2017年6月26日月曜日

行動は懐の中身を教えています



統制型を抱えて大人になっていると、

「管理する力が自分にはある」と、潜在意識で思っています。

コミュニケーションスキルが、

対人操作であることに気づいている場合もある。

すべては不安回避の手段。

管理しておくほうが、自分の身が安全であると思っている懐です。

そこから相手を支配・管理しておこうとする欲深さが生まれてしまう。

もし、心が声を出して話せるとしたら・・・・

不安から解放される為に必要な知恵だと、声高に言うかもしれない・・・・



今月頭に、依存者同士の関係を清算しようとした際に、

「復習」パターンになることをお伝えしたのを覚えていますか!?

統制型の愛着問題を抱えている人は、

回避型や両価・抵抗型の愛着不安定型よりも、

高攻撃パターンになりやすい。


・人生はコントロールできる

・人はコントロールが効くもの

・コントロールしなければ危険が及ぶ

子どもの頃からの統制型による成功例が、

懐の中身にたくさんあります。


痛々しいまでの努力をして支配し、味方にしたのに、

その味方が敵に回れば一層激しく傷つき恨みます。

派手な復習パターンに出てしまう。


高攻撃パターンを、よく掘り下げると、

トラウマエピソードが隠されています。

愛情飢餓、

否認・拒否・見捨てられ体験、

対人操作の技術、

合理化による曲解、

誇大化した自我像、

妄想と現実の無分別、

激しい抵抗、

敵なのかそれとも味方なのか

などが懐の奥深くにあるの。


また境界性パーソナリテイ傾向の母親に養育された場合は、

母親の感情の激変に翻弄され、

毎度子どもが問題であるかのように処理されていました。

徹底して制裁や体罰が加えられていることも。

辛い重荷をたくさん背負わされているんですね。


心を軽くするために、

話尽くすってのも一つの手立てなんですね。

感情をキャッチングして、手放すストーリーが重荷を減らしていくの。

愛着の不安定型の人は、自分の感情を処理し損ねていることが本当に多いので、

懐の中身が暗いネガティブな感情でパンパンになっています。

こうしてみると、

愛着の安定型の人は、感情を共感してもらって、

一緒に懐の中身を重たくならないように、

協力してもらえていたラッキーな人と言えるのね。



愛着の問題でチェックしてもらいたいことは、

大人になって自分自身が加害者(母親・養育者)と同じ振る舞いをしている場合。

反面教師にするのではなく、

被害者であった立場が、加害者になっていた場合。

物凄く自分自身を嫌悪することになるの。



でもね、

自責の念や罪悪感を越えて、

事実を真っ直ぐに受け入れられるようになったとき、

自己実現への道が開かれる。

だから、

「自分を真心でまるごと愛せるようになれるかどうか」の道が開けると思って欲しい。

それは、

「未熟なパーソナリティを成熟させるチャンスとして、とらえることが出来るかどうか」

だと思います。

人生は懐の中身で変わっていきます。

懐の中身を臆せず整理するほうがいい(*'ω'*)

自分の懐の中身を、

清濁併せ呑んで浄化することが、成熟するということだと思っています。




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