☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆
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わたしたちのなかに生まれたときからありながら、
その心理作用について、
あまりにも多くの人がよく知らないのだろうと思います。
現実の自分ではなく、
理想の自分のほうが大事だとなっていると、
一体どのような心理状態になっていると思いますか?
じつはですね、
人一倍ナルチスティックな自己愛になります。
これへのアプローチは、思春期から青年期の心理課題です。
本来は、
現実の自分に相応しい友人や親友を見つけ、
相手を通して現実の自己の確認をしていくのですね。
この時期の仲間は、
相手を視ているのではなく、
その人の内面をそのまま相手に投射しているような関係です。
こんな風な自分でありたい(自我理想)から、
それにふさわしい相手を選び、
その人に自分を好いて関係してもらうことで、
やっぱり自分は『これ』なんだ。
という手ごたえを感じていく。
なんとまぁややこしいこと。
でもわかる。
そうした付き合いがつくれないでいる場合、
自分の個性や能力が現実的には掴みにくくなります。
その場合はいったいどうするのでしょうか!?
少し前に、
そうした問題を妄想のストーリーのなかに持ち込み、
フラストレーションを消化していくとお話ししましたね。
空想は誰もが体験するもの。
男性はマッチョで強く、戦いに負けない。そしてモテモテでヒーロー。
女性はお姫様チックに崇められて、みんなのあこがれの的。
強者に寵愛されて守られる存在。窮地にはいつも救われる。
なんてのが代表ではないでしょうか?
この時期のナルチスティックな自己愛は、
よく漫画やアニメ、小説などに重ね合わされたりします。
ご本人も書いてたりしますね。
現実で自分の個性の確立を行えないと、
ナルチスティックな自己愛から転換することができず、
そのまま存続させてしまい、
本来の自分は、
それに近い存在だと思い込んでしまうのですね。
なんでも器用にこなしていく人間。
なんでもできてしまう人間。
注目を浴びるような人間。
誰にでも好かれる人間。
ヒーロー、ヒロイン的な存在
という状態が内面で強く存続していきます。
出来ないことや、
わからないことに出会ったとき、
それが困難であればあるほど、
その反動で、
内なるナルチスティックな自己愛はより一層強まる仕組みです。
これが大人になるまでずっと持ち越されてしまうのです。
他者や外部環境とのズレで、
かならず現実否認が起こってしまう要因で、
対人関係や進路や就活に大きく影響していきます。
例えば、
転職や部署替えが起こって、
カルチャーショックの五段階(4/10ブログ)さながらなことが起こると、
第三段階の部分で、
生活が困難になるほどの精神疾患が起こります。
このとき自分のイメージに執着すると、
余計なフラストレーションを引き起こすことになりますので、
手放してしまうほうが心の余裕につながります。
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本当の自己、
それとの出会いは、
好くあれ好くなかれ、関係なく毎度かけがえのないものです。
本来の個性ですから。
ところが自己愛の欠如が根っこにあると、
そうはなかなか思えません。
自己愛の欠如によってつねに自己肯定感が低く、
劣等感を抱かずにはいられません。
そのため本当の自己は、
どこかへと追いやられていきます。
カウンセリングのなかでよく明かされる内容に、
子どもの頃のいじめの体験です。
自己肯定感を今まで持っている人でも、
この体験は、自己喪失のつらい体験になります。
その背景に、
若者らしい偏った見方や、
べき論による断罪、
嫉妬の処理がわからずに相手を蔑むなどによるものが多く、
ご本人の良い面まで失われてしまっているケースが多々あります。
そうした苦く辛い体験によって、
気に入らない自分は無いことのようにし(否認)、
人が好むような面だけを必死に組み合わせて創ろうとしていきます。
この大きなフラストレーションを避けようと、
現れてくるのが嘘と演技です。
善人にみられようと印象操作をしていきます。
演技性パーソナリティは、
愛情不足から生まれてくるものと知っていますか?
劇的な感じに振る舞うことで、
他人の関心を自分に向かせる術を覚えてしまい、
習慣化した結果定着してしまうものです。
人当たりが良くも映りますし、
そのほうが自己確信が取れやすかったり、
人との交流がスムーズだったり、
恋愛関係をつくりやすいと感じてる感想を聞きます。
しかし、
親密な関係において、
その人格の本質が露見します。
本当の自分を出せなかったり、
より大きなトラブルを上乗せして招いていきます。
最初の印象とは全然違う人柄が出てきて、
二人の関係に水を差していくこともあります。
演技性パーソナリティ側はその問題に気づいておらず、
相手側が自分を受け入れないということで激高するので、
この人格は、
もともとヒステリー性パーソナリティともいわれていますから、
けっこう惨事になります。
自己同一性の障害を克服していくには、
嫌いな側面、隠していた面を、
自分のなかに取り込んでいこうとする努力をすることです。
いじめの体験の中にある誤ったものの見方をほどき、
意味づけし直するのはとても有効です。
また、
弱さや脆さがあったから、
強くあろうとする人格をあえてつくっていたと意味づけしてみませんか?
