次行きます。
自己に関する現実を、
認識するのが難しくなる自己同一性の問題を抱えます。
本当は、
自分はどんな人物なのか・・・、
自分の能力は何か・・・、
得手不得手の両面の把握をしてきているか・・・、
自分の好き嫌いはどんなことか・・・、
自己を知る手掛かりがもてないまま、
青年期にまで突入していっているわけです。
これはどういうことかというと、
外部から与えられた価値や評価が、
自己を形づくる情報源のみになっていたり、
きっと自分はこんなだろうという仮想の状態が訂正されずに存続し、
それを信じ切ってしまいます。
外部の人が気に入らない面は、
当然のことながら自我として吸収できません。
外部評価が高かったモノだけを受け入れるほかありません。
また、
能力の高い自我理想を優先したくなります。
経験から得た等身大の自己よりも、
仮想であっても誇大化した自分のほうがとても居心地がいいわけです。
青年期にもなれば、
社会進出の時期ですから、
いろいろな場で自分の能力を試す機会に恵まれます。
ところがその現場で、
自我理想と現実の自分とに大きな差異が生じると、
自我理想のほうを中心に考えてしまい、
事実を否認してしまうことが起こります。
本当の自分は違う、
もっと○○になるはずだ、
もしくはこの環境が問題だ。
という具合に。
自分の認識と他人の認識が、
大きく食い違っていたりするのは珍しくありません。
認識や意見の違いを敵と思ってしまうようだと、
状況はさらに悪化していきますので注意が必要です。
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