて、

当サロンのクライアントには、

なるったけ早急にその状態を動画や鏡に映して一緒にチェックしてもらいます。


鏡に映った自分の動きは、

自分の想像とは全く違った『自分』が映ってます。

それはそれはご本人もびっくりです。


目から鱗が落ちる。

幻想が崩れ落ちる。


でもここで、

もしもこの問題を放置したらどうなっていくのでしょうか?


頭のなかでの把握だけで、

実際は自分が何をしているのか理解せずこのまま暮らしていったら、

この先どうなってしまうと思いますか?と質問し、

事実を受け取って活用する道を選んでいただいてます。


いつだってご本人の主体性がなければ何も進みませんから。

(そもそもヨガ行法は、何度でもやり直し結び直し結合するの意味がありますからね)


健康になるには、

頭だけでなく(むしろそれは優先しない)、

心と肉体全体を使って染み渡らせて体得していく以外にないのですね。


ということで、

いったいどこに問題があったのか?

どこに注意を払ったらよいか参考にしてみてくださいね。


①人間は、自分の知覚器官を通して頭のなかで情報をスクリーン化しています。

眼球から入ってきた情報を脳に送り視覚野で構成しています。

何かを見た後に、目を閉じていただくと『心象』として残っているはずです。

すでにここで実物と違うような構成になっていることがあります。

そのため自分がすべての責任者だと認知し直さないといけません


②心象をもとでにご自身の運動神経を使って手足や体に指令を出しています。

それによって本人の動きが決まります。自分の実力以外の動作はできません。


③実行した自分を事実として捉えているのではなく、想像の自分を優先しやすくないか。

とくに自分に対してコンプレックスを持ってきた人ほどその過ちに気づきにくいです。

自分の錯覚に気づいて『学習する楽しさ』へと向かう必要があります。


見本通りに行えていると断定していないか。ここに注意。

現実にはないものをある、事実だとしているのは妄想です。

ふだんから「すぐできた・すぐわかった」に拘る癖や妄想癖に気づかないといけません。


そのまま放置を続けたらそれがアイデンティティーとして認知されます。

誤認識の発生に気づかないといけません。


⑥人は体験を記憶をするものです。できたと思ったほうを記憶します。

その結果、修正することも練習する機会も失います。


⑦放置の結果、自分の誤った動かし方やゆがみが正されずにそのまま生活で起用され、

遂には苦痛となってご本人を襲っていきます。

痛みや不調は自分が選び取った結果でしかありません。


で、これら一連をヨガ行法では因果応報といいます。

悪因悪果・善因善果・自業自得の学びとして捉え、

暮らし全体に広げて役立てていきます。


こんな風に、

意識の使い方そのものを学びの材料にするほうが肉体訓練よりも大事という方針です。


だから暮らしのなかで試し試しやっているだけで、

あちこちが健康になるんですねw


形に拘るより、

出来栄えに拘るより、

苦しみから解かれる『学習の喜び』を身に着けてしまえば一生もの。


今日のブログを読んでなんか響くものがあったら、

すぐできる・すぐわかる・すぐなっているに拘らないでいただきたい。


で、ですね。

で、ですよ(しつこくいっちゃう)、

この問題でかなりの人が困っているのがわかりました。


どうしてそうなっちゃうんだろう・・・と、

疑問に思っている人が一人二人ではありません。


なので、

明日からこの問題をご紹介しますね。



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