2024年4月18日木曜日

頭での把握はただの借り物

 


ちょっと想像してみてください。


誰かから難しい暗算を依頼されました。

残念なことに自分ではわかりません。

そんなとき横から「○○だよ」と答えが来ました。


その場にいた人は、

『そうなんだ』で気前よく理解し一件落着しました。


困った状態が「ある答え」によって解放されると、

ひとはまるで自分が答えを出したかのような錯覚をします。


そう、、、、(自分は)できた人と同じと捉えてしまいます。


困ったもんですね。

でも・・・そのほうが心がラクになるからなの。


それ同様に、

答えが出せずに迷っている事情の中、

誰かが「○○すればいいよ」とある答えを与えてくれると、

まるで自分の実力で解決したかのような錯覚を持ちます。


で、こっちが実物というかアイデンティティーに組み込まれます。


わからなかったときに発生していた嫌な気分が清算されるので、

こちらの処理方法のほうが断然「よいこと」のように感じます。


つまりここでわかった人・できた人になっちゃうのね。

頭だけ。。。


自分の実力ではないものまでをも、

自分の実力だと錯覚しやすいことをあなたは知ってますか?


明日は、もっとリアルな実例をご紹介します。




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