2017年6月13日火曜日

若き両親を責めずに受け止める

まず、愛着の再形成に向けて、

サロンで進めていくとき、

同時進行で過去への振り返りをしていきます。


たいてい両親への不快感覚が湧き、感情ブロックがかかります。

トリートメントの一番の敵になるものです。


感情ブロックが外れるまで、

まず現状の事情になるったけ向き合います。

事情について共有していると、

だんだんと感情が現れて来る。


溜め込んだ感情をまず味わいます。

「感情的になる自分」をどこかで否定している人が多い。

それが苦しみを増やすのよって、私は言います。

正直な感情を、安全な場所で流すことを知らなかった人がとても多い

そんな家族関係だったことを、やっと口にする勇気が少しづつ出てくる。

やっとこさっとこ過去の記憶にたどり着いていくのね。


ストレスがかかり、不調が続いている人に共通することは、

心の奥深くに眠らせたはずの「若き両親への想い」がとても大きく存在する。

子どもの頃のパーソナリティに、フラッシュバックしています。


落ち着きたいのに、簡単には心が落ち着いてはくれない。

それが、過去からのフラッシュバックであることに、

一般の方は知る余地もない。


悩んで足掻いていいんです。それでもいいんです、人間なんだから。

そして親を慕う気持ちを、隠すことなくそのままを受け止めてあげましょう。

未熟な親の振る舞いを、赦し難く思いながら、

親を慕っている自分に気づいてあげることが大事なのよって、私は言います。

それがブロックだから。

安全な場所で正直な感情と一緒に、

子どものような純粋な気持ちで、心の対処法を学んだ方がすっきりします。


愛着の形成が不安定型になる原因を今日はサラッとご紹介しますよ。

①母親が産後うつ

②母親(近親者)が気分循環型(躁鬱病)や境界性パーソナリテイ傾向

③母親(近親者)が自己愛性パーソナリテイ傾向や強迫性パーソナリテイ傾向

④アルコール依存症や薬物依存症

⑤養育者によるネグレクトや虐待がある

が、あげられます。


両親とのコミュニケーションが、

うまくいかなかった過去を受け止めるには、

両親の心情をしっかり理解することも大切です。

自己卑下や自己価値の低さなどを排除していくために、

環境の問題もしっかり認知して欲しいと思います。

愛着の形成が不安定型になってしまった原因を知ることは、

自分を赦しやすくします。




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