気を引くための演技性も、
他人と自分を同一に考える境界性も、
夢の実現を願っているときほど相関して激しさを増します。
境界性は、
理想と現実がかけ離れていくほど、
ひどく敏感になる特徴があるので、
そのたびに状況を自分よがりに解釈します。
事実と解釈が違うのはよくあることで、
相手と自分の立場が入れ替わっていたり、
一方的に、自分に有利な筋書きに変えてしまいます。
傷心を使ったフェイクラブの代表的なパターンは、
最初は内気で健気。
『本当の自分を知ったら嫌われてしまう』など、
傷心ぎみに行動するものの、
そのうち『あなたナシでは考えられない』といった、
感情をどんと盛ったセリフが口から洩れ、
相手の気持ちを推し図るような心理ゲームが始まります。
関係が深まると、
『いつも会いたい』『いつも一緒にいたい』『そうじゃないと辛い』など、
なにかしらの口実をつくっては、
自分にかならず介入させようとします。
相手に罪悪感や不安感を与える言動が非常に多く、
この時点で心理ゲームをしかけています。
ただ恋愛の場なら、
劇的もさほど不思議に感じないだろうと思います。
そこが盲点です。
関係が破城するときは、
他者の協力が想うように得られないときで、
たいてい利害の不一致によるものです。
(つまり愛でなくて利用が目的だったのね・・・フェイクラブ)
この仕組みは恋愛関係だけにとどまりません。
感情は、
他人を意のままに操る目的で使われるので、
会社の上司と部下の関係や先輩後輩、親友もどきなどでも、
似たようなやりとりが起こります。
手柄の共有と見せかけて、剥奪などにもよく使われます。
短絡的にみると損得計算で終わるようなことですが、
長期的に見渡すと信用問題に間違いなく発展するので、
いったいどちらが得なのか考えてみると、
こたえは簡単に出てくるものです。
人として階段をひとつ上がるチャンスになります。
ぜひ思い当たったら活かしてください。
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