親は子に気持ちを打ち明けられると敵視で回避する②（自己憐憫）

 

今日はケース②。

昨日は押しの強いタイプの親のケースですが、

今日は一見逆に見えるケース。

でも、これも要注意です。

和解を求めて話を持ち掛けてはいるのですが・・・・

自己評価が低いのがどうも発端です。

子どもにだけは、身内なんだから自分をわかって欲しいと、

強く願ってる依存アダルトチルドレンです。

表向きとても温和でおとなしそうに映る方でも、

親子の会話の中に隠れ自己愛性がスルっと出てきます。

↓

親が子どもに過去のことについて触れ、

詳しく聞く際に、

せっかく素直に話してくれた子どもに対して、

下記のような対応をしがちです。

・子どもの言動に対して自己卑小感に襲われる

・萎縮の生理作用に振り回されて自己憐憫に陥る

・罪意識に押しつぶされ消極的になる

・悲観に満ちた形相や涙、悲しみの態度を子どもに見せていく

・『そんな風に受け取っていたのね!?』という疑問符言動。

結局、

傷つけられた自分の立ち位置が優先になり、

子どもから危害を加えられた『被害者立場』に、

状況を持っていってます。

子に気持ちを話してと依頼しておきながら、

子どもの言動に耐えられず、

『子に擁護されたい人』に最終的に場がなってます。。。。

結局いつも、外部をすぐ敵として視ていた事実がここでも露見。

子どもはこうしたひ弱な態度を何度も見せられると、

『結局こっちが悪いになってるじゃん💢』となって憤ります。

子どもがうんざりして話す気になれないのが、わからなくもありません。

結局加害者にされるのですから、とても失礼な話ですね。

こうした状況は子に対し、

遠まわしに隷従を希望していた証になりますよ。

まさにネガティブコントロール（共依存症状の逆支配）です。

ストップしてください。

本来の目的は、

自尊心の回復を持って子どもの話をよく聞き、

ありのままを容認し、

さらに懺悔と謝罪と感謝、

そして明るい気持ちで子どもと再び絆を結び直すことです。

子どもの気持ちを聞いて辛くなったとき、

『今まで正しくもないことを正しいと思ってやってたんだ』

『今度こそ違った形で繋がり直したい♡』と、

思い出してみてください。

きっと冷静になって乗り越えられます。

下がった気分を引き上げるのは自分です。

その努力が、新しい関係を作るきっかけになりますから(^^♪

このケースに陥りがちな親御さんも、

認知行動療法に取り組むチャンスを活かしましょう！

カウンセリングと心育に興味を持ってください。

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