2017年6月15日木曜日

愛着の問題は砂上の楼閣に結びつく

 
愛着の障害を持っていると、
 
社会に出て、思わぬ問題に巻き込まれていきます。
 
 
人前に出るとおどおどしてしまったり、
 
顔色を始終伺ってしまったり、
 
意見が言えなかったり、
 
隷従してしまったり、
 
過度に尽くしてしまったり、
 
イイ子になってしまったり、
 
気を使い過ぎていたり、
 
また、
 
反抗的になってしまったり、
 
衝動的な自分に驚いてしまったり、
 
色々な対人パターンが飛び出してきます。
 
アイデンティティが砂上の楼閣。
 
愛着の障害は、人生を左右します。
 
 
彼らの成育歴には、
 
母親の顔色を窺って、イイ子に振る舞ったり、
 
何も悪くないのに誤って事を治めていたり、
 
母親(近親者)のうつや気分変調をいち早くキャッチして、
 
親の親代わりを知らずのうちにやっていました。
 
または、反抗的になって親子コミュニケーションが、上手くいっていません。
 
愛情関係が持続しにくい環境だったのね。
 
 
 
愛着形成は、2歳児ぐらいまでに基礎が形成します。
 
スキンシップ、抱擁、授乳で、母が子に安心安全の感覚を、身に着けさせてあげるのね。
 
「愛」=「全身全霊で子を見守る存在」が着いている感覚
 
ゆえに「愛着」っていいます。
 
 
この感覚が上手く着いていないと、
 
早い子で2・3歳児ごろには、癇癪や抵抗、しがみつきや回避などが顕著にみられます。
 
安心安全感覚が備わらなかったのかと視れば、納得がいくものが多い。
 
子どもは不穏や不安から、もうおっとりなんてしてらんないってわけ。
 
 
安全安心感覚が着かなかった原因には、
 
①母親が産後うつから育児に没頭できずに、応答性が乏しくなっていた。
 
②泣き止むことない赤ちゃんに戸惑い、劣等感が押し寄せて来て、
 
赤ちゃんとのスキンシップが極端に少なくなっていた。
 
③「抱っこは抱き癖がつくからよくない」などの情報にふりまわされて、
 
育児が義務・支配・管理化していた。
 
④夫婦関係の問題が背景にあった
 
などが代表的です。
 
 
愛着の再形成に取り組む場合は、
 
まず、人生の色々な問題や苦悩が、
 
愛着の問題を持っていたからだったのかと、単純に意味づけして欲しいのです。
 
自覚です。
 
心の仕組みの基礎である愛着形成が不安定型であったから、
 
砂地にお城を作っているようなもんだったのかと思って欲しい。
 
 
そこからスタートすると、過去が参考書になる。
 
一つ一つ紐解ける。芋づる式だったりする。
 
(※良くクライアントさんが放心状態になっているぞよ)
 
自分の心の仕組みを理解して、まず自責の念を軽減する。
 
新しく積み上げていけば、
 
砂上の楼閣にならずにすむでしょ♡
 
もう一度自分自身を尊い存在であると思えるでしょ。
 
つまり自尊心の欠如を、克服しやすくするのね(*^^)v♡
 
 
親も人間です。
 
対処の仕方を、未熟さゆえに間違えていたのだと受け止めてほしい。
 
そのほうが「親は親、自分は自分」と分けて考えやすくなる。
 
ハッキリ言って、そのほうが愛着の再形成はスムーズです。
 
自分を赦し、親を赦しやすくする♡
 
せっせせっせ♪と、再形成に労力を費やしたほうが有効よ(*'ω'*)♡
 
再起バンザイ(=゚ω゚)ノ
 
 
 
 
 
湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki~Ayurvedaセラピストスクール生随時募集中~
通販サイト☆アーユルヴェーダnewsでアーユルヴェティックカウンセリングもチェック!