2017年12月14日木曜日

パーソナリテイ傾向に潜む二面性の中身

今日はpart4です。

愛着の問題の中で取り上げました、

最も複雑化した混乱型。

中でも懲罰型に潜む二面性。


これは、

愛情不足による子どもの感情を、

大人が汲み上げられなかっただけではなく、

同時に、大人の都合勝手な要求に、

合理的に従わせたために作ったものと、

言えなくもありません。


愛情をこの上なく欲しがる想いと、

見捨てられないために同一化するしかない合理的思考処理。

二つの狭間で苦しんだ末に、

統合することが出来ずに、

分裂状態になっていると視れるのではないでしょうか。


その行き場を、

思春期以降、異性問題に重ね合わせて、

「対人依存症」で解消しようとしていると視れると思います。


感情の働きに対するコントロールが、

どうも未発達な場合は、

些細なことに過敏に反応する「神経症」か、

「怒りの発作」「感情失禁」になってますね。

心の仕組みを知らないと、

ご本人も、どうにもならなかったと思います"(-""-)"


また二面性がかなり進行している場合は、

「近しい人の言葉」ほど、

傷つくこともあり、

その分の反動で、

懲罰がひどくなるんですね。

パートナーから直にガツっと言われてしまうより、

距離を置いた赤の他人や専門家に、

事情を説明してもらうほうが、

穏やかにことが収まったりするのです。


内面の未知なる旅とは、

小さな感情の動きに着目し、

何に対して、揺れ動く特性が自分にはあるのかを、

よく観察して理解し統合していくことです。


自律訓練法の中で、

とくに感情は、

「ゆっくり流れ去っていくもの」であることを、

知ることだと思います。

感情を嫌わず受容すること。

感情に共感してあげること。

そして、

感情の揺れが鎮まってから考えればいいってこと。

そんな訓練の積み重ねが必要なだけですよ。


そうだなぁ、イメージだけど・・・・

「ウギャーッ」て雄たけび中の幼子に、

「こぅらぁぁぁぁお前ぇぇぇー黙れぇぇぇl(抑圧)」って感情的に応戦するよりも、

「何をそんなに怖がって怒ってるのよん????(親心)」と一旦寄り添って、

幼子が「(´Д⊂グスン・・・」って鎮まった時を見計らって、

「何がそんなに嫌だったのよ~」って声掛けすると、

「だって○○なんだもん・・・(´Д⊂グスン」って応えてくれることって多いのよね。

それでもって、

「んじゃ、○○したらどう!?(親心)」と促す。

これと似た感じかしらン。

一人二役。

幼子が「感情」、親心が「思考」。

上手にタッグを組み直す。



二面性を受け容れて大丈夫です。

全てが自分を守るために作られたものだったと、

赦すことが出来たとき、

人格の内外の統合がなされていきますよ(*^^)v





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