他には、
その人が外ではとても優しく振る舞うのに、
家庭の中では、
家族にとても厳しい人ではありませんでしたか?
その方の憮然とした態度を見ていたあなたは、
錯覚する癖がついてしまったかもしれません。
先回りしてご機嫌をとるような行為は癖になります。
その当時、
その方に対しては、とても有効的な手段だったのではないかと思います。
的を射て助かってたとか。
じつはね、
先回りの癖をずっとやっていても劣等感は消し去れません。
むしろ逆に人格に吸収されます。
それが原因で、人と対等にコミットできなくなるんですね。
なぜなら、
相手をあなたのネガティブ妄想計画に当てはめて、
判断している状態になるからです。
信じ切って迎合してしまったり、
お伺いを立てるような行動までしてたら大変です。
気づいてください。
人の顔色をみるその行為こそが、釈然としない状況にしています。
相手の気分を確かめる行為は何かと聞くと、
当たり前のことを今頃聞くとか、
いちいち確認しなくてもいいことを聞きに行くとかでした。
なかには、
余分なお土産や菓子折りで確認するようなひともいました。
釈然としない相手の態度を見たとたん、
過去の記憶(憮然)に直結させて、
ひとり孤独に苦しむようなスパイラルにハマっています。
悩まれている方は、
相手の釈然としない行動をみて憮然と勘違いし、
・やっぱりそうだ
・わたしのことが嫌いなんだな
・やっぱり不愉快なんだな
と、納得までしてました。
果たしてそれは事実だったのでしょうか?
精神的発達を遂げているひとの場合、
対等に顔を見て、会話をしていきたいし、
双方を理解し合っていきたいと願うものです。
逆説的に、
そうした対応を自らすることで、
相手の精神的発達度(上下関係に拘るかどうか)がわかるものです。
ひょっとして・・・と疑問に思って勇気を出し、
妄想をやめて動いてみたら、
相手との関係がよくなったクライアントさんは多かったです。
もし当てはまるなら、
今日からエゴのパターンを大きな心で包んで落ち着かせてください。
過去の人間関係で傷ついた痛みと、
人間不信を大きな心で優しくケアして、
しなくていいことを、もうしないでください。
もっと自由なこころでいて欲しいです。