2025年2月8日土曜日

相手に従うばかりの付き合い方はナンセンス

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 



お家を守るための婚姻という時代とは、

打って変わって現代はずいぶんと違っています。


しかしながら、

まだまだ家父兄長制や男尊女卑の名残を残したい人も、

まだまだいます。


白無垢は純真という象徴ではなく、

あなたの色に染まりますという象徴だとお話ししてくれた方がいます。

また、

嫁に人格はいらないとも。

ちょっと辛口な言動ですが、

それが普通だったという時代がほんとうにあったんですね。


もしも自分の原家族を見渡して、

ヒエラルキー家族だなと思った場合は、

ひとつ気にしていただきたい心理作用あります。


それは『主導権をずっと握りたい』というものです。


文面だけ読むと、

あたかも「リーダー(一人)」な気がしますよね。


ところが不健全な原家族では、

主導権を握りたい人が一人ではないのですね。


ここがポイントです。


一人は意見をいつも通す人のことですね。


もうひとつはちょっとわかりにくいのですが、

意見にいつも従ってしまう人のことです。


前者も後者も、

じつは他者のコントロールをしているに過ぎません。


後者の人がなぜ該当するのかというと、

相手を手なずける行為に他ならないからです。


心理学では、

ネガティブコントールといいます。


主導権の姿は、

言い換えると「優位な立場の確保」です。


従順に振舞っておくことで、

自分の立場を安全に保っておこうというのが隠れた欲望です。

個人の心理発達視点で見ても、

けして健全な人格形成ではありません。


つまり、、、、なにが言いたいかというと、

原家族を見渡したとき、

主導権を握りたい人が『二人』います。


夫婦間が、

主導権を握りたい二人のぶつかり合いになっているシステムがあるかどうか。

それが問題の鍵です。


気にしてみてくださいね。





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