2016年5月12日木曜日

もう一人の私(人格の基盤④)

家庭の中に自分の味方はいない。


ここは決して安全な場所ではない。


悲しみの中で 怒りの中で


もう一人の自分を作っていきます。


自分だけの居場所を妄想の世界に作っていくこともあります。


(そちらの世界ではヒーローやヒロインだったりします)


二度と苦痛を味合わないためには必要な世界と思ってのこと。


妄想は癒しの世界でもあるのですね。


現実が苦しいときほど夢想は繰り広げられます。




思考の発達とともに外交人格を生み出します。


人間は心の中にたくさんの役割仮面を誰もが作っていきます。


強い自分 立派な自分 凶暴な自分 それらと真反対の自分など


縋りつく自分が出てきて また傷つけられて苦しまなくてすむように


年月をかけて巧妙に外交人格を強固に作り上げてしまうと


本当の自分が影を潜めてわからなくなってしまうこともあると覚えておいてほしいです。


アダルトチルドレンや人格障害へとつながっていきます。


つづく。




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