聞き手は、
話す側の感じ方、思い方をよく出させてあげます。
聞く側は、興味を持ってただ聞きます。
それを一緒に共有して『そうなんだね』とご本人に鏡返ししてあげます。
これこそが個性をよく掴む行為で、
愛があるから出来ることです。
聞く側は、最後まで話を聞いたうえで様子を伺います。
話す側がそこですっきりするなら、それでいいのです。
もしそこから、
ご本人が前に進もうとなにか考えを巡らせているのだなと感じたときは、
ご本人に『それでどうするの?』『どうしたいの?』などと質問します。
ここからがコーチングの部分です。
前者はカウンセリング、後者はコーチング。
コーチングは、誰かを相手に質問されることで、
自問自答がはじまるますよね。
自らの中に気づきが生まれて、言葉が出てくる。
そういった環境を与えてもらうほうが自己解決に至りやすいのです。
自信、信頼、次へ向かおうとする意欲。
みなぎる力。勇気。
実体を実感するので現実を生きている感覚が楽しくなります。
聞き上手とは、二つの違いやタイミングを見事やってのける人のことです。
人は人によって形づくられるように、
人は人によって変えられます。
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