2024年1月9日火曜日

手放しと変化の中を生きるコツ

 


共依存病理は、

環境因子と育て方と育ち方が関わって起こります。


人間の脳は、親子であれ個々別物です。


育て方が同じだからといって、

育てられる側が全員かならず一緒の人格になるとは限りません。


育てる側の未熟さだけにスポットライトが当たりがちすが、

受け取る側の子どもの個人的なとらえ方や結び付け方も関係します。


また、

親が謝罪をしたからといって、

即座に心が澄み渡り、

子どもの知性と理性が今日から突然格段発達するわけでもありません。


つまり、

個人単位でとらえ、

個人が変化を繰り返しながら事実確認をしながらでないと、

知性と理性は発達しません。


自由意思を制限されたことが起因だったとしても、

人生のどこかで自分の意思の使い方を活用し、

自力で導きなおさないといけません。


こうした経緯までをも内包したうえで活用していくのが東洋思想です。


アーユルヴェーダとやヨガ行法は、

暮らしそのものを有効活用して改善を促す仕組みです。


自意識に立ち向かっていくのは、

まぎれもない自意識です。


ではどうするのか?


抵抗を自分で取り除き、

変化を受け入れていく意思が生まれていかないと、

前進しようがありません。


阻む原因は、ただ一つ怖さです。


何が怖いのか?


古い自分が脱ぎ払われても、

まだ新しい自分は作られている途中ですから、

何もないような感じがしますよね。


どうなっちゃうんだろうと、

やみくもに不安が襲ってくるからです。


でも大丈夫なのです。


例えていうなら、

畑に種を蒔いて収穫するまでには時間がかかります。

収穫期ではないのだけれど、

収穫に向かっていく過程は間違いなく畑に形としてあるって感じ。

(わかるかな?)


慣れてください。

新しい自意識とアイデンティティーは存在してます。

恐れなくていいのです。


それでも恐れるなら、

白黒志向、ゼロ百思考の関与が濃厚かな。


すぐ何とかなるという価値観に執着するのは、

現実的処理ではなかったんだと知りましょう。

このトレーニングも同時進行で必要です。


ちょっとおぼつかないような気持ちになるのを自覚しておいて、

それでもサクッと意識で支えましょうね。


私たち人間が自立する過程で誰もが経験する体験です。

身に着けてほしい自意識の使い方です。




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