2017年6月23日金曜日

愛着が不安定型の人ほど厳しくなる事実

うつ病になる人、躁鬱病になる人、

自律神経失調症になる人、

依存症になる人、強迫神経症になる人、

みーんなもともと愛着の不安定型が隠れていることが多いのよね。

不安がいつも付きまとっています。


不安定だから、異様に管理したがる。

その為にお約束事がやたらと多いのね。

強迫観念がある。遂には支配欲になる・・・・。


また、完全・完璧主義も持っています。

安心しようと思ってのことですが、これは監視人付きみたいなもの。

かえって精根尽き果てて混乱し、うつ状態になっています。

不安を沈下→完全・完璧でなければ→強迫観念→期待に応えられない→不安

やめてください。


蓋をあければ養育者からずっと刷り込まれている癖。(ありがち)

物事が期待通りにいかない苛立ちをぶつけられていたり、

厳しすぎるしつけがありました。

親が安心するために、執拗な管理下に置かれていました。

また反抗・衝動的な子どもには、過剰といえるしつけが背景にありました。

これは息苦しい。虐待となんらかわらない。

不安定になる要因ばかりが揃っているのね。


これは悪循環ですね。

長期化した厳しいしつけは、場合によっては本物の非行に走ってしまう。

何もかもが赦せない「反社会性」に繋がっていく。

もしくは権力主義に傾倒し、誰かを傷つけることでバランスをとることになる。

親は、自分のしている強迫性行動には無頓着で、

「貴方のことを思って」と、

子どもを追い込んでいることに気づいていなかったりします。


また、過剰な過保護も背景にある場合がありました。

子どもの欲求行動に対する応答ではなくて、

自分の欲求行動を押し付けていました。

過干渉も過保護も、内なる不安からの行動です。

親側の都合です。


愛着の再形成を考えた場合、

・すぐわかる

・すぐできる

・すぐ心が安定する

などとは、思わないことです。

これは、クライアント様達に再三伝えている言葉です。


過去の親子関係の中で、一時的な回避策として、

「すぐわかったようにすること」を、慢性的にやってきませんでしたか?

と、私がお聞きすると、

「やってました。すると親が安心するのでwwwww」

「そうするしかなかった・・・・」などと、返ってきます。

場当たり的な行動の繰り返しなのね。


愛着の再形成は、一時的な避難所として作るのではありません。

一生涯持ち続けるために形成するモノ(*^^)v

厳しさや早急な結果を自分に向けて、取り組まないでください。

不安 → 厳戒態勢・過度な期待 → 自己卑下 → 意気消沈・うつ・不安

このストレスパターンを使わない。

そのことを忘れないようにしてください。






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