2017年12月16日土曜日

外向きの中にある内向きの特徴①



性格分析の筆頭に、

日本人に多いとされる外向的思考型をあげました。

もうひとつ理由があります。

それは、サロンでも取り扱っているラブアディクションにも、

結構深く関わっているからです。


外向き性格とは違った一面を、

知らず知らずのうちに、

内面に忍ばせて苦悩していたことが多いからです。



自分でありながら、自分と認めていない自分



ペルソナ(役割仮面)とは違う内面に潜むシャドウ(影)。

実年齢とは違う内的世界の精神年齢。

パーソナリテイ傾向に潜む愛着の問題。

統合の問題を抱えていることに無自覚なために、

不調やアディクションは起きてます。



つまり、

体調不良の向こう側に、心や性格の未発達が潜んでいたってわけ。




通常の人間関係では、表面上の性格で判断しがちで、

なかなか気づけないことが多いのですね。

その為発見が遅れ、いつの間にか「依存症」に人は染まっていきます。



「本当の自分」が、求めてやまない病



依存症は遠いところの話ではありません。

人間なら陥ってしまう要素を持っています。



外向きの優勢を補償するために作るのが、

内面世界です。

内面世界にある内向きのエネルギーは、

その人を活かすためにバランスをとっています。

そのことを忘れてはいけません。

とても大切な役割を担っています。



外向きが客体(社会性の意見や既成概念)に、

一体化をすればするほど、

人間の内向きエネルギーは、

太古的、原初的、幼児的を求めるのだろうと思います。

どんな時代にも、既成の枠組みを外れて突き進む人が絶えないのは、

どこかこのことを物語っているように思います。


内向きにある人の本質。

それは、ジックリ心に耳を傾けてあげることで、

見つかるのだろうと思います。

だから、

世間では忌み嫌われる「恥知らず」の言葉は、

「心に耳を傾けてご覧なさい」との、

人の成長を誠に思う、

本来は温かい言葉なのではないかと思うのです。



この仕事をしていて、ふと想うのです。

普段お互いに、マインドで認知している私たちと、

ハートで認知する私たちとでは、

ひょっとしたらまったく違うものなのかもしれません。って。

なんかワクワクしませんか!?(妄想だなこりゃ・・・)



明日は意識の反作用です。





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