なら今度は、
その弱さを大事にしようでいいのです。
等身大の自己から改めて外を見ると、
嘘や演技から離れた自然体で暮らしていけます。
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ものの見方というところに絞ってお話しします。
そこからまた外を見ていき、
自分のフィルターで都合よく情報を処理し、
自分の感情や欲望が次々と現れていきます。
認識という内容に絞って分析してみると、
個人の差が生じるのは当たり前ですが、
その世界観が人生を左右することは間違いありません。
ここで伝えたいことは、
恋愛・結婚関係であれ、
学業や職業であれ、
わたしたちは自己と世界観というものをいつも持って人と関わっています。
その自己イメージが、
自我理想に基づいたファンタジックな自己では、
問題が起こる可能性が高いですよね。
とくに思春期の心理発達課題は、
ものすごく繊細な心理状態で、
自分が他人にどのように映っているのか自意識過剰な状態なわけです。
その意味も含めて、
等身大の自己を受け入れやすいようにしていかないと、
青年期以降での課題が乗り越えていけないのです。
ながく自我理想に執着した人が、
フラストレーションに晒されたとき、
苦痛の緩和のためにやってしまうのが妄想ストーリーのなかでの消化です。
これが習慣化されて、
現実と非現実の境界が引けなくなってしまうのを境界例といいます。
どんな職業について、
自分を活かそうかとするか選択する時期に、
等身大の自分以上の活躍を夢見たり、
逆に怖気づいたりし、
モラトリアム期間が長引いてしまうことがあります。
これは、
共依存の病理のかげで起こっている自己同一性の未発達問題と、
境界例の問題が見える形で現れています。
こういう事情になっているときは、
共依存を覚えるきっかけになった親を頼っても、
なかなか解決しないことが多いです。
専門家とワンツーマンで、
過去からの問題に焦点を当てながら、
個人の心理アセスメントをするほうがいいです。
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次行きます。
自己に関する現実を、
認識するのが難しくなる自己同一性の問題を抱えます。
本当は、
自分はどんな人物なのか・・・、
自分の能力は何か・・・、
得手不得手の両面の把握をしてきているか・・・、
自分の好き嫌いはどんなことか・・・、
自己を知る手掛かりがもてないまま、
青年期にまで突入していっているわけです。
これはどういうことかというと、
外部から与えられた価値や評価が、
自己を形づくる情報源のみになっていたり、
きっと自分はこんなだろうという仮想の状態が訂正されずに存続し、
それを信じ切ってしまいます。
外部の人が気に入らない面は、
当然のことながら自我として吸収できません。
外部評価が高かったモノだけを受け入れるほかありません。
また、
能力の高い自我理想を優先したくなります。
経験から得た等身大の自己よりも、
仮想であっても誇大化した自分のほうがとても居心地がいいわけです。
青年期にもなれば、
社会進出の時期ですから、
いろいろな場で自分の能力を試す機会に恵まれます。
ところがその現場で、
自我理想と現実の自分とに大きな差異が生じると、
自我理想のほうを中心に考えてしまい、
事実を否認してしまうことが起こります。
本当の自分は違う、
もっと○○になるはずだ、
もしくはこの環境が問題だ。
という具合に。
自分の認識と他人の認識が、
大きく食い違っていたりするのは珍しくありません。
認識や意見の違いを敵と思ってしまうようだと、
状況はさらに悪化していきますので注意が必要です。
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境界線を引かず、
他人の意見や感情に同化しやすい例を挙げます。
・他人の問題にお節介にも入り込んでしまう
他人が落ちこんでいたりすると、
自分のほうから手を出していく。
・他人が落ち込んでいるのを見ると、
自分のほうまで気が滅入ってしまう。
・自分が介入して、
相手の気分を変えようと必死になる。
・怒っていたりイラ立っている人を見ると、
相手のご機嫌を取って喜ばれようとする。
・言われなくても、
見当をつけて気を利かしていくように関わる。
察する、空気を読む、のが得意。
どれも親子関係で身につけてくる術です。
親が子に依存してくる環境に長く身を置いていると、
役割が定着しています。
逃れようにも逃れられず、
やらざるを得ない状況で、
身に見つけた人も多いのではないでしょうか?
この心理作用に気づかないと、
世話を焼かなければならない人を、
わざわざ自分のほうが探し当て接近し、
関係を結んでいくようにさえなります。
そこで自己の確信を得ようとしていきます。
家庭生活・社会生活の両面で、
世話を焼き続けるような事情に陥りたくないひとは、
癖を理解して手放してください。
それであなたの存在価値や、
評価が悪くなるわけではありません。
新しく拓かれることのない世界観は、
自らの決定で控えることではないでしょうか?
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