2016年5月11日水曜日

自動制御で作動する(人格の基盤③)

感受の機能はオートマティック状態です。


思考より先に動きます。


つまり「癖」です。


本人も理解しがたいものとなっています。


思考の働かない児童期に


あまりに厳しいしつけや過干渉を繰り返していくと


より一層の情緒不安定、不穏、不信をつくりかねません。


親の顔色をいつも窺っているお子さんは


親の情緒を少しでも損なわないように 振る舞わなければならなくなっていきます。


子どもの思いをわからずに 窺うその行動をも問題化するような指摘を繰り返すと


子どもは家庭の中に安全な場所などないと考えていきます。


自分の味方はどこにもいないと心を痛めていきます。


子どもが親の要望を汲み上げては振る舞い、


「気にし続けながら生きる」という最悪な状態につながります。


オートマティックに働くその「癖」がずっと大人になるまで尾を引くような


子育ては気を付けたいものです。


つづく。




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