言葉を変える余地すら許せない、
鉄壁の硬直性を持っている人。
けして精神科には行きません。
アダルトチルドレンの役割は、
その人の血肉になって一生を左右してます。
私たち人間は、
人を良く観ようともせず、
安易に決めつけているのだろうと思います。
今日は質問回答編。
彼は離婚歴あり、私は初婚。子どもなし。
彼が過去の離婚話をしてくれて、
今度こそは上手くいくかもしれないと思いましたが、
結婚後は家庭の中でいざこざが絶えません。
最初は頼もしさを感じていましたが、
家庭の中では協力的ではなくとても冷たいのです。
やっていなければ不愉快な顔をします。
(割愛)
女のわたしのほうが悪い?という雰囲気にされます。
目を見て話さなかったり、
話し合いをしようとすれば疲れているんだけど。でおしまい。
その様子に腹が立って口を聞かない日も多い。
相手は謝る気は全くない様子です。
これで離婚したのではないかと思います。
正直、私も選んだ相手が社会的肩書を持っていたので、
いい人かと思ってましたが、
そうではないと今頃になって気づきました。
↓
事情をお伺いしたところ、
お仕事ではお二人ともキャリアがある方です。
平衡しているように見えて、そうでない。
それが結婚してから発覚するのね。
まずハロー効果があったもよう。
社会的地位や肩書があると『人格も優れた人』という印象を持ってます。
相手を独自の先入観で見ています。
私たちは子どもの頃から沢山の情報に触れていますが、
中には都合のよい情報もあります。
認知の歪みに気づかずに使っていたのかもしれませんね。
自然の理と申しましょうか、
認知の歪みは、
『経験』の中で外されていくことが多いのもの。
痛手を負って初めてその中身が詳細にわかるのね。
お話の内容上、お二人とも『家族英雄』の役割を担ってきた者同士のようです。
成績優秀であることを周囲から望まれてきたために、
家庭の在り方も、
他者から優れているように見えることが、
必要だったのかもしれません。
あなた自身も誇大認知に気づかず、
形にすることが最優先になり、
つき動いてしまったのではないでしょうか。
謝れない状態についても、よく観察する必要があります。
理解したと決めつけるのは控えましょう。
①プライドが高くて、そもそも謝る必要などないと思っている
→特権意識、攻撃型、支配型
②自分は悪いことなどしてないと認知している
→断片的、紐づけする習慣が未だない、
③悪いと思いながら、もう過ぎたことだとしている
→愛情表現を学んできていない不器用さ、回避癖
④理想のヒーロー状態をただ夢見ていて、現実をみていない
→理解がないと批判する、幻想や自己陶酔の癖
などがあります。
子どもの頃からの心理が影響して、各行動に反映されています。
謝罪を求めるよりも、
『望みは何か』を聞いてしまうほうが効果があるかもしれません。
理想の高さに、ビックリたまげるかもしれませんがね。
交際中、家庭を持ったら協力的にお互いやっていこうと言っていても、
その協力は、
『家族英雄』の役割をきちんと熟せるように。の意味だったりしますから。
第三者目線でみますと、
イマジネーション最優先なのですね。
・理想のために○○する
・理想のために○○して
家族英雄の役割は、
心に根ざす執念が深くて、
情熱が強い分、怒りに転換されやすく、
そうでない状態を非常に嫌悪します。
ここについては男女関係ないもよう。
素敵な夫、素敵な妻。
そんな漠然としたイメージにとらわれてませんか?
家族英雄の役割は、
闘志があるため職業面ではたいへん機能しますが、
生活面になると、
子どもの頃の心理的虐待経験が影響して、
『協力・平衡』よりは『庇護・保護』をお互いに求めています。
温情と母性性質を大量に求めた安全基地なる家庭を、
理想に掲げてることが多いです。
簡単に言ってしまえば『甘える場をください』ですわ。
こうした家族英雄の役割が身についている場合、
自分のほうから家族英雄の役割を下ろすほうが、
効果があったりします。
いわゆるカミングアウトです。
期待にもう添えないこと、
自身に限界があることは、
けして罪なことではありません。
自分を守る権利が、人それぞれにあることを思い出してください。
生活面はお互いの弱さや至らなさを曝け出せし合い、
それを受け止めた上で、
譲歩し合いながら柔軟なルールをつくれるかどうかではないでしょうか。
どちらか一方が曝け出したところで、
それを強く非難するようならば、
この先も困難と辛苦を伴うことだろうと思います。
高すぎる理想の前で辛苦を味わうケースは後を絶ちません。
せめてあなただけでも外したほうがいい。
硬直性を外すことで、
出口が見つかりやすいだろうし、
新たな道が開かれやすいから。
生活面では、成績を脇に置くようにしてみてはどうでしょうか?
やってないこと・やれてないことを指摘するよりも、
やれていることを見つけるほうが、
あなた自身の気持ちに余裕が生まれやすい。
あなたの目の付け所の鋭さはいつでも使えます。
これからは、
それではないアイデンティティーを楽しむのはいかがですか?
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