愛着の障害を持っていると、
社会に出て、思わぬ問題に巻き込まれていきます。
人前に出るとおどおどしてしまったり、
顔色を始終伺ってしまったり、
意見が言えなかったり、
隷従してしまったり、
過度に尽くしてしまったり、
イイ子になってしまったり、
気を使い過ぎていたり、
また、
反抗的になってしまったり、
衝動的な自分に驚いてしまったり、
色々な対人パターンが飛び出してきます。
アイデンティティが砂上の楼閣。
愛着の障害は、人生を左右します。
彼らの成育歴には、
母親の顔色を窺って、イイ子に振る舞ったり、
何も悪くないのに誤って事を治めていたり、
母親(近親者)のうつや気分変調をいち早くキャッチして、
親の親代わりを知らずのうちにやっていました。
または、反抗的になって親子コミュニケーションが、上手くいっていません。
愛情関係が持続しにくい環境だったのね。
愛着形成は、2歳児ぐらいまでに基礎が形成します。
スキンシップ、抱擁、授乳で、母が子に安心安全の感覚を、身に着けさせてあげるのね。
「愛」=「全身全霊で子を見守る存在」が着いている感覚
ゆえに「愛着」っていいます。
この感覚が上手く着いていないと、
早い子で2・3歳児ごろには、癇癪や抵抗、しがみつきや回避などが顕著にみられます。
安心安全感覚が備わらなかったのかと視れば、納得がいくものが多い。
子どもは不穏や不安から、もうおっとりなんてしてらんないってわけ。
安全安心感覚が着かなかった原因には、
①母親が産後うつから育児に没頭できずに、応答性が乏しくなっていた。
②泣き止むことない赤ちゃんに戸惑い、劣等感が押し寄せて来て、
赤ちゃんとのスキンシップが極端に少なくなっていた。
③「抱っこは抱き癖がつくからよくない」などの情報にふりまわされて、
育児が義務・支配・管理化していた。
④夫婦関係の問題が背景にあった
などが代表的です。
愛着の再形成に取り組む場合は、
まず、人生の色々な問題や苦悩が、
愛着の問題を持っていたからだったのかと、単純に意味づけして欲しいのです。
自覚です。
心の仕組みの基礎である愛着形成が不安定型であったから、
砂地にお城を作っているようなもんだったのかと思って欲しい。
そこからスタートすると、過去が参考書になる。
一つ一つ紐解ける。芋づる式だったりする。
(※良くクライアントさんが放心状態になっているぞよ)
自分の心の仕組みを理解して、まず自責の念を軽減する。
新しく積み上げていけば、
砂上の楼閣にならずにすむでしょ♡
もう一度自分自身を尊い存在であると思えるでしょ。
つまり自尊心の欠如を、克服しやすくするのね(*^^)v♡
親も人間です。
対処の仕方を、未熟さゆえに間違えていたのだと受け止めてほしい。
そのほうが「親は親、自分は自分」と分けて考えやすくなる。
ハッキリ言って、そのほうが愛着の再形成はスムーズです。
自分を赦し、親を赦しやすくする♡
せっせせっせ♪と、再形成に労力を費やしたほうが有効よ(*'ω'*)♡
再起バンザイ(=゚ω゚)ノ
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